【ワンピース】ヨンジの正体はサンジの弟！強さや能力を紹介

ヨンジはの本名はヴィンスモーク･ヨンジという名前で、ヴィンスモーク家は北の海に存在するジェルマ王国という国の王族の一族です。ヨンジには姉が1人とヨンジを含む4つ子の兄弟がいて、ヨンジは4つ子の兄弟の中では4男にあんります。そして、サンジもヴィンスモーク家の血筋で、ヨンジの1つ上の3男でヨンジとは血のつながった兄弟という関係です。

ヨンジはヴィンスモーク家の四男です。外見や女好きなところは兄であるサンジとそっくりですが緑髪です。ですが、性格は粗暴で冷徹で人の不幸に喜んでるような一面もあり『似ても似つかない』とナミから言われ、姉のレイジュからは『人でなし』と言われています。

サンジはヨンジの1つ上の兄で実の血の繋がった兄弟という関係ですが、幼少期のヨンジは兄のイチジとニジと共に落ちこぼれであったサンジをいじめていました。現在ではサンジの戦闘能力が上昇したため武装してもサンジの強さには及ばず、3年振りに再会した時は昔の調子でサンジをからかおうとしましたが煽り返され、怒って襲いかかるもサンジに返り討ちにされています。

原作の826話、単行本では82巻、アニメでは784話でヨンジは姉のレイジュと共に登場しました。ビック･マムの縄張りの入り口付近で麦わらの一味と遭遇しましたが、サンジの婚姻を成功させるためにその場では麦わらの一味の事は見逃しています。

ヨンジはジャッジによって血統因子の操作を行われていて、戦闘において邪魔になる感情である『悲しみ』や『憐れみ』を生まれながら欠落しています。血統因子の操作はサンジ以外の兄弟にも行われています。この影響で自分の命にさえ無感情になっていて、ビック･マム海賊団に一家全員が殺されそうな時でもヨンジは笑いながら自分の命を諦めていました。

ワンピースは週刊少年ジャンプで1997年から連載されている、『ひとつなぎの大秘宝』を巡る海洋冒険ロマンの少年漫画です。世界的にも人気で海外にも多くのファンが存在し、長い間週刊少年ジャンプの看板作品を務めています。また、アニメも1000話を超えて放映され、数多くの映画も上映されています。

富、名声、力。かつてこの世の全てを手に入れた男、"海賊王ゴールド･ロジャー"が処刑される寸前に放った言葉によって海賊たちが覇権を争う大海賊時代へと突入しました。フーシャ村に住むルフィは、村に滞在していた赤髪のシャンクスの影響で海賊に憧れるようになります。

ある日、ルフィはゴムゴムの実という悪魔の実を食べた影響で泳げなくなった代わりにゴム人間となってしまいます。その後シャンクスはフーシャ村から旅立ちますが、旅立つ際にルフィと立派な海賊になって再会すると約束しルフィへとシャンクス物である麦わら帽子を預けました。10年後、修行を終えたルフィは仲間を集め海賊王になるためフーシャ村を旅立ちました。

ヨンジの強さや能力、使用する技等の紹介していきます。ヨンジは緑色のレイドスーツを着て戦い、ウインチグリーンと呼ばれています。ウインチとは円状の物にロープ状の物を巻いて物を動かしたり吊り上げたりする巻き上げ機械の事です。ヨンジは拳を射出したり指を蛇腹のように展開して相手を掴み取る事ができます。少しの怪我は金槌で叩いて修復できる体質です。大きい怪我の場合はプレス機などの強い衝撃が必要になります。

空を飛ぶことができるヨンジですが、その力は悪魔の実の能力ではなく足に装備をした浮遊装置でと空を飛んでいます。そのため、海に落ちても溺れたり力が抜けることはなく空を飛ぶ事が可能です。

ヨンジは他の兄弟のように何かを操る力はありませんが、ガタイがよく腕力が兄弟の中でも最も高いです。その高い腕力を戦闘で生かし、巨大な敵を抑え込んだり投げ飛ばして戦います。

ヨンジは巻力断頭(ウインチダントン)という技を使用します。拳を射出しチェーンのような指で敵を掴み、敵や建物等の周囲を振り回した相手で薙ぎ払う大技です。また、ヴィンスモーク家の兄弟の技は百獣海賊団の大看板のクイーンによって再現されていて、ヨンジの技は巻力QUEENという技名で再現されています。

幼少期の頃のヨンジは体質の事もあり当時は落ちこぼれであったサンジには圧勝しています。ですが現在、武装していてもサンジには勝てなくなっています。そのため、兄弟の中では実力は一番下になっています。

幼少の頃は常にトップのスコアを出していたイチジが一番強かったです。現在でも一番強いのはイチジ、とは断言できません。レイドスーツを着てステルスブラックとなったサンジとイチジがどちらが強いか分からないからです。そのため現在兄弟の中で一番強いのは『イチジかステルスブラックとなったサンジ』です。

『悲しい』『可愛そう』の感情を失ってしまっているヨンジですが、ワンピース本編でのヨンジの行動は、サンジをいじめていたぐらいで兄達と比べると非道と言える行動は少ないです。そんなヨンジですが、ワンピース本編で違和感を感じたり謎とも言える行動をしている部分があります。そんなヨンジの行動をまとめて考察してみました。

ワンピースでヨンジが初登場シーンのWCIの入り口でのヨンジのセリフです。無事にサンジの結婚式を行えるようにするため気を利かせてサンジを迎えに来たようにとれますが、わざわざ迎えに来たという事が気になる点の一つです。

メイドのコゼットを気絶するまで殴ったニジを探していたサンジを、ヨンジはニジの元へと案内すると言い研究室に連れていきました。にも関わらず、ニジとさらにイチジまでが研究所に現れたためヨンジは驚愕しています。ヨンジはサンジを研究所に案内したのは別の目的があったと思われます。目的は分かりませんが、サンジにジェルマの研究を見せる為であったと言われています。

ヨンジのワンピースで初登場した話でサンジの事を兄と呼ぶシーンがあります。麦わらの一味と初めて出会い、お互いに会った事を秘密にして別れようと言った時です。ですが、普段からサンジの事を馬鹿にしているヨンジが、サンジの事を兄と呼ぶこのシーンに多少の違和感を感じます。

ワンピースの単行本の61巻のSBSへの投稿にヨンジの名前だけでなく、サンジの弟であるという関係までも予言のような投稿があります。これはサンジの作画のミスを指摘する投稿で、投稿者が出した3つの選択肢の中に『実は双子の弟のヨンジ』という選択肢がありました。また、アニメオリジナルストーリーでウソップが『イチジニジサンジー!』と呼びかけるシーンもあります。

ヨンジは外見がゾロとよく似ていて、ガタイがよく緑髪というます。ゾロとサンジに対抗意識が生まれ現在のような関係になった一因に、昔いじめていたヨンジがゾロと似ていた事があるかもしれません。

レイジュとヨンジとよく共に行動していて、ワンピース本編で初めて登場した時もレイジュと一緒でした。レイジュが何故ヨンジと共に行動しているかというと、イチジやニジと比べて冷酷と言える点が少ないためレイジュはヨンジと共に行動する事が多いのではないかと思われます。

ヨンジはヴィンスモーク家の4つ子の兄弟の一人で、サンジと残り2人の兄であるイチジとニジがいます。さらにもう一人姉のレイジュがいて、2人の兄と姉のレイジュについて簡単に紹介していきます。4つ子という関係のせいか兄弟全員ナミが好みのタイプで、ナミを見た時の反応が兄弟全員サンジと似た反応をしています。

イチジはヴィンスモーク家の長男で、兄弟の中のリーダーを努めています。赤い髪を持ち火花を発生させる能力からスパーキングレッドと仲間内では呼ばれています。幼い頃から優秀な成績を残していて、ヴィンスモーク家の次の王に一番近い人物ですが、イチジも幼い頃から落ちこぼれであったサンジをいじめ続けています。

ニジはヴィンスモーク家の次男で、デンゲキ･ブルーと呼ばれるように青い髪と電気を操る能力を持っています。気が短くて意地も悪く、幼い頃からサンジをいじめ続けていてワンピース作中でも無抵抗なサンジに対して暴行を加えています。性格はよくありませんが実力は高く、レイドスーツを着ていないサンジとは互角以上の実力を持っています。

ヨンジ達の3つ上の姉でのレイジュはヴィンスモーク家の長女です。ピンク色の髪を持ち毒を操る能力を持っていて、ポイズンピンクと呼ばれています。初めて麦わらの一味と会った時は毒を操る能力で毒に苦しんでいたルフィを救っています。また、レイジュはヨンジ達と同様に改造を受けていますが感情は残っています。

ワンピースのアニメでヨンジの声を担当した声優の方を紹介します。ヨンジは幼少期の頃と現在では声優が違うため、担当した2人の声優のプロフィールや他のアニメで担当した代表的なキャラクター等を紹介していきます。

ワンピースのアニメでヨンジを担当したのは津田健次郎です。おそらく、担当した中で一番知名度が高いキャラだと思われるのは、遊戯王の『海馬瀬戸』だと思われます。海馬瀬人をはじめとして、ドラゴンや龍に関係するキャラクターを演じることが多い声優の方です。

元々は映画を撮りたいと興味を持っていましたが、演じることにも興味を持ち円･演劇研究所専攻科を受けて合格しました。養成所卒業後、舞台系の事務所に所属している時にオーディションを受けて声優としてデビューしています。初めて担当したキャラは『H2』の野田敦役です。また、2019年に映画監督としてデビューしています。2021年には第15回声優アワードで主演男優賞を受賞しました。

津田健次郎の主な出演作品は『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人、『テニスの王子様』の乾貞治、『呪術廻戦』の七海健人、『薄桜鬼』の風間千景、『ゴールデムカイ』の尾形百之助、『ID:INVADEDイド:インヴェイデッド』の鳴瓢秋人(酒井戸)、『TIGER&BUNNY』のネイサン･シーモア(ファイヤーエンブレム)等多くのキャラを担当しています。

粗忽屋○○店という名義は麦わらの一味の声優陣がワンピースのアニメで使用している別名義の名前です。過去にサンジ役の平田広明が匿名掲示板に書き込む時に間違って本名を名乗ってしまい、恥ずかしさを隠すため粗忽屋というハンドルネームを使用しました。粗忽にはそそっかしいや軽率等という意味があります。

平田広明はこのハンドルネームを気に入っていて後にワンピースでカルー役を兼任した時にクレジットで粗忽屋という名義を使用した所、他の麦わらの一味の声優陣達も面白がって兼役を演じた時に粗忽屋○○店と支店のような名前で別名義として使用し始めました。〇〇店という〇〇の部分には声優と縁のある土地名を使用しています。

粗忽屋武蔵野店はナミ役の声優の岡村明美の別名義です。他にもスカイピアのコニスと一緒にいた狐の『スー』、シャンディアの少年の『セト』、チムニーと一緒にいた猫(本当はウサギ)のゴンベ、偽麦わら一味で偽のロビンを演じてた『ココア』の声を担当しています。

岡村明美が担当した主なキャラクターは、紅の豚の『フィオ･ピッコロ』、テイルズオブシンフォニアの『藤林しいな』、ロミオの青い空の『ビアンカ』等のキャラを担当しています。

ワンピースの途中脱落組の方達はヨンジという存在は信じられないみたいです。やはりサン(3)ジの弟だからヨン(4)ジという名前は、例え漫画内であろうともそんな名前の付け方をするとは思わなかったのでしょうか。

ナミを見た直後のヨンジの反応がサンジにそっくりだという感想もありました。このように、ヨンジとサンジには兄弟らしい部分もあるようです。

イチジやニジと較べて冷酷な面がそこまで目立たなく、ワンピース本編での言動や行動、リアクションのせいかヨンジはツイッターではいじられキャラのような立場を確立しています。

今回の記事では、ワンピースに登場したサンジの弟でもあるヨンジについて紹介させて頂きました。4つ子であるためか女性の好みや反応はサンジと兄弟達はそっくりでしたが、WCI編終盤ではヨンジ達兄弟に感情が芽生え始められたと見られるシーンがあり、さらに1035話から始まった扉絵シリーズ第25弾ではWCI編後のその後の物語が描かれていてヨンジを含むヴィンスモーク家のその後が気になっていた方は現在目が離せない展開です。