【スラムダンク】実写化した場合のキャスト予想！キャスティングが難しい？

大人気少年漫画『スラムダンク』。アニメ化やゲーム化など幅広いメディア展開がなされています。人気作品でしばしば見られるのが「実写化」というパターンです。賛否両論ある実写化ですが、『スラムダンク』の場合はどうでしょうか？

結論から言うと『スラムダンク』の実写化はまだ実現されていません。とは言え、今後実写化される可能性も十分に考えられます。大人気作の実写映画化でヒットが予想されるのはもちろんですが、扱っている題材も「実写向き」だと考えられます。ファンタジー性の高い物語を実写化するには高いハードルがあります。その点、高校バスケットボールという現実的な題材を扱った『スラムダンク』は、実写化が比較的スムーズな作品ではないかと言われているのです。

『スラムダンク』はバスケットボールに青春を懸ける高校生たちの姿を描いた少年漫画です。1990年に『週刊少年ジャンプ』で連載が開始されて以来、たくさんのファンを生みました。1996年の連載終了後も、多くの読者に愛され続けています。作者である井上雅彦先生が優れた画力で描く個性的なキャラクター達も大人気で、2018年に発売された新装再編版では井上先生描き下ろしの美麗な表紙イラストを楽しむことができます。

『スラムダンク』の主人公は桜木花道という少年です。不良少年として通っていた桜木は、入学した湘北高校で赤木晴子という少女に一目惚れします。健気で偏見のない性格の赤木は桜木の隠れた才能を見抜き、バスケットボール部に勧誘しました。バスケットボールは全くの初心者だった桜木ですが、練習や試合を重ねるうちにメキメキ頭角を現すようになります。桜木をはじめとした個性的な部員たちは、インターハイ制覇を目指し様々な困難に立ち向かっていきます。

『スラムダンク』の主人公である桜木花道。実写化する上での最重要人物と言って良いでしょう。身長180センチ台後半、体重80キロ超えという立派な体躯や、真っ赤な髪の毛といったビジュアルも特徴的です。そんな桜木を実写化するとしたら、どんなキャストが考えられるでしょうか？ファンの間では様々なキャスト予想が囁かれています。ここでは、桜木のキャスト予想をいくつかご紹介します。

『スラムダンク』の主人公桜木のキャスト予想として、多くの人が「賀来賢人」さんの名前を挙げているようです。賀来賢人さんの人気が爆発するきっかけとなったのが、ドラマ『今日から俺は！！』での好演です。主人公のツッパリ役をコミカルに演じ切り好評を博しました。『スラムダンク』の主人公である桜木はもともと不良少年。また、作中では頻繁にコミカルな面を見せます。そのため、桜木のキャスト予想として賀来賢人さんの名前が挙がることが多いようです。

俳優の「菅田将暉」さんも、『スラムダンク』の主人公桜木のキャストとして予想される一人です。菅田将暉さんが桜木役に推される理由の一つが、数多くの実写化を成功させていること。『銀魂』志村新八や『帝一の國』赤場帝一など、数多くの人気キャラクターを演じています。菅田将暉さんならば安心、という思いで名前を挙げる人も多いのではないでしょうか？また、菅田将暉さんは憑依型の演技に定評があります。桜木になり切った熱演を期待する声も大きいようです。

俳優の「竹内涼真」さんも、『スラムダンク』が実写化された場合の桜木役として予想されています。数多くの人気作品に出演していることはもちろん、そのルックスから桜木役として推薦する人も多いようです。竹内涼真さんは185センチの高身長を誇ります。同じく身長180センチ超えの桜木を演じるにはうってつけです。ちなみにミュージカル『17AGAIN』では元バスケットボール選手役を演じ、ユニフォーム姿がカッコいいと好評でした。

俳優の「桐谷健太」さんも、『スラムダンク』の桜木役候補として囁かれている一人です。auのCMでの「浦島太郎」役としても有名で、代表曲『海の声』が大ヒットした桐谷健太さん。熱く骨太な演技が特徴です。懸命にバスケットボールに取り組む桜木を、泥臭く演じてくれるのではないかと期待が集まっています。

『スラムダンク』には、主人公の桜木以外にもたくさんの人気キャラクターが登場します。頼もしいチームメイトたち、桜木が想いを寄せ続ける魅力的なヒロイン…。実写映画化された暁には、ぜひ各キャラクターにピッタリの配役を期待したい所です。ここからは、桜木以外のキャラクターのキャスト予想をご紹介します。

まず、桜木の良きチームメイトであり、ヒロイン赤木晴子の兄でもある「赤木剛憲」の実写版キャスト予想をご紹介します。体を張った豪快なプレースタイルが特徴で、バスケットボールに懸ける熱い思いは誰にも負けない赤木。湘北高校バスケットボール部の精神的な柱でもある赤木役には、赤木と同じく頼りがいのあるキャストが期待されます。

『スラムダンク』実写版の赤木役として真っ先に名前が挙がるのが、俳優の鈴木亮平さんです。鈴木亮平さんはNHKの大河ドラマで主演を務めたこともある実力派俳優です。『俺物語！！』などの漫画実写化も成功させています。鈴木亮平さんは鬼気迫る役作りにも定評があります。演じる役柄に合わせて、体重を極端に増減させることもしばしばです。そんな鈴木亮平さんなら、バスケットボールにガムシャラな男赤木を、熱い演技で演じ切ってくれそうです。

また、EXILEのメンバーである「関口メンディー」さんも、 赤木役のキャスト予想でよく名前が挙がっています。関口メンディーさんと言えばダンスの印象が強いですが、実は俳優としても活躍しており、複数のドラマへの出演経験があります。プロフェッショナルなダンスで鍛えた肉体美や身体能力を活かし、赤木役を頼もしく演じてくれるのではないかと期待されています。

続いては、主人公桜木とライバル関係で、気だるげな印象が特徴の「流川楓」の実写映画版キャスト予想をご紹介します。日頃は無気力で眠りに執着しているものの、実は人一倍負けず嫌いな流川。そんな流川はクールなルックスが女性に大人気で、作中ではファンクラブも存在するほどです。もしも『スラムダンク』が実写化された場合、流川役にはクールで華やかな印象の俳優がキャスティングされそうです。

『スラムダンク』流川役の実写版キャストとして、人気俳優の「横浜流星」さんが予想されています。長いまつ毛が印象的で、実力派若手俳優として活躍中の横浜流星さん。流川と同様、多くの女性たちを惹きつける魅力の持ち主です。また、大人気漫画が原作の実写版『嘘喰い』では主演を務めており、実写化の実績もあることから流川役として期待されています。

人気若手俳優の「新田真剣佑」さんも、『スラムダンク』の流川役として予想されています。『ちはやふる』など数々の大作に引っ張りだこの新田真剣佑さん。アクションスター千葉真一さんを父に持ち、自身も空手を始めとした数々のスポーツを得意としています。『スラムダンク』と言えばカッコいい試合シーンは欠かせません。スポーツ万能の新田真剣佑さんなら、華やかなバスケットボールシーンが期待できそうです。

三井寿も、『スラムダンク』の人気キャラクターです。かつてはバスケットボールのエースとして名を馳せましたが、ケガにより挫折した過去を持ちます。荒んだ日々の末、自身の中にあるバスケットボールへの思いを再認識し、復帰した三井。挫折を経験した日々や更生後の熱い思いなど、複雑な内面性を持ったキャラクターであるため、深みのある演技が期待されます。

『スラムダンク』三井寿の実写版キャストとして期待される一人目は、俳優の「竹内涼真」さんです。主役である桜木役候補としても名前が挙がった竹内涼真さん。整ったルックスはもちろん、演技力にも定評があります。実写化不可能と言われたサスペンス小説を映画化した『太陽は動かない』では、死の恐怖と隣り合わせの中で成長していくエージェント役を演じ、複雑な内面の表現が好評でした。三井の葛藤や成長を丁寧に演じてくれそうです。

俳優の「伊藤健太郎」さんも、三井役として名前が挙がる一人です。数々の人気作品に出演経験がある伊藤健太郎さんですが、中でも印象的なのは『今日から俺は！！」での好演です。賀来賢人さんと共にツッパリ役をコミカルに演じ、好評を博しました。コミカルさも交えながら、『スラムダンク』三井役として深みのある演技を見せてくれそうです。

人気若手俳優の「中川大志」さんも、『スラムダンク』三井役候補として期待されています。複数のNHK大河ドラマに出演するなど、その実力は折り紙付きです。日本アカデミー賞の新人俳優賞も受賞経験があり、高い演技力で『スラムダンク』三井の複雑な魅力を表現してくれそうです。

『スラムダンク』人気キャラクターの一人である宮城リョータは、小柄ながらもスピード感あるプレイスタイルが魅力です。マネージャーの彩子に心を奪われて入部を決めるなど、お調子者な一面もあります。そんなキャラクター性のおかげか、主人公の桜木とも意気投合。仲の良い姿が見られます。宮城らしいコミカルな性格を演じられるキャストが期待されます。

『スラムダンク』宮城の実写版キャスト候補として名前が挙がるのが、俳優の「北村匠海」さんです。俳優のほか、モデルや歌手としてもマルチな才能を発揮している北村匠さん。『君の膵臓を食べたい』などの人気作品に出演し。数々の新人賞を受賞している実力の持ち主でもあります。ギャグ漫画を原作とした『トンカツDJアゲ太郎』では主演を務め、コミカルな演技でも才能を発揮しました。『スラムダンク』宮城を魅力的に演じてくれそうです。

『スラムダンク』宮城役として、俳優の「磯村勇斗」さんも予想されています。『今日から俺は！！』などコメディ作品にも出演経験があり、コミカルな部分も期待できます。また、先述の北村匠海さんも出演した映画『春待つ僕ら』では、バスケットボール部所属の高校生を演じました。バスケットボールのプレイシーンを、カッコよく決めてくれそうです。

彩子はバスケットボール部のマネージャーとして、桜木を始めとした問題児揃いの部員を支えています。姉御肌で肝の据わった性格が特徴で、やんちゃな桜木も逆らえない程です。リョータに想いを寄せられている人物でもあります。そんな彩子の実写版キャスト予想をご紹介します。

実写版『スラムダンク』彩子役として囁かれている一人が、女優でありモデルとしても活躍する「新木優子」さんです。数々の人気作品に出演しており、ドラマ『六本木クラス』での演技も注目されています。モデルを務める可憐なルックスも人気で、『スラムダンク』彩子を魅力的に演じてくれそうです。

同じく人気女優の「今田美桜」さんも、『スラムダンク』彩子役として期待されています。今田美桜さんは「福岡で1番可愛い女の子」というキャッチコピーでも親しまれており、彩子役にピッタリの印象です。ドラマ 『花のち晴れ』では、キュートなお嬢様役を演じ、鮮烈な印象を残しました。彩子のカッコいい性格や可愛いルックスを十二分に表現してくれそうです。

『スラムダンク』に登場する安西先生は、湘北高校バスケットボール部の監督です。「あきらめたらそこで試合終了だよ」という安西先生の名言は、多くの人が一度は耳にしたことがあるかもしれません。そんな安西先生の実写版を演じて欲しい人物としては、俳優の「古田新太」さんなど実力派俳優の名前が挙がっています。皆に慕われ、数々の名言を生み出した安西先生だからこそ、深みのある演技を期待する人が多いようです。

メガネがトレードマークの木暮公延も、『スラムダンク』の人気キャラクターです。温厚な性格で皆に慕われています。メガネを外すと、キリリとした凛々しい顔つきが現れるギャップも魅力です。そんな木暮の実写版キャスト予想としては、俳優の「妻夫木聡」さんなどの名前が挙がっています。優しそうな印象で、なおかつルックスも美しい妻夫木聡さんは、木暮役にぴったりかもしれません。

赤木晴子は主人公桜木の一目惚れの相手です。彼女がいなければ桜木はバスケットボール部に入部することもなく、才能を埋もれさせたままだったかもしれません。桜木を優しく健気に支える赤木晴子は、作中で「モテモテ」と評されるなど高い人気が伺えます。そんな赤木晴子役を実写で演じて欲しい人物として、女優の「浜辺美波」さんなどの名前が挙がっています。数々の人気作品に出演し、好感度も抜群の浜辺美波さんであれば、赤木晴子を魅力的に演じてくれそうです。

ここまで、『スラムダンク』が実写映画化された場合のキャスト予想をお届けしてきました。しかし、実際の所『スラムダンク』実写化の具体的な予定はまだありません。なぜ、『スラムダンク』はこれまで実写化されてこなかったのでしょうか？

これまで、数々の人気漫画やアニメが実写映画化の道を辿ってきました。今後実写化が予定されている大作もたくさんあります。しかし、『スラムダンク』に関しては今の所そのような話が聞こえてきません。『スラムダンク』が実写化されない理由はいくつか考えられます。

人気作の実写映画化に際して立ちはだかる大きな壁の一つが「キャスティング」です。人気作であればある程、ファンの中にそれぞれのキャラクター像が確立されています。そのため、満場一致で賛同を得られるキャスティングは極めて難しいのが現実です。『スラムダンク』はバスケットボールを題材としており、高身長のキャラクターが多数登場します。こうしたビジュアル面や、高校生を演じるための年齢的な問題なども、キャスティングを難しいものにしています。

名作には、作者の思いが詰まっています。そのため、容易な実写化は敬遠される場合も少なくありません。『スラムダンク』作者の井上雅彦先生の同意がなければ、もちろん『スラムダンク』実写化の可能性はありません。実は、『スラムダンク』は電子書籍化されていない漫画としても有名です。これも、井上先生の意向があってのことだと推測されています。作者にとってもファンにとっても思い入れの強い名作だからこそ、意に反したメディア展開は好ましくないでしょう。

『スラムダンク』の実写版映画は存在しませんが、アニメ版の映画は2022年12月に公開予定です。現在、各キャラクターにスポットを当てた個別ポスターが公開されるなど盛り上がりを見せています。ストーリーはもちろん、主題歌は誰が歌うのかなど、ファンの間で話題が尽きません。公開に向け、今後も新たな情報に期待大です。

名作の実写化に関しては、賛否両論あるのが世の常。イメージとかけ離れた作品になってしまいファンをガッカリさせる場合もあれば、予想外の大ヒットを収める場合もあります。『スラムダンク』実写化に関する世間の声をご紹介します。

『スラムダンク』映画化の情報に関して、「アニメか？実写か？」と気になったファンも多かったようです。『スラムダンク』の劇場アニメが今年公開予定ですが、映画化の第一報では「映画になる」という事実は広まったものの、詳細は謎に包まれていました。そのため、ファンの間でも様々な推測が飛び交いました。

『スラムダンク』の実写化に抵抗を感じるファンも少なくありません。思い入れのあるキャラクターやストーリーが尊重されず、無暗な実写化でイメージを崩されてしまってはたまりません。名作ほど、実写化に対する懸念の声も大きくなります。それだけ多くのファンに愛されている証拠でもあるでしょう。

『スラムダンク』の実写化に対して、ファンの間では混乱も生じています。楽しみな感情と、止めてほしいという感情が複雑に入り交じる場合も少なくありません。大好きな作品であるからこそ、容易な実写化でイメージを崩されるのは避けたい、そもそも実写化のイメージが湧かない、という声もよく聞く所です。

『スラムダンク』の実写化に関しては賛否両論の声があります。現在の所実写化の予定はありませんが、実写版キャストの予想として様々な人物の名前が挙がっています。キャスティングや作者の意向など高いハードルがありますが、もし実写化した場合はどのようなキャストになるのか、自分なりに予想してみるのも楽しいかもしれません。