【スパイファミリー】シルヴィア・シャーウッドの正体は?悲しい過去も
スパイファミリーにてWISEの管理官として活躍するシルヴィア・シャーウッドはロイドと深い関係にあり、悲惨な過去を持っていたことで話題になりました。本記事ではスパイファミリーに出てくるシルヴィア・シャーウッドの正体や強さ、過去についてまとめていきます。
目次
シルヴィア・シャーウッドとは?
スパイファミリーには西国の諜報機関WISEという組織が存在しており、シルヴィア・シャーウッドはその組織の上司として作中に登場しました。ここではシルヴィア・シャーウッドの具体的なプロフィールを紹介していき、同時に『スパイファミリー』の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
シルヴィアのプロフィール
- 本名:不明
- 異名:鋼鉄の淑女(フルメタルレディ)
- 婚姻歴:不明(現在は独身)
- 家族:娘
- 年齢:不明
- 身長:173cm
シルヴィア・シャーウッドは諜報組織WISEの管理官を務める女性エージェントです。諜報員たちのまとめ役であり黄昏にとって上司にあたる人物でもあります。戦争の脅威を体験したことがあり、それを防ぐためなら部下でも上司でも容赦ない強気な性格をしています。異名の鋼鉄の淑女は一分の隙も見せないその威容から局員たちにつけられました。
シルヴィアの初登場回
スパイファミリー原作漫画での初登場は単行本2巻第7話『MISSION7』で、アニメ版スパイファミリーでは第6話『MISSION:6 ナカヨシ作戦』となっています。無事イーデン校に合格することができたアーニャの祝賀会を終えた後、黄昏が進捗確認のために組織に戻った際にシルヴィア・シャーウッドが登場しました。
スパイファミリーの概要
スパイファミリーは遠藤達哉によって少年ジャンプ+に連載されている漫画作品です。スパイと殺し屋、超能力者の3人がそれぞれの素性を隠しながら仮初の家族として生活していくホームコメディが描かれており、第1話が公開された時点で2000以上のコメント数を集める異例な人気を博しました。2022年10月時点で累計発行部数2500万部を突破しておりアニメ化やミュージカル化といったメディアミックスも進行されています。
スパイファミリーのあらすじ
西国のスパイ・黄昏は東西国の平和を脅かす東国の政治家と接触するため、偽装家族を作って政治家の息子が通うイーデン校に養子を入学させる任務を与えられます。黄昏は孤児院にいたアーニャを娘役、公務員で働いていたヨルを妻役として仮初の家族を作り上げますが、アーニャは超能力、ヨルは殺し屋という裏の顔を持っていました。かくして3人は正体を隠しつつ即席の家族としての生活をスタートさせるのでした。
シルヴィア・シャーウッドの正体やロイドとの関係
ここからはスパイファミリーにおけるシルヴィア・シャーウッドの正体やロイドとの関係についてまとめていきます。スパイファミリーは他の漫画作品に比べて登場キャラクターが素性を隠していることが多く、シルヴィア・シャーウッドもその例に倣って初登場時はあまり情報を明かしませんでした。しかし、物語が進んでいくと彼女の正体や強さ、過去などが描かれていき読者から注目を浴びました。
シルヴィアの正体はWISEの管理官
シルヴィア・シャーウッドは普段在東西国大使館の外交官として働いている職員ですが、その正体は西国諜報組織WISEの管理官(ハンドラー)です。WISEにはスパイファミリー主人公の黄昏や夜帳などが在籍しており、シルヴィアは彼らの上司にあたる存在になります。
シルヴィアの強さや能力
シルヴィア・シャーウッドの強さについてですが、爆弾テロ犯の学生を相手にした時にヒールを履いた足で顔面を蹴りつけるという容赦のない攻撃を見せつけました。また、黄昏に教育を施していたことがあり、その時の指導方針はとてもスパルタで厳しいものだったと明かされており、組織の管理官に就いていることもあって相応の強さを秘めていると考えられます。
シルヴィアの性格
誰よりも平和を愛する思想を持っており戦争を防ぐためなら容赦しない強気な性格をしています。一方で任務中は現場の状況を素早く把握し働いている諜報員に適切なアシストをする冷静さも兼ね備えています。イマドキの若者の未熟で無思慮な言動も厳しく矯正しており、常に考え続ける必要性と急いで答えを求めようとすることの愚かさを端々で啓蒙しています。
シルヴィアとロイドの関係
シルヴィア・シャーウッドと黄昏は同じ組織に属する上司と部下の関係を持ちます。2人の関係は古くから続いているそうで、黄昏が一軍曹に過ぎなかった頃、彼を新人スパイに育て上げたのがシルヴィア・シャーウッドでした。そのことから黄昏は彼女のことを師匠として認識している節もあります。
シルヴィアの過去
シルヴィア・シャーウッドはかつて戦争を経験していたことを明かしています。スパイファミリー4巻にて爆弾テロ犯の学生を追い詰めた時は、恐らく彼女が体験したであろう生々しい話で戦争の恐ろしさを語り学生を啓蒙しました。こうした経験からシルヴィアは黄昏と同じく、再び戦争が起こることを阻止するために諜報員になりました。
シルヴィア・シャーウッドには娘がいた?
ここからはスパイファミリーにおけるシルヴィア・シャーウッドの娘についてまとめていきます。本名や年齢などを隠しているシルヴィア・シャーウッドですが、スパイファミリー本編中にて娘がいたことを明かしました。しかし、読者の間ではシルヴィアにとって娘の存在は思い返したくないものがあったのではないかと推察されています。
シルヴィアにはアーニャと似た年齢の娘がいた
シルヴィア・シャーウッドが黄昏とアーニャの前に姿を現すと、アーニャの自由奔放さに苦労している黄昏に対し「私にもあれくらいの娘がいた」と共感する様子を見せました。初登場時シルヴィアは独身と紹介されていましたが、このセリフからシルヴィアには娘がいたことが明らかになりました。
シルヴィアの娘は死亡している?
シルヴィア・シャーロットのセリフを見返すと「娘がいた」と過去形で話していることが分かります。このことからシルヴィアの娘は生存していない可能性が考えられ、戦争を経験していた過去と重ねればそこで失ったのかもしれません。実際にシルヴィアは戦争で親兄弟が崩れるがれきに潰された瞬間や恋人の肉片が壁にへばりついているのを見たと話しており、娘が死亡した可能性はかなり高いでしょう。
シルヴィアの娘の死が目的に関係している?
戦争を経験したことから諜報員になったシルヴィア・シャーウッドですが、その戦争で娘を失っていたことも理由の1つに含まれていそうです。組織に入ったシルヴィアは鋼鉄の淑女と呼ばれるほど有能な諜報員になっていますが、娘を失った過去から絶対に戦争を起こさせないと考えるようになり、それほどまでの強さを求めたのかもしれません。
シルヴィア・シャーウッドの声優
ここからはアニメ版スパイファミリーにてシルヴィア・シャーウッドを演じている声優についてまとめていきます。アニメ作品としても大評判となっているスパイファミリーは、出演している声優陣が豪華であることで知られています。
シルヴィアの声優は「甲斐田裕子」
シルヴィア・シャーウッドを演じている声優は甲斐田裕子(かいだゆうこ)さんです。2000年より洋画の吹き替え声優としてデビューを果たしており、長らくその分野でキャリアを積んできました。アニメ作品に出演するようになったのは2003年放送の『一騎当千』からでありこれまで数多くの作品に出演しています。
甲斐田裕子のプロフィール
- 性別:女性
- 出身地:神奈川県川崎市
- 生年月日:1980年1月14日
- 血液型:O型
- 身長:167cm
- 事務所:賢プロダクション
- デビュー時期:2000年
甲斐田裕子の主な出演作品
- 呂蒙子明(一騎当千)
- 狩野すみれ(とらドラ!)
- 狐の悪魔(チェンソーマン)
- マリーダ・クルス(機動戦士ガンダムUC)
- 羽貫さん(四畳半神話大系)
シルヴィア・シャーウッドに対する世間での評判や人気
これまでスパイファミリーに登場するシルヴィア・シャーウッドの正体や強さ、悲しい過去などについてまとめてきましたが、彼女の存在や活躍シーンに対してスパイファミリーファンから多くの反響が寄せられています。ここではシルヴィア・シャーウッドに対する世間での評判や人気について、実際に寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
スパイファミリーファンの間でシルヴィア・シャーウッドはカッコイイ女性キャラクターとして見られているようです。人気の理由は主にサバサバした性格や美人な容姿などで、中には高身長の女性が良いと語る人もいました。
学生テロ犯を追い詰める回ではシルヴィア・シャーウッドの活躍が描かれ高い人気を博していました。戦争に対して甘い考えを持つ若い学生に向けて、ヒールの靴で蹴りを入れつつ自らが経験してきた悲惨な事実を話していくシーンでは鳥肌が立ったという人もいたそうです。
シルヴィア・シャーウッドに娘がいたことが明かされると、その娘が死んでしまったような描写に悲しむ声や考察をする人など様々な反応が寄せられていました。娘の死因がどうであれ、シルヴィアはスパイファミリーのどの登場キャラクターよりも悲惨な過去を背負っていて、誰よりも強い信念を持っていることは明白でしょう。
シルヴィア・シャーウッドの正体はWISEの管理官だった
スパイファミリーに登場するシルヴィア・シャーウッドはWISEの管理官として活躍する有能エージェントで、悲劇的な過去を繰り返さないという信念とそれに相応しい強さを持っている人物でした。シルヴィアに関する素性や過去にはまだ謎が残されていますが、今後のスパイファミリーにていつか明かされることでしょう。
この記事のライター
zeile
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