【スラムダンク】牧紳一の活躍やモデルになった選手は?仙道との実力差も
『スラムダンク』の牧紳一について詳しく解説します。『スラムダンク』の牧紳一とはどのようなキャラか、プロフィールや魅力、モデルや声優について紹介します。また、仙道との実力の差など、牧紳一のバスケの強さや能力についてもまとめています。
目次
【スラムダンク】牧紳一とは?
『スラムダンク』の牧紳一は、絶対王者ともいわれる海南バスケ部のキャプテンです。『スラムダンク』の登場人物の中でも人気が高いキャラで、性別を問わず愛されています。牧紳一の詳しいプロフィールや魅力だけでなく、バスケの能力やアニメ版の声優についてもまとめていきます。
牧紳一のプロフィール
『スラムダンク』の牧紳一は、身長184cm、体重79kgの高校3年生です。海南大付属高校のバスケ部キャプテンで、ポジションはポイントガードです。背番号は1年で「12」、2年のときは「8」、3年では「4」でした。神奈川県で最強の男と呼ばれており、1年のときから怪物と呼ばれる活躍をしていました。
牧紳一が通う海南大付属高校
『スラムダンク』の海南大付属高校は、バスケが強いことで有名な学校です。16年連続でインターハイに出場しており、全国的にもその名を轟かせています。海南大付属高校の横断幕には「常勝」の文字があり、王者であることの自信がうかがえます。ただ、その分練習がきついことでも有名で、入部早々リタイアしてやめる選手も少なくないようです。
スラムダンク(SLUM DUNK)の概要
『スラムダンク』は、週刊少年ジャンプで1992年から1996年にかけて連載されていたバスケット漫画です。1993年にはアニメも始まり、1996年まで放送されていました。連載終了してからも人気は根強く、現在でもファンが多い作品です。2022年の12月には、『スラムダンク』新作映画も公開されます。
スラムダンク(SLUM DUNK)のあらすじ
主人公の桜木花道は、中学まで不良仲間とつるんで遊んでいました。しかし、高校に入って赤木晴子にバスケ部に誘われ、彼女に好かれたい一心でバスケ部に入ります。地味な練習に一度辞めかけますが、徐々にバスケの楽しさに芽生えて本物のバスケットマンへと成長します。持ち前の身体能力からすぐにチームに欠かせない存在になった桜木は、湘北バスケ部の仲間たちとインターハイ出場を目指すのでした。
【スラムダンク】牧紳一の活躍や魅力・モデル
『スラムダンク』の牧紳一には、ファンを惹きつける魅力があります。その魅力とはどのようなものか、具体的に見ていきましょう。また、牧紳一が活躍したシーンや、モデルのNBA選手についても紹介します。
牧紳一の活躍シーン
『スラムダンク』の牧紳一の活躍が見れるのは、インターハイ予選での湘北との試合です。このとき牧紳一は、1人で30得点も獲得しています。この試合で牧紳一は、パワーだけでなくスピードを活かしたプレーでも湘北を圧倒します。スタミナも相当なもので、他の選手が疲れを見せる中、牧紳一は終盤とは思えないようなプレーを見せつけました。その年のインターハイ神奈川予選では、最優秀選手にも選ばれました。
牧紳一の魅力
自分のチームだけでなく他の学校の選手からも尊敬されている牧紳一は、『スラムダンク』でも人気のある魅力的なキャラです。外見の良さやバスケが強いことはもちろん、他にもファンからの支持を得ている魅力があります。いくつかある魅力のうち、2つをピックアップして紹介します。
牧紳一の魅力①老け顔
『スラムダンク』の牧紳一は、キリッとした精悍な顔立ちをしています。しかし、少々老け顔で、そのことにコンプレックスを抱いている様子も見られます。主人公の桜木花道にOBだと間違えられたときは、「赤木のほうが老けてる」と真剣な顔で反論し、周囲を困惑させました。老け顔と言われてショックを受ける姿はどこか可愛らしく、牧紳一の魅力をさらに増しています。
牧紳一の魅力②面倒見が良い性格
『スラムダンク』の牧紳一は強いだけでなく、非常に面倒見が良い性格をしています。神奈川県の予選が終わった後は、桜木に全国レベルの選手を見せるため、わざわざ名古屋まで連れて行ったこともあります。そのときは後輩の清田も一緒で、牧紳一は2人の面倒をしっかりと見ていました。しっかり者で仲間思いの牧紳一は周囲からの信頼も厚く、まさに理想のキャプテンだと評判です。
牧紳一のモデルになった選手はマジック・ジョンソン?
『スラムダンク』の牧紳一は、プロバスケ選手のマジック・ジョンソン選手がモデルだといわれています。モデルとなったマジック・ジョンソン選手は、牧紳一と同じポイントガードでした。1980年代にロサンゼルス・レイカーズというチームに所属し、このチームを5回も優勝に導いています。1996年にはNBAの「歴代の偉大な50人の選手」に選ばれ、2002年には殿堂入りを果たしました。
【スラムダンク】牧紳一は強い?仙道の能力・実力差を比較
『スラムダンク』には、牧紳一の他にも素晴らしい選手が多く存在します。そのうちの1人が、「天才」と呼ばれている陵南の仙道です。実際のところ、2人はどちらのほうが強いのでしょうか?
牧紳一と仙道の能力・実力差を比較
『スラムダンク』の牧紳一と仙道は、お互いが優れたプレイヤーです。ただ、ポジションやプレースタイルが違うため、一概にどちらが強いとは言い切れません。ここでは、得点力やパス、バスケのセンスなど、各項目ごとに2人の能力を細かく比較していきます。
比較①得点能力
『スラムダンク』の仙道は、多彩なオフェンスで点を取れる器用なプレイヤーです。ただ、牧紳一ほどはガタイが良くないため、赤木クラスの選手には当たり負けすることもあります。一方の牧紳一は赤木相手でも当たり負けせず、インサイドでも活躍できます。オフェンスの種類は仙道のほうが多いですが、得点能力自体は牧紳一のほうが強いといえそうです。
比較②パスやアシスト
海南の攻撃はほぼ牧から始まると言われているように、牧紳一はペネトレイトが得意な選手です。作中でも牧紳一がペネトレイトで切り込み、仲間にパスやアシストをするシーンが多く描かれていました。一方の仙道もアシストを得意としており、冷静に周囲の状況を把握する能力に長けています。これらの点を見ると、パスやアシストに関しては、2人とも同程度の能力だといえます。
比較③リーダーシップ
リーダーシップに関しては、仙道よりも牧紳一のほうが強いでしょう。仙道もチーム内では頼りにされていますが、練習に遅刻をするなどやや気分にムラがあります。牧紳一はキャプテンという立場でもあり、試合以外でもしっかりとリーダーの役を果たしています。
比較④バスケのセンス
バスケのセンスに関しては、仙道のほうに分があります。陵南と海南が試合をした際、仙道は本来のポジションではないポイントガードを担当しました。いつもと違うポジションでもきっちり活躍できるのは、バスケセンスの為せる技でしょう。一方、海南は「天才がいないチーム」だともいわれています。
だからこそ個々の能力が高いのですが、仙道のようなセンスを持った選手はいません。牧紳一も実力の面では劣らずとも、バスケセンスという点だけ見れば、仙道のほうが上であるといえます。
牧紳一と仙道はチームに必要?
今までは牧紳一と仙道の個々の能力について見てきましたが、チームとして見た場合はどうでしょうか?それぞれのチームの強さから、牧紳一や仙道の必要性についてまとめていきます。
牧紳一は海南のチームに必要?
海南大付属高校には、牧紳一以外にもトップクラスの選手が何人もいます。特にシューターの神は、県内でNo.1シューターだといわれています。他にも赤木と張り合えるセンターの高砂や、強豪海南で1年にしてスタメンを勝ち取った清田もいます。さらにベンチの布陣も強く、牧紳一がいなくてもチームとして十分に戦えると考えられます。
仙道は陵南のチームに必要?
陵南高校はキャプテンの魚住が赤木と堂々と渡り合えますが、それ以外の選手はぱっとしません。仙道のアシスト能力でチームとしての強さが上がっていますが、仙道がいなかったら魚住のワンマンチームになっていた可能性もあります。そのため、仙道は陵南には欠かせない選手だといえます。仙道と牧紳一個人での強さは拮抗していますが、チームとして比べると海南のほうが優勢に思われます。
【スラムダンク】牧紳一の声優
アニメ版『スラムダンク』の牧紳一は、渋くて男らしい声をしています。牧紳一の容姿にぴったりとはまっており、イメージ通りだったという読者も多かったでしょう。ここでは、アニメ『スラムダンク』の牧紳一を担当した声優の、プロフィールや出演作品を紹介します。
牧紳一の声優は「江川央生」
アニメ『スラムダンク』の牧紳一は、声優の江川央生(えがわひさお)さんが演じています。江川央生さんはナレーションや外国映画の吹き替えなどでも活躍しており、落ち着いた声からやや甲高い声まで、さまざまな声質で役を演じ分けています。『ナイトミュージアム』の予告ナレーションなどは明るくコミカルな声で、牧紳一の声と同じだと気づく人は少ないでしょう。
江川央生のプロフィール
声優の江川央生さんは、1962年9月13日生まれで東京都出身です。青二プロダクションに所属しており、数々のアニメや映画に出演しています。牧紳一と同じく、ウィンドサーフィンとバスケットボールが趣味だそうです。
江川央生の主な出演作品
江川央生さんは、『からくりサーカス』の仲町信夫役や、『犬夜叉』の銀骨役、『銀魂』の西郷特盛役などを演じています。映画では吹き替え役として、『ハリー・ポッター』シリーズや、『トランスフォーマー』シリーズ、『プレデターズ』などに出演しています。
【スラムダンク】牧紳一に対する世間での評判や人気
多くのイケメンキャラがいる『スラムダンク』では、流川や藤間など、中性的なイケメンへ女性の人気が集まりがちでした。しかし、歳を重ねてから改めて『スラムダンク』を読むと、落ち着いて渋い牧紳一に心を奪われる女性ファンも多いようです。
『スラムダンク』の牧紳一に関するTwitterでは、「牧さんがかっこいい」という声が大半を占めていました。容姿がかっこいいのはもちろん、彼の男前な性格や大人っぽい雰囲気も人気の理由のひとつです。
また、牧紳一の魅力のひとつである、「老け顔」に焦点を当てているツイートも多く見られました。牧紳一が老け顔を気にする姿は、とにかく「可愛い」と評判です。普段の落ち着いた様子とのギャップが激しいため、愛らしく感じてしまうのも無理はありません。
【スラムダンク】牧紳一の活躍はかっこいい
『スラムダンク』の牧紳一の魅力やモデル、声優について紹介しました。牧紳一は強いだけでなく面倒見が良い兄貴分のキャラで、多くの人から愛されています。試合での活躍はかっこよく、原作終了から20年以上経ったいまでもその魅力は衰えません。逆に、時間が経ってからファンになる人も多く、これからも牧紳一のファンは増え続けることでしょう。
この記事のライター
NR4712
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