【斉木楠雄のψ難】最終回の結末までのあらすじ紹介！新作アニメの予知も？

『斉木楠雄のψ難』とは、2011年から集英社の週刊少年ジャンプで連載が始まった人気のギャグ漫画です。主人公・超能力者の高校生、斉木楠雄をはじめ、個性豊かなキャラクターが登場します。楠雄は生まれながらにして超能力者を持ち、3日で世界を滅ぼす程度の力があります。物語は一話完結型のものが多く、いわゆるサザエさんループで展開します。

『斉木楠雄のψ難』の作者・麻生周一は埼玉県出身の日本の漫画家です。20歳の頃から漫画家を目指すようになり、当初は感動できる作品を作るストーリー漫画家を志望していました。投稿派であったため、原稿の持ち込みなどはしていません。平成18年には第64回赤塚賞準入選しました。投稿での受賞はかなりレアなケースです。これを機にストーリー漫画家からギャグ漫画家へ転身し、2006年に『勇者パーティー現る』でギャグ漫画家デビューを果たしています。

主人公・斉木楠雄は、ピンクの頭髪と頭部の2本の装置が特徴のキャラクターです。基本的なあらすじは毎回決まっていて、楠雄の身の回りに起こる受難を乗り越えていくという流れで物語は進んでいきます。胎児の頃から超能力を持ち、能力を全開にすれば3日で人類を滅ぼせるパワーがあります。さらに、能力を使わなくても高校のテストなら、全9教科で満点を取るほど頭脳明晰です。他人に借りを作ることを嫌いますが、困っている人がいれば超能力で密かに助けます。

作中ではほとんどセリフがなく、できごとのに対してのツッコミなどが心の声として描かれています。超能力をテーマに、奇想天外なストーリーが楽しめる内容です。主要メンバーたちも個性豊かなメンツが揃っています。楠雄を相棒と呼ぶ念堂力（ねんどう りき）、超絶美少女の照橋心美（てるはし ここみ）、中二病・海藤瞬（かいどう しゅん）、元ヤンキー総長の窪谷亜蓮（くぼたに あれん）たちと共に物語は進みます。

『斉木楠雄のψ難』は、主人公・超能力者の高校生、斉木楠雄を中心に繰り広げられるギャグ漫画です。透視・サイコキネシス・予知・テレパシーなどさまざまな超能力を持ちながらも、目立たないように平均を目指しながら生きる楠雄ですが、毎度さまざまな災難に巻き込まれていきます。個性派揃いの愉快な仲間たちとともに過ごす高校生活のなかで、多くの災難に巻き込まれては解決していくパワフルかつ冷静なコミカルコメディーです。

『斉木楠雄のψ難』は、2018年2月26日月曜日発売の週刊少年ジャンプ13号で最終回を迎えました。ファンからは驚愕の声が相次いで上がり、人気沸騰するなか連載は終了しています。漫画『斉木楠雄のψ難』の最終回のあらすじやエピソードなど詳しく紹介していきます。

『斉木楠雄のψ難』の最終回では、これまで過去に登場した思い出のサブキャラが再登場します。登場回数は少ないけれど人気のあったキャラや、忘れ去られていた懐かしいキャラなど、ギュッと凝縮された本編にテンポよく登場します。最終回は主要メンバーで旅行に出かける旅行編です。楠雄は旅行先に選ぶ地に災難が起こると予知していて、なんとか災難を食い止めようとします。最終的に地球を守ることに成功するのですが、仲間たちに超能力のことを隠しきれない展開になっていきます。

ついに、超能力の封印を決意し結末を迎えるのですが、完全に封印できたのか謎を残して本編終了です。その後、なんと単行本ページ余りのため4コマ漫画と続編が追加されています。主要キャラたちの4コマ漫画が続き、その後の『斉木楠雄のψ難』として、超能力を封印した楠雄の日常が描かれています。結末では、なぜか徐々に超能力が戻り、さらに地球が危機を迎え、地球を守るのか否かの展開を迎えます。物語は楠雄の新たな決意で幕を閉じています。

『斉木楠雄のψ難』の最終回に多くのファンから驚愕の声が相次いでいます。2016年にアニメ化され、2017年には実写映画化も果たしていた『斉木楠雄のψ難』ですが、2018年の週刊少年ジャンプ12号で「”斉Ψ”史上Ψ大（さいだい）の衝撃が巻き起こる！」と予告があり、次週の週刊少年ジャンプ13号で最終回を迎えました。最終回になった理由は明らかになっていませんが、ネタの枯渇ではないかと言われています。

『斉木楠雄のψ難』は、実は2017年にも最終回の噂がありました。ちょうど火山回がスタートした頃です。最終回への前フリであると噂がありました。いつ終わるのかと予想されたり、ギャグ漫画なので最終回自体がギャグなのではなどと言われたり、世間では評判や感想などいろいろと囁かれていました。それからちょうど1年ほどで最終回を迎えています。

『斉木楠雄のψ難』は2016年にアニメ化され、第1期が2016年7月11日から12月26日、第2期が2018年1月17日から6月27日、完結編が2018年12月28日、ψ始動編が2019年12月30日と多岐にわたり放送されていました。アニメ『斉木楠雄のψ難』の最終回と新作の予知について触れていきます。

『斉木楠雄のψ難』の第1期の最終回は、2016年12月26日に放送されました。楠雄のクラスメイトの海藤たちが、楠雄のために誕生日パーティーを開くというストーリーです。しかし、その日は楠雄ではなく楠雄の父親の誕生日だったため、楠雄はテレパシーを使ってなんとか食い止めようとしますがうまくいきません。そこで、超能力で父親を楠雄だと思い込むように仕向けました。しかし、父親に諭され自ら海藤たちのもとへと向かいます。海藤たちはいつもと違う楠雄に壁を感じ、普段通りでいてほしいと願うのでした。

『斉木楠雄のψ難』の第2期最終回は、2018年6月27日に放送されました。この回では、過去に登場した懐かしいキャラクターが続々と登場します。この回では、春休みにクラスメイトたちで旅行に行く計画をします。しかし、そこには日本終焉の大噴火を起こす火山の存在がありました。楠雄は火山の噴火を食い止めるべく走り回ります。紆余曲折しながらも噴火を止め、楠雄は超能力を封印する決意を固めていくといったあらすじです。楠雄が普通の人間として生きる決意で迎える最終回となっています。

『斉木楠雄のψ難』の第2期最終回は、2018年6月27日に放送されました。最終回では、主人公・斉木楠雄が新作アニメへと続くことを連想させるセリフを言ったり、次回作への前フリをしたりしています。『冬』を予知するビジュアルもあり、新作が発表される時期についても注目が集まっていました。また、楠雄の声優を担当する神谷浩史も、映像化されていない原作エピソードをアニメ化して届けたいと感想していて今後の新作アニメ制作が期待されています。

『斉木楠雄のψ難』で活躍している声優陣を紹介します。主人公・斉木楠雄をはじめ、『斉木楠雄のψ難』に登場する主要キャラを選抜しています。念堂力、海藤瞬、灰呂杵志、鳥束霊太、全5名の声を担当している声優陣の経歴や人物像です。

1975年1月28日生まれで、声優のほか歌手やナレーターとしても活動しています。高校生の時に演劇部の大会で個人演技賞を受賞したのをきっかけに役者を志し、1994年に声優デビューを果たしています。その後、声優アワードでは数々の賞を受賞していることでも有名です。2012〜2016年まで5年連続で最多得票賞を受賞し、声優アワード殿堂入りを果たすなど人気の声優です。持ち前の透明感のある声で、いくつものキャラクターの声を演じています。

有名なアニメでは、『ONE PIECE』のトラファルガー・ロー役や『SDガンダムフォース』のキャプテンガンダム役、『おそ松さん』のチョロ松役などを担当しています。

1978年5月4日生まれの声優です。日本大学芸術学部放送学科を卒業後、マウスプロモーション付属養成所へ入所しています。声優を志すきっかけとなったのは、大学2年の時からやっていたラジオ番組制作です。熱心な友人のラジオ制作の音響効果を担当していたところ、スタッフ不足のため急遽ラジオドラマの助っ人として出演者側になりました。今では「業界1の演技力」と絶賛されるほど演じる役柄が幅広いことで有名です。

有名なアニメでは、『進撃の巨人』のエルヴィン・スミス役や『宇宙戦艦ヤマト2199』の古代進役、『ジョジョの奇妙な冒険』の空条承太郎役、『おそ松さん』の十四松役などを担当しています。

1988年12月6日生まれの声優です。小学生の頃に観たアニメ『新機動戦記ガンダムW』の主人公・ヒイロユイの声優を務めた緑川光がきっかけとなり、声優を志すようになりました。一時は歯科医を目指し勉強をしていましたが、声優になる夢を捨てきれずオーディションに参加します。惜しくも落選しましたが最終選考の2名に残ったことに可能性を見出し、青二塾東京校第29期に入所後、2009年に声優デビューを果たしています。

有名なアニメでは、『ルパン三世プリズン・オブ・ザ・パスト』の八咫烏五郎役や『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の前会長役、『ブルーロック』の凪誠士郎役などです。

1978年8月4日生まれの声優です。5歳までアメリカのサンフランシスコで暮らしていました。小さい時から舞台が好きで、舞台俳優を目指し劇団に所属していましたが『ER緊急救命室』の吹替に参加したのがきっかけとなり、声優に転向します。初期は主に吹替で活躍していて、NHK教育で放送の海外ドラマ『ワンだー・エディ』では初主演に抜擢されています。2005年にアニメ声優のオーディションに受かって依頼、アニメ出演が増えていきます。熱血、ヘタレ、狂気など幅広い役柄をこなす声優です。

有名なアニメでは、『ハイキュー‼️』の澤村大地役や『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎役、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』の斎藤一役、『東京リベンジャーズ』の清水将貴役などです。

1991年6月26日生まれの声優です。趣味の歌を仕事にできないかと考えていたところ、『桜蘭高校ホスト部』を観て声優を目指すようになりました。養成所には通わず、プロダクションへ直々にメールとボイスサンプルを送り、3ヶ月のワークショップを受けたのちにオーディションを経て所属、2011年に声優デビューしました。2年ほどの下積みをして正所属を獲得した声優です。2014年の『東京喰種』の金木研役、『四月は君の嘘』の有馬公生役などでブレイクを果たしています。

有名なアニメでは、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役や、『遊☆戯☆王SEVENS』のガクト役、『東京リベンジャーズ』の九井一役、『ブルーロック』の二子一揮役などです。

最終回を予告されてから異例の速さで結末を迎えた『斉木楠雄のψ難』の最終回に対する感想です。感想にある「最終回以降の話」とは、コミックスのページの都合で最終回に続いて掲載された続編のことです。続編のエピソードは新作を期待させるような内容になっています。今まで登場したキャラクターがセリフ付きで再登場していたり、最終回らしく読み応えのある一冊です。

この短い感想を読むだけでも斉木楠雄のコアなファンであることが伝わってくるツイートです。最終回では、いつも全力全開バカなキャラクター・燃堂のセリフが輝きます。新作での燃堂の活躍に期待したくなるような名場面です。

感想としてまず挙げられるほど、セリフ回しや場面の展開がテンポよく進んでいきます。心の声としてのセリフと、声に出ているセリフのバランスがよく見応えのある最終回です。ファンからの感想では、過去に出てきたキャラクターの再登場とそのギャグセンスに注目が寄せられています。

『斉木楠雄のψ難』はコアなファンが多く、大人気のうちに最終回を迎えています。最終回では、感動あり、笑いあり、のいつにない展開が功を奏し好評を得ていました。感想として多く挙げられていたのは、今まで登場してきた過去のキャラクターたちが一挙に登場する場面です。今後は『斉木楠雄のψ難』のさらなる新作が期待されています。