【ワンピース】ゾロの死亡フラグや伏線を考察！ワノ国で死ぬ可能性は？

ゾロの死亡フラグについてまとめていく前に、まずはゾロという人物が作中でどのような存在として描かれているのかをまとめていきます。また、ゾロが登場し活躍している作品『ワンピース』についても概要とあらすじを見ていき、内容をおさらいしていきます。

ゾロは麦わらの一味の戦闘員であり世界一の大剣豪を目指す剣士です。緑色のショートヘアと悪人面な人相、鍛え抜かれた身体をしているのが特徴で、周囲からは『海賊狩りのゾロ』という異名で恐れられています。麦わらの一味の中では比較的冷静で利己的な考え方をしており、作戦会議の時でもメリットとデメリットの両方を踏まえた上で判断を下すような性格をしています。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊王を夢見る青年が仲間と共に果てしない冒険をする物語が描かれており、王道な展開と劇的なストーリーが話題となり2021年には国内累計発行部数4億部を突破しました。アニメ作品としても注目されており、製作元の東映アニメーションの中では最長のロングラン作品として記録されています。

かつてこの世のすべてを手に入れ海賊王となった男、ゴールド・ロジャー。彼は死に際にひとつなぎの大秘宝（ワンピース）について言い残すと、世の海賊たちは海へ漕ぎだし世界は大海賊時代を迎えました。そんな時代に1人で海に出た青年、モンキー・D・ルフィ。彼もワンピースを求め海賊王になるという夢を持っていると、その日から彼の果てしない冒険の旅が始まるのでした。

ここからはゾロの死亡フラグについてまとめていきます。ルフィの仲間としてこれまで名だたる敵将や幹部を倒してきたゾロですが、本編がワノ国編に突入するとゾロに死亡フラグが立っているのではとネット上で話題になりました。

ワノ国編にてゾロは四皇のビッグ・マムとカイドウの2人と対峙しますが、そこで2人の合わせ技『覇海』が繰り出されます。覇海の威力は想像を絶するもので、それを1人で受け止めたゾロは死亡しなかったもののかなりの重症を負ってしまいました。この時の傷が後の展開に影響するのではとネット上では予想されています。

鬼徹の呪いとは、ローグタウン編にてゾロが新たに手に入れた刀に込められた呪いです。鬼徹の呪いに触れた者は悲運な死を遂げると言われており、その呪いに例外はないとされています。ゾロはその呪いについて知っておきながらその刀を持っていくことを決意していましたが、この呪いが発揮される時がいずれ訪れるのではと推察されています。

もしもゾロが死亡するとしたら、それは敵にやられるのではなく仲間を庇って死亡するのではないかという考察もあります。ゾロの強さはワンピースの中でも上位の方で、持ち前のタフネスさも相まって誰かに負けるような展開はミホークほどでなければ考えづらいです。そして、ゾロは仲間のためであれば自分の命を顧みない行動を取ることもあるので、仲間を庇って死亡する展開は十分あり得るかもしれません。

ワノ国でビッグ・マムとカイドウの覇海を受け止めたゾロ。重症を負った彼にチョッパーが応急処置を施しますが、あまりの傷の深さにチョッパーは最終手段を取るしかありませんでした。その最終手段とはミンク族に伝わる秘薬を投与することでしたが、その秘薬には攻撃を受けた時に本来の倍のダメージを食らってしまうという副作用がありかなりの危険が伴います。

ミンク族の秘薬の副作用を抱えつつゾロはキングと戦うことになりますが、そこでキングの一撃を食らってしまい意識不明の重症を負ってしまいます。その後のシーンでは不思議な描写がされており、倒れたゾロの前に死神らしき存在が現れ、身動きが取れないゾロに向けて大鎌を振り上げたのです。この描写が何を示唆しているのかは不明ですが、ゾロが死亡することを暗喩している可能性は十分に考えられます。

ワンピース原作者の尾田先生はラフテル編の内容は「頂上戦争編以上」と一言だけ言葉を残しています。ワンピースの最終章を飾るラフテルでは、恐らく頂上戦争で起きた大戦争やエースの死以上の衝撃が描かれることが予想されますが、ラフテルにてゾロの死が描かれるのではという噂が立っています。

ここからはゾロの死亡フラグと関係する離脱の法則やモデルについてまとめていきます。ゾロの死亡フラグを考察している人たちの間では、麦わらの一味離脱の法則やゾロのモデルとなった人物の生涯などに話題が集まっています。

ワンピースでは度々麦わらの一味が離脱する描写がされており、ウォーターセブン編のウソップやアーロンに縛られていたナミなどがその例です。ここで注目すべき部分は、東の海出身で離脱していないのはゾロだけということです。これまで離脱したメンバーは総じて過去の秘密を明らかにしていますが、ゾロだけはまだ描かれていないため、離脱をきっかけに過去が明かされるのではと噂されています。

ワンピースに登場するキャラクターが、実在する人物や歴史上の人物をモデルに作られているという話は有名です。ゾロの場合、そのモデルはフランソア・ロロノアか、もしくは怪傑ゾロだと言われていますが、それぞれにゾロの死亡フラグと関係性があると興味深い考察理由が語られています。

フランソア・ロロノアとは1960年代のカリブ海で猛威を振るった海賊です。貧しい家庭の生まれながら、海賊団の首領にまで成りあがった実力者で、スペイン軍に宣戦布告したこともあります。そんなフランソア・ロロノアの最期は侵入した島の原住民に捕らえられ、その民族の風習にのっとり残忍な処刑をされて死亡したと言われています。

怪傑ゾロはアメリカで作られた小説『怪傑ゾロ』の主人公です。怪傑ゾロは仮面の剣士と呼ばれる大海賊で、強きをくじき弱気を助けるという正義のヒーローとして描かれています。そんな怪傑ゾロは死亡シーンが描かれておらず、ただひたすらに民間を助ける存在であり続けようとしていました。ゾロが死亡しなかった場合は、怪傑ゾロのような生き様を辿るのかもしれません。

ここからはゾロが死亡しないと言われる理由についてまとめていきます。ゾロの死亡フラグが騒がれている中で、そんなことはないだろうと反論意見が挙がっているのも事実です。その人たちの考察で有力なものは主に3つあります。

ゾロは世界一の大剣豪になるという夢があります。この夢を叶えずしてゾロがくたばってしまう展開は、強い精神力と強靭な体を持つ今のゾロからはあまり想像できないでしょう。東の海でミホークに敗北している経歴もあり、せめてミホークと再戦する時が来るまでは死亡しないだろうと言われています。

仮にゾロが本当に死亡してしまった場合、麦わらの一味は大きな戦闘力を削がれてしまうことになります。ワノ国でもギリギリの戦いを強いられてきた麦わらの一味でしたが、ラフテルで主戦力を奪われてしまうのは大きな痛手になってしまうので、死亡するのはゾロではなく別のキャラクターになるのではと考えられています。

尾田先生は時代劇の丹下左膳の大ファンで知られていますが、そこに登場する片目、片腕の剣士が2年後のゾロのモチーフになったと噂されています。もしもこのモチーフ説が本当であれば、ゾロは丹下左膳の剣士のように片腕を失うかもしれません。

ここからはアニメ版ワンピースにて、ゾロを担当した声優についてまとめていきます。ワンピースはアニメ作品としても大きな盛り上がりを見せており、声優の録音現場が地上波で放送されたことがあるほど注目されています。

ゾロの声を演じている声優は中井和哉（なかいかずや）さんです。ロロノア・ゾロ役に抜擢されたことをきっかけに、剣士キャラの鉄板になった声優さんでもあります。2011年には声優アワードにて助演男優賞受賞という実績を残しています。

1967年11月25日の兵庫県生まれ。血液型はA型で身長は169cm、現在の所属事務所は青二プロダクションです。元々の職業が公務員であり、土日を使って青二塾に通い声優やナレーションの勉強をしていたそうです。デビュー作は1995年放送のアニメ『空想科学世界ガリバーボーイ』です。

これまでゾロの死亡フラグについてまとめてきました。ワノ国やラフテルにおいて伏線が描かれていたり、考察理由が語られていたゾロでしたが、この死亡フラグに対してワンピースファンたちはどのような印象を抱いているのでしょうか？ここではゾロに対する世間での評判や人気についてまとめていきます。

多くのファンはゾロの死亡説に対して想像したくない展開で辞めてほしいというようなコメントをしていました。今までルフィの仲間として活躍してきたゾロが死亡するなんてあり得ないという意見も多く、死亡説に否定派の人が多かったです。

キングとの戦いで気絶したゾロでしたが、目の前に死神が登場しておきながら次に描写された時は何事もなかったかのように復活していました。この描写に違和感を感じる人が多く、この先で死亡する伏線理由なのではないかと囁かれています。

一部のファンはラフテルに関する考察をしていました。現状ラフテルはどんな島なのか明らかにされておらず、その正体が謎に包まれています。ラフテルは死人の島なのではと推察されていたり、そこに麦わらの一味がたどり着いた時に、ゾロの過去が明かされたりするのではないかと、様々な考察がされていました。

ゾロの死亡フラグは様々な考察が語られていました。それらの理由を知ったファンからも賛否両論な意見が飛び交っています。これからワンピースは最終章としてラフテルに向かう物語が始まろうとしていますが、このラフテルで果たしてゾロは生き残れるのでしょうか？多くのファンがゾロの活躍に期待していることでしょう。