【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードは死亡した?他キャラとの関係を考察
進撃の巨人に出てくるポルコ・ガリアードはマルセルと密接な関係を持っていることで注目されていましたが、その最後は死亡していると考えられています。本記事では進撃の巨人に登場するポルコ・ガリアードの死亡説や他キャラとの関係についてまとめていきます。
目次
【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードとは?
進撃の巨人本編がマーレ編に突入するとそこで初めてポルコ・ガリアードが登場し、マルセルとの関係やライナーとの因縁などが描かれました。ここではポルコ・ガリアードの詳細な人物像をまとめていき、同時に『進撃の巨人』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
ポルコ・ガリアードのプロフィール
- 本名:ポルコ・ガリアード
- 誕生日:11月11日
- 身長:175cm
- 体重:75kg
- 所属:マーレ・戦士隊
ポルコ・ガリアードはマーレの戦士の一員であり顎の巨人を継承した男性です。マルセル・ガリアードの実弟であり金髪をオールバックにした見た目をしています。進撃の巨人作中では顎の巨人の持ち味を活かして数々の戦場で功績を残していますが、自分よりも能力が低いライナーが鎧の巨人継承者に選ばれたことに対して納得しておらず憎悪を抱いています。
進撃の巨人の概要
進撃の巨人は諌山創によって週刊少年マガジンに連載されている漫画作品です。2009年より巨人が人間を捕食する世界を舞台にしたダークファンタジー作品として連載が開始され、2巻を刊行した時には累計で100万部を発行するという大記録を打ち立て大きな話題になりました。作品は2021年4月に最終話をもって完結しており、2022年9月時点での世界累計発行部数は1億1000万部を突破しています。
進撃の巨人のあらすじ
シガンシナ区で生活するエレン・イェーガーは街を囲う壁の外側に強い憧れを抱いていました。しかし、彼が10歳になった845年に突如超大型巨人が出没すると3200キロメートルにも及ぶ壁が破壊され、巨人の群れが街に侵入し人々を襲い始めました。そこでエレンは目の前で母親が捕食される瞬間を目の当たりにしてしまうと、その日から巨人をすべて駆逐するという執念を抱き巨人を退治する組織・調査兵団に入団することを決意しました。
【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードは死亡?活躍を考察
ここからは進撃の巨人におけるポルコ・ガリアードの死亡や活躍についてまとめていきます。ポルコは顎の巨人継承者であることから、進撃の巨人作中でも顎の巨人に変身して活躍することが多いです。ですが、そんな彼の最後は死亡と言われており、それを決定づけるシーンが話題となりました。
ポルコ・ガリアードの活躍①「顎の巨人」を継承
ポルコは兄・マルセルと共に試験で優秀な成績を残し正式な戦士候補生に選ばれました。そこで6人の候補生に九つの巨人を継承することになりますが、ポルコはその選出に落選してしまい成績最下位だったライナーが鎧の巨人を継承することが決定します。後にパラディ島の作戦でマルセルがライナーを庇って死亡してしまうとポルコは憤りを感じ、マルセルを食ったユミルを捕食することで顎の巨人を継承しました。
ポルコ・ガリアードの活躍②スラバ要塞攻略戦
顎の巨人を受け継いだポルコは数々の戦場で功績を残していくと、その能力が上層部に評価されスラバ要塞攻略戦に参加することになりました。その作戦でポルコは単身で敵陣に乗り込んではガビ・ブラウンを身を挺して守ったり、装甲列車を粉砕したり、塹壕や線路を破壊したりと様々な場面で活躍してみせマーレ軍の勝利に大きく貢献しました。
ポルコ・ガリアードの活躍③レベリオ区襲撃
スラバ要塞攻略戦を終えるとマーレ国では始祖奪還のためにパラディ島を襲撃することが決定し、その宣戦布告のための式典がレベリオ区で開催されました。ポルコもマーレの戦士として式典に出席しましたが、そこでイェレナの策略によってピークと共に穴に落とされてしまいます。その時には既にエレン率いるパラディ島勢力の襲撃が開始されており、ポルコは顎の巨人に変身して対抗しましたがエレンとの戦いに苦戦し窮地に陥ったところをライナーによって救われます。
ポルコ・ガリアードの活躍④パラディ島奇襲
レベリオ区襲撃にジークが関わっていることが判明すると、ライナーの提案でマーレ軍だけでパラディ島を奇襲することが決まります。ポルコはピークと共に先にパラディ島内部に侵入すると、そこでエレン側につくという嘘の演技をして彼を指定の場所におびき寄せます。作戦通りそこに飛行船が到着してライナーが降りてくると、彼と協力してエレンを挟み撃ちすることに成功しましたが、エレンの一撃によって状況が逆転してしまい戦況が悪化してしまいました。
ポルコ・ガリアードの活躍⑤最後は死亡した?
敵の狙いがジークとエレンの接触だと考えたポルコは、それを阻止するためにエレンに食らいつきます。そのさなかに始祖の巨人と接触したポルコは、今まで見られなかったマルセルの記憶を目の当たりにし、ライナーが鎧の巨人継承者に選ばれた理由が兄の手回しによるものだったことを知りました。
その直後にジークが『叫び』を発動すると、マーレの戦士候補生だったファルコを含むパラディ島の兵士たちが巨人化してしまいます。ファルコを人間に戻すためにライナーが動き出しましたが、その前に巨人化を解除したポルコが現れ自らの身体をファルコに捕食させて人間に戻そうとしました。その最後にライナーに一言セリフを残してポルコは死亡するのでした。
【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードと他キャラの関係
ここからは進撃の巨人におけるポルコ・ガリアードと他キャラの関係についてまとめていきます。ポルコは主に同じマーレ戦士隊に所属するキャラクターと深い関わりを持っており、特定のキャラとの関係は進撃の巨人本編に大きく関わってくるほど重要なものとなっています。
ポルコ・ガリアードとマルセル・ガリアードの関係
マルセルとは同じ両親の下で生まれた兄弟であり、マーレの戦士候補生に志願した時も一緒に試験を受けていました。2人は優秀な成績を残して候補生に選ばれましたが、実際に巨人継承者に選ばれたのはマルセルだけでした。その後ライナーを庇ったことでマルセルが死亡してしまうとポルコは酷くライナーを憎むようになりますが、最後には鎧の巨人継承者の真相を知りマルセルが弟を守ろうとしていたことに気付くのでした。
ポルコ・ガリアードとライナー・ブラウンの関係
ライナーとは同じマーレの戦士の仲間ですが、ポルコとしては鎧の巨人継承権を奪われた相手であり、なおかつマルセルを失うきっかけになった人物でもあることからあまり快く思っていません。そのため成績を理由にライナーを小馬鹿にして喧嘩することもありましたが、任務になると私情を捨ててライナーを援護することもあり最後はポルコが身を挺してライナーを庇っています。
ポルコ・ガリアードとファルコ・グライスの関係
ファルコとはマーレの戦士候補生として関わった旧友でありポルコにとって後輩にあたります。候補生だった頃のポルコは面倒見が良かったことから仲間や後輩から厚い信頼を置かれていました。パラディ島奇襲作戦の時にはファルコが脊髄液入りワインを飲んでいたことからジークの『叫び』に反応して巨人化してしまいましたが、それをポルコは自分自身を犠牲にして人間に戻そうとしました。
ポルコ・ガリアードとピーク・フィンガーの関係
ピークとは同じマーレ戦士隊に所属する仲間で、進撃の巨人作中では2人で一緒に描かれることが多いです。ピークはポルコのことを「ポッコ」という愛称で呼んでおり、ポルコはそれを嫌がっていますが半ば諦めています。任務の時に共に行動することが多くパラディ島に潜入した際も2人で行動していました。
ポルコ・ガリアードとユミルの関係
ユミルとは顎の巨人を巡って関わりを持っており、最終的にポルコがユミルを捕食することで顎の巨人を継承しました。ユミルはマルセルを襲った張本人で一時的にでも人間に戻れたことに感謝の念を抱いていました。その恩を返すためにマーレに渡り、ポルコの話を聞いて巨人継承権を譲渡することを自ら打診しました。
【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードの声優
ここからはアニメ版進撃の巨人にてポルコ・ガリアードの声を担当した声優についてまとめていきます。アニメ作品としても世界的人気を誇っている進撃の巨人は、原作で描かれたマーレ編もアニメ化されポルコの活躍が声優の演技付きで公開されました。
ポルコ・ガリアードの声優は「増田俊樹」
アニメ版進撃の巨人にてポルコを演じた声優は増田俊樹(ますだとしき)さんです。声優よりも先にミュージカル俳優として活動していた演者であり、当時は『テニスの王子様』の幸村精市役として知られていました。その1年後に声優デビューを果たすと爽やかでハリのあるボイスを活かして様々な作品に出演していきました。
増田俊樹のプロフィール
- 性別:男性
- 生年月日:1990年3月8日
- 出生地:広島県呉市
- 血液型:B型
- 身長:176cm
- 事務所:トイズファクトリー
- デビュー時期:2010年
増田俊樹の主な出演作品
- 羽佐間正義(サムライフラメンコ)
- 吉良ヒロト(イナズマイレブンアレスの天秤/オリオンの刻印)
- 縁下力(ハイキュー!!)
- 来栖(甲鉄城のカバネリ)
- 宮本一(1日外出録ハンチョウ)
【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードに対する世間での評判や人気
これまで進撃の巨人におけるポルコ・ガリアードの活躍や最後、他キャラとの関係性などについてまとめてきましたが、このキャラクターに対して進撃の巨人ファンはどのような印象を抱いているのでしょうか?ここではポルコ・ガリアードに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
進撃の巨人ファンの間でポルコの人気は高く、イケメンな見た目やツンデレな言動などが評価されていました。顎の巨人の姿や活躍がカッコイイという意見も見受けられ、アニメファンからは声優の演技も良かったと絶賛されています。
ポルコはマーレの戦士と深い関わりを持っていましたが、その中でもピークとの関係性に魅力を感じる人が多かったです。ポルコは周りから「ガリアード」とファミリーネームで呼ばれていますがピークだけは「ポッコ」と愛称で呼んでおり、2人の距離感や絡みが尊いと評判になっていました。
ポルコの最後の死亡シーンは進撃の巨人の中でも屈指の名シーンだと言われていました。後輩を助けるため、そしてマルセルの思いを受け取り憎んでいたライナーを許すという劇的な瞬間に、進撃の巨人読者の多くが感動と興奮を感じているようでした。
【進撃の巨人】ポルコ・ガリアードは最終的に死亡した
進撃の巨人に登場するポルコ・ガリアードは顎の巨人として様々な戦場で活躍する実力者でしたが、最後は後輩のファルコと兄の仇であるライナーを守るために死亡した悲しいキャラクターでした。彼の活躍について本記事でまとめましたが、より具体的に見てみたいという人はぜひ進撃の巨人本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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