【進撃の巨人】新旧リヴァイ班のメンバーを一覧で紹介!強さや特徴も調査
『進撃の巨人』には「リヴァイ班」という精鋭部隊が存在し、そのメンバーは物語中盤で大きく入れ替わることになります。本記事ではそんなリヴァイ班のメンバーを1人ずつ紹介し、また入れ替わることになった大きな理由についても解説していきます。
目次
リヴァイとは?
リヴァイのプロフィール
- 身長:160㎝
- 体重:65kg
- 誕生日:12月25日
- 所属:調査兵団「兵士長」
『リヴァイ』とは、進撃の巨人に登場し「人類最強の兵士」として称えられている人物で、その強さは1人で4,000人程の部隊同等と例えられるほどです。無愛想で冷酷、鋭い目つきや口の悪さなどが特徴としてあげられます。そんなリヴァイを筆頭にした精鋭部隊が「リヴァイ班」であり、調査兵団の中でも一目を置かれる集団として扱われいました。リヴァイは意外にも潔癖症という一面を持ち合わせており、掃除には徹底的に厳しく、これもリヴァイ班の訓練のひとつになっていました。
進撃の巨人の概要
『進撃の巨人』とは2009年9月より「別冊少年マガジン」にて連載が開始された、大人気ダークファンタジー漫画です。作者は漫画家の諫山創(いさやまはじめ)であり、これが自身初の連載作品という驚くべき経歴の持ち主でした。舞台設定には至る所に謎が隠されており、ストーリー進行と共に少しずつ明かされていくミステリー要素も、この漫画の魅力のひとつとなっています。2023年にはTVアニメ「進撃の巨人The Final Season完結編」が放送予定との発表があり、今再び注目を集めています。
進撃の巨人のあらすじ
『進撃の巨人』とは巨人の住まう孤島「パラディ島」が舞台です。人々は巨人からの脅威に怯え、自分達の生活を守るために三重の城壁を建造し、その中でひっそりと暮らす様になりました。主人公エレン・イェーガーは、この世界に生まれたひとりの少年です。エレンは幼少期から、自分達が鳥籠の中で生きていることに憤りを感じており、外の世界に強い興味を抱いています。唯一、壁外に出ることが出来る調査兵団になることを目標に、エレンは平和な日々を過ごしていました。
リヴァイ班の旧メンバーの強さや特徴一覧
リヴァイ班の旧メンバー①エレン・イェーガー
『リヴァイ班』旧メンバー1人目は、エレン・イェーガーです。本作の主人公であるエレンは巨人化の能力を開花し、このエレンをうまく利用した作戦を決行し100年の歴史上、初めて人類が勝利を収めます。その結果、エレンを「人類の希望」として崇拝する信者も現れれば、巨人になれる能力など極めて危険すぎるという理由から、「殺すべきだ」という派閥も現れました。この論争の結果、もし巨人化しても心配がない、リヴァイ班の傘下において監視するという結論に至りました。
リヴァイ班の旧メンバー②エルド・ジン
『リヴァイ班』旧メンバー2人目は、エルド・ジンです。顎髭を蓄え金色の長髪を頭の後ろで結んでいるダンディーな見た目が特徴で、冷静で落ち着きのある大人の雰囲気をまとった人物です。リヴァイ不在の際には統率を任される、いわばリヴァイ班の副リーダー的な役割を果たしていました。そんなジンですが、女型の巨人戦にて死亡してしまいます。
リヴァイ班の旧メンバー③グンタ・シュルツ
『リヴァイ班』旧メンバー3人目は、グンタ・シュルツです。栗のように尖った坊主頭が特徴的で、リヴァイ班一の長身でもあります。真面目で忠実であることから、無駄口を叩くエレンたちに注意する場面も見られ、リヴァイ班をまとめる役割を果たしていました。リヴァイのことを熱く信頼しており、女型の巨人戦にて撤退の合図を確認したグンタはリヴァイとの合流を試みるも、不意打ちをくらい死亡してしまいます。
リヴァイ班の旧メンバー④オルオ・ボザド
『リヴァイ班』旧メンバー4人目は、オルオ・ポザドです。少し老けたような見た目をしていますが10代で、リヴァイの装いや髪型、話し方までも意識しており心酔している様子が窺えます。馬上で喋ると必ず舌を噛むというお家芸も持っており、少し軽視されがちな人物でした。しかし実はリヴァイ班の中で一番の巨人討伐数を誇っており、しっかりとその役割を果たしています。女型の巨人戦にて、最後まで奮闘するも、巨人の規格外の能力に身動きが取れず死亡してしまいました。
リヴァイ班の旧メンバー⑤ペトラ・ラル
『リヴァイ班』旧メンバー5人目は、ペトラ・ラルです。リヴァイ班唯一の女性兵士であり、堅苦しい男だらけのリヴァイ班を上手く和ます緩衝材の役割を果たしていました。長い付き合いがあることを理由に、オルオにだけは厳しい態度を見せることもあります。見た目とは裏腹に、その実力は男性陣に引け劣らず、多くの巨人を自身の力で討伐していました。しかしペトラも女型の巨人戦にて死亡してしまいます。
リヴァイ班の新メンバーの強さや特徴一覧
リヴァイ班の新メンバー①ミカサ・アッカーマン
『リヴァイ班』新メンバー1人目は、ミカサ・アッカーマンです。進撃の巨人のメインヒロインでありエレンの幼馴染でもあります。人並外れた身体能力を持っており、歴代でも類を見ない逸材であると評価を受け、104期訓練兵から首席で卒業しました。表情が少なく思考の読みにくい人物ですが、エレンに対する態度だけは違っており、時に監視の役割を担っている一面も見られます。
のちに、ミカサの身体能力が高い理由は「アッカーマン一族」に隠された能力であることが判明します。さらにリヴァイもアッカーマン一族の血筋を受け継ぐ者であり、2人の超人的な強さには共通点があったのでした。
リヴァイ班の新メンバー②アルミン・アルレルト
『リヴァイ班』新メンバー2人目は、アルミン・アルレルトです。アルミンもエレン、ミカサの幼馴染として幼少期を共に過ごしますが、決して高い身体能力は無く、エレンやミカサに助けられることへ引け目を感じていました。しかし少しずつ成長するにつれ、アルミンは優れた洞察力や発想力を発揮し、周囲の信頼を獲得していきます。
リヴァイ班では、リヴァイ不在時にリーダーを務めるほどまでに成長し、ブレインとしての役割を果たすようになりました。一度アルミンは死亡瀬戸際まで追い込まれるのですが、超大型巨人を継承することでその命を生き永らえます。
リヴァイ班の新メンバー③ジャン・キルシュタイン
『リヴァイ班』新メンバー3人目は、ジャン・キルシュタインです。ジャンは裏表の無い性格であり、現実主義で保守的な考えの元に行動しています。それが理由でエレンとは度々揉め事を起こしました。読者や視聴者に最も近い言動から、代弁者としての役割も持っています。現状理解能力や周囲の空気を読みことに長けており、理由のわからない行動は苦手ですが、納得さえできれば率先して行動できる正義感を発揮し、数々の大きな戦いにおいてその活躍ぶりを見ることができます。
リヴァイ班の新メンバー④ヒストリア・レイス
『リヴァイ』班新メンバー4人目は、ヒストリア・レイスです。偽名であるクリスタ•レンズとして登場する理由は、王家と血が繋がっていることを隠すためでした。その当時は偽りの王家が国を統治しており、王家の血を引くものが生きているとわかれば殺されるリスクがあったからです。戦闘シーンでの大きな活躍はないが、同期のユミルと仲が良く、自分に正直なユミルの生き方に感化され、ヒストリアも自分自身の人生を歩み出しました。その後女王に即位し、孤児院の院長としても活躍します。
リヴァイ班の新メンバー⑤コニー・スプリンガー
『リヴァイ班』新メンバー5人目は、コニー・スプリンガーです。コニーはムードメーカーとしての役割を果たしており、仲間思いで優さのある人物です。頭はよくありませんが、小柄な体格は機動力のある戦闘を得意としています。またコニーの出身村は、村民全員が姿を消すという稀有な事件に巻き込まれ、コニーは家族を失ってしまうのです。この事件を理由に、コニーの心は少し陰りを見せるようになります。
リヴァイ班の新メンバー⑥サシャ・ブラウス
『リヴァイ班』新メンバー5人目は、サシャ・ブラウスです。サシャは狩猟民族出身という決して裕福ではない環境で育ったことが理由で、人並み外れた食い意地を持っています。バカ同士であるコニーと相性が良く、2人の会話は漫才の様に見られていました。弓矢や銃の扱いに長けており、戦闘では狙撃班としての役割を果たし、また人知を超えた鋭い聴覚を持っていることから、遠方の状況を細かに読み取ることができます。そんなサシャですが、マーレ編にて死亡してしまいます。
リヴァイ班の旧メンバーの声優
声優①エレン・イェーガー役/梶裕貴
『進撃の巨人』アニメ版にて、エレン・イェーガー役を務めるのは梶裕貴(かじゆうき)です。2004年から声優として活動を始め、ナレーターや歌手などマルチに活躍しています。エレンの声に関しては非常に親和性が高いと好評で、自身の代表作としてあげられる程でした。名探偵コナン「赤井秀一」や僕のヒーローアカデミア「轟焦凍」など、数々の名キャラクターを演じています。
声優②エルド・ジン役/千葉進歩
『進撃の巨人』アニメ版にて、エルド・ジン役を務めるのは千葉進歩(ちばすすむ)です。学生時代は野球一筋で、声優とは無縁の人生を歩んでいました。大学時代興味本位でプロダクションに所属することから運命は始まり、大沢事務所に移籍した頃にはナレーション業を中心に活躍することになります。その後声優としても活動するのですが、印象に残っている役柄はヒカルの碁「藤原佐為」で、何故か未だにその声を聞いても、自分ではないような不思議な感覚を覚えると、公言されていました。
声優③グンタ・シュルツ役/三戸耕三
『進撃の巨人』アニメ版にて、グンタ・シュルツ役を務めるのは三戸耕三(みとこうぞう)です。ぷろだくしょんバオバブに所属する山口県出身の声優です。映画鑑賞や落語鑑賞が趣味で、歌やカラオケが得意という声優ならではの特技を持っていました。主人公キャラクターの様な目立った役よりは、サブで光るという役割を担っており「名探偵コナン」や「ドラえもん」などの名作においてサブキャラクターを多数演じています。
声優④オルオ・ボザド役/川田紳司
『進撃の巨人』アニメ版にて、オルオ・ボザド役を務めるのは川田紳司(かわだしんじ)です。高校卒業後はごく一般的なサラリーマンとして勤務するのですが、後に劇団森羅万笑に所属することになります。そこで声優の先輩から勧められたオーディションに合格し、声優デビューを果たしました。「のだめカンタービレ」峰龍太郎「BORUTO」油女シノ「BANANA FISH」伊部俊一などが代表作にあげられます。
声優⑤ペトラ・ラル役/相川奈都姫
『進撃の巨人』アニメ版にて、ペトラ・ラル役を務めるのは相川奈都姫(あいかわなつき)です。賢プロダクションに所属する京都府出身の女性声優です。料理上手としても有名で、サイクリングや散歩といったアクティブな趣味も持っています。比較的サブキャラクターの役割が多いものの、その作品は「黒子のバスケ」「俺物語!!」「響け!ユーフォニアム」「妖怪ウォッチ」「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」など数々の名作タイトルに出演していました。
旧リヴァイ班は死亡した?理由を紹介
ネタバレ①リヴァイ班はエレンを守る役割を与えられていた
旧リヴァイ班の任務はエレンの「監視」と「護衛」です。エレンの巨人化について不確定要素が多すぎるあまり、すぐの判断は難しい状況にありました。話し合いの結果エレンを生かしておくことに反対する人々を納得させるため、リヴァイ班にこの任務が託されました。反対派もこの措置に一応は納得するほど、リヴァイ班の強さは世間に認められていたことが窺えます。つまりリヴァイ班は突然巨人化したエレンに何かあれば「すぐに殺す」という役割も与えられているのでした。
ネタバレ②リヴァイ班と女型の巨人の戦闘
女型の巨人は作中にて初めて登場する「奇行種」でした。壁外調査中、明らかにこれまでとは違う容姿の巨人に遭遇し、スピードは桁違いに速く、効率的な戦闘の立ち回りをしいるのです。つまり「知性のある巨人」だと判断されます。この女型の巨人はエレンを探している様子で、遂にリヴァイ班と接触することになります。女型の巨人は身体の一部を硬化し、異常な早さの回復力を発揮して、弱点とされるうなじを手で隠すなど、その規格外の生態は非常に苦戦を強いられることになりました。
ネタバレ③リヴァイとエレン以外は全員死亡?
リヴァイ班はエレンとリヴァイ以外ここで全員死亡します。やはり全く対応が出来ませんでした。さらにアニメ版ではオリジナル演出が登場し、遺体を馬車に積み城内へ搬送中、巨人に気づかれ追いかけられてしまいます。追いつかれることを恐れたリヴァイは、馬車の重量を軽くするために、遺体を捨てながら逃げるという命令を下しました。そして旧リヴァイ班の遺体は、その場で蹴り落とされていき、それに伴って馬車のスピードは上がり、なんとか無事城内まで逃げ切ることに成功します。
リヴァイ班に対する世間での評判や人気
『リヴァイ班』旧メンバーの能力や死亡する結末などを中心に、新メンバーのプロフィールについても詳しく見てきました。ここではそんなリヴァイ班について、世間での評価を紹介していきます。所謂オールスターメンバーであるリヴァイ班は、多数の好評な声が予想されます。
旧リヴァイ班のメンバーについては、評価の高い意見が多く見られました。あの時代にあれだけの戦いが出来た理由は、個々の戦闘能力の高さと、それぞれが役割を認識し連携の取れた動きがあったからです。時代が進むにつれて、巨人の生態は少しずつ明らかになり、それに伴った有効的な武器も開発されるので、この頃までもし生きていたとしたら最強だったのでは、という意見でした。
旧リヴァイ班のメンバーは人気があるにも関わらず、序盤で突然の死亡という結末を迎える展開は、非常にショッキングであると話題になっていました。特に紅一点でもあった「ペトラ」の人気が高く、リヴァイとの関係を噂する声もあっただけに、その早すぎる死を惜しむ声が相次いで見られました。
旧リヴァイ班の、忠誠心を元に団結して戦うカッコいいイメージから、104期生を中心に構成された新リヴァイ班は、全く違った雰囲気を醸し出しており、それもまた良いという声が多く見られました。その後新リヴァイ班は長きに渡り活躍していくので、このメンバーを見立てたリヴァイの目に間違いはなかったということでしょう。
リヴァイ班のメンバーは強者揃いだった
『進撃の巨人』に登場する旧リヴァイ班は相当な手練の集まりでした。しかし登場シーンは短く、女型の巨人に壊滅させられてしまう衝撃の結末を辿えますが、彼らの存在がなければ新リヴァイ班が、活躍する未来は訪れなかったと言っても過言ではありません。進撃の巨人において、明るい未来を迎えるために無駄な犠牲など存在しないのです。リヴァイ班は新旧ともに最強集団でした。是非まだの方は、この機会に進撃の巨人本編をチェックしてみてください。
この記事のライター
うら
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