【東京リベンジャーズ】柴八戒の現在がイケメン？強さや登場キャラとの関係も

東京卍會の弐番隊副隊長として柴八戒が初登場すると、敵対暴走族・黒龍の総長柴大寿の登場と共に物語の中心人物になり彼らの兄弟関係や素性が明かされていきました。兄弟の関係が後の抗争に繋がったシナリオ展開に衝撃を受けた読者は多くいたことでしょう。まずは柴八戒のプロフィールと東京リベンジャーズの作品概要とあらすじをおさらいしていきます。

柴八戒は東京卍會の弐番隊副隊長を務めている不良です。口元の傷痕と坊主頭が特徴的な容姿をしており、喧嘩が強いのに反し女性に対して奥手な性格をしています。家庭環境は劣悪なもので長兄の大寿から日々暴力を受けるようになり、兄との関係性が血のハロウィン抗争の火種となりました。

東京リベンジャーズは和久井健によって週刊少年マガジンに連載されていた漫画作品です。タイムリープ要素を持ったヤンキー漫画として話題を呼び、先の展開が読めないサスペンスストーリーや魅力的なキャラクターなどが人気を博していきました。2023年1月時点で累計発行部数7000万部を突破しており、アニメ化や実写映画化といったメディアミックスが作品人気を後押ししました。

フリーターとして生きていた花垣武道はある日、中学時代の恋人だった橘日向が犯罪集団・東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したことをニュースで知りました。その翌日、何者かに電車のホームに突き落とされた武道は死の間際にタイムリープ能力に目覚め、中学時代にタイムスリップしました。そこで日向と再会できた武道は最悪の未来を阻止しようと東京卍會を内側から変えることを決意します。

タケミチが何度もタイムリープを繰り返し何度も世界をやり直していくと、柴八戒は東京卍會から離れる世界が訪れました。その世界で柴八戒が歩んでいた道は意外なもので、多くの読者に衝撃を与えました。ここでは東京リベンジャーズにおける柴八戒の現在について紹介し、作中に描かれた強さや活躍についても解説していきます。

9回目のタイムリープを終えたタケミチが現代に戻ると、その世界にいる柴八戒は海外トップモデルとして活躍していました。180を超えた長身と端正な顔立ちをしている容姿が海外で受けたそうで、姉の柚葉もマネージャーになって八戒の仕事を手伝っていました。トップモデルになっても女性への苦手意識は変わっていないそうでファンに囲まれた時に固まってしまっていたと柚葉が明かしました。

東京リベンジャーズ作中でタケミチたちは様々な抗争を起こしていくことになり、柴八戒はそれぞれの抗争が終わった後に大きな変化が描かれました。柴八戒の未来に起きた出来事を知ることで、東京リベンジャーズのストーリーや東京卍會の変遷について理解を深められることでしょう。

血のハロウィン後の未来では柚葉が大寿を殺害したことで柴八戒が黒龍に加入し、東京卍會の最高幹部にも同時に任命されました。黒龍から流れる莫大な資金によって東京卍會は犯罪組織として成長してしまい、柴八戒も凶悪な犯罪者として知られていくようになりました。タイムリープによって歴史が変わった後は黒龍に所属せず東京卍會に残り続け、犯罪集団にもなりませんでした。

聖夜決戦後の未来では稀咲を東京卍會から除名されたことで平和が訪れると思われましたが、それだけではマイキーの闇落ちを阻止できず東京卍會のメンバーが皆殺しにされました。この時の描写でマイキーは柴八戒を殺害しており、椅子に縛られた八戒は「タケミっちとみんなで騒ぎたかったな」と遺言を残して死亡しました。

稀咲の死亡によって東京卍會メンバーの皆殺しが阻止できると、その世界で柴八戒は海外モデルとして大成していました。パーチンの結婚式のために来日しても次の日にはフランス行きが決まっているほど過密なスケジュールを組んでいるようで、海外モデルとしてかなりの有名人になっていることが窺えます。

柴八戒の喧嘩は長身を活かしたパワースタイルで黒龍の一般構成員を一撃で沈められるほどの強さを誇っています。その強さが評価され東京卍會では弐番隊副隊長に任命されており、関東事変では凄腕揃いの天竺メンバーを次々と撃退してみせました。また、S63世代で新宿を牛耳っていた灰谷兄弟にも勝利しています。

東京リベンジャーズの魅力と言えば登場キャラクター同士の関係性やその変化が欠かせないでしょう。特に柴八戒の人間関係は東京リベンジャーズのストーリーに大きく関わっていたため、本作に興味がある人やストーリーを振り返りたいという人には必見な内容です。ここでは東京リベンジャーズにおける柴八戒と登場キャラクターの関係についてまとめていきます。

柴大寿とは兄弟の関係にあり大寿が兄、八戒が弟にそれぞれ当たります。柴八戒には恵まれた体格による喧嘩の才能がありましたが、大寿はそれを上回る強さが備わっていました。柴家には両親がおらず大寿が家庭のトップに立っていましたが、家族に対して傍若無人な態度を取っており躾と称して八戒と柚葉に暴力を振るっていました。

柴柚葉は八戒の姉に当たります。柚葉は亡くなった母親と『家族を守ること』を約束しており、弟の八戒のことを溺愛と呼ばれるほどかわいがっていました。また、大寿が八戒に振るおうとする暴力を1人で耐え続けた過去があり、八戒から厚い信頼を置かれると共に守られてばかりいて何もできないことへの葛藤を抱かせていました。

三ツ谷隆は東京卍會の弐番隊隊長です。八戒と同じ隊の仲間という関係ですが、八戒にとって三ツ谷は唯一の幼馴染であり幼少期の頃から仲良しだったとされています。八戒は携帯の待ち受け画面を三ツ谷の写真にするほど彼のことを気に入っており、三ツ谷のことを実の兄のように慕っていました。

タケミチとは同じ東京卍會に所属する仲間です。黒龍の大寿が現れたことをきっかけに2人の交流が増えると、タケミチは八戒に協力して打倒大寿に参加するようになります。その中で八戒は大寿からの暴力を姉の分も自分が受けていたと嘘をつきましたが、タケミチは八戒を見捨てようとはせず共に大寿を倒すために戦いました。

東京リベンジャーズにはマイキーのセリフが一大ブームを呼んだように、登場キャラクターの信念が感じられるかっこいい名言が多く描かれています。柴八戒のかっこいい魅力を知るためにも彼の残した名言をチェックする必要があるでしょう。ここでは東京リベンジャーズにおける柴八戒の名言や名シーンについてまとめていきます。

黒龍のシマに足を踏み入れたタケミチが黒龍構成員に絡まれると、八戒はそれを庇うように登場し挑発してきた構成員を殴り倒しました。そうして残っている構成員をきつく睨むと上記のセリフを言って威圧しました。弐番隊副隊長としての実力を威厳を示したかっこいい名シーンです。

聖夜決戦にてタケミチが大寿の前に立つと何度も強烈なパンチを受けながらもタケミチはその場に立ち続けました。それを見ていた八戒はどうしてそこまでできるのかとタケミチに尋ね、「お前が求めれば助ける」と返事をされると涙ながらに上記のセリフを口にしました。それまでタケミチが頼りにしていた八戒が初めてタケミチに助けを求めた熱い展開でした。

タケミチはこれから起こる抗争に仲間を巻き込んでしまっていいのか葛藤を抱きながらも、日向の助言もあって仲間を頼ることを決意します。そうして最初に千冬に声をかけると、その次に八戒の元を訪ね協力を仰ぎます。すると八戒は上記のように即答しました。八戒とタケミチの男の友情が感じられる名シーンです。

これまで柴八戒の現在や強さなどについてまとめてきましたが、彼の活躍シーンを東京リベンジャーズ本編で見ていたファンはどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではSNSに投稿されている柴八戒へのコメントを参照し、世間での評判や人気を明らかにしていきます。

柴八戒の人気はとても高く見た目と性格が良くて喧嘩も強いという万能な人柄が大勢のファンから慕われていました。タケミチと仲が良いところも人気の理由になっており、ファンの中には黒龍総長になった柴八戒を見てみたかったと言われていました。

柴八戒が海外モデルになったことに驚いたという人が多くいたそうです。見た目の良さからモデルになったことに納得したという意見があれば、スカウトされたのか自ら志願したのか気になるなど、モデルになった経緯に疑問を抱いている人もいました。

八戒と三ツ谷のコンビがとても好きというファンも多くいました。八戒にとって三ツ谷は大寿に代わる兄のような存在で、幼馴染として仲が良くお互いに強く信頼し合っている関係性がかっこいいと評されていました。

東京リベンジャーズに登場する柴八戒の現在は海外で活躍するモデルになっていました。見た目がイケメンな柴八戒にとってはこれ以上にない職業で、姉の柚葉と共に活動しているところも魅力的な部分でしょう。もしも柴八戒の活躍シーンを見たことがないという人は、ぜひ東京リベンジャーズ本編をチェックしてみてください。