【進撃の巨人】ライナーの声優は細谷佳正!休業理由や代表作を調査
『進撃の巨人』のアニメ版でライナー役を演じた声優は、細谷佳正さんです。そんな細谷佳正さんは、一時期声優業を休業し、後に復帰した経緯のある声優として有名です。本記事では、ライナー役・細谷佳正さんの特徴や出演している代表作、有名なエピソードを紹介していきます。
目次
ライナーとは?
『進撃の巨人』に登場するライナーは、主人公であるエレンと同期で、104期訓練兵を次席で卒業した実力者です。大柄で男らしい見た目と面倒見の良い性格で、男女問わず多くの読者から人気を集めています。まずは、ライナーのプロフィールと、『進撃の巨人』という作品についておさらいしていきましょう。
ライナーのプロフィール
- 名前:ライナー・ブラウン
- 誕生日:8月1日
- 身長:185cm→188cm
- 体重:95kg→83kg
- 所属:調査兵団
- 年齢:17歳→21歳
- 出身地:ウォール・マリア南東の山奥の村
ライナーは、『進撃の巨人』に登場する104期卒業生で、ミカサに次ぐ身体能力を持つ大柄なキャラです。面倒見が良く、物事を冷静に判断することに長けている為、同期からは頼れる兄貴的存在とされています。その正体は、エレンが兵士に志願するきっかけを作った鎧の巨人を継承したマーレの戦士でした。そして、本来のライナーは、マーレの戦士としての使命と仲間を裏切りたくさんの犠牲者を出す自分の行いに苦悩するという難しいキャラです。
進撃の巨人の概要
ライナーが登場する『進撃の巨人』は、『別冊少年マガジン』で連載されていたダークファンタジー漫画です。2013年4月にテレビアニメが放送されると、その独特の世界感と迫力のある戦闘シーン、そして多くの人気声優による迫真の演技が話題となり、誰もが知る人気作品となりました。実写映画化やゲーム化といったメディア展開も活発で、世界中に大勢のファンがいることでも有名です。
進撃の巨人のあらすじ
主人公の少年・エレンは、高く頑丈に造られた城壁の中で、窮屈な思いをしながらも平和に生きてきました。しかし、そんな平和な日々は、ある日突然現れた城壁よりも大きな体を持つ超大型巨人の出現によって一瞬で崩壊します。突如として攻めて来た巨人の大群に、母親と住み慣れた街を壊されたエレンは、巨人に復讐を誓って訓練兵に志願しました。幼馴染みのミカサとアルミンと共に、エレンは人類の存亡をかけた巨人との戦いに身を投じていく物語です。
ライナーのアニメ声優は細谷佳正!休業理由は?
アニメ版『進撃の巨人』でライナー役を担当した声優は細谷佳正さんです。原作漫画でも人気の高いライナーですが、細谷佳正さんの声が渋くてかっこいいと話題になり、さらに人気が上昇しました。そんな人気声優の細谷佳正さんは、一時期声優業を休業していたことがあります。ここからは、細谷佳正さんのプロフィールと共に休業の理由や復帰までの流れについて解説します。また、細谷佳正さんにまつわる声優復帰以外の有名エピソードを併せて紹介していきます。
細谷佳正のプロフィール
- 名前:細谷 佳正(ほそや よしまさ)
- 生年月日:1982年2月10日
- 血液型:B型
- 所属事務所:フリー
細谷佳正さんは、広島県出身の男性声優で、アニメやゲームでは関西弁などの方言で喋るキャラを多く演じています。低く落ち着きのある声色と、細身なイケメンであることから、女性のファンが非常に多いです。アニメ声優としてのデビューは2005年ですが、当時は洋画や海外ドラマの吹き替えを主に担当していました。2012年に『テニスの王子様』で白石蔵ノ介役でブレイクしたのがきっかけで、それ以降多くの作品でメインキャラとして出演するようになります。
細谷佳正が休業していた理由と復帰
大人気声優の細谷佳正さんは、一時期声優業を休業したことがあります。それは、2017年4月から8月までの4か月間でした。喉の調子が良くないとのことで医師に診てもらったところ、治療が必要なことが判明し、しばらく休業することを決めたそうです。病名などは公表されず、どのような治療が行われたのかは明かされていませんが、4か月で声優業に復帰しました。復帰後は、以前と変わらない声色で活躍しています。
細谷佳正が休業中に代役はいた?
当時、人気キャラを多く担当していた細谷佳正さん。一時休業の発表には、多くのファンが大きなショックを受けました。計画的な休業だった為、多くの作品では既に収録が行われており、代役を立てられることはありませんでした。しかし、スマホ用のゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!』の氷鷹北斗役は前野智昭さん、『イケメン戦国◆時をかける恋』の真田幸村役は小野賢章さんにキャスト変更が行われました。この2キャラに関しては、細谷佳正さん復帰後も変更されていません。
細谷佳正の歌はうまい?
細谷佳正さんは、出演しているアニメやゲームで多くのキャラクターソングを歌っています。中でも、『テニスの王子様』の登場キャラクター・白石蔵ノ介名義で出したアルバムは、オリコンの10位にランクインする程の人気となりました。どうやら、養成所時代にバンドを組んでストリートミュージシャンとして活動した経験があるようで、歌唱力は抜群です。透き通るような歌声に加えて、ダンスなどのパフォーマンスも上手い為、ライブを開催すればアイドル並みの盛り上がりをみせています。
細谷佳正の指のエピソード
ファンの間で、綺麗な指先をしていると話題の細谷佳正さん。実は、右手の指が生まれつき6本ある多指症だったそうです。幼少期に手術をしたそうなので、現在では5本指で生活しています。右手が多指症だった為か、上手く使えず左利きになったとのエピソードもあります。
細谷佳正の天然エピソード
声だけでなく、細身のイケメン声優としても人気の細谷佳正さん。実はかなりの天然だそうで、ライブの最後に行われるサプライズを序盤で明かしてしまったり、文字の読み間違いも多いようです。声優になりたいと思ったきっかけも、人気声優である山寺宏一さんが演じるキャラがワープするシーンを見て、自分もワープしてみたいと思ったからと明かしていました。イケメンなのに天然というギャップがファンの間では、とても受けているようです。
ライナーの声優・細谷佳正の主な出演作品や担当キャラ
色気のある低音ボイスに定評のある細谷佳正さんは、洋画や海外ドラマの吹き替えで実績を積んだ声優です。その為、艶のある渋めな大人キャラや勢いのある青年キャラを多く演じています。ここからは、そんな細谷佳正さんが出演した代表作品と演じたキャラの特徴を5つ紹介します。
テニスの王子様(白石蔵ノ介)
『テニスの王子様』は、2001年10月から2005年3月まで放送され、後にOVAや続編も放送されているテニスを題材にしたアニメ作品です。細谷佳正さんは、主人公達のライバル校・四天宝寺中学校でテニス部部長を務める白石蔵ノ介というキャラを演じています。関西人である白石蔵ノ介の声を、低めの関西弁で熱演しています。細谷佳正さんは白石蔵ノ介役で人気に火が付き、アニメに多く出演するきっかけとなりました。
黒子のバスケ(日向順平)
『黒子のバスケ』は、2012年4月から2015年6月まで全3期に渡って放送されたバスケットボールを題材にしたアニメ作品です。細谷佳正さんが演じたのは、主人公が所属する誠凛高校の主将・日向順平というキャラです。普段は温厚な性格を装っていますが、本性は強烈な毒舌を敵味方関係なく浴びせるという二重人格キャラを演じています。毒舌を吐く時の声は、独特の低音ボイスでとても迫力があります。
文豪ストレイドッグス(国木田独歩)
『文豪ストレイドッグス』は、2016年4月から2019年6月の間に第3期までは放送された異能力バトルアニメ作品です。細谷佳正さんは、武装探偵社に務めるメインキャラの1人である国木田独歩の声を担当しています。真面目で堅物な理想主義者である国木田独歩の声を、冷静な口調で演じています。
彼方のアストラ(カナタ・ホシジマ)
『彼方のアストラ』は、2019年7月から9月まで放送されたSFアニメ作品です。細谷佳正さんは、主人公のカナタ・ホシジマ役で出演しています。正義感のあるリーダーという熱いキャラであるカナタ・ホシジマの声をパワフルに演じていました。
Free!(山崎宗介)
『Free!』は、2017年7月から2018年9月まで全3期に放送された競泳を題材にしたアニメ作品です。細谷佳正さんが演じたのは、鮫柄学園の水泳部に所属する山崎宗介というキャラです。自分にも他人にも厳しい男らしい性格をしている山崎宗介の声を、落ち着いたかっこいい声で演じていました。
ライナーの名言
物語の序盤では、104期生の頼れる兄貴キャラという立場で、頼もしい台詞が多い印象のライナー。しかし、本来のライナーは、マーレ国から与えられた使命に疑問を持ち続けて苦悩するという難しいキャラでした。その為、物語の中盤からは、そんなライナーの心境が読み取れるような名言が非常に多いのが特徴です。ここからは、『進撃の巨人』の作中で、何が正しいことなのかと苦悩するライナーの名言を3つ紹介します。
ライナーの名言①「時代や環境のせい…」
時代や環境のせいじゃなくて…俺が悪いんだよ お前の母親が巨人に食われたのは俺のせいだ!!もう…嫌なんだ自分が…俺を…殺してくれ…もう…消えたい…
出典: heibon-nikki.com
エレンの母親が死ぬきっかけを作った罪悪感を、一気に吐き出し謝罪するライナーの名言です。物語の中盤、4年ぶりにライナーとエレンは再会します。ライナーは、エレンに殺される覚悟をしていましたが、エレンはライナーの気持ちに寄り添うような優しい言葉をかけます。そんなエレンに、ライナーはこれまでの自分の苦悩を全て吐き出し、その苦悩に耐えられないと弱音を吐くのでした。
ライナーの名言②「戦士として…」
戦士として 最後まで責任を果たすことだ
出典: heibon-nikki.com
エレンの目の前で、鎧の巨人になる時にライナーが発した名言です。マーレの戦士として、壁の中を攻撃することが正しいと信じて戦ってきたライナー。しかし、壁の中でエレン達と出会って共に過ごしていくうちに、自分の使命に疑問を持つようになっていました。様々な葛藤がある中、それでもマーレの戦士として戦い抜かなくてはいけないと自分に言い聞かせる印象深いセリフです。
ライナーの名言③「こんな半端なクソ野郎…」
こんな半端なクソ野郎にならずにすんだのに…
出典: heibon-nikki.com
ライナーが、エレンに自分が鎧の巨人であることを明かした後に呟いた名言です。いきなりの告白に呆気にとられるエレンは、ライナーに向かって「何で俺にそれを言うんだ?」と尋ねました。するとライナーは、自分が何故今正体をエレンに明かしたのか、分からなくなって苦悩の表情を浮かべます。この時点では、ライナーのこの名言は意味不明に思えますが、ライザーの過去を知ってから見ると、彼の中にある葛藤が読み取れる伏線となっています。
ライナーの声優に対する世間での評判や人気
ライナーは、元々人気の高いキャラで、公式で4回行われた人気キャラ投票でも、全て10位以内に入る程の人気です。そんなライナーの声を担当したのが、艶のある低音ボイスに定評のある人気声優・細谷佳正さんでした。落ち着いた大人っぽい声でライナーを演じる細谷佳正さんに、賞賛の声が多く挙がっていました。
ライナーも細谷佳正さんも元々ファンから人気があった為、アニメを見てさらにライナーが好きになったというファンも多かったです。それだけ、細谷佳正さんの声は、ライナーにぴったりだったということでしょう。
また、ライナーは物語の序盤と中盤では雰囲気がガラリと変わるキャラとして有名です。頼もしい兄貴キャラから仲間と使命に挟まれて苦悩するキャラへと変わることから、非常に難しい演技が要求されます。しかし、そんな難しいキャラのライナーを、見事に演じ分ける細谷佳正さんは凄いとの意見が多く見られました。
ライナーの声優は細谷佳正だった
『進撃の巨人』に登場するライナーの声を担当した声優は、細谷佳正さんでした。物語の序盤では頼りになるリーダー的存在、中盤からは仲間に対する情と使命感に挟まれて苦悩するという、難しいキャラを見事に演じ分けていました。喉の不調で一時は休業しましたが、完全復帰を遂げ、現在も『僕のヒーローアカデミア』や『ハイキュー』といった人気アニメに多く出演してる細谷佳正さん。これからも様々な作品で、細谷佳正さんの活躍を応援しましょう。
この記事のライター
ルキナ
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