【東京リベンジャーズ】パーちんの人物像まとめ！少年院に入った理由は？

パーちんは『東京リベンジャーズ』での登場回数は少ないですが、初代東京卍會の3番隊隊長を務めるほどの人物です。ここでは、パーちんが『東京リベンジャーズ』でどのような人物として描かれているのかを、プロフィールを基に紹介します。

パーちん（林田春樹）は、マイキー（佐野万次郎）率いる東京卍會の創設メンバーとして『東京リベンジャーズ』に登場します。姿は金髪でツーブロックヘアー、ぽっちゃりした体型です。自他共にバカであると認めており、3番隊副隊長のぺーやん（林良平）が彼の脳みそはミジンコだと発言している場面が『東京リベンジャーズ』で描かれています。

『東京リベンジャーズ』は『新宿スワン』の作者である和久井健によって、週刊少年マガジンで連載されていた作品です。『東京リベンジャーズ』は大人気作品で、アニメ化・実写映画化もされています。アニメは『83抗争・血のハロウィン編』『聖夜決戦編』まで放送されており、2023年9月からは『天竺編』が放送される予定です。

突如タイムリープ能力が目覚めた『東京リベンジャーズ』の主人公花である垣武道（はながきたけみち）は、12年前に戻り、東京卍會の危機を何度も救います。それは、現代で必ず殺されてしまう恋人の橘日向（たちばなひなた）を救うための行動でした。東京卍會の1番隊隊長となった武道は、自分の人生を変えるため何度もリベンジを続けます。

パーちんは、アニメ『東京リベンジャーズ』の第5話で登場します。東京卍會の創設メンバーでもあり、3番隊の隊長を務めるほどの人物です。喧嘩も強く、東京卍會創設当時は、旗持ちを任されるほどの力自慢であることが、『東京リベンジャーズ』で描かれています。ここでは、パーちんの人物像と強さを紹介します。

パーちんは自らをバカだと言っており、何か起きると直ぐ頭に血が上る性格です。東京卍會の総会に出席した時、パーちんが隊長同士で口喧嘩している場面が『東京リベンジャーズ』で描かれています。しかし、仲間思いでもあり、パーちんの親友が暴走族集団から被害を受けた時には、仕返しを強く願っていました。『東京リベンジャーズ』の中でも有名な83抗争が起きたきっかけが、パーちんでした。

ぺーやんは、パーちんの強さを東卍の中ではバリバリの武闘派であり、1人でチーム1つを潰してしまう強さを持っていると表現しています。パーちんの強さが分かる戦闘は『東京リベンジャーズ』で多く描かれていませんが、パーちんの強さを語るために欠かせないのが83抗争です。愛美愛主の総長である長内信高とパーちんが喧嘩します。ボクシングをかじっていた長内にパーちんは負けてしまいますが、一歩も引く姿勢を見せない強さを持っています。

『東京リベンジャーズ』に登場する東京卍會は不良の集団であるため、隊員たちは皆、バイクを所有しています。3番隊隊長であるパーちんもバイクを所有しており、そのバイクはHONDAのCBX400Fです。アニメ『東京リベンジャーズ』の第22話で登場します。

東京卍會の3番隊に所属しており、副隊長を務めているのがぺーやんです。ぺーやんはとてもパーちんを慕っており、パーちんは俺の全てであると発言しています。少年院に入ったパーちんに対して何もしない東京卍會を逆恨みするほど、ぺーやんにはパーちんへの強い思いがありました。そのこともあり、東京卍會の総長であるマイキーを殴っています。

『東京リベンジャーズ』でパーちんは、人を刺したことで少年院に入ることになります。なぜ、そのようなことが起きたのでしょうか。パーちんが少年院に入ることになった理由を紹介すると共に、出所後『東京リベンジャーズ』でどのように描かれているのかを解説します。

83抗争が起きたきっかけは、パーちんの親友とその彼女が入院するほどの重症を、愛美愛主に負わされたことです。東京卍會よりも2個以上世代が上の愛美愛主に勝ち目はないと理解しつつも、パーちんはやり返したいと総長のマイキーに思いをぶつけます。マイキーは集会で、愛美愛主を潰す号令を出しました。

83抗争の後、パーちんは少年院に入ることになります。理由は、愛美愛主の総長である長内信高をナイフで刺したからです。1人でチーム1つ潰す強さを持っているパーちんですが、長内に喧嘩で負けてしまいます。長内はマイキーから蹴りを食らい、意識を失っていましたが、パーちんにナイフで刺されてしまいます。警察に自首することを仲間に伝えたパーちんは、駆けつけた警察に連行されました。

『東京リベンジャーズ』では、83抗争がきっかけで少年院に入ったパーちんが、出所した後の姿が描かれています。ここでは、武道がタイムリープした現代に登場しているパーちんについて、紹介していきます。

血のハロウィンで馬地圭介が自決した後となる6回目のタイムリープで、少年院から出所したパーちんが東京卍會の幹部会に出席しています。パーちんの傍には、ぺーやんもおり、現代でもパーちんの脳みそは空気でできていると頭の悪さを表現していました。

聖夜決戦後、7回目のタイムリープで戻った現代では、マイキーの手によって東京卍會のメンバーは全員殺害されていました。パーちんとぺーやんも、武道が現代に戻った際には、既に殺害されていました。東京卍會のメンバーが殺害されたことは、橘直人の説明によって判明します。

関東事変後の9回目となるタイムリープで戻った現代では、パーちんの結婚式が行われていました。パーちんは家業の不動産業を継ぎ、幼馴染と結婚したのです。会場には、ドラケン（龍宮寺堅）や三ツ谷たちの姿がありました。ぺーやんは、側近としてパーちんの不動産業を支えています。東京卍會のメンバーが参加している中、マイキーの姿はありませんでした。

最終回では、武道とマイキーが2人同時にタイムリープして、最初から2人でリベンジする物語になります。パーちんは関東事変後にタイムリープした現代と同じく、家業の不動産業を継いでいました。ぺーやんも側近としてパーちんを支えている姿が描かれています。

自他共に頭の悪さを認めているパーちんは、アニメ『東京リベンジャーズ』の第1期で登場する割合が多いです。どのような声優がパーちんの声を演じているのでしょうか。ここでは、パーちんを演じた声優のプロフィールや出演作品を紹介します。

アニメ『東京リベンジャーズ』に登場するパーちんの声を演じたのは、声優の木村昴さんです。2005年から声優として活躍しており、デビュー作品は『ドラえもん』のジャイアン役です。また、声優だけでなくラッパーやナレーターなど、幅広く活動しています。

オペラ歌手の父とバロック音楽のソリストである母との間に産まれます。ドイツから日本に移住してきた際、母親のすすめで劇団に所属します。芝居のレッスンに熱中して、2002年ミュージカルにタップダンサーとしての出演をきっかけに、キャリアをスタートさせました。その後、『ドラえもん』のジャイアン役のオーディションに合格し、声優デビューを果たします。

力強い声が特徴で、若い男性キャラクターの声を多く演じています。『ドラえもん』のジャイアン役の印象が強いこともあり、他の役を演じる際、ジャイアンにならないように練習した過去があります。また、出演しているのはアニメだけでなく、映画の吹き替えや番組の司会を務めるなど、幅広く声優活躍しています。

体が大きく両サイド剃り上げた髪形をしているパーちんのコスプレをするファンがいました。『東京リベンジャーズ』は、実写化されているため、真似してコスプレする人がいるようです。また、パーちんは東京卍會創設メンバーであるため、ファンからの人気もあります。

パーちんの登場は、『東京リベンジャーズ』の前半に集中しており、登場の多くは83抗争までです。そのため、最終章での登場に期待するファンの声がありました。後半のパーちんは、タイムリープで戻った現代や回想で登場します。

パーちんを慕っているぺーやんは、リスペクトを込めていつも頭の悪さをいじっています。そのやりとりが好きだと言うファンの意見がありました。パーちんは少年院に入ったため、アニメでの登場は少なくなります。しかし、3番隊副隊長であるぺーやんは関東事変で登場します。

パーちんは、友達のためなら年上の勝ち目がない相手でも、一歩も引かない強さを持っている登場キャラでした。少年院から出た後もその姿勢は無くなっておらず、出所後は家業である不動産業を継いで仕事している場面が『東京リベンジャーズ』の最終回で描かれています。アニメでパーちんの活躍をみたい方は、アニメ『東京リベンジャーズ』の第1期をご覧ください。