【スラムダンク】最終回の内容を紹介！登場人物のその後は？

『スラムダンク』はバスケットボールというスポーツが軸となって構成されているストーリーで、元々は不良だった主人公の"桜木花道"を始めとしたバスケ部員達の成長に焦点の当てられた作品となっています。ここでは『スラムダンク』の漫画やアニメの概要、そして『スラムダンク』のあらすじについて紹介します。

『スラムダンク』の原作は井上雄彦が作者となっているバスケットボール漫画です。『スラムダンク』の原作は1990年に週刊少年ジャンプにて連載が開始されて、1996年に最終回を迎えた作品となっています。原作の『スラムダンク』は276話で構成されていて、発行部数の合計は1億を超えている事から絶大な人気を誇る作品であるという事が分かります。

『スラムダンク』は原作の人気を経て、連載開始から約3年後となる1993年にアニメ化が行われました。テレビ朝日系列で配信されたアニメ版『スラムダンク』は、東映動画によって製作されていて101話によって構成されているアニメとなっています。アニメ版『スラムダンク』はアニメオリジナルのストーリーも含まれながら原作と同じ流れで物語が進行して、配信開始から約3年後に最終回を迎えました。

不良少年として学校生活を送って来た主人公の"桜木花道"は、過去に付き合っていた女性にバスケ部に好きな男性がいる事を理由として振られた事がきっかけで、バスケットボールが嫌いになっていました。そんな花道は学校で一目惚れしたキャラクターである、"赤木晴子"にアピールする事を理由に嫌いだったバスケットボールと向き合う事となりました。身体能力に秀でていた花道は、初心者ながら上達する為に努力していきます。

様々な評価がされている『スラムダンク』の最終回では、湘北バスケ部のキャラクター達の活躍に期待が高まる展開となっていました。ここでは『スラムダンク』の最終回の見所である山王戦についてや、登場キャラクターのその後について紹介していきます。

『スラムダンク』の最終回は、インターハイ2回戦目の相手である山王工業との戦いがメインの内容となっていました。続く3回戦目やその後の戦いの可能性もあったトーナメントの途中である山王戦は、まるで決勝戦のような雰囲気を感じる程に盛り上がった回となっています。接戦の末に湘北バスケ部は山王工業に勝利しますが、続く愛和学院との勝負は惨敗という結果で最終回となりました。

『スラムダンク』の最終回では、主人公の桜木花道を始めとした部員達のその後についての描写が登場します。ここでは最終回で描かれていた流川や花道といった湘北バスケ部に所属する部員達のその後について紹介していきます。

花道のライバルという立場のキャラクターである流川は、最終回で行われた大会が終わった後にオールジャパンで活躍をしていました。オールジャパンのメンバーになった流川は、ライバルの花道にユニホームを見せつける為に花道の所へ向かうといった、バスケットボールの腕を上げながらもライバルらしい行動をしていました。

花道は最終回で行った山王戦が終わった後に、怪我の治療を行う為に一時的にバスケットボールから離れてリハビリを行っていました。バスケットボール選手としての未来が危ぶまれる程の酷い状況でしたが、持ち前の根性でリハビリを続けていました。そんな療養生活を送る最中の花道の前に流川が表れて、上記で紹介したユニホームを見せつけられた事に花道が反応するという一件を起こしました。

湘北バスケ部は最終回でのインターハイ敗北を経て、3年生の部員が卒業する事等から部員達に変化が起こり、湘北バスケ部のキャプテンが"宮城リョータ"へと変更となりました。卒業を控えた3年生達のその後は、赤木は大学進学へ向けた勉強へと力を入れる事となり、三井は卒業できずに留年という形になる事から、バスケ部へ残る事となりました。

読者から様々な感想の声が上がっている『スラムダンク』の最終回ですが、原作とアニメは同じ流れで物語が進行していたにも関わらず、アニメ版の最終回は原作と結末が違いました。ここではアニメ版の『スラムダンク』の最終回の内容や原作と違う結末になった理由に関する考察について紹介していきます。

原作の『スアラムダンク』の最終回が山王戦での湘北バスケ部の活躍が描かれていたのに対して、アニメではインターハイが始まる前で最終回という形になりました。原作と比べて合計の話数も少ない『スラムダンク』のアニメですが、原作を再現した形で配信されるという視聴者の予想と裏腹に突然の最終回となりました。

原作の最終回も突然だった『スラムダンク』ですが、アニメでは物語が更に早い段階での最終回となりました。原作では数々の読者を魅了した大人気のシーンである山王戦が控えている状態での最終回となった事から、アニメ版『スラムダンク』は何かしらの理由で打ち切りとなってのではないかと考えられています。

『スラムダンク』のアニメが打ち切りとなった可能性に関する考察の一つに、アニメの視聴率が悪かったのではないかという考察が存在しています。視聴率が低かった可能性が打ち切りと聞くと一番に考えられる理由ですが、『スラムダンク』の場合は原作が大ヒットした上にアニメでも視聴率が低いとは考えにくい程に人気を誇っていた作品であった事から、何か他に打ち切りにせざるを得ない理由があったのではないかと考察されています。

インターハイ途中でありながらもキャラクター達の活躍が際立ち最高の試合となった山王戦を最終回とした『スラムダンク』ですが、続編として登場した作品や映画化に関する情報が登場しました。ここでは原作の最終回に続く物語である『あれから10日後』や、『スラムダンク』の映画について紹介していきます。

『スラムダンク』の最終回の続編として、配信された物語に『あれから10日後』という作品があります。『あれから10日後』とはその名の通りインターハイから10日後の、湘北バスケ部の部員達について描かれた物語となっていて、リハビリとしている花道のその後や、進学を目指して勉強や推薦獲得に向けて動く3年生達含む登場キャラクター達のその後の学校生活について知る事が出来る作品となっています。

アニメ『スラムダンク』では山王戦が始まる前に最終回を迎えた事から、視聴者達から賛否両論様々な評価がされていました。そんなアニメ『スラムダンク』の続編となる可能性を秘めている作品として、『スラムダンク』の映画化が決定しました。ここでは映画化された『スラムダンク』の公開予定日や現状公開されていない内容に関する考察について紹介していきます。

『スラムダンク』の映画作品となる『THE FIRST SLAM DUNK』は、2022年12月3日が公開予定日となっている作品です。2021年11月18日から映画化が発表された『THE FIRST SLAM DUNK』は、2022年を通して徐々に特報が発表されて、12月には本編が公開される予定となっています。

アニメ『スラムダンク』の最終回から約20年ぶりのアニメ映画作品となる『THE FIRST SLAM DUNK』ですが、その内容には原作で圧倒的人気を誇る湘北バスケ部対山王工業の試合ではないかとファンの間では考察が行われています。山王戦が映画の内容と考えられている理由の一つには、アニメ版が打ち切りとも考えられる程に微妙な場面で最終回となって事が挙げられています。

『スラムダンク』は連載された時期が比較的昔となっている漫画ですが、最終回にかけて行われた山王戦は登場キャラクター達の凄まじい活躍から特に読者の心を掴む物語となっていて、涙する程に感動した読者も存在する回となっています。

映画の配信が予定されている『スラムダンク』では、監督が作者である井上雄彦が務めている事から、アニメ『スラムダンク』において登場しなかった大人気回である山王戦が予想されていて、長い間待ち望んだアニメ最終回の続編となる可能性からファンの期待が高まっています。

『スラムダンク』は原作最終回が1996年となっている事から、かなりの期間が開いての新作映画となっていますが、古い作品にも関わらず沢山のファンから注目されている作品となっています。映画のタイトルにFIRSTとついている事から、山王戦だけでなくインターハイ1回戦目の豊玉戦なのではないかという考察も多く存在していて、インターハイでの活躍を分けて三部作になって欲しいという期待をしているファンもいました。

今回は『スラムダンク』のそれぞれ強く印象に残る事となった漫画版とアニメ版の最終回について紹介しました。原作ではインターハイの山王戦、アニメではインターハイ前となった『スラムダンク』の最終回ですが、盛り上がって終わった原作の山王戦に対してアニメは打ち切りなのではないかと思われるような評価を受けていました。

また予定では2022年12月3日に公開される映画である『THE FIRST SLAM DUNK』では、賛否両論評価を受けているアニメ『スラムダンク』の続きとなる山王戦の描写がされると予想されている事から、『スラムダンク』の根強いファン達からの期待が高まっている作品となっている事が分かりました。