【SAO】クラインは酒飲みだけどいいやつで人気？強さや声優についても調査

クラインは、『SAO』（ソードアート・オンライン）のゲーム世界の中で主人公のキリトが初めて出会った人物です。頭にバンダナ姿を巻いており、日本刀を武器にして戦います。まずは、クラインのプロフィールや『SAO』のあらすじを紹介します。

クラインは赤髪にバンダナを巻いた風貌が特徴の、明るく元気な男性キャラクターです。 ゲーム初日に、軽快に動き回るキリトを見てベータテストからの参加者だと思い、声をかけます。『SAO』の世界でキリトと最初に会話をした人物です。初回では弱々しいクラインですが、ギルド風林火山のリーダーとして強さが増してたくましく成長していきます。

クラインの現実世界での本名は壷井遼太郎（つぼいりょうたろう）です。クラインは、キリトよりも年上で、2024年10月18日の74層フロアボス撃破時点で24歳です。『SAO』には初参加ですが、ネットゲーマーとしては高い実力があります。『SAO』開始時点では小規模な輸入商社に勤務していました。『SAO』クリア後には輸入商社に復職し、真面目に働いています。『SAO』解放後もキリトの良き理解者です。

『ソードアート・オンライン（SAO）』は、川原礫（かわはられき）氏によるライトノベルです。『Sword Art Online』の頭文字をとった『SAO』が公式の略称とされています。2002年から連載されていたWeb小説を元にした作品で、2009年から書籍が出版されています。仮想現実空間を舞台とした長編SFファンタジー小説で、漫画やアニメにも展開された大人気作品です。

西暦2022年、世界初の次世代型RPGゲーム『ソードアートオンライン』が発売されます。主人公のキリトも早速ログインし、ゲームの世界観を楽しんでいました。ゲームマスターで開発者の茅場晶彦（かやばあきひこ）から、プレイヤー全員が自発のログアウト不可能であるという報告があります。ゲーム内での死亡はリアルでのに死亡直結するのです。ログアウトのためには最上階到達が必須で、キリトはゲーム攻略によるログアウトを目指します。

『SAO』作中でクラインは、少しダメな部分がある三枚目キャラとして描かれています。しかし、ファンの間では人気が高くいいやつだと言われています。ここからはクラインの性格やいいやつだと言われている理由について見ていきましょう。

『SAO』では、クラインが女好きな面や祝い酒を1人楽しむシーンなどが描かれています。リアルからそっくり影響を受けたものです。無類の女好きで特に美女であれば誰にでも声をかけている様子がおもしろおかしく表現されています。

クラインは酒好きで、女の子も大好きです。ツッコミどころ満載のクラインですが、「いいやつ」「クラインかっこいい」と多くのTwitter投稿があります。以下の4つの理由とともにいいやつである要因を探ってみましょう。

『SAO』のゲーム内で初めてキリトに声をかけたのが、クラインでした。クラインはキリトに『SAO』での戦いかたを教えてもらいます。アバター設定をしていたため年齢も性別もわからないキリトを尊敬していました。アバター設定が解かれリアルっぽい設定になりキリトが年下だとわかっても、尊敬の眼差しは消えることはない上、気さくに優しく声をかけてくるクラインでした。

クラインはキリトに比べて実年齢が高く、兄貴分的な存在です。リアルの世界でクラインは社会人です。高校生のキリトとは、社会の荒波にもまれ切り抜けてきた経験が違います。精神的に大人な部分が、ここぞという場面で本当に頼りになるのです。クラインはギルドのリーダーで、仲間からも信頼されリーダーシップがある存在となります。

クラインは、登場するだけで周りが明るい雰囲気に包まれます。キリトとは違うキャラ設定で、社交的なムードメーカーな存在です。とくに女好きな面は、明るさを超えてギャグのようになっています。強い敵に出会ったときや絶望的なシーンでもすぐに気持ちを切り替え、場の空気を変えられるのは心底明るい性格のクラインだからこそできるのです。

『SAO』でデスゲームの宣言後、クラインは2人で生き残るために次の街まで移動しようとキリトから提案を受けます。戦い方を知っているキリトと共に行動することで、敵に襲われても安心です。キリトもクラインに生き残ってほしいと思っての提案でした。しかし、クラインは一緒にSAOを買った仲間との約束があると言い、自分の安全より仲間を優先し、キリトの誘いを断ります。自分が死ぬかもしれない状況で、仲間との約束を守り、仲間を大事にする気持ちの持ち主です。

普段はダメキャラでとおっているクラインでも戦闘シーンでは日本刀を振りかざし強くかっこよく戦います。人気のあるクラインですが、キャラクター死亡率が高い『SAO』ではクラインが死亡するのか生きるのか論争がTwitter上で繰り広げられています。風林火山のリーダーであるクラインの強さや装備、死亡説を詳しくみていきましょう。

クラインの強さは『SAO』内でトップクラスと言っても過言ではありません。クライン率いる風林火山を攻略組の一角と言われるほどに導いたこと、その過程でギルドメンバーを誰一人失っていないからです。クライン自身も攻略組に加わってから常に最前線で戦かって成果を挙げ、どんどん強くなっています。

クラインは、キリトと出会ったときは曲刀を装備していました。その後再登場時は日本刀に持ち替え、装備も和装です。ギルド名の「風林火山」に合わせ、ギルドアイコンは武田菱、装備も赤揃えで統一しています。曲刀を日本刀を持ち替え、相変わらずのバンダナ姿で戦闘をくぐり抜けているのです。

クラインは三枚目キャラとして描かれていますが、実は頭の回転が早い人物です。キリトとの出会いも、キリトの行動からベータテスターと見抜きました。ファントム・バレット編では、BoBの中継でデスガンの正体がラフィン・コフィンの生き残りだったことに気付きます。月夜の黒猫団の一件でキリトの無茶な行動を推測し、キリトを追いかけるといった行動も描かれています。

クラインは「一番死んでほしくないキャラクター」「仲間を思いのいいやつに死亡フラグが立つ」といった意見が多くあります。アンダーワールドでは各国のユーザーが何も知らず攻め込み、クラインも含めその場にいた全員がかなりピンチな状況でした。しかしクラインの登場シーンは、形勢逆転のタイミングです。『SAO』のデスゲームで生き残ったクライン、簡単に死亡することはないといった見方がSNSでは多く寄せられています。

クラインは登場シーンは少ないものの、出てきたときは活躍をします。女の子にでれっとしたり、戦闘ではかっこよく戦ったりと、演じ分けが難しいキャラクターです。ここからはアニメ『SAO』でクラインを演じた声優について紹介します。

アニメ『SAO』でクライン役は声優の平田広明さんです。人気のアニメ作品に多く出演している声優です。ワイルドな役からやわらかな役まで演じわけられる実力派として知られています。魅力的な声の平田広明さんのプロフィールを紹介しましょう。

平田広明さんは1963年8月生まれで、2023年で60歳になります。1990年代から活躍する声優です。もともとは劇団の舞台俳優でしたが、声優オーディションを受けたことをきっかけに声優として活躍するようになりました。洋画の吹き替えやアニメの声優として活躍中です。

平田広明さんの主な出演作品は、『ワンピース』のサンジ役、『宇宙兄弟』の南波六太役、『逆転裁判～その真実、異議あり～』のゴドー役などがあります。洋画の吹き替えでも多くの俳優を担当しています。有名なところでは『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップさんで、公認の声優として20年以上吹き替えを担当しているのです。そのほかにも大勢の俳優の吹き替えを担当しています。

Twitter上では多くのコスプレイヤーがクラインになりきっていました。クラインの特徴であるバンダナ姿で、日本刀を持っています。クラインが人気のある証拠です。

「クラインがかっこいい」「クライン好青年」と多くの意見が寄せられています。戦闘シーンや風林火山のリーダーとして行動するクラインは普段の女好きとは違った素敵な一面です。クラインは回を追うごとに人気上昇中です。

三枚目のクラインですが「良い人」「いいやつ」といった投稿が多く見られます。クラインは不愛想なキリトにもいつも明るく声をかけており、その人柄が多くのファンに高く評価されていました。

『SAO』に登場するクラインはバンダナがトレードマークの三枚目キャラです。酒好き、女好きとマイナスイメージを持たれやすい要素があるにもかかわらず、性格がよくて戦闘シーンでも強いといった理由で人気があります。登場するとその場が明るくなる魅力的なキャラとして支持されています。是非、『SAO』作中でのクラインの活躍に注目してみてください。