【ワンピース】サンジが作った料理を紹介！発売されたレシピ本の詳細も

『ワンピース』のサンジが作中で登場した料理や再現レシピ本を紹介していく前に、まずはサンジのプロフィールや作品概要を見ていきましょう。

『ワンピース』のサンジは北の海出身で3月2日生まれで、麦わらの一味のコックです。黒足のサンジの異名があり、足技を得意としています。実はジェルマ王国の王子であり、本名はヴィンスモーク・サンジでした。

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『ワンピース』は、尾田栄一郎先生による少年漫画です。海賊王を目指す少年を主人公に、海での冒険や行く先々の街での戦いが描かれています。壮大な世界観と程よく挟まれるギャグ、熱い友情やバトルシーンは世界中にファンを作っています。

幼少期に悪魔の実を食べ、体がゴムのように伸びるようになったモンキー・D・ルフィは、17歳になった時に海賊王を夢見て故郷を出ました。そして、自らの理想とするクルーを集めながら、麦わらの一味として仲間を増やしていきます。その後、ルフィ達は最後の海と言われる新世界に突入し、かつての海賊王が遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指していきます。

『ワンピース』のサンジは作中で様々な料理を出しており、麦わらの一味の胃袋を満足させています。そんなサンジの料理について代表的なものを見ていきましょう。

サンジが作った料理その1は海賊弁当です。リトルガーデンに到着した際、ルフィに持たせるために作った弁当であり、その時点では中身の詳細はわかりませんでした。しかし、麦わらの一味のクルーが増えた後に作った海賊弁当には、それぞれの好物が詰められており、それ故におにぎりとサンドイッチが同じ弁当の中に入っています。

サンジが作った料理その2は空島弁当です。その名の通り空島で作った海賊弁当であり、こちらも原作漫画内では詳しい内容はわかりませんでした。しかし、アニメで描かれた時にはロブスターやシャケ、ホタテ貝のような具材が入った弁当になっています。

サンジが作った料理その3は深海魚弁当です。パンクハザード編でルフィ達に配った弁当であり、実際に深海魚がどこに使われているかはわかりませんが、ご飯とおかずが入っています。

サンジが作った料理その4はピラフです。サンジが副料理長を務めていた海上レストラン「バラティエ」でクリーク海賊団のギンに対して提供した料理であり、アニメにおいてはイカやエビが入った海鮮ピラフのように描かれていました。空腹で死にかけていたギンへ料理を出すところはサンジの信念がわかるシーンでもあります。

サンジが作った料理その5はじゃがいものパイユです。サンジがおやつとして船内で作った料理であり、フランス料理において付け合わせとして出される一品です。パイユには麦わら帽子の意味があることから、麦わら一味にぴったりな料理になっています。

サンジが作った料理その6はクソまずいスープです。バラティエにおいてゼフを始めとする面々からまずいと称されたスープですが、実際はサンジが後腐れなくルフィに付いて行かせるための噓でした。実際に食べたルフィはうまいと言っており、サンジがいなくなった後に食べたバラティエ面々からはおかわりを所望されるほどスープです。

サンジが作った料理その7はもやし炒めと肉です。ナミを追いかけるためにココヤシ村へ向かう中、サンジが食べたいものを聞き、ルフィが肉、同行していたヨサクがもやし炒めと言ったことから作ったと思われる料理です。

サンジが作った料理その8はウエディングケーキです。ホールケーキアイランド編において、ビッグ・マムの癇癪を止めるためにプリンやシフォン達と共に完成させたケーキです。究極のクリーム「シムシムホイップ」を用いており、サンジが人を幸せの絶頂に導くと称していました。実際に食べたビッグ・マムや途中で味見をしたヘッジは死ぬほどうまいと言っています。

サンジが作った料理その9は焼石シチューです。空島の沸騰石を用いて作ったシチューであり、麦わらの一味が試練に挑む際、その場で使える材料からこの料理を作り上げています。

サンジが作った料理その10はプチフールです。アラバスタ編において、故郷を心配するビビに対して、本日のリラックスおやつとして出しています。プチフールとはフランスの一口サイズのケーキのことで、食後のデザートとして食べられています。

『ワンピース』のサンジは作中でコックキャラとして活躍することから、現実で作中料理を再現できるレシピ本が発売されています。そんなサンジのレシピ本について詳細を紹介していきます。

『ワンピース』のサンジのレシピ本は『ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん』です。2012年11月28日に発売されたものは特別付録として限定シリコンマットが付属しており、のちに2020年7月3日には付録なしの通常版が発売されました。

『ワンピース』のサンジのレシピ本は漫画内の料理が再現できるのはもちろんのこと、『ワンピース』ファンに嬉しい魅力や純粋なレシピ本としても使える本になっています。

『ワンピース』のサンジのレシピ本には漫画内の料理を再現することから、レシピと共に漫画の該当シーンが載せられており、サンジの料理を振り返るのに最適です。また、表紙や一部イラストは描き下ろしになっており、それだけでもファンブックとして価値があります。

『ワンピース』のサンジのレシピ本には先ほど紹介したサンジの料理の再現以外にも『ワンピース』世界の料理の再現が多数載っており、全部で41種類のレシピが楽しめます。そのため、一冊で様々な料理が作れる一冊です。

『ワンピース』のサンジのレシピ本における再現料理は、漫画の料理に近づけると共に比較的に手に入れやすい食材で作れるようになっています。作中の料理は現実世界にない食材が出てくることもありますが、そこも上手く置き換えつつ、美味しく食べられる料理が作れます。

『ワンピース』のサンジのレシピ本を監修したのはフードスタイリストの飯島奈美さんです。飯島さんはテレビドラマの『深夜食堂』や『ごちそうさん』など、ドラマ・映画に登場する食事を手掛けており、作品に合わせた料理本を出版しています。

『ワンピース』のサンジは現実ではレシピ本が出るまでになっていますが、作中のコックとしての腕前についてもストーリーが進むごとに強くなっています。ここではそんなサンジのコックとしてのスキルの変遷を見ていきましょう。

『ワンピース』のサンジが料理に興味を示したのはジェルマ王国にいた幼少期からであり、病気だった母・ソラに対して弁当を持って行っていました。この頃の料理は形も悪ければ味も不味かったですが、ソラは笑顔で食べており、それサンジをコックの道へと突き進めていきます。父・ジャッジによって軟禁された際も料理の本は読み続け、ジェルマ王国から脱出する時には姉であるレイジュには料理人になりたいと口にしています。

ジェルマ王国を出たサンジはコック見習いとして客船オービット号にいましたが、当時クック海賊団として活動していた赫足のゼフと共に遭難したことを経て、海賊から足を洗ったゼフが料理長を務めるバラティエで働くことになります。そこでゼフはサンジを弟子として料理人のあらゆる技術を教え込んでおり、サンジもそれを必死に吸収したことから周りよりも料理の腕を上げ、副料理長になりました。

『ワンピース』のサンジはホールケーキアイランド編において、ビッグ・マムに差し出すためのケーキのレシピを香りだけで素材まで理解するという人間離れしたスキルを見せています。これがサンジの覇気や出自によるものなのか、純粋に料理スキルなのかはわかりませんが、コックとして非常に高度な能力を活かせていることが窺えます。

ここでは『ワンピース』のサンジの料理について世間での評判や人気を紹介していきます。ストーリーが長く続く中で出てくるサンジの料理や『ワンピース』世界の食材はファンの注目を集めています。

『ワンピース』のサンジの料理については実際に食べてみたいという声が多数見られました。ルフィが美味しそうに食べる姿や作中での料理に対する評価の高さから、サンジ本人が作った料理を食べてみたいと思うファンは多いようです。

『ワンピース』のサンジの料理を見て、自分で再現したいと思ったり、料理をもっと上手くなりたいと思ったりする声もありました。コックとしてのサンジは戦闘時とは別のかっこよさがあり、そんなサンジに憧れて真似してみたいと考える人もいました。

『ワンピース』のサンジのレシピ本を購入して再現料理を楽しんでいる人も複数見られました。ファンブックとしても好評のレシピ本ですが、実際に再現した人からの満足度も高く、様々な楽しみ方ができる本のようです。

『ワンピース』のサンジは作中で様々な料理を作っており、その再現レシピが載せた『ONE PIECE PIRATE RECIPES 海の一流料理人 サンジの満腹ごはん』がレシピ本として発売中です。作中のサンジの料理を実際に作ってみたい人や『ワンピース』の料理をまとめた本が欲しい人はぜひ購入を検討してみましょう。