【東京リベンジャーズ】マイキーが梵天の白髪の男？闇落ちした関係についても

東京リベンジャーズに登場する佐野万次郎は、マイキーの愛称で親しまれています。そんなマイキーですが、武道が過去を改変する度に未来でその姿が変わるのです。特に髪の色は目に見えて変わっていますが、それには過去に発生した事件が関係しているようです。ここではマイキーが未来で闇落ちした事件と髪色の関係性をまとめます。

マイキー（佐野万次郎）は、東京卍會創設メンバーの1人で、初代総長を任された人物です。1人でも仲間が傷ついたら、全員でかたき討ちをするという程仲間思いな男性で、心からメンバーを信頼しています。プライベートではお子様ランチが好きだったり、お腹がいっぱいになると、どこでも寝てしまうなどのギャップのある男性です。喧嘩をすると容赦はしませんが、「女性には手を出さない」などの倫理観は持ち合わせています。

2017年に週刊少年マガジンで連載がスタートした「東京リベンジャーズ」は、2022年11月16日に最終回を迎えました。人気度の高さから漫画以外にも、アニメ化や実写映画化、そして舞台化がされています。現在はスピンオフ作品としてキャラ達の出会いを描いた漫画が連載されており、2023年にはアニメ2期と実写映画第2弾が公開予定です。

花垣武道は、12年前の恋人である橘日向が亡くなった事を知ります。思い出を振り返っていた矢先、武道は何者かに線路へ突き飛ばされました。助からないと思った瞬間、目の前に広がったのは中学生時代の友人達の姿です。混乱する中、過去を垣間見た武道は生きているであろうヒナに会いに行きます。そこで橘直人に会い、ヒナの未来を教え、姉を守れと伝えて握手を求めたのです。それをトリガーに武道は現代へと戻ってきました。

稀咲鉄太の思惑を阻止する事に成功した武道ですが、未来で東京卍會を超える犯罪集団が誕生してしまいます。そのリーダーは白髪の男と呼ばれているのですが、東京リベンジャーズにおいて重要な人物である事が判明するのです。ここでは最悪な犯罪集団とされた「梵天」とそのリーダーである白髪の男について紹介していきます。

関東事変にて「天竺」を倒す事に成功した武道は、平和な未来になっていると確信して現代へと戻ってきます。そこには既に東京卍會は存在しておらず、メンバーは平和に生活していました。しかし、そんな平和とは裏腹に暴力や殺人、麻薬など悪逆非道の数々を行っている団体を知ります。そのリーダーである「白髪の男」が東京卍會を解散した後のマイキーなのです。

凶悪な犯罪集団「梵天」は、12年後の現代で活動しています。警察すらも全ての把握ができておらず、白髪の男がリーダーで犯罪と名の付く事件の全てに関わっているという情報しかありませんでした。元々は東京卍會がそのポジションにいたのですが、稀咲が過去で死亡してしまい、東京卍會自体が解散してしまった事で、梵天がその座についています。

マイキーが梵天の首領となったのは、「東京卍會の解散」が大きな理由です。本来ならば、未来まで東京卍會は存在していましたが、解散した事によりマイキーは「関東卍會」を設立します。そして、そのチームと敵対するチームが2つ存在し、関東事変から2年後には「三天戦争」と呼ばれる大規模な抗争が巻き起こってしまいました。その結果は関東卍會の勝利で、残り2チームを吸収する事で「梵天」という組織になったのです。

梵天は三天戦争で強豪チームを吸収して出来上がった集団の為、構成員の正確な人数は作中でも把握されていません。しかし、マイキーを始めとして幹部メンバーは過去から注目されていたキャラになります。基本的にはマイキーの命令は絶対で、裏切った者はたとえ幹部であろうとも容赦しないようです。

東京卍會が解散した未来で誕生した「梵天」ですが、元東京卍會メンバーはマイキー以外所属していません。この事からマイキーは闇落ちしてしまったとされていますが、ここではその理由をまとめていきます。また、過去とは異なる髪型や髪色から闇落ちとの関係をあわせて解説しましょう。

マイキーは過去ではピンクゴールドの髪色です。幼少期から髪色が変わっていない事から地毛であると分かりますが、マイキーは過去で闇落ちしてしまった際には、この色が大きく変わります。梵天の首領となった際には白髪で描かれていますが、関東事変阻止前の未来では黒髪です。この黒髪の際には未来で東卍メンバーを虐殺していた事から、闇落ちした時に影響をもたらした事情が関係していると考察できます。

マイキーは当初、犯罪集団のリーダーではありましたが、そこまで表立って罪を犯している描写はありませんでした。しかし、武道が過去を改変していく過程で、一虎を殺害してしまった瞬間「黒い影」のようなものをまとっているシーンが描かれています。これを作中では「黒い衝動」と呼び、マイキーの心に存在する闇の部分を現しています。この衝動が増幅する事でマイキーの闇落ちが加速しているようです。

マイキーが闇落ちしたのは聖夜抗争後の未来からになります。この時は、稀咲の策略で妹である佐野エマが殺害され、マイキーは黒川イザナの傀儡になる事で黒髪の姿になりました。白髪のマイキーは何が理由で闇落ちしたのかというと、エマだけでなくイザナも死亡してしまい、東京卍會も解散してしまった事が原因となっています。仲間という支えを失ったマイキーは、加速する黒い衝動を止められず、最悪の犯罪集団を完成させたのです。

未来で闇落ちと呼ばれる現象が起こってしまったマイキーですが、その容姿はとてもかっこいいものとなりました。ファンの間でも「通常のマイキー」「黒髪のマイキー」「白髪のマイキー」という3つの層に分かれている事から、ここではマイキーの容姿についてまとめていきます。

マイキーの黒髪姿が登場したのはコミックス13巻になります。聖夜抗争にて八戒が黒龍総長にならない未来を確立した武道ですが、現代ではメンバーを虐殺する闇落ちマイキーが誕生していました。この大きな理由は、妹のエマが過去で死亡してしまい、心の拠り所が黒川イザナになってしまったからです。この時のマイキーは、心なしか兄である真一郎に似ている事から、完全にイザナの傀儡になっていたと考察できます。

マイキーの髪型ですが、黒髪と白髪で大きな変化はありません。この髪型はマッシュヘアとされていますが、美容師からいうと「前下がりマッシュ」と呼ばれるシュルになります。グラデーションボブをベースにしながらマッシュを整え、刈上げに関しては襟足はこめかみまで行い、後頭部は耳の後ろまで刈る事で現実でも再現できる髪型です。

かっこいい髪型のマイキーが注目されていますが、実は未来のマイキーは刺青を彫っています。黒髪マイキーは、ドラケンと同じ龍のタトゥーが首元に彫られており、白髪マイキーはうなじにイザナのピアスと同じ花札柄があるのです。この事により、マイキーは自分が闇落ちしてしまった対象を忘れないようにするために、その人に関係する刺青を入れていると考察できます。

東京リベンジャーズに登場するマイキーは、過去と未来で姿が大きく変更されます。この事から、SNS上では「マイキーには3形態ある」というファンもいました。ここでは、そんなマイキーの白髪姿についての声をまとめていきます。

東京リベンジャーズは人気作品ではありますが、見た事がないという人もいます。そんな人達もマイキーの名前を知っている事が多いです。特にマイキーを髪の色で分けて理解している人もSNSでは見受けられました。

マイキーは過去ではピンクゴールドと呼ばれる髪色をしています。しかし、梵天のリーダーとなっている未来では白髪になっている事で、「染めている」と考える人もいますが、薬を使っている事で色が落ちたと考えるファンも多いです。その理由として、梵天ルートがこれまでの未来で最も悪逆非道な団体になっているのも考察理由となっています。

マイキーの髪色は、その未来の過去で起きた事件に関係しているようですが、更に考察しているファンの中には、「黒い衝動」に飲み込まれているレベルによっても変わるという声があります。ループの回を重ねる毎に、黒い衝撃の発動がされているのであれば、髪色に関するファンの考察も理解できるものです。

ここでは白髪のマイキーについてまとめていきました。元々はピンクゴールドの明るい髪色のマイキーですが、その過去に起こった事件が関係する事で髪の色が変わっています。しかし、白髪であろうと黒髪であろうと、マイキーはかっこいいとファンの間で人気です。現実でも表現する事ができる髪型として、真似するファンもいるので、自分の髪型に合うのかチェックしてみるのもいいかもしれません。