【ワンピース】たしぎの正体や強さを調査!くいなとの関係や声優も紹介
ワンピースで、ルフィたちの敵となる海軍に所属するキャラの1人である「たしぎ」。たしぎはゾロの幼馴染であるくいなに顔が瓜二つなのですが、この2人は何か関係があるのでしょうか。たしぎとは一体何者なのか、アニメ版ワンピースの声優と併せて彼女の正体を調査しました。
目次
【ワンピース】たしぎとは?
たしぎは海軍本部に所属する兵士で、ローグタウンで初登場した時から現在までスモーカーの副官を務めている女剣士です。かなりの刀剣マニアであり、麦わらの一味であるゾロの事を特に敵対視しています。まずは彼女がどんな人物なのかを見ていきましょう。
たしぎのプロフィール
- 本名:たしぎ
- 所属:海軍(本部曹長→少尉→GL第5支部大佐)
- 年齢:23歳(初登場時21歳)
- 身長:170cm
- 誕生日:10月6日
- 趣味:刀の本の読書、切り絵
- 好物:ホットコーヒー
たしぎは海軍本部に所属しており、スモーカーの部下として共に麦わらの一味を捕まえるべく追走している軍人です。メガネ姿が特徴的で、現在は大佐として本部直下のG-5支部に在籍し、部下達からは「大佐ちゃん」と呼ばれています。
たしぎの性格の特徴
たしぎはとても正義感が強く生真面目な性格で、部下や敵に対しても常に敬語で話すのが特徴です。また、極度の愛刀家ゆえに刀を悪用する海賊や賞金稼ぎの事を大変忌み嫌っています。そんな彼女ですが、少し天然ボケでおっちょこちょいな所があり、スモーカーからは度々叱責を受けています。
ワンピースの概要
ワンピースとは、週刊少年ジャンプにて連載中の尾田栄一郎氏による大人気海賊漫画です。1997年から連載が開始し、2022年4月の時点で単行本が102巻まで発刊されているロングシリーズ作品です。その人気の高さから様々なメディアミックス作品が作られ、日本だけでなく世界にもその名を轟かせています。
ワンピースのあらすじ
この世の全てを手に入れた海賊王ゴールドロジャー。彼が処刑された際に残した言葉により、世界中の海賊達が「ひとつなぎの大秘宝”ワンピース”」を手に入れるために争う大海賊時代となりました。この大海賊時代に、海賊王を夢見て目指すゴムゴムの実の能力者モンキー・D・ルフィが様々な境遇を持つ仲間と出会い、共にワンピースを目指して冒険の旅に出る物語となっています。
【ワンピース】たしぎの正体やくいなとの関係
ゾロの幼馴染である「くいな」という少女に顔が瓜二つ、という設定で登場したたしぎ。ワンピースファンの中では、たしぎとくいなは同一人物ではないのか、姉妹ではないのか、などと考察されています。果たしてたしぎの正体とは何者なのでしょうか?
たしぎと似ているくいなとは?
くいなは、幼少期のゾロが通っていた剣道道場の師範の娘です。ゾロよりも年上で剣の腕も立っていたので、ゾロは一度もくいなに勝ったことがありません。そんなくいなについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
くいなのプロフィール
- 本名:くいな
- 年齢:11歳(故人)
- 身長:150cm
- 誕生日:9月17日
- 好物:牛乳、卵焼き
ボーイッシュで短い黒髪が特徴的で、その見た目の通り勝ち気でお転婆な女の子です。道場の中で誰よりも強く、門下生を小バカにするような所もあった彼女ですが、自分が女であるが故にいつか男に敵わなくなる日が来てしまう、という事に悩んでいる一面もありました。また、くいなは11歳という若さで階段から転落して亡くなっています。
くいなとゾロの関係
くいなとゾロは、共にシモツキ村にある一心道場の同門でで幼馴染です。くいなが自身の性別に対して悩んでいた時に「どちらが先に世界一の剣豪になれるか競争だ」と宣戦布告がてら励ますなど、良きライバル関係でもありました。また、この時の約束がゾロが世界一の剣豪を目指すきっかけとなっています。
くいなの正体は光月日和?
光月日和とはワノ国を治めている光月一族の姫で、九里大名である光月おでんとトキの娘になります。日和は、黒炭オロチと百獣のカイドウによって父親が処刑された後、城から脱出して遊郭へとたどり着きます。そこで元家臣の傳ジローと再会し、「小紫」という花魁となって素性を隠しながら、未来に飛ばされてしまった兄モモの助の帰りを待ち続けていました。
この様な壮絶な人生を歩んできた日和ですが、ワンピースファンの一部から「実は日和はくいななのではないか?」という考察がなされています。「くいな」という名前や剣術の使い手という特徴が、実はワノ国出身のサムライなのではないか?と推察されて彼女達の同一人物説が上がってきた様ですが、現在の所は日和とくいなが同一人物である証拠は何もありません。
くいなとたしぎが似ている理由
彼女達に関して様々な憶測や考察がされていますが、やはり色々と特徴に共通点の多いくいなとたしぎには何か関係性があるのではないか?という考察がファンの中で一番多くされています。この2人がなぜ似ているのか、現状でなされている考察を見ていきましょう。
理由①血縁関係があるから?
当初、2人は同一人物ではないかと囁かれていましたが、それは2人の生年月日を見る限り違うという事が判明しています。しかし、2人とも刀の名手であったり名前が「飛べない鳥」にちなんで付けられている所から、実は刀鍛冶の名工である霜月コウ三郎の血筋の者なのではないかと考えられている様です。血縁関係であれば、顔が似ているという事もあり得るでしょう。
理由②たしぎは改造されたから?
海軍には世界最大の頭脳を持つ男と称される「ベガパンク」という天才科学者がいます。実はたしぎは、そのベガパンクの研究によって生み出された改造人間なのではないかという説も出ています。確かにベガパンクは血統因子の発見をしているので、その研究結果を生かして改造人間を作れるかもしれません。しかし、現状ではたしぎに改造やクローン的な特徴が見受けられないので、根拠の薄い説となっている様です。
【ワンピース】たしぎの強さや技
実際、たしぎの剣の実力はどの程度なのか、技と共に戦闘能力を見ていきましょう。
たしぎの強さや戦闘能力
初登場でゾロに敗れた際は曹長だったたしぎ。その2年後には大佐に昇格しているので、海軍の中ではそれなりに強い方と言えるでしょう。しかし、たしぎはこれまで対戦相手に負ける場面はあっても勝利した場面は描かれていません。そもそもワンピースに登場するキャラ達が化け物じみた強さの持ち主ばかりな事もあり、負け=弱いにはならないので、実際にどの程度の戦闘能力があるのかは計り知れません。
たしぎは覇気や六式が使える?
たしぎは悪魔の実の能力は保有していませんが、ゾロも習得した武装色の覇気を習得しています。覇気の程度としてはまだまだ低い様ですが、新世界でも十分戦っていける能力はあります。また、6つの超人的体技である六式の内の剃も会得しています。
たしぎの技「斬時雨」
原作でたしぎの剣技が登場するのは少ないのですが、唯一披露されている技が斬時雨です。こちらはドンキホーテ海賊団幹部のモネと戦った時に披露され、モネに致命傷を負わせています。しかしモネはゾロによる斬撃を受けて弱っていた状態で技を受けているので、たしぎの斬時雨の強さは計り知れない所があります。
【ワンピース】たしぎの声優
たしぎの自身のキャラクターについて紹介してきましたが、ここからはアニメ版ワンピースの声優について見ていきましょう。
たしぎの声優は「野田順子」
たしぎの声優を務めているのは、フリーで活躍されている野田順子さんです。彼女は他にもワンピースのキャラクラーの声優を担当しており、少年時代のフランキーや白ひげ海賊団のハルタなど、様々な声を演じています。
野田順子のプロフィール
- 生年月日:1971年6月29日
- 出身地:大阪府
- 血液型:A型
- 身長:163cm
デビュー当初は青二プロダクションに所属し、その後2008年からフリーとして活躍されています。ボーイッシュな少女や少年の声を担当する事が多く、現在は声優業の他に歌手活動もされています。
野田順子の主な出演作品
ゲームの「ときめきメモリアル2」でヒロインである陽ノ下光を担当した事がきっかけで注目される様になった野田さん。他にも多くの作品に出演されていますので、いくつかご紹介します。
- 呪術廻戦(吉野凪)
- 名探偵コナン(本堂瑛祐)
- MAJOR(星野桃子 / 茂野桃子)
- HUGっと!プリキュア(ハリハム・ハリー)
- BLEACH(有沢たつき)
【ワンピース】たしぎの名言や登場シーン
ここからはたしぎの名言や登場シーンの数々を紹介していきます。
たしぎの名言
ワンピースの作中には多くの名言が誕生していますが、たしぎにも名言と言えるセリフがあります。
たしぎの名言①「私には選べる正義が…」
「敵の居場所を知っていても……それを教えることしか出来ない
砲撃時刻を知っていても彼らを援護する事しかできない
私には選べる正義がありませんでした」
アラバスタ編の212話で麦わらの一味を見逃した後、スモーカーと交わされた会話の中の一言です。たしぎは己の弱さと正義について考えさせられ、自分の力の無さに悔しさを覚えて泣くという姿がとても印象的なシーンとなっています。
たしぎの名言②「子供達の事…」
「お願いします!!子供たちの事私に預けてください!!」
こちらはパンクハザード編の696話で、シーザー・クラウンによって実験された子供たちを海軍に引き渡してほしいと、麦わらの一味であるナミに頭を下げた時のセリフです。この時のたしぎの眼差しに対し、ナミは自身の育ての親である元海兵のベルメールと重なった事で「安心できる。助けてもらうなら強くて優しい女海兵に限る!」と言っています。たしぎが、ナミにここまで言わせる程の存在になったという事が分かるシーンでした。
たしぎの登場シーン
ワンピースの作中で所々登場しているたしぎ。その中でも印象的な登場シーンをいくつか集めましたので、ご紹介していきます。
登場シーン①初登場
ローグタウンでたしぎが悪党を倒した際に、落ちたメガネをゾロが拾った事により2人は出会いました。その時はお互いに素性は知らず、後にゾロが海賊だと知ったたしぎは彼に勝負を挑み、完敗する結果に終わります。
全く斬りかかってこなかったゾロに対して不満を持ったたしぎと、くいなに顔も言動もそっくり過ぎる事で「パクリ女」と言ってしまったゾロは、これを機に会うたびに口論する様な関係になっていきます。
登場シーン②アラバスタ編
アラバスタ編ではスモーカーと島内へ上陸し、島で起きている内乱を終わらせるべく、クロコダイル率いるバロックワークスを相手にルフィ達と共闘します。この戦いの後、たしぎは海軍としての正義を貫けなかった事に後悔して涙を流します。そして、後悔と反省を糧にして必ず強くなるという事を決意したのでした。
登場シーン③パンクハザード編
ルフィ達が強くなるための修行を終えた2年後のパンクハザード編。ここで登場したたしぎは海軍本部からG-5支部へと異動しており、階級も大佐へと昇進しています。パンクハザードへ上陸してからは、トラファルガー・ローの能力によってスモーカーと心が入れ替わったり、敵に捕まってしまうなど様々な出来事に巻き込まれていきます。
このパンクハザードで特にたしぎが活躍した出来事が、モネとの対決です。同じ場に居合わせたゾロと口論をしながらも共闘し、モネにトドメの一撃を与えて見事勝利を納めました。この戦いでゾロはたしぎの事を剣士として認めたのか、「パクリ女」から「メガネ大佐」と呼び方を変えるようになったのがとても印象的なシーンです。
【ワンピース】たしぎに対する世間での評判や人気
多く声が上がっていたのが、とにかく可愛いという意見。外見だけでなく真面目な性格やドジな所など、内面も含めて愛されています。
この様に、ワンピースの作中に登場するのを待ちわびている声も多く見られます。それだけたしぎの人気が高い事が分かります。
たしぎは勝負に負ける事が多いという所から、ワンピース内でもよく泣くキャラというイメージもついてしまっている様です。これは強くなって活躍して欲しいというファンの願いもあるのでしょう。
【ワンピース】たしぎの正体はくいなにそっくりな海軍大佐
今回はたしぎの正体や、顔がそっくりなくいなとの関係について紹介してきました。様々な憶測が飛び交っていますが、現状で確定しているのはたしぎはメガネが特徴的な真面目で少しドジな海軍大佐だという事です。くいなとの関係性については、まだまだ分からない部分が多く、血縁関係がある可能性が挙げられています。徐々に様々な能力をつけて強くなってきているたしぎに、これからも目が離せません。
この記事のライター
ふじたちえみ
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