【ワンピース】スーロン化はミンク族の最強武器!変身方法や戻り方も解説
『ワンピース』に登場するミンク族の最強武器・スーロン化について調査しました。ミンク族には、スーロン化と呼ばれる満月の日にのみ使える最強の変身能力があります。本記事では、『ワンピース』におけるスーロン化の能力や変身方法、戻り方について解説します。
目次
【ワンピース】ミンク族とは?
『ワンピース』は個性的な種族がたくさん登場する作品で、その中の1つにミンク族がいます。悪魔の実の能力者ではないにもかかわらず、並外れた身体能力と個性的な見た目をしているミンク族は、スーロン化という特殊な能力も持っているのです。ミンク族のスーロン化について解説する前に、まずはミンク族の基本情報と『ワンピース』という作品についておさらいしておきます。
ミンク族とは?
ミンク族は、『ワンピース』に登場する種族の1つです。動物を擬人化したような姿が特長で、同じ種族の中でも多種多様な生活スタイルを確立しています。また、基となっている動物の能力が色濃く反映されていて、ウサギのような見た目のミンク族は跳躍力が桁外れだったりと様々な能力があります。
ミンク族の故郷はモコモ公国
ミンク族が住むのは、「モコモ公国」という国です。特筆すべきは、モコモ公国が建てられている場所が「ズニーシャ」と呼ばれる巨大な象の背中である点です。モコモ公国の見た目は島そのものですが、1000年以上生きている象の背中の上にあり、常に移動し続けています。作中では、国自体が一般的に認識されていない為、幻の都とも呼ばれています。
ミンク族は希少?
ミンク族の大きな特徴は、基となっている動物の見た目や能力がそのまま反映されている獣人である点です。その為、一部例外を除いて、人語を介し二足歩行する獣人はミンク族とされています。ミンク族自体は、モコモ公国が舞台となるゾウ編より前から作中で登場していて、ビッグマム海賊団のぺコムズやハートの海賊団のペボもミンク族です。民族としての人口は多くはありませんが、作中ではミンク族自体は珍しいものではないようです。
ワンピースの概要
ミンク族が登場する『ワンピース』は、海賊達による冒険や対立を描いたファンタジー漫画です。『週刊少年ジャンプ』にて、1997年7月から連載が続けられている長編作品で、アニメ化の影響もあり、世界中にファンがいます。特殊な能力を身に付けたキャラクター同士による派手な異能力バトルと熱い人間ドラマが人気です。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』は、多くの海賊達が伝説の海賊王が残した宝「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求めて海に出た大海賊時代が舞台です。「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べたことで全身がゴム人間になってしまった青年・ルフィは、海賊王になるという夢を叶える為、信頼できる仲間を集めて「麦わらの一味」という海賊団を作ります。旅の途中で出会う強敵やアクシデントを乗り越えながら、ルフィ達は冒険を続けます。
【ワンピース】スーロン化はミンク族の最強武器!変身方法は?
獣人であり、人間よりも高い身体能力を持つミンク族には、最強武器であるスーロン化という特殊な変身能力があります。一定の条件下でのみ発動可能で、発動後に大きなリスクを伴いますが、ミンク族が持つ本来の強さを引き出す必殺技です。ここからは、ミンク族のみが使用できる最強の変身能力・スーロン化の変身方法や戻り方について解説します。
スーロン化はミンク族の最強武器
『ワンピース』のに登場する種族の中でも、特異な見た目と能力を持つミンク族にはスーロン化と呼ばれる変身能力があります。スーロン化したミンク族は、体が大きくなり身体能力も向上します。さらに目の色が赤になり、体毛は銀色か白色になるなど、より野性的な見た目へと変身するのが特長です。野生の本能を呼び覚ます最強の武器であり、空中を浮遊する力も手に入れることができます。
スーロンへの変身方法は満月?戻り方は?
ミンク族がスーロン化する条件は、満月を見ることです。満月の日に、陰りのない月を直接目で見ることで、ミンク族はスーロンへと変身します。戦い疲れて死ぬこともあるスーロン化ですが、戻り方は目を月光から逸らすこととされています。その為、不用意にスーロン化しない為に、帽子やサングラスなどで目を覆っていたりするなどそれぞれが工夫しています。
スーロン化のコントロールには訓練が必要?
スーロン化すると、我を忘れて一晩中暴れ回り、やがて戦い疲れて死ぬとされています。最強の武器であり諸刃の剣でもあるスーロン化は、命に係わる非常に危険な戦い方だとされ、ミンク族の中でも特別な訓練を受けた者だけが使用を許されています。スーロン化の訓練では、変身方法と戻り方をしっかり身に付け、心身共に強化することが求められます。戻り方を身に付けていても命を削る戦い方である為、訓練を受けたミンク族でも、スーロン化は奥の手として極力使わないようにしています。
スーロン化の持続時間
本来のスーロン化は、満月により野生の本能を呼び覚ましたミンク族が、我を忘れて命尽きるまで暴れ回る危険な変身能力です。その為、スーロン化の持続時間は死ぬまで続くものでした。しかし、訓練により戻り方を身に付けたミンク族は、スーロン化しても理性をしっかり持てるようになり、自分の意志でスーロン化を解くことができます。それでも、スーロン化していると意識が飛びそうになるとされ、意識がなくなる前に戻る必要があります。
スーロンの名前の由来
ミンク族がスーロン化する為には、満月が必要不可欠です。満月の月光が野生の本能を呼び覚まし、抑えられていた本来の力を発揮することができます。月と密接な関係がある為、『ワンピース』の作中ではスーロンのことを「月の獅子」と書きます。「獅子」と書かれていますが、これは「ライオン」という意味ではなく、伝説上の獣の総称であり、「月光で力を増す伝説上の獣」という意味が込められているようです。
【ワンピース】スーロン化できる主なキャラ
ミンク族が野生の本能を解き放つことで、一時的に肥大化、凶暴化するスーロン化は、『ワンピース』の作中で何度も登場します。周囲の人々を恐れさせる最強の必殺技であるスーロン化をしたミンク族は、誰なのでしょうか。ここからは、『ワンピース』の本編でスーロン化したキャラクターについて紹介します。
スーロン化できるキャラ①キャロット
キャロットは、ルフィ達と共闘するウサギのミンク族です。好奇心旺盛で人懐っこい性格をしていて、明るく元気な様子が特長となっています。細身で身長は人間とあまり変わりませんが、ウサギ特有の跳躍力とミンク族が持つエレクトロを組み合わせて戦います。『ワンピース』本編では、ビッグ・マム海賊団との戦いでスーロン化して圧倒的な強さを披露しました。
スーロン化できるキャラ②ペコムズ
ぺコムズは、ビッグ・マム海賊団で戦闘員を務めるライオンのミンク族です。口調が荒くワイルドな出で立ちである為、威圧感がありますが、つぶらな瞳の持ち主でサングラスをとると威圧感が減ってしまいます。「カメカメの実」という悪魔の実の能力者であり、ライオンのミンク族でありながら亀に変身できるという特殊な能力も持っています。『ワンピース』本編では、制御が全くできない上に戻り方も学んでいませんが、恩を受けたビッグ・マム海賊団の為にスーロン化しました。
スーロン化できるキャラ③シシリアン
シシリアンは、イヌアラシの部下であるライオンのミンク族です。大声で暑苦しい性格ですが、戦闘部隊である銃士隊の隊長を務めています。ミンク族の中でも戦闘力はトップクラスで、武器である剣に電撃をまとわせて攻撃します。スーロン化すると、真っ白な毛並みの獅子となり、普段以上に勇ましい戦い方をするようになります。
スーロン化できるキャラ④ワンダ
ワンダは、「王の鳥」に所属する犬のミンク族です。忠誠心が強く、勇ましい女性の戦士で、背中に背負った剣を武器に戦います。カイドウの部下に街が襲われ、駆けつけたワンダも傷を負いますが、助けに入ったナミの協力で難を逃れ、それ以降ナミと親交を深めています。スーロン化すると、真っ白な毛並みでさらに凛々しい姿となります。
スーロン化できるキャラ⑤イヌアラシ
イヌアラシは、モコモ公国の国王であり、5mを越える巨大な体を持つ犬のミンク族です。正義感が強く、気品のある落ち着いた雰囲気で部下達から厚い信頼を寄せられています。普段は、腰につけたサーベルとミンク族が持つ能力・エレクトロを駆使して勇敢に戦います。『ワンピース』本編では、鬼ヶ島の決戦時にスーロン化した姿を披露し、力強い活躍を見せました。
スーロン化できるキャラ⑥ネコマムシ
ネコマムシは、イヌアラシと同等の権力を持ち、主に夜のモコモ公国を治めている猫のミンク族です。豪快で義理堅い性格をしている為、部下からの信頼も非常に厚い人物として描かれています。5m以上の巨体でありながら猫特有の俊敏な動きができ、驚く程の怪力を武器に戦います。『ワンピース』本編では、イヌアラシと同じタイミングでスーロン化し、ジャックを倒す活躍をしました。
【ワンピース】スーロン化が武器のミンク族の正体や強さ
スーロン化を最強の武器とするミンク族は、スーロン化以外にも多くの特徴があるとされています。ミンク族が持つスーロン化以外の特徴や戦闘能力には、どのようなものがあるのでしょうか。ここからは、ミンク族が持つ能力や特徴、さらに正体について解説していきます。
ミンク族の正体は月の先住民族?
月光の力でスーロン化するミンク族は、月となんらかの因果関係があるとされています。宇宙へと旅立ったエネルが月で遭遇したのが、獣人の姿をした海賊達で、その見た目はミンク族と酷似しているのです。ゴロゴロの実の能力者で電気を操るエネルが獣人達を攻撃しますが、電気による攻撃はまったく効かなかった点も、ミンク族特有の帯電性質だと考えれば筋が通ります。
以上のことから、ミンク族は月の先住民族で、その一部が地上に降り立って長い年月をかけて繁栄していったとされています。
ミンク族たちの目的
ミンク族が巨大象の上に街を築いて生活し続けているのには、目的があるからとされています。その目的とは、ワンピースが眠っているとされる島「ラフテル」の場所を記すロードポーネグリフを守ることです。ミンク族が、人間よりもはるかに強い戦闘民族であることを知った光月一族は、800年以上前にラフテルの場所を記したロードポーネグリフをミンク族の街に建てました。そして、互いに友好関係を築き、ロードポーネグリフを守り続けるという約束を今も継続しているのです。
ミンク族の強さや能力
ミンク族は、基となっている動物の特性を活かした戦い方を得意としている種族です。その為、同じミンク族であっても能力に大きな違いがあり、それぞれの役割を持っています。加えて、ミンク族は生まれながらにして電気を操る能力「エレクトロ」を持っている為、弱者という概念がありません。さらに、スーロン化の能力もあるミンク族は、作中で最強の種族の1つに数えられています。
【ワンピース】スーロンに対する世間での評判や人気
『ワンピース』には、様々な方法で自身を強化するキャラがたくさん登場しますが、その中でも、ミンク族のスーロン化は特に人気でした。その理由としては、強さももちろんですが、見た目のかっこよさや満月の夜にのみ変身できるという特徴を挙げているファンが非常に多いです。
スーロン化は、体の強化だけでなく、見た目もより野性的で凛々しい顔つきになります。ルフィ達の仲間として活躍してきたキャロットも可愛いという印象が強いキャラでしたが、スーロン化すると雰囲気が一転し、かっこいよくて美しいという印象に変わります。キャロットはスーロン化したミンク族の中で特に人気があるようでした。
スーロン化は、命の危険を伴いますが、ミンク族であれば誰でもできる変身能力です。許可のないミンク族がスーロン化することは禁じられている為、『ワンピース』の作中では、一部のミンク族しかスーロン化していません。読者の中には、好きなミンク族のキャラがスーロン化した姿を見たいと声を挙げる人も多くいました。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】スーロン化はミンク族の最強武器だった
『ワンピース』に登場するスーロン化という能力は、満月の日にのみ使用できるミンク族最強の変身能力でした。野生の本能が表面化してしまうスーロン化は、非常に危険であり、訓練を受けた一部のミンク族のみが使用を許されている最終兵器です。『ワンピース』のゾウ編では、スーロン化したミンク族の活躍を見ることができるので、是非その強さやかっこよさを漫画やアニメで堪能してみてください。
この記事のライター
ルキナ
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