【リゼロ】ペテルギウスの過去を徹底考察!最期についても紹介
『リゼロ』には様々な過去を持ったキャラがたくさん登場します。その中で紹介するキャラは「ペテルギウス」です。今回の記事では、『リゼロ』におけるペテルギウスの壮絶な過去だけでなくどういった最期を辿ったのかについてそれぞれ考察していきます。
ペテルギウスとは?
ペテルギウスとは小説投稿サイト『小説家になろう』で連載が開始された作品『リゼロ』に登場するキャラです。ペテルギウスは嫉妬の魔女・サテラの復活を望む集団「魔女教」の創設者の1人であり、その中でもペテルギウスは大罪司教と呼ばれる幹部クラスの立場にあります。ここでペテルギウスは7つの大罪の中の「怠惰」を担当し、福音書と呼ばれる予言書の記載内容に従って行動しています。
ペテルギウスのプロフィール
- 名前:ペテルギウス・ロマネコンティ
- 性別:男性
- 年齢:402歳
- 身長:180㎝
- 体重:推定50㎏台
- 出身地:不明
- 名前の由来:オリオン座α星ベテルギウス(Betelgeuse)
- 能力:『怠惰』の魔女因子
- 性格:感情の起伏が激しい
ペテルギウスの性格や面白い口癖
『リゼロ』におけるペテルギウスの性格ですが、感情のスイッチの切り替えがとても激しく先ほどまで冷静な思考だったのに対し、次の瞬間には狂ったように指を嚙み潰すといった行動を取ります。またペテルギウスは必ず語尾に「~デス」を付ける口癖を持っており、癖の強さが面白いと多くのファンから注目されるようになったのです。
ペテルギウスの目的
『リゼロ』におけるペテルギウスが魔女教設立に関わった目的ですが、自らの信仰対象だった嫉妬の魔女・サテラを完全復活させることだと判明しています。特にペテルギウスは他の大罪司教の中でサテラのことを心の底から敬愛しており、サテラのためであれば各地で人間を殺して回ることなど造作もないと考えているのです。
ペテルギウスの権能
『リゼロ』におけるペテルギウスが使用する権能は2つ存在します。1つ目は「見えざる手」と呼ばれるものであり、その名の通り不可視の魔手を操って攻撃することができます。ただ見えないだけではなく、森や岩を簡単に破壊し、人体であれば容易くバラバラにできる程の威力を有しています。2つ目は「怠惰」と呼ばれるものであり、周囲に精神汚染効果をもつ黒い霧を放って敵の戦意喪失を狙うものとなっています。しかし主人公・ナツキスバルには耐性があったため、効果はありませんでした。
リゼロの概要
『リゼロ』とは正式名称『Re:ゼロから始める異世界生活』であり、小説投稿サイト『小説家になろう』で2014年から連載が開始されました。他の異世界転生作品と一風変わった世界観が面白いと話題を呼び、爆発的な人気を獲得しました。また2016年からテレビアニメ化を果たし、かつ第2期やOVA作品が制作されるなど今後の躍進が多くのファンから期待されています。
リゼロのあらすじ
主人公・ナツキスバルは引きこもり男子高校生として生活していました。そんなある日、コンビニからの帰り道にて突如異世界召喚されてしまったのです。召喚して早々に敵の攻撃によって死亡しますが、なぜか死亡時の記憶を持ったまま何度も蘇る能力「死に戻り」を持っていました。本作ではスバルが死に戻りを駆使してよりよい未来へたどり着くために奮闘します。果たしてスバルは死という恐怖を乗り越えることができるのでしょうか。
ペテルギウスの過去
『リゼロ』にてペテルギウスは、魔女教大罪司教になる前に壮絶な過去を経験しています。そこで以下の項目では、エミリアの前で涙した理由やフォルトナを死亡させてしまうといったペテルギウスの過去に関する6つの重要事項についてそれぞれまとめていきます。
過去①ペテルギウスは穏健派に所属しているジュースだった
元々ペテルギウスは魔女教の中でも穏健派と呼ばれる派閥に所属していました。当時魔女教は過激派と穏健派に分かれており、この頃のペテルギウスも目的のための他人の命を奪おうとする性格は持ち合わせていませんでした。またペテルギウスはエミリアとエミリアの叔母であるフォルトナの親しい間柄にあり、ペテルギウスのことを「ジュース」という愛称で呼んでいたのです。
過去②ベアトリスの教育係でもあった
『リゼロ』のストーリー内にて、ベアトリスがペテルギウスの持っていた福音書を見た時に「ジュース」と呟くシーンが存在します。ジュースという名を知っていた理由ですが、実はペテルギウスは過去に同じ人工精霊の先輩としてベアトリスの教育係を担当していた期間が存在します。色々なことを学ばせてもらったペテルギウスに対し、ベアトリスは複雑な感情を抱いていたと推測できます。
過去③フォルトナとの関係
ペテルギウスとフォルトナは過去に、親しい関係性を持っていました。ペテルギウスは時折エミリアとフォルトナが住んでいるエリオール大森林に生活物資を届けるために赴いていました。3人には血の繋がりはないものの本当の家族のような関係性があり、かつペテルギウスとフォルトナの間には恋仲までは行かずとも、親密な関係が生まれていたのです。
過去④エミリアの前で涙した理由
『リゼロ』過去ストーリーにて、ペテルギウスがエミリアを前にして涙を流すシーンが存在します。このような行動を取った理由ですが、ペテルギウスのセリフにてエミリアの両親に対する恩義を匂わせる発言が存在し、かつエミリアの容姿が母親に似ていることからエミリアの両親の死に対し心が揺れ動いたからではないかと推測できます。
過去⑤魔女因子を取り込んで戦おうとする
平穏な生活を送ってきたペテルギウスでしたが、ある日魔女教過激派に所属する虚飾の魔女「パンドラ」と強欲の大罪司教「レグルス」が攻めてきたのです。過激派の狙いはエミリアとフォルトナであり、ペテルギウスは戦うための力を得るために適性のない怠惰の魔女因子を取り込んだのです。魔女因子を取り込んだのはいいものの自我を保つだけで精一杯いであり、レグルスによって倒されてしまったのです。
過去⑥フォルトナを自分で死なせてしまう
ペテルギウスとの交戦後、パンドラは封印の扉を解放するために先へ向かいました。封印を解かせまいとフォルトナとペテルギウスはパンドラの元へ急ぎました。その際パンドラの権能によってペテルギウスは自らの手でフォルトナを殺めてしまったのです。その結果、ペテルギウスの自我が崩壊して魔女因子に飲み込まれてしまい狂人と化したのです。
ペテルギウスの最期や死亡シーン
圧倒的な権能を持つペテルギウスですが、既に死亡しています。そこで以下の項目では、『リゼロ』ストーリーでどういった最期を辿ってしまったのかだけでなく、ペテルギウスの権能をスバルが引き継いで使用できるのかについてもそれぞれまとめていきます。
ペテルギウスとユリウスの戦闘
ペテルギウスを倒すためにスバルは、ユリウスの協力を求めて戦いに赴きました。その際にユリウスは「ネクト」と呼ばれる任意の相手と視覚・思考を共有する高等魔法を発動することで、スバルがペテルギウスの権能の1つである見えざる手を視認できるようにしたのです。これによりスバルが見えざる手をおびき寄せ、その隙にユリウスの剣がペテルギウスの体を貫くことに成功したのです。
ペテルギウスはスバルによって死亡する
ユリウスの剣によって死亡したと思われたペテルギウスでしたが、最後の力を振り絞ってスバルの体を乗っ取ろうと追ってきたのです。しかしスバルは予め用意していた微精霊・イアの力を使って火弾を放って怯ませました。その結果、ペテルギウスは衣服の裾を竜車の車輪に引き込んだことが原因で飲まれてしまい、そのまま最期を迎えることとなったのです。
ペテルギウスの権能はその後スバルが使用?
ペテルギウスが死亡して最期の瞬間を迎えた後、スバルはペテルギウスの権能の1つである見えざる手を使用できるようになりました。その理由ですが、ペテルギウスの体内に存在していた怠惰の魔女因子がスバルの体内に移動したからです。とはいえペテルギウスのように使いこなせるわけではなく、使用できる手の本数が1本かつ至近距離までしか伸ばせません。
ペテルギウスの声優
テレビアニメ『リゼロ』では数多くの人気声優が出演していることで有名です。そこで以下の項目では、アニメ版『リゼロ』でペテルギウス役を担当した声優に関する基本情報だけでなくこれまでに出演した代表出演作品についてもまとめていきます。
ペテルギウスの声優は「松岡禎丞」
アニメ版『リゼロ』でペテルギウス役を担当した声優は、松岡禎丞さんです。松岡禎丞さんは2009年から声優として活動を開始しており、特徴的なイケメンボイスだけでなく演技に対して真摯に取り組む性格も高く評価されています。代表出演作品として『ソードアートオンライン』、『鬼滅の刃』などが該当します。
松岡禎丞のプロフィール
- 名前:松岡禎丞(まつおか・よしつぐ)
- 性別:男性
- 生年月日:1986年9月17日
- 年齢:36歳(2023年2月時点)
- 出身地:北海道帯広市
- 身長:166㎝
- 血液型:O型
- 活動期間:2009年~
- デビューアニメ作品:『東のエデン』
- 所属事務所:アイムエンタープライズ
松岡禎丞の主な出演作品
- 2009年:『東のエデン』のAKX20000役を担当。
- 2011年:『魔法少女まどかマギカ』の中沢役を担当。
- 2012年:『ソードアートオンライン』のキリト役を担当。
- 2014年:『ノーゲーム・ノーライフ』の空役を担当。
- 2015年:『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のベル・クラネル役を担当。
- 2016年:『私がモテてどうすんだ』の四ノ宮隼人役を担当。
- 2019年:『鬼滅の刃』の嘴平伊之助役を担当。
- 2022年:『リコリス・リコイル』の真島役を担当。
ペテルギウスの過去に対する世間での評判や人気
『リゼロ』に登場するペテルギウスは、壮絶な過去を経験したことで話題を呼びました。そこで以下の項目では、ペテルギウスの過去に関する世間での評判やどういった人気の理由があるのかについてツイッター上の『リゼロ』ファンの反応を基に紹介します。
ペテルギウスの過去に関する世間での評判は「温厚で真面目な性格を持っていた」ことです。魔女因子に飲み込まれて狂人となってしまったペテルギウスですが、元々は優しい性格を持っていて、かつエミリアのために生活物資を届けていたのです。それ故にペテルギウスの意外過ぎる一面に驚いたファンが多いです。
ペテルギウスの過去に人気が集まる理由は「かっこいい容姿を持っていた」からです。魔女教大罪司教となり不気味な性格と容姿を持つようになってしまったペテルギウスですが、過去は好青年として生活していたのです。それ故にかっこいいペテルギウスの魅力に惹かれるファンが多いです。
ペテルギウスの過去は壮絶なものだった
今回の記事では『リゼロ』に登場するペテルギウスの過去に関する情報について紹介してきました。スバルが異世界転生してきた頃には、既に魔女教大罪司教として狂人と化していましたが、元々は魔女教・穏健派に所属する好青年だったのです。しかし大切な存在を守るために魔女因子を取り込み、かつ自らの手でフォルトナを殺めてしまったがために自我が崩壊してしまうという壮絶な過去が存在したのです。
その後ペテルギウスは嫉妬の魔女・サテラ完全復活という理由のもと、目的達成のために周囲の人間を殺して回っていました。しかしスバルの活躍によって阻まれてしまい、最終的に竜車の車輪に巻き込まれて死亡するという最期を辿ったのです。魔女教大罪司教としての最期を飾ったペテルギウスの姿は、我々の心の中で生き続けるでしょう。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。