【SAO】エイジの声優は井上芳雄が担当!過去の出演作品や担当キャラを紹介
『SAO』のエイジの声優について紹介します。劇場アニメ『SAO -オーディナル・スケール-』のエイジ役で評価されている井上芳雄の過去の出演作品や代表作をまとめました。また、他の出演声優に関する情報やエイジとユナの関係などについても解説しています。
目次
【SAO】エイジとは?
世界中で幅広い支持を得ている『SAO(ソード・アート・オンライン)』シリーズには、さまざまな人気キャラクターが登場しますが、井上芳雄が声優を務める「エイジ」もその1人です。ただ、あまりシリーズに詳しくない人や見始めたばかりという人にとっては、少々馴染みが薄い部分もあるでしょう。そこでまずは、「エイジ」というキャラクターの基礎的な情報などを紹介していきます。
エイジのプロフィール
井上芳雄が声優を務めるエイジは、劇場アニメ『SAO -オーディナル・スケール-』の登場人物です。「オーディナル・スケール」というARマシンを用いたゲームでランキング2位に位置する謎めいた人物で、その正体は「後沢鋭二(のちざわ えいじ)」という名の二十歳の青年になります。SAO生還者の1人であり、以前は「ノーチラス」というキャラクターネームで活動していました。
ソードアート・オンライン オーディナル・スケールの概要
エイジが登場する『SAO -オーディナル・スケール-』は、2017年に公開された『SAO(ソード・アート・オンライン)』の劇場アニメ版です。ストーリーは原作にないオリジナル書き下ろしで、時系列では外伝の「マザーズ・ロザリオ編」と本編の「アリシゼーション編」の間に位置します。映画は公開後の動員数ランキングで初登場1位に輝いたほか、「第90回アカデミー賞」の長編アニメーション部門の候補対象作にも選ばれるなど、内容も評価されました(最終的なノミネートには落選しています)。
ソードアート・オンライン オーディナル・スケールのあらすじ
エイジの登場する『SAO -オーディナル・スケール-』では、ARマシン「オーグマー」専用のMMORPG「オーディナル・スケール(OS)」をめぐる物語が展開されます。「オーグマー」と「OS」が爆発的な浸透を見せる中、その動きから距離を置いていたキリトですが、不穏な噂をきっかけにアスナの誘いで参戦します。そこで彼が目にしたのは、旧「SAO」の「アインクラッド」第10層ボスモンスターの姿でした。そしてここから、多数のSAO帰還者を巻き込む現実世界での陰謀が開幕します。
【SAO】エイジの声優キャストは井上芳雄
劇場アニメ『SAO -オーディナル・スケール-』で物語の鍵を握るキャラとして登場するエイジですが、演じる声優が豪華ということでも話題となりました。その声優とは、「井上芳雄」です。すでに多くのファンを持つ井上氏ですが、ここではあまり詳しくないという人のために、プロフィールなど基本的な情報を紹介していきます。
井上芳雄のプロフィール
『SAO』でエイジ役を担当している声優は、上記のように井上芳雄(いのうえ よしお)です。井上氏は福岡県出身の男性で1979年7月6日生まれ、2023年6月現在で43歳になります。幼いころからの夢だったミュージカル俳優を活動の中心としており、その人気や評価は「ミュージカル界のプリンス」と呼ばれるほど絶大です。ほかにストレートプレイやドラマなどへの出演もこなし、コンサート活動も精力的に行っています。また声優としても、『SAO』のほか後述するような作品に出演しています。
井上芳雄の経歴
『SAO』でエイジの声優を務める井上芳雄は、小学生の頃にミュージカル俳優を志し、東京藝術大学音楽学科声楽科へ進みます。デビューは在学中の2000年と早く、圧倒的な歌唱力ですぐに高い注目と評価を得ました。「第13回読売演劇大賞 杉村春子賞」など多数の受賞歴を誇り、2014年には浦井健治、山崎育三郎とのユニットStarS(スターズ)を結成し活動しています。2016年には、女優・歌手の知念里奈との入籍を発表しました。
井上芳雄の過去の出演アニメの代表作やキャラ
ミュージカル俳優や歌手として絶大な人気・評価を誇る井上芳雄ですが、過去の声優としての出演例は、『SAO』のエイジ以外ではそれほど多くありません。主なところだと、『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』のナイン役が挙げられます。また、ディズニーのアニメ映画『プレーンズ』でエル・チュパカブラ役も担当しています。一方ミュージカルの代表作には、『エリザベート』(ルドルフ、トート)などがあります。
【SAO】エイジが登場するオーディナル・スケールの声優
『SAO -オーディナル・スケール-』には井上芳雄演じるエイジのほかにも、豪華な声優陣による多彩なキャラクターが登場します。ここでは、そうした『SAO -オーディナル・スケール-』の主な声優キャストを紹介していきましょう。
声優①キリト役/松岡禎丞
劇場アニメ『SAO -オーディナル・スケール-』で主人公のキリト(桐ヶ谷 和人)を演じるのは、声優の松岡 禎丞(まつおかよしつぐ)です。松岡氏は北海道出身の男性で、2009年にデビューしました。『SAO』シリーズへの出演を機に知名度を上げ、人気声優への仲間入りを果たします。現在までの主な出演作品には、『食戟のソーマ』(幸平創真)や『鬼滅の刃』(嘴平伊之助)、『五等分の花嫁』(上杉風太郎)などがあります。
声優②アスナ役/戸松遥
劇場アニメ『SAO -オーディナル・スケール-』でアスナ(結城 明日奈)を演じるのは、声優・女優・歌手の戸松 遥(とまつ はるか)です。戸松氏は愛知県出身で、2007年にアニメデビューを果たしました。『To LOVEる -とらぶる-』などへの出演を機に名前を知られるようになります。過去の主な代表作には、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(安城鳴子)や『妖怪ウォッチ』(天野ケータ)などがあります。
声優③ユイ役/伊藤かな恵
『SAO -オーディナル・スケール-』の最終決戦で重要な役割を果たした少女ユイを演じるのは、伊藤かな恵(いとう かなえ)です。伊藤氏は長野県出身の声優・歌手で、2006年から活動しています。過去の主な代表作には、『花咲くいろは』(松前緒花)、『侵略!?イカ娘』(長月早苗)、『とある科学の超電磁砲』(佐天涙子)などがあります。
声優④リーファ役/竹達彩奈
『SAO -オーディナル・スケール-』でリーファ(桐ヶ谷 直葉)を演じているのは、声優・歌手の竹達彩奈(たけたつ あやな)です。竹達氏は埼玉県出身の女性で、2007年に声優デビューしました。『けいおん!』(中野梓)への出演を機に知名度を上げ、これまで『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(高坂桐乃)や『だがしかし』(枝垂ほたる)など、多数の作品に出演しています。また音楽活動も本格的に展開しており、こちらでも高い評価を得ています。
声優⑤シリカ役/日高里菜
『SAO -オーディナル・スケール-』でシリカ(綾野 珪子)を演じるのは、日高里菜(ひだか りな)です。日高氏は千葉県出身の女性で、子供の頃から芸能活動をしていました。声優としてのデビューは、2008年になります。過去の主な代表作には、『トロピカル~ジュ!プリキュア』(ローラ/キュアラメール)、『とある魔術の禁書目録』(打ち止め〈ラストオーダー〉)、『転生したらスライムだった件』(ミリム)などがあります。
声優⑥リズベット役/高垣彩陽
『SAO -オーディナル・スケール-』でリズベット(篠崎 里香)役を務めるのは、声優・歌手・舞台女優の高垣彩陽(たかがき あやひ)です。高垣氏は東京都出身の女性で、2006年にデビューしました。主な過去の出演作品は、『機動戦士ガンダム00』(フェルト・グレイス)、『ガンダム Gのレコンギスタ』(マニィ・アンバサダ)などがあります。
声優⑦シノン役/沢城みゆき
『SAO -オーディナル・スケール-』でシノン(朝田 詩乃)の声を担当するのは、声優のほかナレーターや女優としても活動する沢城(さわしろ)みゆきです。沢城氏は東京都出身の女性で、1999年に演技経験のないままデビューしました。これまでに『ルパン三世』(峰不二子)、『化物語』(神原駿河)、『HUNTER×HUNTER』(クラピカ)、『ゲゲゲの鬼太郎(第6期)』(鬼太郎)など数多くの作品に出演しており、代表作は枚挙にいとまがありません。
声優⑧クライン役/平田広明
『SAO -オーディナル・スケール-』でクライン(壷井 遼太郎)を演じているのは、平田広明(ひらた ひろあき)です。平田氏は東京都出身のベテラン声優・俳優で、1990年から活動しています。代表作は数多くありますが、主なものでは『ONE PIECE』(サンジ)、『宇宙兄弟』(南波六太)、『TIGER & BUNNY』(鏑木・T・虎徹/ワイルドタイガー)、『パイレーツ・オブ・カリビアン』(ジャック・スパロウ)などへの出演が挙げられます。
声優⑨ユナ役/神田沙也加
『SAO -オーディナル・スケール-』で3人の「ユナ」を演じているのは、女優・歌手・声優の神田沙也加(かんだ さやか)です。神田氏はCMでデビューした後、ドラマ・映画・舞台など多彩なジャンルで活躍しました。特にミュージカル俳優として高い評価を得ていましたが、惜しくも2021年12月18日に亡くなっています。主な代表作には、『アナと雪の女王』(アナ)、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(テレサ)などがあります。
【SAO】エイジとユナの関係
『SAO -オーディナル・スケール-』の物語において中心的な役割を担っているのが、エイジとユナの2人です。ここでは2人の関係などに焦点を当てて考察していきましょう。
ユナのプロフィール
ユナ(YUNA)は、「OS」のイメージキャラクターを務めるARアイドルです。AIとは思えぬほどの自然な表情やしぐさを見せることから、実際は人間が演じているのではないかとの噂もささやかれています。OS中の一部のステージで「応援」として歌を披露し、それによってプレイヤーにバフが付与されるシステムとなっています。
エイジとユナの過去
エイジとユナの間には、深いつながりがあります。エイジは過去SAOにおいて血盟騎士団の一員として活動しており、幼馴染のユナ(重村悠那)とはお互いを想い合う仲でした。エイジはユナをデスゲームから救うために奮闘しますが、力及ばず彼女を死なせてしまいます。
エイジの目的
「悠那を復活させること」が、エイジの目的になります。これはもともと悠那の父の発案で、闇討ちを通じてSAO生還者にデスゲームの記憶を喚起させ、それらの情報を集めてAIの悠那を生み出すという計画でした。エイジはその望みに賭けてキリトに挑みますが、結果として敗れています。
【SAO】エイジの声優に対する世間での評判や人気・評価
エイジの声優井上芳雄は、世間でどういった評価を得ているのでしょうか。ここではいくつかのツイートからその点について検証してみました。
こちらは井上芳雄がエイジの声優だと後から知って、かなり驚いたというツイートです。本業が別の人が声優を務めるとバッシングが起きるケースもありますが、このキャスティングに関しては好意的な意見が多数のようです。
こちらは、井上芳雄の悪役としての上手さを評価する意見です。悪役は存在感や説得力が不可欠な役柄なので、実力がなければなかなか務まりません。その点井上氏は申し分ない人材と言うことができます。
こちらは一転して、エイジ役の井上芳雄に対する否定的な意見です。この辺は個人的な感性なので何とも言えませんが、やはり本職以外の声優キャストに厳しい見方をする層は、一定数いるもようです。
【SAO】エイジの声優は井上芳雄が担当していた
『SAO』のエイジの声優について紹介してきました。エイジ役を務めるのは「ミュージカル界のプリンス」と謳われる井上芳雄で、意外なキャスティングながら多くのファンに好意的に迎えられています。エイジは『アリシゼーション War of Underworld』にもユナと共に登場しているので、『オーディナル・スケール』で興味を持った方は、そちらもチェックしてみてください。
この記事のライター
だいじろう
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