【アオアシ】阿久津渚の性格は?かっこいいエピソードも合わせて紹介
アオアシに登場する阿久津渚は、複雑な家庭環境で育ったため傲慢な性格が目立つキャラクターです。阿久津の詳しい人物像や過去、変化のきっかけになったエピソードやかっこいいエピソードを紹介しています。さらに、アオアシファンによる人気や評判をまとめます。
目次
【アオアシ】阿久津とは?
阿久津渚のプロフィール
- 名前:阿久津 渚(あくつ なぎさ)
- 誕生日:6月13日
- 出身地:京都府
- 身長:183cm
- 体重:74kg
- 血液型:AB型
鋭い目つきと坊主頭が特徴的な阿久津渚は『アオアシ』の主人公・アシトと同じ「東京シティ・エスペリオンユース」に所属する人物です。普段から攻撃的な言動が多く、馴れ合いを好まない一匹狼タイプです。1年の頃から1軍にいるトップクラスの実力者で、フィジカルも強い阿久津は複雑な家庭環境で育った過去を持つ人物です。
阿久津のモデル
アオアシに登場する阿久津渚のモデルについて解説していきます。阿久津渚というキャラクターには、実在するサッカー選手がモデルとなっています。作者の小林先生曰く、阿久津はサッカー選手の本田圭佑をモデルにしているようです。参考にしたのは「フィールド上に最後まで残る確実な強さ」の部分であり、傲岸不遜な性格やラフプレーなどではないと付け加えています。
アオアシの概要
小林有吾先生が描く『アオアシ』は、サッカーや青春をテーマにしており、ビッグコミックスピリッツにて2015年から連載がスタートした青年漫画です。スピリッツの副編集長が「Jユースを取り扱った作品がない」ことに注目し、ストーリー性の高い小林先生に依頼したことで描かれたという、珍しいエピソードが隠された作品です。2017年にはマンガ大賞で第4位を獲得し、2019年には舞台化、2022年にテレビアニメ化をしています。
アオアシのあらすじ
愛媛の公立中学の弱小サッカー部に所属していた主人公・青井葦人(あおいあしと)は、技術は未熟ながらも他の人にはないサッカーのセンスや人一倍の熱意を持っていました。その才能をユースチームの監督に見初められ、セレクションを受けることになり、最終試験では圧倒的なピンチの状態から一点を取り返すことに成功します。その結果、ユースに入団し寮生活を始めますがアシトを待ち受けていたのは、多くの困難でした。
【アオアシ】阿久津の性格や変化
阿久津の傲慢な性格
アオアシに登場する阿久津の傲慢な性格について解説していきます。自分が最強だと思っている阿久津は、サッカーに対して甘い考えの相手には容赦がなく、辛辣な言葉を投げかける非常に傲慢な性格をしています。時にはラフプレーを仕掛けたり気に入らない相手に暴言を吐くのも日常茶飯事ですが、自分自身に対しても厳しい一面を持っています。
阿久津のサッカーの実力
アオアシに登場する阿久津のサッカーの実力について解説していきます。同学年では唯一、1年生で一軍のレギュラーを務めるほどの実力を持っています。ずば抜けたサッカーセンスに加え、恵まれた肉体とフィジカルの強さは富樫をも上回るほどです。センターバックとしての守備力の高さだけでなく、戦術能力にも長けており、状況に応じて点数を取りに行ける攻撃力もあります。
阿久津のサッカーへの信念
アオアシに登場する阿久津のサッカーへの信念について解説していきます。阿久津渚は、ネグレクトだった母親との生活で食事も学業も適切な環境を与えられておらず、辛いエピソードが明かされています。福田が会いに行った際には、阿久津は既に憎悪に満ちた眼差しをしていました。その環境から抜け出すためにも、ユースの合格は絶対でサッカーに懸ける思いは人一倍でした。
阿久津とアシトの関係
アオアシに登場する阿久津とアシトの関係について解説していきます。阿久津渚は、アシトがユースのセレクションを受けに来た際から当たりが強く、攻撃的な言動が目立っていました。アシトに対し圧倒的な実力を見せつけた後は、ラフプレーや暴言が止まらず完全に嫌な奴という印象でした。阿久津がアシトに辛く当たっていたのは、母親と過去のエピソードを見ても分かるように、アシトのように恵まれた環境に置かれていることが気に入らなかったというのもあったのでしょう。
阿久津と母親の過去
アオアシに登場する阿久津と母親の過去について解説していきます。阿久津渚は、父親は行方不明、ネグレクトの母親の元でゴミ屋敷のような自宅で放置されていたというエピソードがあります。母親は、阿久津がユースに入団した際には厄介者がいなくなるような反応をしており、過去を捨ててサッカーに打ち込みます。そんな時、母親から入院すると手紙がきて、阿久津が会いに行くと末期のすい臓がんでした。最期を迎える前の母親に疑問や自分の素直な気持ちをぶつけた阿久津は、一晩中母親に付き添っていました。
阿久津の変化のきっかけ
アオアシに登場する阿久津は、本田圭佑さんをモデルにしたキャラクターですが、最初の頃は傲慢な性格でアシトに対して暴言を吐きまくり、ラフプレーも行うなど、特に当たりがキツく嫌な奴という印象の人物でした。しかしアシトがDFに転向し連携するようになってから、阿久津にも徐々に変化が見られ、ただの嫌な奴だったのがかっこいい奴に変化していきました。ここでは阿久津の変化のきっかけになったエピソードについてまとめていきます。
変化のきっかけ①U-18日本代表
阿久津の変化のきっかけ①U-18日本代表について解説していきます。サッカーに懸ける思いは人一倍の阿久津ですが、なかなかU-18の代表として出場できずどうすれば起用してもらえるのか、と「らしくない」考えまで浮かびます。しかし義経の一喝で「らしさ」を取り戻し、監督に直談判します。そして最終決戦にて先発出場を果たし3-0でチームを勝利に導き、欧米に負けない当たりの強さでかっこいい阿久津を発揮します。その結果ネットで阿久津に対してなど称賛の声が上がり、この試合後阿久津は確実に変化していきました。
変化のきっかけ②キャプテン就任
アオアシに登場する阿久津の変化のきっかけ②キャプテン就任について解説していきます。阿久津は元々一匹狼で、チームメイトとも馴れ合うタイプではありませんでしたが、キャプテン就任をきっかけに大きく変化しました。キャプテンになったことで、1年生へ助言したりチームメイトに声を掛けたりするなど、今までの阿久津からすると考えられないものでした。キャプテンに就任したことで、責任感や足りないと指摘されていた献身性がついてきたのでしょう。
【アオアシ】阿久津のかっこいいエピソードやセリフ
阿久津の名セリフ①「お前、才能ないぜ…」
お前、才能ないぜ。気の毒にな。お前じゃないぜ。お前の周りがだよ。
出典: aoashifan.com
阿久津のかっこいい名セリフ①「お前、才能ないぜ…」は、アオアシの2巻で描かれた入団試験で阿久津がアシトに向けて言った一言です。アシトは、入団試験でチームメイトに対し、皆でユース生を倒そうと鼓舞して試合に臨みますが、その態度が阿久津の癇に障ったのか、このセリフを言われています。しかし実際、的を得ている部分もあり、アシトの成長に阿久津は欠かせなかったと考察されます。
阿久津の名セリフ②「ユースに来たらなんとかなると…」
お前、...ユースに来たらなんとかなると思ってただろ?
出典: aoashifan.com
阿久津のかっこいい名セリフ②「ユースに来たらなんとかなると…」は、アオアシ4巻で新入団生紅白戦の後、落ち込むアシトに対して阿久津が言った一言です。後半はボールすら触れなくなって凹むアシトを、打ちのめすために阿久津が言ったセリフです。アシトはこの言葉を言われたことで、自分に何ができるかコーチに直接聞きにいっており、打ちのめされるどころか奮起するきっかけになっています。
阿久津の名セリフ③「負けて得られるものが…」
負けて得られるものがあるなんて奴がいるが、そんなものはねえ。
全部言い訳だ。
勝つことで俺は、前に進む。テメエらもそうしろ。
阿久津のかっこいい名セリフ③「負けて得られるものが…」のセリフは、アオアシの23巻で描かれた青森星蘭とのキックオフ直前で、阿久津がチームメイトに向けて言った一言です。阿久津のサッカーに懸ける思いが込められており、チームメイトにも気合が入るかっこいい名言です。
阿久津の名セリフ④「このチームの失点は…」
このチームの失点は、俺の失点だ。
阿久津のかっこいい名セリフ④「このチームの失点は…」は、アオアシの19巻で船橋学院に敗北後、高杉榮太との会話の最中に阿久津が言った一言です。対船橋学院戦で予想を上回る敵の守備力に焦ったアシトが、ペナルティエリア内でハンドしてPKを決められてしまいます。大嫌いだったはずのアシトのせいにせず、阿久津は自分のせいだと思い責任感を見せた、かっこいい名言です。
【アオアシ】阿久津の声優
阿久津の声優は「武内駿輔」
アオアシに登場する阿久津渚の声を担当しているのは、高校生ですでにダンディすぎる声をしていたと言われる声優の武内駿輔さんです。2022年にかとうみさとさんと結婚した武内さんのプロフィールや出演作品などについてまとめていきます。
武内駿輔のプロフィール
- 名前:武内駿輔(たけうち しゅんすけ)
- 性別:男性
- 生年月日:1997年9月12日
- 出身地:東京都
- 身長:172cm
- 事務所:81プロデュース
武内駿輔さんは、小学生の頃にジョーカーを演じるヒース・レジャーを見て俳優を目指し始めています。その後、吹替声優に興味を持ち2013年に声優活動を始め、2016年には第10回声優アワードの新人男優賞を受賞している実力派声優です。
武内駿輔の主な出演作品
- 『ダイヤのA』シリーズの結城将司役
- 『Spiritpact』の端木煕役
- 『ダメプリ ANIMECARAVAN』のリオット役
- 『灼熱カバディ』の伊達真司役
- 『ヴィンランド・サガ』のエイナル役
- 『アナと雪の女王』のオラフ役
【アオアシ】阿久津に対する世間での評判や人気
アオアシに登場する阿久津渚は、サッカー選手である本田圭佑さんの強さをモデルにしたと明かされていますが、本田さんとは違った傲慢な性格が目立つキャラクターです。アオアシファンは、阿久津に対してどのように感じているのか、人気や評判をまとめていきます。
アオアシの作中でも、サッカーセンスの良さだけでなくフィジカルの強さが群を抜いている阿久津を頼もしいと感じるファンが見られました。小林先生が描く「アシトを吹っ飛ばしている描写が阿久津の強さを表していて良い」と発言するファンもおり、アオアシの魅力にハマっているようでした。
アオアシ序盤の阿久津は、本当に性格が悪くファンの間でも酷評されているキャラでしたが、そんな性格の悪い阿久津をかっこよく描くアオアシが凄いと絶賛する声もあがっていました。これから先、阿久津が良くなっていくと思えないと悲観しているファンも、最新話まで読み進めていくにつれ阿久津の変化に驚くファンも多く見られました。
阿久津渚は、本田圭佑選手がモデルになっていることを知り驚愕するファンも多く見られました。それを知って阿久津が好きになったというファンや、本田圭佑選手とはポジションが違うことなどに違和感を抱くアオアシファンもいました。
【アオアシ】阿久津は性格が悪いと言われるキャラだった
アオアシに登場する阿久津渚は、日本人離れした体型とフィジカルの強さを持っているものの、傲慢で攻撃的な言動が目立ち性格が悪いと言われるキャラクターでした。物語の序盤では、主人公アシトを一方的に嫌っており、ラフプレーや暴言を吐いていましたが、キャプテン就任などを経て少しずつ変化してきて次第にかっこいいと言われるほどになりました。サッカー選手の本田圭佑さんの強さをモデルにした阿久津の今後に期待しながら続編を待ちましょう。
この記事のライター
しばっち
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