【暗殺教室】菅谷創介まとめ!卒業後や名言・声優情報も紹介
『暗殺教室』の菅谷創介は手先が器用であることから芸術方面に強く、暗殺においてもその知識や技術を役立てるクラス一員です。そんな『暗殺教室』の菅谷創介について、キャラの特徴から本編最後に描かれた卒業後の姿、各メディアで演じた人物などまとめていきます。
目次
菅谷創介とは
菅谷創介は『暗殺教室』における3年E組の生徒の一人であり、芸術面に才能を発揮するキャラです。そんな菅谷創介の性格や7年後、アニメや実写におけるキャスト陣を見ていく前にまずは彼の基本的な部分をまとめていきます。
菅谷創介の基本プロフィール
『暗殺教室』の菅谷創介は3年E組の出席番号12番、身長179cmで体重59kgとかなりの瘦せ型。誕生日は10月25日の蠍座で、血液型B型。得意科目は美術で、趣味は美術館巡り、特技は落書きというように美術面に関して興味関心を持っています。一方、美術以外の勉強面はあまり芳しくなく、苦手科目は理数系全般で特に数学への苦手意識が強いものです。
菅谷創介の性格
『暗殺教室』の菅谷創介の性格は自らが意識して前へ出るタイプではないものの、芸術に関しては自分の道を貫くアーティスト気質な性格であり、その際は周りの目を気にせず突き進んでいきます。その性格が悪い方向で目立ったことは3年E組へ落とされた要因の一つになっていますが、殺せんせーやクラスの面々と関わる際には協調性を見せるようになっており、仲間を思う一面も見せています。
コードネームは「美術ノッポ」
『暗殺教室』の菅谷創介のコードネームは「美術ノッポ」になっています。これは美術が得意であることかつ長身であることが由来というわけではなく、NHKの某番組に登場するノッポさんから取ったものと言われています。ただ、菅谷創介の特徴と特技を表す言葉としてはこれ以上ないコードネームになっています。
三村が考案者
そんな菅谷創介のコードネームを付けたのは出席番号23番の三村航輝です。俺人色のマッシュルームカットが特徴の三村航輝は菅谷創介が芸術の話ができる相手として仲が良く、先の趣味である美術館巡りも二人で行くことがあります。一方、三村航輝のあだ名である「キノコディレクター」を付けたのは菅谷創介であり、お互いに特徴を掴んだ命名をしています。
漫画『暗殺教室』をおさらい
漫画『暗殺教室』は『週刊少年ジャンプ』に2012年から2016年まで連載された松井優征先生の作品です。椚ヶ丘中学校の3年E組の担任になることを希望した謎の生物・殺せんせーとそんな殺せんせーの暗殺を狙う生徒達の学校生活や戦いを描いていくストーリーになっています。バトルやブラックコメディの要素を含みつつ、学園モノらしい先生と生徒の交流が描かれることから様々な魅力を持つ作品です。
アニメ版や実写映画版も話題に
そんな『暗殺教室』は2015年に第1期、2016年に第2期とアニメ化されており、声優によって声が付きながら原作ストーリーを改変せずに漫画の最終回までを描いています。また、2014年と2015年には実写映画化もされており、渚役に山田涼介、殺せんせー役に二宮和也という豪華な実写版キャスト陣が起用されることで大きく注目されました。
菅谷創介の特徴
『暗殺教室』の菅谷創介も他の3年E組の生徒に負けず劣らず個性的かつ独自の強みや才能を持っています。ここではその菅谷創介の特徴を中心に見ていきます。
三白眼と長髪・長身が特徴
『暗殺教室』の菅谷創介の見た目はやや細めの三白眼と銀色の(アニメではやや灰色に近い)髪が特徴です。また、プロフィールやコードネームでも書いたように身長179cmと中学3年生にしてはかなり長身であることも特徴と言えます。しかし、身長に対する体重はかなり軽く、瘦せ型であることから運動面ではやや後れを取る場面が見られます。
器用な手先
『暗殺教室』の菅谷創介の最たる特徴は手先が器用であることです。得意科目である芸術はこの手先の器用さによるところが大きく、単純な絵の上手さ以外にも工作的な面でも才能を見せていました。そんな手先の器用さがあるからか授業中や移動中では落書きやカッターによるモノ作りなど手を動かした暇つぶしをしている場面が度々出てきます。また、殺せんせーと関わることで、手先の器用さは暗殺面でも役立っていきます。
殺せんせーに対して絵を描いて欲しいと頼まれた際に対殺せんせー用の塗料を混ぜてダメージを与えたり、心を開いた後は変装の手伝いをしています。それ以外にも潜入ミッションの際はその場にある物でおとり人形を作成して攻撃を逸らしたり、死神に捕らえられた時は体操着の上に特殊塗料を塗ることで保護色を発揮させたりと芸術に関わる上での知識や技術がピンチを救う一手になっていました。
作中で付いたあだ名は「ぴかそ」
『暗殺教室』の菅谷創介はコードネームの「美術ノッポ」以外にも保育施設のわかばパークの子供達から「ぴかそ」というあだ名を付けられています。精巧な美術の腕を見せられた子供達からすれば有名な画家の名前をそのまま付けるのは子供らしいものです。ただ、菅谷創介が描く絵はかなり独創的なところがあるため、それを踏まえてピカソにした可能性も考えられます。
菅谷創介の卒業後と7年後
『暗殺教室』の最後では3年E組の生徒達が成長した7年後の姿が描かれており、そこで菅谷創介の進路が判明します。ここではそんな菅谷創介の7年後について見ていきます。
美術大への進学を希望し無事に進学
『暗殺教室』の菅谷創介は殺せんせーへの進路相談において美術大への進学を希望していることを話していました。3年E組に来た時点では学業不振であり、クラス内で最下位になったこともありましたが、殺せんせーの指導から学年では悪くない順位を取れるようになっています。また、高校はレベルを下げて芸術へ専念するつもりであり、殺せんせーからは高3の基礎まで教えられました。
そのような前提があってからの7年後では高校及び美術大への進学が叶ったかどうかは言及されていません。しかし、他の3年E組の7年後から考えると、進学できた可能性が高いと考えられます。
7年後は芸術家に
7年後の菅谷創介は若いながらも芸術家として活躍していました。それが美術大卒業後かどうかはわかりませんが、他の生徒達の多くは7年後の描写で大学へ進学してから卒業後の動向が描かれていることから、7年後の菅谷創介も美術大を経た上で芸術家となっていると予想できます。また、3年E組時代は最終的な目標までは言っていませんが、芸術家は一番適した道であるとも予想できます。
菅谷創介の名言・名台詞
『暗殺教室』のキャラは様々なシーンで心に残る台詞や笑える台詞を言っているもので、菅谷創介についても名台詞と呼ばれる台詞がいくつかあります。ここではその名台詞について見ていきます。
名台詞①「普通はさ 答案の裏に落書きしたらスルーされるか怒られるだろ? だけど あのタコは安っぽい絵を加筆して来る むしろ喜々としてさ」
名台詞一つ目は「普通はさ 答案の裏に落書きしたらスルーされるか怒られるだろ? だけど あのタコは安っぽい絵を加筆して来る むしろ喜々としてさ」です。これは菅谷創介の芸術の才能に対して殺せんせーが今までの先生とは違う反応を見せたことから出た台詞です。自分の芸術に対して否定しない殺せんせーへ心を開いたことがわかるシーンとして印象に残るものでした。
名台詞②「俺はさ やっぱ美大行きたいわ勉強で全部決まる世界は性に合わねー」
名台詞二つ目は「俺はさ やっぱ美大行きたいわ勉強で全部決まる世界は性に合わねー」です。3年E組に落とされたのは成績不振と自分の芸術に関する行動が問題視されたからであり、それに対する思いが詰まった台詞になっています。菅谷創介の性格を表す一方で、現実でも同じような思いを抱く人もいることから共感できる意味でも名台詞として挙げられます。
名台詞③「さらしたくなかったぜ 神々に封印されたこの左腕はよ…」
名台詞三つ目は「さらしたくなかったぜ 神々に封印されたこの左腕はよ…」です。これは菅谷創介がクラス内で自分の腕に描いたメヘンディアートを出してしまった際に言った台詞であり、決してそういう性格ではないのに珍しい言い回しになったことが印象に残るものでした。『暗殺教室』の関連ゲーム等でもこのシーンが切り取られることがあります。
名台詞④「ちょっとぐらい異端な奴でもE組じゃ普通だ いいもんだな殺すって」
名台詞四つ目は「ちょっとぐらい異端な奴でもE組じゃ普通だ いいもんだな殺すって」です。この台詞は菅谷創介がメインとなる回で言ったものであり、殺せんせーとのやり取りを経て3年E組に対する認識を改めて感じる台詞となっています。アニメでは残念ながらカットされてしまいましたが、他の3年E組の生徒達にも共通して言える台詞ということから印象に残りました。
菅谷創介のアニメ声優
アニメ『暗殺教室』における菅谷創介はメイン回がカットされてしまったものしっかりと登場しており、手先の器用さによって活躍を見せています。そんな菅谷創介のアニメでの声優について見ていきます。
アニメ声優は宮下栄治
アニメ『暗殺教室』で菅谷創介の声優を務めたのは宮下栄治さんです。アニメでは特徴的な声を活かした演技でアーティスト気質な性格の菅谷創介を演じています。
宮下栄治の基本プロフィール
宮下栄治さんは1978年9月26日生まれで兵庫県出身の男性声優です。現在はアプトプロに所属しています。幼少期に『魔神英雄伝ワタル』に出ていた山寺宏一さんの声に憧れて声優を意識し始め、一度は奈良の大学に入るも1年で中退した後に代々木アニメーション学院へ通い始めます。それから賢プロダクションの養成所の2期生として2003年頃から声優活動を開始しました。
宮下栄治の代表的な出演作品
宮下栄治さんの主な出演作品はアニメだと『結界師』の志々尾限、『爆丸バトルブローラーズ』のプレデター、『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』の橿原杏平があり、ゲームだと『ときめきメモリアル Girl's Side Premium 〜3rd Story〜』の不二山嵐、『刀剣乱舞』の岩融と次郎太刀があります。クールな性格から少し熱い性格まで幅広く演じています。
菅谷創介の実写キャスト
映画として劇場公開された実写版の『暗殺教室』でも菅谷創介は登場しています。ここではそんな菅谷創介の実写版のキャストについて見ていきます。
実写版キャストは小澤顧亜が担当
実写版『暗殺教室』で菅谷創介を演じたのは小澤顧亜(現・オザワミツグ)さんです。実写版では髪色が銀髪ではありませんでしたが、髪型は菅谷創介に近づけたものになっています。
小澤顧亜の基本プロフィール
小澤顧亜さんは1992年7月14日生まれで北海道出身の俳優です。現在はフリーランスで活動しながら2018年に立ち上げられた自らが脚本・演出・出演を務める「オザワミツグ演劇」の主宰となっています。
小澤顧亜の代表的な出演作品
小澤顧亜さんの代表的な出演作品としてはドラマだと『ラブホの上野さん』、『探偵が早すぎる』、『痛快 TV スカッとジャパン』、『シャーロック』があり、映画だと『厄愛に濡れて』、『HiGH&LOW THE WORST』があります。また、舞台では『からくりサーカス‐真夜中のサーカス編‐』や以前に所属していた劇団居酒屋ベースボールの演目に出演していました。
菅谷創介の世間での評判や人気
ここでは『暗殺教室』の菅谷創介について世間での評判や人気について見ていきます。メイン級の活躍は限られている中でどのような反応が出てくるのでしょうか。
菅谷創介に対する評判としてはメインどころと比べると目立つわけではないけれど、芸術に関する部分に熱中する性格や行動に魅力を感じる人が多くいました。また、見た目で言えば長身で顔が整っていることがかっこいいという意見もありました。『暗殺教室』では3年E組というクラスがある関係上、常時キャラは多くなっており、その中だとやや出番は少ないものですが、それでも注目する人はいます。
菅谷創介のキャラクター性については他のキャラと違う空気があるという意見はいくつか見られました。菅谷創介は個性が強い3年E組の面々の中でも芸術という一見すると暗殺には向かなさそうな得意分野とどちらかと言えば我が道を行く性格であることは一部の読者には独特な空気を感じたようです。芸術に対して独創性を出すところがキャラにも表れていたのかもしれません。
アニメ『暗殺教室』では菅谷創介がメインとなる回がカットされ、その他の出番もやや省略気味になっていたことからそれらの反しもアニメ化して欲しかったという声はいくつか見られました。一方、アニメ内だと漫画でも少しだけ描かれたツッコミの立ち位置では出番が増えているように感じるという意見もあり、メイン回のカット以外ではアニメで十分存在感があったようです。
もしも菅谷創介が○○だったら
ここではもしものシチュエーションとして菅谷創介が別の立場であったらどうなるかという妄想を挙げていきます。『暗殺教室』の7年後には芸術家になっていましたが、手先の器用さはそれ以外の立場や職業にも可能性が感じられるものです。
菅谷創介「父親」篇
もしも菅谷創介が父親だったら絵について教えつつも子供のやりたいことを応援する父親になりそうです。『暗殺教室』の作中では成績不振であった菅谷創介はそのことに対して不満を持っており、自分が親になった時には子供に窮屈な思いをさせないようにすると思います。ただ、それとは別に父親になってもアーティスト気質な性格は変わらないことから子供にも芸術素晴らしさを教えてることも考えられます。
菅谷創介「ボクサー」篇
もしも菅谷創介がボクサーだったら的確に相手の弱いところを狙う戦術で戦いそうです。『暗殺教室』の作中では運動面だと秀でた活躍はなく、長身ながらも体重はそれほどないことから本格的にボクサーをやるなら肉体を鍛える必要があるものです。ただ、手先が器用な面は体さえ鍛えればスポーツ方面にも活かせる可能性があるので、特訓次第で期待ができると思います。
菅谷創介「音楽家」篇
もしも菅谷創介が音楽家だったら独創的な曲を仕上げていくと思います。芸術のジャンルとしては異なるものですが、こちらも手先の器用さがあると作曲時の楽器の演奏に役立つので、興味を示していたらこの方向へ行くこともあったかもしれません。ただ、こだわりのある性格から誰かに楽曲提供するというよりは様々なジャンルの音楽を取り入れて自己表現していくタイプになるように思います。
菅谷創介は手先が器用な美術のスペシャリスト
『暗殺教室』の菅谷創介は手先が器用であることから芸術が得意科目であり、暗殺面においてもその才能で仲間達を助けています。3年E組に来る前は勉強だけで測られることに疑問を感じていましたが、殺せんせーやクラスの面々との関わりを経てやりたいことをはっきりとさせ、7年後は芸術家として活躍できるようになりました。そんな菅谷創介に注目してまたアニメ・漫画・実写を見返すのも新たな楽しみ方になるのでおすすめです。
この記事のライター
十文字猛
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