【ワンピース】ヨーキ船長は生きている?未知の疫病の正体とは?
『ワンピース』のヨーキ船長は、ブルックの回想シーンに出てくるルンバー海賊団の船長です。ヨーキ船長は病気で海賊団を離脱しますが、まだ生きているといわれることがあります。『ワンピース』のヨーキ船長が生きているといわれる理由や、病気の正体についてまとめていきます。
目次
【ワンピース】ヨーキ船長とは?
『ワンピース』のヨーキ船長は、作中ではすでに過去の人物として描写されています。登場した回数はほんのわずかであったにも関わらず、いまだに人気の高いキャラです。本記事では、ヨーキ船長とはどのような人物か、プロフィールや人物像、強さなどをまとめていきます。また、ヨーキ船長の病気の正体や、生存説の理由についても紹介します。
ヨーキ船長のプロフィール
『ワンピース』のヨーキ船長は、ルンバー海賊団の船長です。4月9日生まれで、「キャラコのヨーキ」の異名を持っています。金髪で白い大きめな帽子をかぶっており、右目と顎の下に「F」の字のような入れ墨を入れています。アニメでは、髪の毛がやや黄緑っぽくなっています。賞金首にもなっていた海賊ですが、その懸賞金は不明です。
ヨーキ船長の率いるルンバー海賊団とは?
『ワンピース』のルンバー海賊団は、麦わらの一味であるブルックがかつて所属していた海賊団です。50年以上も前の海賊団で、大海賊時代よりも前に存在していました。メンバー全員が音楽好きで、「泣く子も笑うルンバー海賊団」として活動しています。海賊同士での争いはありますが、民間人に被害を与えることはほとんどありませんでした。
航海の途中で音楽が好きなクジラと会い、「ラブーン」という名前をつけて同行させるようになります。しかし、偉大なる航路(グランドライン)に入る前に、危険だからという理由でラブーンを双子岬のクロッカスに預けます。世界を一周して戻ってくるという約束をラブーンと交わしますが、ルンバー海賊団はブルックを残して全滅してしまいました。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、1997年から週刊少年ジャンプで連載中の漫画です。作者は尾田栄一郎さんで、コミックスの累計発行部数は4億9,000万部を突破しています。2017年の10月にはコミックスの発行部数がギネス記録を超え、今もなお記録を更新し続けています。1999年からはアニメの放送も始まり、映画も多く制作されています。
ワンピースのあらすじ
偉大なる航路(グランドライン)を制覇した伝説の海賊王・ゴールドロジャーは、財宝を残したまま処刑されました。海賊王が残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め、海賊たちは戦いを繰り広げます。海賊に憧れていたルフィは、海賊王を目指してたった1人で海へ旅立ちます。仲間を集めながら戦いを繰り返し、「ひとつなぎの大秘宝」を求めて冒険を続けるのでした。
【ワンピース】ヨーキ船長は生きている?ボニーとの関係は?
『ワンピース』のヨーキ船長は未知の病気にかかってルンバー海賊団から離脱しますが、その後の描写は一切ありません。そのまま死んだと思われていますが、読者の間では生存説も囁かれています。なぜヨーキ船長が生存しているといわれるのか、その理由や病気の正体などをまとめていきます。また、ジュエリー・ボニーとの関係性についても考察します。
ヨーキ船長は生存しているといわれる理由
ヨーキ船長は病気により、志半ばでルンバー海賊団から離脱します。しかし、その後の行方については何も描かれておらず、ヨーキ船長が生存しているかどうかは不明です。それにも関わらずヨーキ船長の生存説が流れている理由は、ヨーキ船長が離脱した後にルンバー海賊団が壊滅しているからです。ルンバー海賊団が滅亡する運命であれば、あそこでヨーキ船長が離脱する必要性がありません。
そのため、ヨーキ船長を後から登場させるために、ルンバー海賊団壊滅の前にヨーキ船長を離脱させたのではないかと考えられています。また、『ワンピース』631話の扉絵には、ラブーンとクロッカスとお酒を飲んでいる金髪の人物がいます。この人物がヨーキ船長だといわれることがあり、これもまたヨーキ船長が生存していると噂される理由のひとつです。
ヨーキ船長の未知の疫病の正体
ヨーキ船長の病気は作中では「未知の疫病」としか描かれていませんでしたが、その疫病とはナミもかかったことがある「ケスチア」ではないかといわれています。そういわれる理由は、ヨーキ船長の顔にできているアザが、ナミのお腹に表れたアザと似ているためです。他の症状もナミがケスチアで倒れたときの症状に似ているため、未知の病気がケスチアである可能性は高いでしょう。
ヨーキ船長とジュエリー・ボニーの関係
ジュエリー・ボニーは、ボニー海賊団の船長です。ヨーキ船長とジュエリー・ボニーは、夫婦であるという説があります。なぜそういわれるのかというと、ヨーキ船長のモデルである「キャラコのジャック」という海賊が、ジュエリー・ボニーのモデルである「アン・ボニー」と愛人関係にあったためです。ただ、ヨーキ船長とジュエリー・ボニーは出身地も違い、今のところ接点は見当たりません。事実はわかりませんが、2人が夫婦である可能性は低いように思われます。
【ワンピース】ヨーキ船長の人物像や登場シーン
『ワンピース』のヨーキ船長はすでに50年以上も前にルンバー海賊団と別れているため、それほど登場シーンは多くありません。『ワンピース』の作中では、ブルックの回想シーンに出てくるだけです。そのため、ヨーキ船長とはどういったキャラであるのか、覚えていない人もいるでしょう。ここでは、ヨーキ船長の人物像や、登場シーンについて紹介します。
ヨーキ船長の人物像や性格
ヨーキ船長はその名前からもわかる通り、非常に陽気な性格をしています。ルンバー海賊団に入る条件は「音楽が好きなこと」だけで、とにかく音楽を愛していることがわかります。ヨーキ自身も音楽家で、ルンバー海賊団には常に音楽があふれていました。この入団条件からもわかるように、ヨーキ船長は陽気なだけでなく、誰でも仲間に迎え入れられる懐の深い人物であることが伺えます。
ヨーキ船長の能力や強さ
ヨーキ船長の出演回には、戦闘シーンがほとんどありません。そのため、ヨーキ船長の能力や強さがどのくらいのものか、はっきりしたことはわかりません。しかし、ヨーキ船長は、西の海では知られた存在だと自分で語っています。ルンバー海賊団であったブルックの戦闘力が高いことからも、それらの団員を束ねていたヨーキ船長も相当の強さがあったと考えられます。
ヨーキ船長の登場シーン
ヨーキ船長は、ブルックの回想シーンに登場します。ヨーキ船長が初めて作中に登場したのは、『ワンピース』486話の「ピアノ」の回です。そこから489話の「8人目」までに続けて登場します。最も多く登場しているのが487話の「あの唄で」、この回ではブルックのルンバー海賊団との思い出やラブーンとの出会い、ヨーキ船長との別れのシーンなどが描かれています。
【ワンピース】ヨーキ船長の声優
アニメ版の『ワンピース』では、ヨーキ船長の声を2人の声優さんが担当しています。なぜ途中で声優さんが変わったのかは、公表されていません。ここでは、ヨーキ船長の声を演じた、2人の声優さんのプロフィールや出演作を紹介します。
ヨーキ船長の声優①増谷康紀
ヨーキ船長の1人目の声優さんは、増谷康紀さんです。『ワンピース』ではヨーキ以外の役もこなしており、他にはビリー、ディスコ、ジェロニモなどの声を担当しています。他の出演作でも、ひとつの作品の中で複数のキャラを演じることが多いです。
増谷康紀のプロフィール
増谷康紀さんは、1961年7月5日生まれの声優さんです。声優になる前は会社員として働いており、脱サラして声優になったという珍しい経歴の持ち主です。30歳から声優を目指して青二塾へと入り、現在は青二プロダクションに所属しています。
増谷康紀の主な出演作品
増谷康紀さんは、『ドラゴンボール超』(ロウ)や、『キン肉マンⅡ世』(ガゼルマン)、『忍たま乱太郎』(棟りょう)、『ちびまる子ちゃん』(養蜂家のおじさん、庄屋、ためぞう)など、数々の人気アニメに出演しています。メインキャラではなく脇役が多く、名バイプレーヤーとして活躍しています。
ヨーキ船長の声優②竹本英史
ヨーキ船長の2人目の声優さんは、竹本英史さんです。増谷康紀さんと同じく、『ワンピース』ではヨーキ船長以外のさまざまな役を演じています。『ワンピース』で担当したキャラには、ドレイク、オーム、ヤガラ、ロシオなどがいます。
竹本英史のプロフィール
竹本英史さんは、1973年3月7日生まれの声優さんです。山口県出身で、愛称はたけぽんです。もともとは劇団員でしたが、フリーを経て、それからは青二プロダクションに所属しています。『ドラゴンリーグ』のテコドント役で、声優デビューを果たしました。
竹本英史の主な出演作品
竹本英史さんの出演作には、『劇場版 テニスの王子様 英国式庭球城決戦!』(柳蓮二)、『百獣戦隊ガオレンジャー』(ロウキ)、『あひるの空』(五月正義)、『鬼滅の刃』(鉄穴森)などがあります。2022年には、『薔薇王の葬列』(ルイ十一世)と『失格紋の最強賢者』(ギルド支部長)に出演しています。
【ワンピース】ヨーキ船長に対する世間での評判や人気
ヨーキ船長は明確な死の描写がないため、まだ生存していると信じている人も少なくありませんでした。ヨーキ船長の再登場を望む声も多かったです。意外な人物が意外な場所で登場することがある『ワンピース』だけに、再びヨーキ船長を見れる日がくるかもしれません。
また、ヨーキ船長の病気が「密林で感染した」という描写があることからも、やはりナミと同じ病気の「ケスチア」を疑う人がいるようです。本当にケスチアかどうかはわかりませんが、ナミのケスチア感染が何らかの伏線になっている可能性もあります。
ヨーキ船長は登場シーンが多くないキャラにも関わらず、ファンからの人気は高いようです。また、途中で離脱していまったヨーキ船長が可哀想だと、同情する声もありました。ブルックの回想のルンバー海賊団の様子が楽しげだっただけに、病気になったヨーキ船長がなおさら可哀想に思えるのでしょう。
【ワンピース】ヨーキ船長は生存説のあるキャラだった
『ワンピース』のヨーキ船長は、いまだに生死がはっきりとしていません。そのため、生存しているという説があり、再登場を願う声も多くありました。この先登場するかどうかはわかりませんが、ヨーキ船長の再登場を期待しながら『ワンピース』の漫画やアニメを楽しみましょう。
この記事のライター
NR4712
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