【スパイファミリー】相関図をキャラごとに紹介!登場人物たちの関係性とは?
『スパイファミリー』のキャラクターを相関図で紹介します。『スパイファミリー』の登場人物の関係性がわかる相関図や、登場する主な組織、フォージャー家のキャラ一覧や登場人物の関係性などを徹底解説しました。また、イーデン校やその他のキャラについても紹介します。
目次
【スパイファミリー】とは?
『スパイファミリー』とは、『少年ジャンプ+』で好評連載中のホームコメディ漫画です。スパイをテーマに、赤の他人であるスパイ、殺し屋、超能力者が、お互いの正体を隠しながら家族という関係になっていく物語です。『スパイファミリー』にはさまざまなキャラクターが登場するため、「キャラクターの相関図が見たい」というファンの声も多く聞かれています。ここでは、まずは『スパイファミリー』の概要を紹介していきましょう。
スパイファミリーの作者
『スパイファミリー』の作者は、漫画家の遠藤達哉さんです。茨城県出身の漫画家で、2000年にデビューしました。主な連載作品としては、『TISTA』、『月華美刃』などがあります。『スパイファミリー』は遠藤達哉さんにとって3作目の連載作となります。
スパイファミリーの概要
『スパイファミリー(SPY×FAMILY)』は、『少年ジャンプ+』で2019年から連載している漫画です。とある任務のために、スパイの男と殺し屋の女、超能力者の少女が互いに素性を隠しながら家族となり、普通の日常を送るためにさまざまなトラブルと戦うホームコメディ作品となっています。
スパイファミリーのあらすじ
舞台は、西国と東国の間でかりそめの平和が成り立っている世界です。西国のスパイである黄昏は、危険人物とされている東国の要人ドノバン・デズモンドに接触するため、偽装家族を作って子供を名門イーデン校へ入学させるという「オペレーションストリクス」を命じられます。黄昏はアーニャという少女を引き取りますが、彼女は人の心が読める超能力者でした。さらに妻として選んだ女性・ヨルは殺し屋で、3人はお互いの利益のために素性を隠しながら家族としての生活をスタートするのでした。
【スパイファミリー】相関図を紹介
『スパイファミリー』には諜報機関や秘密警察などさまざまな組織があり、異なる立場のキャラクターが登場します。読者の中にも、キャラクターそれぞれの関係がわかる相関図が見たいという人も多いです。ここでは『スパイファミリー』の相関図を紹介していきましょう。
スパイファミリーの関係がわかる相関図
『スパイファミリー』の相関図としては、まずは偽装家族であるロイド、ヨル、アーニャのフォージャー家が中心にあります。大黒柱であるロイドはWISEという組織にスパイとして所属しており、ヨルは秘密組織ガーデンの殺し屋に所属、アーニャはイーデン校の生徒です。他にも、ヨルの弟であるユーリが所属している秘密警察SSSも登場します。
スパイファミリーの相関図は今後変わる?
『スパイファミリー』の相関図は現在登場しているキャラクターで構成されているため、今後キャラクターが増えていくことで相関図は変わっていく可能性があります。たとえば、キャラクターの中でも恋愛感情を抱いているキャラクターがいるため、今後交際や結婚などに発展した場合は相関図も変わります。
スパイファミリーの主な組織
『スパイファミリー』は、西国のウェスタリスと東国のオスタリアがかりそめの平和協定を結んでいる世界の物語です。主人公であるロイドが所属しているWISEや妻のヨルが所属している秘密組織ガーデン、ヨルの弟ユーリが所属している国家保安局SSSなど、さまざまな組織が登場します。ここではスパイファミリーの主な組織を紹介しましょう。
組織①西国情報局対東課WISE
『スパイファミリー』に登場する組織として、西国政府の情報局対東課の諜報組織であるWISEがあります。WISEの活動は、東国の動向を探ったり、東西の平和を脅かす組織や人物を秘密裏に処理したりするなどさまざまです。WISEにはロイドの他に、管理官であるシルヴィアやフィオナなどが所属しています。
組織②国家保安局SSS
『スパイファミリー』に登場する組織として、国家保安局SSSがあります。SSSはいわゆる秘密警察で、東国の治安維持を行っています。仕事内容としては、市民の監視や、スパイの逮捕、拷問などさまざまです。スパイ活動をしているロイドにとっては天敵となる存在です。
組織③ガーデン
『スパイファミリー』に登場する組織として、ガーデンがあります。ガーデンは謎の組織で、ヨルは幼いユーリを育てるためにガーデンで殺し屋として働き始めました。ガーデンにはヨルの他に、店長、部長と呼ばれている人物がいます。
【スパイファミリー】フォージャー家のキャラ一覧!登場人物の関係性は?
『スパイファミリー』には多くのキャラクターが登場しますが、その中心となるのはロイドを中心とするフォージャー家です。ここでは、『スパイファミリー』のフォージャー家のキャラ一覧や、登場人物の関係性などを紹介していきましょう。
キャラ①ロイド・フォージャー
『スパイファミリー』のフォージャー家のロイド・フォージャーは、表向きはバーリント総合病院に勤めている精神科医ですが、実はWISEに所属している凄腕スパイ・黄昏です。WISEから命じられたオペレーションストリクスを遂行するために、孤児院からアーニャを養子として引き取り、ヨルと結婚して、偽装家族を作りました。ロイドは妻のヨルが殺し屋・いばら姫であることや、アーニャ、ボンドが超能力を持っていることを知りません。
キャラ②アーニャ・フォージャー
『スパイファミリー』のフォージャー家のアーニャ・フォージャーは、フォージャー家の長女です。オペレーションストリクスのために、ロイドによって孤児院から引き取られました。実年齢は4、5歳ですが、ロイドの心を読んだアーニャが6歳と偽ったため、6歳ということになっています。アーニャはある組織の実験によって人の心を読むことができるようになった超能力者であるため、ロイドやヨルの秘密も知っています。スパイアニメを観ることやピーナツが好きで、人参が嫌いです。
キャラ③ヨル・フォージャー
『スパイファミリー』のフォージャー家のヨル・フォージャーは、ロイドの妻です。27歳の女性で、普段はバーリント市役所で働いています。その正体は、いばら姫という名前で秘密組織ガーデンで活動している殺し屋です。ヨルは独身の女性がスパイと疑われているという話を聞き、偶然出会ったロイドと結婚することにしました。細身の美人ですが、黄昏をしのぐほどの高い戦闘能力を持ちます。なお、ヨルもロイドがスパイであることや、アーニャとボンドが超能力を持っていることを知りません。
キャラ④ボンド・フォージャー
『スパイファミリー』のフォージャー家のボンド・フォージャーは、フォージャー家で飼われている白い大きな犬です。プロジェクトアップルで実験対象にされていたため、未来を予知する能力を持っています。過去の実験では辛い経験をしてきましたが、アーニャのおかげでフォージャー家に迎えられ、現在では楽しい日々を送っているようです。名前は、アーニャが好きな『SPYWARS』というアニメの主人公・ボンドマンから名付けられました。
【スパイファミリー】イーデン校のキャラ一覧!登場人物の関係性は?
『スパイファミリー』に登場するアーニャは、オペレーションストリクスのためにイーデン校に入学することになります。イーデン校はバーリントに所在しており、6歳から19歳までの多数の学生が在籍する国内トップクラスの名門校です。イーデン校に通うアーニャの周りにも、個性豊かな教師やアーニャの友達が登場します。ここでは、『スパイファミリー』のイーデン校のキャラ一覧や、登場人物の関係性などを紹介していきましょう。
キャラ①ダミアン
『スパイファミリー』に登場するダミアン・デスモンドは、東国の政治家であるドノバン・デスモンドの次男です。イーデン校ではアーニャと同じクラスになります。入学時から2人の子分を従えており、最初はアーニャのことを目の敵にして嫌がらせをしてきます。しかしそのうちアーニャのことが気になるようになっていき、現在では恋心を抱いているようです。すぐに相手のことを見下すような発言をしてしまいますが、実は父親に認めてもらえるように努力する努力家です。
キャラ②ベッキー
『スパイファミリー』に登場するベッキー・ブラックベルは、アーニャと同じクラスに在籍しているアーニャの友達です。大手軍事企業のCEOを父に持つ少女で、わがままなお嬢様といった性格をしています。最初はアーニャのことを小馬鹿にするような素振りを見せていましたが、本当は面倒見の良い女の子です。アーニャと仲良くなり、アーニャにとっては初めての友達になります。学校へ参観へやってきたロイドに一目ぼれするなど、ませたところがあります。
キャラ③エミール
『スパイファミリー』に登場するエミール・エルマンは、ダミアンの子分の一人です。ダミアンの取り巻きであり、マッシュルームカットの髪型と出っ歯が特徴です。ダミアンと共にアーニャのことを見下していたものの、アーニャにときめくこともあるようです。
キャラ④ユーイン
『スパイファミリー』に登場するユーイン・エッジバーグは、ダミアンの子分の一人です。縦に高く結い上げた風変わりな髪型をしており、面長な顔に下がった眉毛が特徴です。常にエミールと共にダミアンの取り巻きとして行動しています。将来は宇宙飛行士になりたいようです。
キャラ⑤ビル
『スパイファミリー』に登場するビル・ワトキンスは、人民軍陸軍司令部少佐の息子です。1年4組に所属している男子生徒で、6歳とは思えないような恵まれた体格をしています。また、成人男性のような低い声をしており、頭も良いようです。鍛え抜かれた身体と頭脳を生かして、さまざまな球技大会を総なめにしてきました。別名、「魔弾のビル」と呼ばれています。イーデン校の球技大会で登場しました。
キャラ⑥ジョージ
『スパイファミリー』に登場するジョージ・グルーマンは、グルーマン製薬社長の息子です。アーニャやダミアンのクラスメイトで、根暗な少年です。父親が経営している製薬会社が倒産の危機にあったところ、デズモンドグループによる友好的買収によって救われましたが、勘違いからダミアンに対して深い恨みを抱いています。ダミアンに罪を擦り付けるなどの行動をとりましたが、現在では誤解は解けています。
キャラ⑦ヘンリー・ヘンダーソン
『スパイファミリー』に登場するヘンリー・ヘンダーソンは、イーデン校の教師で第3寮であるセシルの寮長で66歳の男性教師です。アーニャのクラス担任であり、歴史学を担当しています。アーニャの入学試験の際には、三者面談の試験官も担当していました。エレガントであることに強いこだわりを持っており、エレガントこそが人の世を楽園たらしめると考えています。入試以来、フォージャー家には一目置いているようです。
キャラ⑧マードック・スワン
『スパイファミリー』に登場するマードック・スワンは、イーデン校の教師で第2寮であるクラインの寮長です。担当教科は経済学です。アーニャの入学試験の際には、三者面談の試験官を担当しており、人の家庭への妬みから、ヨルやアーニャに対して無神経な言動を繰り返していました。先代の校長の一人息子で縁故雇用であることから、教師としての能力には欠けています。
キャラ⑨ウォルター・エバンス
『スパイファミリー』に登場するウォルター・エバンスは、イーデン校の教師で第5寮であるマルカムの寮長です。年齢は59歳で、担当教科は国語です。ウォルターもアーニャの入学試験の際には三者面談の試験官を担当していました。温厚な性格をした教師で、誠実な人柄をしていることから、生徒からも慕われています。
キャラ⑩グリーン
『スパイファミリー』に登場するグリーンは、イーデン校の教師で生活指導員です。顔に傷があり左目には眼帯をしています。屈強な身体をした強面の男性ですが、生徒に大切なことを教えてくれる優しい教師です。
【スパイファミリー】その他のキャラ一覧!登場人物の関係性は?
『スパイファミリー』には、ここまで紹介したキャラクター以外にも多数のキャラクターが登場します。情報屋や秘密警察として活動している人もいれば、普通に市役所の職員として働いている人もいます。ここでは、『スパイファミリー』のその他のキャラ一覧や、登場人物の関係性などを紹介していきましょう。
キャラ①フランキー・フランクリン
『スパイファミリー』に登場するフランキー・フランクリンは、スパイ黄昏の協力者でフリーランスの情報屋です。アフロ頭の男性で、表向きはバーリントでたばこ屋を営んでいます。もともとは東国の出身ですが、裏では情報屋として黄昏の活動をサポートしています。恋多き男で常に彼女を欲しがっていますが、なかなかできません。偽造とは言え、家族を持った黄昏のことを羨ましがっています。プライベートでもアーニャの面倒を見たりボンドの世話をするなど、黄昏には信頼されています。
キャラ②ユーリ・ブライア
『スパイファミリー』に登場するユーリ・ブライアは、ヨルの実の弟です。外務省に勤めていたエリートですが、1年ほど前に国家保安局へ移動しており、現在は秘密警察の少尉として活動しています。幼い頃に両親を亡くし、姉に育ててもらったため、姉のためであれば何でもするという重度のシスコンです。ヨルに関することになると我を忘れることがあり、いつの間にかヨルと結婚していたロイドを敵視しています。ロイドがスパイ黄昏であることには気づいていません。
キャラ③フィオナ
『スパイファミリー』に登場するフィオナ・フロストは、黄昏が所属しているWISEの諜報員です。スパイとしてのコードネームは夜帷(とばり)です。表向きはバーリント総合病院の事務として働いています。黄昏の後輩であり、クールで表情が読めませんが、黄昏のことが大好きです。将来の夢は黄昏のお嫁さんになることでしたが、任務とは言え黄昏がヨルと結婚したことに不満を抱いており、ヨルを追い出して自分がフォージャー家の妻になろうと狙っています。
キャラ④シルヴィア
『スパイファミリー』に登場するシルヴィア・シャーウッドは、黄昏が所属しているWISEの女性管理官です。エージェント黄昏に指示を出している女性で、黄昏の直接の上司にあたります。表向きは在東国西国大使館の外交官という身分です。全く隙を見せないことから、「鋼鉄の淑女」とも呼ばれています。かつてはアーニャと同世代の娘がいたようです。
キャラ⑤店長
『スパイファミリー』に登場する店長は、秘密組織ガーデンに所属しているいばら姫の上司です。ヨルをいばら姫として育てた人物で、ガーデニングが趣味です。ガーデンという名前のとおり組織には庭園があり、さまざまな植物が植えられています。
キャラ⑥マシュー・マクマホン
『スパイファミリー』に登場するマシュー・マクマホンは、ガーデンのメンバーの一人です。表向きはヨルと同じようにバーリント市役所に勤めており、第一局政策部に在籍している初老の男性です。ガーデンでは「部長」と呼ばれています。表、裏ともにヨルのサポートをしており、自身も非常に高い身体能力を持っています。
キャラ⑦ドノバン・デズモンド
『スパイファミリー』に登場するドノバン・デズモンドは、東国の国家統一党総裁で元首相です。デスモンド・グループという企業も運営しています。スパイ黄昏がオペレーションストリクスを遂行することになったきっかけとなる人物で、東西の平和を脅かす危険人物であると言われています。非常に用心深い性格をしているため、表舞台にはめったに姿を現しません。ただし、ドノバンの息子の一人がイーデン校に通っているため、イーデン校の懇親会には出席するようです。
キャラ⑧カミラ
『スパイファミリー』に登場するカミラは、バーリント市役所に勤めているヨルの後輩です。同じ市役所に勤めているドミニクとは恋人同士という関係性です。他の女性職員と仲良くする一方で、ヨルに対してはきつく当たっていました。初登場時にはヨルに対して嫌がらせもしていましたが、ドミニクからは「根は良いやつ」だと言われており、実際に料理が苦手なヨルに料理を教えてあげるなど、面倒見の良い面を持っています。料理がうまいようです。
キャラ⑨ドミニク
『スパイファミリー』に登場するドミニクは、バーリント市役所に勤めている男性職員です。同僚のカミラとは婚約者という関係です。人当たりの良い性格をしており、恋人のカミラを含めた女性職員がヨルに対してきつく当たるため、そのフォローに回ることもあります。ヨルの弟であるユーリとは同じマンションに住むお隣さんでもあるため、面識があります。
キャラ⑩ミリー
『スパイファミリー』に登場するミリーは、バーリント市役所に勤めているヨルの後輩でぶりっ子タイプの女性です。カミラ、シャロンと共に世間話をよくしており、カミラとは頻繁に飲みに行く間柄のようです。軽い性格をしており、ヨルに対して無神経な発言をすることも多いです。
キャラ⑪シャロン
『スパイファミリー』に登場するシャロンは、バーリント市役所に勤めているヨルの後輩で黒髪ロングの女性です。ヘビースモーカーで、カミラやシャロンと雑談している際にもタバコを吸っています。既婚者であり、イーデン校を受験する息子がいるようです。カミラ、シャロンと比べると常識人のように見えますが、2人と同じようにヨルのことを見下しています。
【スパイファミリー】相関図やキャラに対する世間での評判や人気
『スパイファミリー』のOPは、Official髭男dismの『ミックスナッツ』という曲です。『スパイファミリー』のアニメを視聴した人の中には、アニメの歌詞にアーニャの好物であるピーナッツやスパイファミリーの世界観、人物相関図などを全て組み込んでいる点がすごいとコメントしている人がいました。
録り溜めていたアニメの『スパイファミリー』をまとめて観たという人の中には、「程よく散らかった相関図がわかりやすい」とコメントしている人がいました。スパイファミリーにはWISEやガーデン、SSSなどさまざまな組織に所属するキャラクターが登場しますが、相関図は複雑ではないため、わかりやすいと感じる人も多いようです。
インターネット上には『スパイファミリー』の人物相関図も多数上がっています。X(旧Twitter)上には、「登場人物が整理された『スパイファミリー』を世読んで人間関係がわからないようなら漫画読むのに向いてない」と辛口のコメントをしている人もいました。
【スパイファミリー】相関図は他の作品と比べると複雑ではなかった
『スパイファミリー』には、スパイであるロイドや殺し屋のヨル、超能力者のアーニャを中心に、さまざまなキャラクターが登場します。登場人物が多いため、相関図が知りたいという声もありましたが、他の作品に比べると相関図はシンプルです。しかし今後キャラクターが増えていくことで、相関図は変わっていく可能性があります。『スパイファミリー』の相関図が気になった人は、ぜひ『スパイファミリー』の漫画やアニメをチェックしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
azu
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