【ようこそ実力至上主義の教室へ】櫛田の退学説の真相は？更生するのかも調査

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の櫛田は、高度育成高等学校に通う1年Dクラスの生徒です。誰に対しても気配りができる完璧な美少女で、Dクラスではアイドル的な存在となっています。しかしその裏には、普段の櫛田からは想像できないような本性がありました。ここでは『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の櫛田のプロフィールや、『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』について紹介していきましょう。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の櫛田桔梗とは、気配り上手の美少女で男女ともにアイドル的な人気を持つ、1年Dクラスの女子生徒です。学校中のみんなと友達になることを目標にしています。しかしその本性はコンプレックスの塊であり、完璧な人間を演じるストレスから、堀北のことを裏では口汚く罵っていました。また、堀北が櫛田が起こした過去の事件を知っているという理由から、堀北を退学にさせようとします。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』とは、衣笠彰梧によるライトノベル、およびライトノベルを原作とするアニメ作品です。2015年からMF文庫Jで刊行されており、コミカライズやアニメ化などのメディアミックスが展開されています。テレビアニメは2017年に第1期、2022年に第2期が放送され、第3期も2024年1月から放送予定となっています。

名門「高度育成高等学校」は、実は完全実力主義の学校でした。この学校で進路が約束されるのは、クラスランクが最上位のAクラスのみです。この学校ではクラス対抗の特別試験が行われており、クラスランクを上げるためには、クラスメイト同士が協力して勝利していく必要があります。問題児ばかりのDクラスに配属された主人公・綾小路清隆は、クラスメイトの堀北に協力するうちに、さまざまな問題を解決しながら実力を発揮していくことになるのでした。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の櫛田は、とある理由から自身の過去を知る堀北を目の敵にしています。また、そんな櫛田のことを、綾小路は退学にしようとしています。ここでは、『よう実』の櫛田が本当に退学したのかどうか見ていきましょう。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の櫛田は、2年生編での「満場一致試験」という試験で本性が明らかになります。この試験は、名前のとおりクラス全員が満場一致になるまで匿名で投票するというものです。この試験の「クラスの一人を退学にする代わりにクラスポイント100を得る」という問いに対して、櫛田だけが匿名で賛成を入れ続けていました。ここでは満場一致試験で櫛田が退学になったのかどうか、解説していきます。

何度投票を繰り返しても櫛田が賛成に投票するため、満場一致になりません。そこで綾小路は満場一致を諦め、クラスの中から退学者を選ぶ方向へと話を誘導します。そんな綾小路に対して、櫛田はヘイトが向くようにクラスを扇動しました。

綾小路は「匿名で賛成を入れ続けている人間を退学にさせるべき」として、櫛田の本性をバラしたのでした。さらに、櫛田が起こした過去の学級崩壊事件や、堀北を退学にしようとしていることをバラし、言い逃れができない証拠も突きつけます。このことにより、クラスメイトからの信頼を失った櫛田は窮地に陥ります。

裏切り者である櫛田の退学にほとんどのクラスメイトが賛成する中、堀北は櫛田を退学にするべきではないと止めました。堀北と櫛田は敵対関係にありましたが、コミュニケーション能力の高い櫛田を退学にするのはクラスにとってマイナスになると判断したのです。

堀北はこれまでクラスの足を引っ張ってきた人物を退学にするべきと主張しました。そこで綾小路は評価が低い人物として、佐倉愛理の名前を挙げます。最終的には佐倉自身が退学を求めたため、佐倉を退学にさせることになりました。

退学を免れた櫛田ですが、本性がクラスメイトに知られたため不登校状態になります。堀北は伊吹の力を借りて櫛田に接触し、話し合いの結果、協力関係が成立します。さらに櫛田も腹黒キャラとして開き直ることができたため、今後は櫛田が退学になる可能性は低いと言われています。

櫛田が更生し、クラスのために力を発揮できるようになれば、Dクラスは強力なクラスになる可能性があります。現状では本性を表に出しただけで更生していませんが、綾小路に特別な感情を抱くようになったため、このままヒロインルートになる可能性もあると言われています。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の櫛田は完璧な人間として振る舞っていますが、過去にある事件を起こしています。そのことから、試験や体育祭でクラスに対して数々の裏切り行為を働いていました。ここでは『よう実』の櫛田の過去や、裏切りの理由について紹介していきましょう。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の櫛田は、過去にある事件を起こしています。その事件とは、中学時代にクラスメイトの悪口をブログに書いていたことがばれたため、ブログに書いていなかった秘密までみんなの前で暴露し、学級崩壊を引き起こしたというものです。高校に上がった櫛田は完璧な人間を演じるようになったものの、内面は更生していません。

櫛田は堀北と綾小路を陥れたいという理由から、クラスに対するさまざまな裏切り行為を行っていました。たとえば、クラスのリーダーである堀北の立場を悪くするために、船上試験で自身が優待者であることを他のクラスに暴露したり、体育祭の作戦をCクラスにリークしたりしています。さらに、綾小路が下級生に暴力を振るう動画を録画しようともしていましたが、これは未遂に終わっています。

櫛田が数々の裏切り行為を行ってきた理由は、堀北と綾小路を退学にさせるためです。堀北は櫛田と同じ中学だったため、堀北が過去の事件を知っていると勝手に思い込み、堀北を退学にすると決めていました。また、裏で堀北を口汚く罵っていた姿を綾小路に見られたという理由から、綾小路も退学のターゲットにしていました。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』は、原作の人気から2017年と2022年にアニメ化しています。さらに、テレビアニメ第3期は2024年1月から放送予定となっています。『よう実』でも櫛田は人気の高いキャラクターとなっているため、アニメ化によって誰が櫛田の声を担当するのか気になったというファンも多いです。ここでは『よう実』の櫛田の声優について紹介していきましょう。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』で櫛田桔梗の声を担当しているのは、声優の「久保ユリカ」さんです。久保ユリカさんは『ラブライブ！』の「小泉花陽」役をはじめとしたさまざまな人気キャラクターを演じてきた声優です。

久保ユリカさんの主な出演作品として、『ラブライブ！（小泉花陽）』、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない（梓川かえで）』、『少女終末旅行（ユーリ）』、『うらら迷路帖（雪見小梅）』、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ロキ）』、『とある科学の一方通行（エステル＝ローゼンタール）』、『ハイスクール・フリート（知床鈴）』、『琴浦さん（森谷ヒヨリ）』などが挙げられます。

現在原作の『よう実』の2年生編を読んでいるという人の中には、個人的には櫛田が推しという人もいました。櫛田は裏表が激しいキャラクターですが、悪い系のヒロインが好きなタイプの人に好かれるキャラクターのようです。

原作の『よう実』を最初から読み直しているという人の中には、バスのくだりで堀北と綾小路、櫛田、高円寺の4人に今後泥沼の展開が起きるのではないかと感じている人もいました。現在は綾小路と堀北が組んでいますが、今後関係性が変わるのではないかと推測しているようです。

満場一致試験で綾小路に本性をバラされて以降、櫛田は更生するのではなく腹黒系ヒロインルートに進むのではないかとも言われています。そのため、櫛田がヒロインレースで後れをとっていることをヤキモキしている人もいるようです。

ツイッター上には、「よう実の櫛田みたいな人が周りにいないとも言い切れないのが怖い」とツイートしている人もいました。現実にも裏表が激しいタイプの人はいるため、櫛田のような人がいる可能性もあります。

『ようこそ実力至上主義の教室へ（よう実）』の櫛田は、1年Dクラスのアイドル的な美少女です。コミュニケーション能力が高く、学年や男女問わず幅広く交流している人気者ですが、その本性はコンプレックスの塊で、堀北を退学にさせるためにさまざまな裏切り行為を働いていました。作中で退学になりかけた櫛田ですが、堀北の助けもあり、退学にはなっていません。今後櫛田が更生するのかどうか興味が湧いた人は、ぜひ『よう実』をチェックしてみてはいかがでしょうか。