【シャーマンキング】玉村たまおのその後は最強女将?強さや高校時代・声優も紹介
『シャーマンキング』の玉村たまおは本編のその後を描いた続編において、大きな変化が見られるキャラの一人となっています。この記事ではそんな玉村たまおのその後について、変化の理由や巫力などの能力面での強さなどをまとめていきます。
目次
玉村たまおとは
『シャーマンキング』の玉村たまおは本編では決して出番が多くありませんでしたが、本編のその後を描いた『シャーマンキングFLOWERS』では驚きの変貌を遂げています。そんな玉村たまおがその後が変わった理由を見ていく前に、まずは本編中の玉村たまおについて振り返っていきます。
玉村たまおのプロフィール
『シャーマンキング』の玉村たまおは1988年6月17日生まれのA型で、本編登場時の年齢は10歳。趣味は掃除・洗濯・料理、好物はふろふき大根。4歳の頃に麻倉家に引き取られ、麻倉幹久の弟子兼修験者見習いとして修業に励んでいました。引き取られた理由の一つには麻倉葉の婚約者候補があり、玉村たまお自身も葉に対して好意を抱いています。
玉村たまおの性格
『シャーマンキング』の玉村たまおの性格は非常に恥ずかしがり屋であり、人前で喋ることも苦手であることから本来は占いに使用するスケッチブックで会話してしまうほどです。一方で、日々の修行に対して励む努力家の一面があり、その原動力の一つには密かに想う葉のために役立ちたいという気持ちがあります。
シャーマンキングをおさらい
『シャーマンキング』は『週刊少年ジャンプ』に1998年から2004年まで連載された漫画であり、霊と交信できる能力を持つ霊能力者(シャーマン)達の戦いや成長を描いていく作品です。本編終了後も過去やその後を描いた続編・外伝ストーリーが多数展開されており、根強い人気を誇っています。
シャーマンキングのあらすじ
主人公かつシャーマンの麻倉葉はシャーマンキングを決めるため100年に1度開催される「シャーマンファイト」に参加して、数多のライバル達と戦っていきます。そのシャーマンファイトの開催と同時に葉と深い因縁を持つハオもシャーマンキングとなるため、本格的に動き始めます。
玉村たまおのその後は?強さや能力
『シャーマンキング』の玉村たまおのその後は原作本編の正式な続編である『シャーマンキングFLOWERS』及び『SHAMAN KING THE SUPER STAR』で明らかになりますが、見た目や能力の変化は驚かれるものでした。そんな玉村たまおのその後が大きく変わった理由や成長した能力について見ていきます。
その後①最強女将
『シャーマンキング』の玉村たまおのその後はぶんばり温泉を経営しており、恐山アンナの代行として女将となっています。しかもそれはただの女将ではなく、麻倉茎子から礼儀作法などを教え込まれたことから、あらゆる仕事に対応できる「スーパー女将(代行)」に変貌しており、以前の恥ずかしがり屋な性格は無くなっていました。それと同時に麻倉葉と恐山アンナの間にできた子供である麻倉花を預かっています。
その後②演歌歌手としての活動
『シャーマンキング』の玉村たまおのその後は女将以外では演歌歌手としても活動しており、「のったれ玉神輿!」という曲を歌っています。アニメ関連ではキャラソンを歌っていますが、本編での性格を考えると歌を披露するようなタイプではなかったことからこれも大きな変化を感じさせる要素です。
その後③強さや能力
『シャーマンキング』の玉村たまおは本編の能力的に見ると巫力1500でしたが、その後を追っていくと巫力は41万まで上昇しています。急激な上昇はその後に麻倉葉賢とサティの専属トレーニングを受けたことが理由であり、更には葉賢が持つ究極の式神であある大天狗を持霊として受け継げるほどの能力を手に入れていたのです。そこから可変式オーバーソウル「可変天狗 ダイガラス」まで習得するに至っています。
そして、『SHAMAN KING THE SUPER STAR』では次で紹介する次元法を用いることで一時的に巫力を1107万まで上昇させ、巫力1億2000万以上を誇るインド神話の破壊神シヴァ・サハスラナーマにも気に入られるほどの能力を見せつけました。そのことから『シャーマンキング』のキャラの中で見ても最強クラスの能力を得ていることになります。
その後④次元法
『シャーマンキング』の玉村たまおが習得した「次元法(クラウド)」は『SHAMAN KING THE SUPER STAR』から登場した要素です。玉村たまおはその後の過程において初代アンナから次元法を教わることで会得しており、シヴァ神の前で披露した際は次元法の言葉通り、別次元の玉村たまお26人の記録を召喚することで自身の巫力を1107万まで上昇させたのです。
この次元法に似た能力としては『SHAMAN KING THE SUPER STAR』内でハオが麻倉花に対してグレートスピリッツ内にあるデータから麻倉葉をコピーして呼びだしたものがあり、玉村たまおの次元法もグレートスピリッツを介して召喚しています。ただし、この次元法を使用するためには大切なものを捨てる必要があると玉村たまおは言っていることから次元法には何らかのリスクがあることが窺えるものです。
玉村たまおの高校生時代は?
『シャーマンキング』の玉村たまおのその後は次元法という強大な能力を得るに至っていますが、10歳から大人に成長するまでの間となる高校生時代にも強さを得た理由があるかもしれないと言われています。そんな玉村たまおのその後の中でも高校生時代について見ていきます。
玉村たまおの高校生時代
『シャーマンキング』の玉村たまおは本編中だと10歳であり、『シャーマンキングFLOWERS』では大人の姿ですが、その間の高校生時代についても少し語られています。その高校生時代からふんばり温泉の女将代理となっていますが、同時に見た目が全く変わってしまうほどグレてしまいました。髪型は長髪になり、目に光はなく、葉が遺していた春雨を手に取っている姿は10歳の頃からは想像できないものです。
玉村たまおが荒れた理由
『シャーマンキング』の玉村たまおの高校生時代が荒れてしまったのはふんばり温泉に仲居としてやって来た花組の3人が理由になっています。その3人が玉村たまおが言うことを聞かなかったことから今まで抑え込んでいたものが出てきて、ブチ切れてしまいました。その勢いから地元の不良をまとめて、3年後には西東京を制覇しまい、その後もこの時の印象が花組の3人や竜、麻倉花には残っています。
一方で、本編上で語られた理由以外にもファンの間では想いを寄せていた麻倉葉がその後で恐山アンナと結ばれてしまい、その2人の夢である温泉を守りながら息子の花を任されることもあるのではないかと言われています。作中のシャーマンは闇が深いと巫力が上昇する描写があることから玉村たまおのその後の能力が飛躍的に上昇したのはこのような理由があるかと考察されているのです。
玉村たまおの声優やキャラソン
『シャーマンキング』の玉村たまおはアニメにも登場しており、それに関連してキャラソンも歌唱しています。そんな玉村たまおのアニメ声優やキャラソンについて見ていきます。
玉村たまおの声優は「水樹奈々」
アニメ『シャーマンキング』で玉村たまおを演じたのは2001年版と2021年版共に水樹奈々さんです。玉村たまおの恥ずかしい屋な部分と修業時に見せる芯の強さを感じさせるような声を披露しています。水樹奈々さんは2001年版においては玉村たまお以外にもホロホロの持霊であるコロロやピノ・グレアムの幼少期についても演じていました。
また、2021年版では2つ目のオープニングである「Get up! Shout!」を水樹奈々さんが歌唱・作詞を担当しています。こちらの曲は後で紹介するキャラソンではないため、水樹奈々さんの名義になっていますが、歌詞は『シャーマンキング』の本編を意識したものになっています。
水樹奈々のプロフィール
水樹奈々さんは1980年1月21日生まれで愛媛県出身の声優・歌手・ナレーターです。現在は芸能事務所としてはStarCrew、音楽レーベルとしてはKING AMUSEMENT CREATIVEに所属しています。中学卒業までは両親の夢である演歌歌手の夢を託されたことから特訓しており、のど自慢大会等に参加しており、中学2年生の時に東京の芸能プロダクションへスカウトされる形で上京することになります。
上京後の高校2年生の時には堀越高等学校芸能活動コースと代々木アニメーション学院声優タレント科に並行して通っており、声優としては1998年、歌手としては2000年にデビューを果たすことになります。その後は様々なアニメ作品へ出演すると同時にアニメ主題歌や番組のタイアップ曲を担当する歌手としても活躍しており、『NHK紅白歌合戦』への出場を果たすなど幅広いメディアで取り上げられました。
水樹奈々の主な出演作品
水樹奈々さんの主な出演作品としてはアニメだと『NARUTO -ナルト-』の日向ヒナタ、『プリンセスチュチュ』のるう / プリンセスクレール、『魔法少女リリカルなのは』のフェイト・テスタロッサ、『しゅごキャラ!』のほしな歌唄、『みなみけ』の南冬馬、『ハートキャッチプリキュア』の花咲つぼみ / キュアブロッサム、『戦姫絶唱シンフォギア』の風鳴翼、『ブラッククローバー』のバネッサ・エノテーカなどがあります。
また、ゲーム作品では『シスター・プリンセス』の亞里亞、『テイルズ オブ シンフォニア』のコレット・ブルーネル、『シャイニング・レゾナンス』のエクセラ・ノア・アウラ、『ペルソナ5』シリーズの高巻杏などがあります。この他にも『満天☆青空レストラン』のナレーションを担当したり、海外作品の吹き替えなどマルチに活躍しているものです。
玉村たまおのキャラソン
『シャーマンキング』では2001年版のアニメが放送開始された後の2002年に「シャーマンキング ボーカルコレクション~歌の万辞苑~」が発売されており、この中には登場キャラが歌唱するキャラソンが多数収録されました。その中には玉村たまおのキャラソンである「花、星、空」も収録されており、このキャラソンも玉村たまおとして水樹奈々さんが歌唱しています。
やや切なさを感じさせる玉村たまおの葉に対する想いの歌詞が軽快な曲調と合わさったキャラソンです。そして、水樹奈々さんが歌唱した「Get up! Shout!」のシングルのカップリング曲では「花、星、空 -reunion-」が収録されており、こちらは玉村たまおのキャラソンをリアレンジした上で水樹奈々さん自身がセルフカバーしています。
玉村たまおのその後の世間での評判や人気
ここでは玉村たまおのその後について世間での評判や人気を紹介していきます。『シャーマンキング』の続編において出番が増え、次元法などの強い能力を得た玉村たまおはどのように見られているのでしょうか。
『シャーマンキング』の玉村たまおのその後について、まず高校生時代の変化に驚く声が多くありました。本殿では大人しい性格だったはずの玉村たまおが不良を倒して恐れられるほど強くなるのは理由を含めて意外性があったようです。その一方で、高校生時代の玉村たまおのビジュアルが好きという人もおり、続編やファンブック等で少ししか語られていたないことから詳しいストーリーが見てみたいという意見もありました。
『シャーマンキング』の玉村たまおのその後について、『シャーマンキングFLOWERS』で大人の姿で登場した時も驚きの声が多く見られました。続編では様々なキャラが大人の姿になっていますが、本編での玉村たまおが10歳の少女であったことからいきなり美しい大人の女性として出てくるのは予想できないファンが多かったようです。また、次元法などの能力で作中最強クラスになっていることも驚かれる要素になっています。
『シャーマンキング』の玉村たまおのその後はまだアニメ化されていませんが、仮にアニメ化される場合には2001年版と2021年版の両方で演じた水樹奈々さんの続投を期待する声がありました。水樹奈々さんは歌手としても活躍することからその後の玉村たまおが演歌歌手をやっている部分と重なるところもある他、純粋に本編の玉村たまおから成長した声がどのようになるか聞いてみたいという期待も見られました。
玉村たまおがもしも○○だったら
最後にもしものシチュエーションとして玉村たまおが本編とは別の立場であったらどうなるかを想像していきます。今回は本編のその後である高校生時代や大人の玉村たまおを前提にしていきます。
玉村たまお「彼女」篇
もしも玉村たまおが彼女だったら尽くしてくれる彼女になってくれると思います。本編では麻倉葉への想いを秘めたままになってしまいましたが、その相手を想う部分は一途であるため、彼女になれば一緒にいて楽しい存在になるはずです。ただし、高校生時代を経た玉村たまおは能力も含めて強い女性となっているため、実施質的には尻に敷かれるような状態になっている可能性も否定できません。
玉村たまお「姉」篇
もしも玉村たまおが姉だったら絶対に逆らえない存在になると思います。こちらも基本的には優しい姉ではあるかもしれませんが、グレた期間を見ていることを考えると本当は怒らせると怖いことが弟ないし妹の立場で感じ取れてしまいそうです。ただ、芯の強さがある玉村たまおが姉であることは自慢できる部分でもあるため、姉として素直に尊敬できる存在にもなると思います。
玉村たまお「会社の上司」篇
もしも玉村たまおが会社の上司だったら仕事をテキパキとこなす憧れの存在になると思います。元々努力家の一面があり、修行を得たことで最強の女将となった玉村たまおなら他のどんな仕事でも対応できる可能性があることか上司として頼りがいのある存在になるものです。ただ、ふんばり温泉の面々が頭が上がっていないことを考えると、見えない部分で上司としての圧を感じてしまう可能性も考えられます。
玉村たまおのその後は最強女将になっていた
『シャーマンキング』の玉村たまおは本編だと恥ずかしがり屋の10歳の少女でしたが、高校時代にキレたことを理由に一度荒れて、その後修業を重ねたことで次元法による最強クラスのシャーマンかつふんばり温泉の最強女将として能力を発揮するようになります。そんな玉村たまおは原作漫画・続編以外にもアニメやキャラソンで様々な魅力を楽しめるため、気になるものをチェックしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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