【ワンピース】レイジュの能力やサンジとの関係を紹介！過去にルフィを助けている？

ここでは、ワンピースのホールケーキアイランド編にて登場する、ジェルマ王国のヴィンスモーク家の1人、レイジュについて、プロフィールや初登場シーンを交えて解説していきます。また、ワンピースの概要や物語のあらすじについても紹介しています。

レイジュはジェルマ王国の軍隊「ジェルマ66」に所属しており、父ジャッジと母ソラの間に生まれた、ヴィンスモーク家の長女です。また、今まで名字が不明であった麦わら海賊団コック、サンジの姉でもあります。

レイジュの初登場は、麦わら海賊団がいなくなったサンジを連れ戻すために、ホールケーキアイランドへ向かう途中のシーンでした。コックであるサンジがいないことで食糧難になり、ルフィが毒のある魚を食べてしまったところにレイジュが遭遇し、ルフィを救出しました。

ワンピースは、1997年から週刊少年ジャンプで連載が開始されており、現在も連載が続いている長期連載漫画です。魅力的なキャラクターや、様々なストーリーが展開されており、子供から大人まで老若男女問わず、根強いファンが多い人気作品です。

「ひとつなぎの大秘宝」(ワンピース)と呼ばれる、海賊王ゴールド・ロジャーが遺した財宝を求めて、海賊王を目指す少年ルフィが個性豊かな仲間たちを引き連れ、奮闘していく冒険物語です。

ここからは、ジェルマ66の主戦力であるレイジュが持っている能力の正体を、具体的な強さや必殺技と合わせて紹介していきます。また、レイジュと他のジェルマ66の弟たちとの違いについても、合わせて解説します。

レイジュはヴィンスモーク家の科学技術を使った、血統因子の操作により生まれた強化人間で、他の弟たちと同じ様に、悪魔の実の能力に似た特殊能力を持っています。レイジュは「毒」を操ることができ、初登場時には能力を使って、ルフィの毒を吸い出しています。また、戦闘時にも毒を操り敵を撃破しています。

ワンピース作中で登場した「桃色毒矢」(ピンクホーネット)はレイジュの得意技です。毒の息を吐いて矢のような形状にして、相手に突き刺すことにより、猛毒で相手を倒す強力な技です。毒の息を大量に吐き出すことで、大量の敵を一気に仕留めることが可能となっています。

レイジュは毒を操る特殊能力以外にも、「外骨格」と呼ばれるジェルマ66特有の能力により、体が鉄のように固く、幼少期からの訓練により元々の戦闘能力も高いです。また、戦闘の際には「レイドスーツ」と言う、戦闘能力を強化させるスーツも纏っているため、レイジュはかなりの強さを持っていると考えられます。

ジェルマ王国で強化人間を作る際に、国王であるジャッジは「死をも恐れない兵士」を作りたかったため、「死への恐怖」に繋がる、人間らしい感情や心を欠落させようとしました。その結果、他の弟たちであるイチジやニジ、ヨンジは恐怖につながる感情が欠落しましたが、レイジュとサンジは心が残った状態で生まれてきました。

ここからはワンピース作中で、レイジュが関わったサンジやルフィとの関係について紹介します。サンジと過去に何があったのか、なぜルフィを助けたのかなどを深く掘り下げて解説していきます。

レイジュは、ヴィンスモーク家の長女として生まれてきます。過去編にて、弟であるサンジたちと共に、父ジャッジが求める強くて従順な兵士になるため、幼少期から厳しい訓練を受けていました。

サンジは過去編にて、幼少期から外骨格や特殊能力が発現せず、終いには「失敗作」と呼ばれ、牢獄に監禁されるようになりました。このままではサンジが死んでしまうと感じたレイジュは、そんなサンジを牢獄から救出しジェルマ王国より脱出させた、サンジの恩人でもある人物です。

サンジの過去編で、レイジュは幼少期に表向きは他の弟たちと一緒になり、サンジをいじめていましたが、実は自分もいじめの対象になるのが嫌だったため、いじめている間は笑ってやり過ごし、裏ではこっそりと手当をしたりと、常日頃からサンジのことを心配している素振りが見えていました。

レイジュは、ワンピース作中のホールケーキアイランド編終盤にて、ビッグマム海賊団から逃亡するサンジとルフィの脱出を手助けしていました。結果、ヴィンスモーク家である父ジェルマや弟のイチジ、ニジ、ヨンジと協力して、サンジとルフィを逃がすことに成功しています。

レイジュの初登場シーンでも紹介した通り、レイジュはルフィが侵された毒を吸い出し助けています。サンジのことを今でも心配しているレイジュが、サンジを再びジェルマから助けるため、また、サンジの大切な居場所を奪わないためにルフィを助けたのだと考えられます。

ここからは、レイジュに死亡フラグが立ったとされる説に対しての考察や、今後のレイジュの再登場や、どのような動きを見せるのかを詳しく解説していきます。

今後のワンピースの展開で、レイジュが死亡してしまうのではないか、と言われた死亡フラグを2つ、それぞれ細かく解説します。

レイジュは過去編から現在にかけて、度々ヴィンスモーク家に対して悪い印象を持っているセリフを言っています。ホールケーキアイランド編で、ビッグマム海賊団により暗殺されそうになった時も、サンジの優しさに触れ「救われた」と死を受け入れており、死亡してしまうのではないかと考えられています。

レイジュとサンジの母親であるソラは、血統因子の操作に反対し、劇薬を飲んでそれからはベッドで寝たきりの生活でした。レイジュのベッドで治療を受けている姿が母ソラと似ていて、サンジに対して母性のようなものも感じ取れるため、母と同様に死亡してしまうのではないかと考えられています。

過去編より「失敗作」と称したサンジに助けられた、ジャッジ率いるジェルマ王国は、父ジャッジの引退により、長女であるレイジュが王女になる可能性が高いと考察されています。レイジュは元々ジェルマ王国に対して良い印象が無いため、今後はレイジュがジェルマ王国を変えていくのではないかと考えられています。

ホールケーキアイランドから脱出する際に、ニジとヨンジはビッグマム海賊団に捕まってしまいます。ジャッジとレイジュ、イチジは脱出に成功しているため、今後、弟たちを救い出すために登場するのではないか、と考えられています。また、ジャッジが引退した場合、次回のレヴェリーにレイジュが登場する可能性もあります。

ここからは、アニメ版ワンピースでレイジュの声を担当した声優の、簡単なプロフィールや、出演された別作品など合わせて紹介していきます。

アニメ版ワンピースでの、レイジュの声を担当した声優は「根谷美智子」さんです。大人の女性から少女まで演じ分けることが出来る声優で、アニメ版ワンピースでは、レイジュのイメージにぴったりの声で、より一層レイジュの魅力を引き立てています。

根谷美智子さんは1988年にデビューした、ベテラン女性声優です。元々はアーツビジョンに所属していましたが、1998年頃よりフリーで活動しており、現在も多くのアニメで多彩な役を演じている人気声優です。

根谷美智子さんは「進撃の巨人」や「物語シリーズ」、「僕のヒーローアカデミア」など多数の人気作品に出演しています。また、ワンピースではレイジュの他に、魚人島編に登場した「しらほし」の声も担当しています。

ここからはレイジュへの、ファンからの様々な評判や人気な意見を、Twitterから少しだけピックアップしたものを紹介します。

レイジュは、他の弟たちと違い心を失っていないので、ジェルマ王国で唯一の人格者です。また、容姿端麗でかっこいい女性像も兼ね備えており、ワンピースファンの間では、男女問わず高い人気を誇っています。

レイジュは初登場の際に、ルフィを助けるためとはいえ、ルフィのファーストキスを奪ってしまっています。この事が、ルフィのことが好きな海賊女帝、ボア・ハンコックに知られてしまえば、かなりの修羅場になってしまうのではないかと心配されています。

ホールケーキアイランド編では、「サンジは優しすぎる」と言うことが強調されている印象でしたが、ワンピースファンの間では、父ジャッジに抵抗できなかったとは言え、母ソラと同じように、サンジを1番に心配しているレイジュこそが、優しすぎると話題になっています。

ここからはもしもレイジュと、家族や恋人など近しい関係になったらと、シチュエーションごとにレイジュの性格や出生を考慮して想像したものを紹介します。

レイジュがもしも友達だったら、きっと一緒にいてとても頼りになる友達になると思います。また、ジェルマ王国ではほとんどが男性のため、女性同士で友達になった場合は、ジャッジや弟たちには見せたことのない、新たな一面も見られるかもしれません。

レイジュがもしも姉だったら、ワンピース作中から分かる通り、かなり優しい姉になると断言できます。また、母であるソラに似たのか、母性に似たものもワンピース作中からは感じ取れるため、心配性で不器用な、そんな素敵な姉になると思われます。

もしもレイジュが彼女だったら、きっと、姉御肌で彼氏を引っ張っていく彼女になると考えられます。時には、母ソラのように自分の意見をしっかりと言い、衝突してしまうこともあると思われますが、基本は優しいので、良い関係を築けるのではないかと考えられます。

ここまで、レイジュについて過去編から現在までを、詳しく紹介してきましたが、幼少期から大人になっても、レイジュはサンジの唯一の理解者の姉であることが分かりました。今後、レイジュがどんなところで再登場するのか、期待が高まります。