【ワンピース】新世界編のあらすじを紹介!漫画とアニメで見れるのは?
『ワンピース』では魚人島編を始めとする新世界を舞台とした話が登場します。新世界編は『ワンピース』の後半の話である事から、強力な敵との戦闘が増える話となっています。今回は『ワンピース』の新世界編のあらすじや、漫画とアニメでいつ登場したのかについて紹介します。
目次
【ワンピース】新世界とは?漫画とアニメの何話?
『ワンピース』で登場する魚人島編から始まった新世界でのストーリーは、覇気の習得を始めとした麦わらの一味の大きな成長が見られる為、読者から人気なストーリーとなっています。ここでは『ワンピース』の新世界編が漫画版とアニメ版でそれぞれ何話から開始されたのか、新世界とはどのようなものなのかについて紹介をしていきます。
新世界とは?
『ワンピース』で登場する"新世界"とは、グランドラインの後半部分に位置する海を意味する言葉となっています。新世界ではグランドライン前半の海と違って、海賊の中でもトップクラスの実力を持つ"四皇"が支配する場所が含まれている為、『ワンピース』の世界の中でも特に危険な海域として海軍だけでなく海賊からも恐れられる海となっています。
新世界編は漫画とアニメの何話から?
『ワンピース』のストーリーは漫画とアニメで大きく異なる点はありませんが、物語の進行速度の違い等から話数が同じではありません。新世界編も漫画とアニメで開始された話数が異なっていて、漫画版では61巻に収録されている598話から、アニメ版では517話からの登場となっています。
ワンピースの概要
新世界編が登場する『ワンピース』は、尾田栄一郎の制作した漫画が原作の作品となっていて、原作は1997年から登場しています。原作が発表されて2年経過した1999年からは、アニメ化も行われてより高い知名度を獲得する事に成功しました。また『ワンピース』には主にパラレルワールドが舞台となった劇場版作品も存在していて、大迫力の戦闘シーン等の登場に視聴者からは高い評価を受けている作品となっています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の主人公のルフィは、シャンクスが持ち込んだゴムゴムの実を勝手に食べた事で、ゴムのような特性を持った身体となる悪魔の実の能力者となってしまいました。悪魔の実の効果によって泳げなくなったルフィは、海に落とされた際に海の生物に襲われますが、シャンクスの活躍によって救出されました。シャンクスの行動を理由にルフィは海賊になる事を決意しました。
【ワンピース】新世界編のあらすじネタバレ
『ワンピース』の新世界編では、ルフィを始めとして覇気の習得に成功した仲間の活躍等から、戦闘シーンを含めて物語が大きく変化していきます。ここでは魚人島編から始まる『ワンピース』の新世界編に含まれるそれぞれの話のネタバレとなる物語のあらすじを紹介していきます。
新世界編あらすじ①魚人島編
魚人島編はシャボンディ諸島に2年の修業期間を経て再会を果たした麦わらの一味が、新世界で最初に訪れた魚人島を舞台とした物語となっています。魚人島では人間族と魚人族という種族間の関係や、魚人島に存在する"リュウグウ王国"への攻撃を開始しようとしていた"新魚人海賊団"と麦わらの一味の戦いが見所となっている物語です。
新世界編あらすじ②パンクハザード編
パンクハザード編はルフィが最悪の世代として登場して王下七武海となった"トラファルガー・ロー"と、同盟を結成するという物語に大きな変化が発生します。ルフィとローは王下七武海の"ドンキホーテ・ドフラミンゴ"を倒す為に、パンクハザードで遭遇したドフラミンゴの部下を相手に激闘を繰り広げました。またパンクハザード編ではスモーカーやたしぎといった海軍のキャラクターも登場し、海軍側の成長も分かる物語となっています。
新世界編あらすじ③ドレスローザ編
ドレスローザ編ではルフィ達が本格的にドフラミンゴとの戦闘を開始します。ルフィ達はドフラミンゴが支配するドレスローザという島に潜入して、ドフラミンゴを撃破する為に行動を開始しますが、ルフィは過去に実力差を見せつけて倒した"ベラミー"や、エースと同じく兄弟として幼少期を過ごした"サボ"との再会を果たします。またドレスローザ編では新しく海軍大将に任命された"藤虎"と呼ばれる人物が登場する回ともなっています。
新世界編あらすじ④ゾウ編
ゾウ編ではルフィ達の仲間として大きな戦力となるミンク族や侍達の関係が深まる他に、四皇の一人である"百獣のカイドウ"が率いる百獣海賊団の幹部が登場する回となっています。ゾウ編では海を歩ける程の大きなゾウの背中に存在する"モコモ公国"が舞台となっていて、後のワノ国編で特に活躍をする侍とゾウ編で登場するミンク族の関係についてや、ルフィとローだけでなく侍とミンク族が同盟に参加して仲間になる物語となっています。
新世界編あらすじ⑤ホールケーキアイランド編
ホールケーキアイランド編では、四皇の"ビッグ・マム"が率いるビッグ・マム海賊団の支配下であるホールケーキアイランドが舞台となっています。ビッグ・マムとの直接的な戦闘は発生しないものの、サンジの出生に関する謎が解明されたり、億を超える懸賞金が設定されている程に強力なビッグ・マムの部下との激しい戦闘が発生する物語となっています。
新世界編あらすじ⑥世界会議編
世界会議編は聖地マリージョアで行われる世界会議(レヴェリー)に関係する動きが主な内容となった回です。世界会議編ではサボ達革命軍が、天竜人の住む聖地マリージョアに潜入したりと革命軍の動きが目立っていますが、過去に登場したアラバスタ王国や新世界編で登場するリュウグウ王国、ドレスローザ王国等の王家に関係する人物達が再登場して世界会議で意見を交わしました。
新世界編あらすじ⑦ワノ国編
ワノ国編は侍達が住む国であるワノ国が舞台となった話です。ワノ国編ではゾロの刀の変化やワノ国の住人達と関係を深めたりといった仲間に関係する話の他に、ビッグ・マムとカイドウという二人の四皇が同盟を結ぶという敵に関係する部分でも大きな変化が登場する回となっています。
ワノ国編では海賊関係の動きだけでなく、世界政府の部下である"CP0"の登場や藤虎と共に新しく海軍大将となった"緑牛"が登場していて、『ワンピース』の世界にある勢力が全体的に大きく動く事となった物語となりました。またワノ国編では侍である光月おでんに関係する物語として、"ゴール・D・ロジャー"や"白ひげ"等の強力な海賊の全盛期が描かれた過去編も登場しています。
【ワンピース】新世界編の伏線をネタバレ考察
『ワンピース』には後の物語に関係する伏線が多く存在しています。『ワンピース』に登場する伏線は新世界に入る前であるシャボンディ諸島編以前の話だけでなく、新世界編に突入してからも登場しています。ここでは『ワンピース』の新世界編に含まれる物語で、それぞれ登場する伏線に関係する考察を紹介していきます。
伏線①魚人島編
魚人島編では"しらほし"というキャラクターが登場します。しらほしは自身で気付いていませんが、海王類を操る古代兵器ポセイドンである事が発覚します。しらほしが古代兵器ポセイドンであると知っているキャラクターは、リュウグウ王国の王である"ネプチューン王"と、古代兵器ポセイドンの情報が記載されるポーネグリフを読んだ"ニコ・ロビン"とロビン達の会話を聞いていた"カリブー"の三人となっています。
しらほしの正体について知っている三人の中でもカリブーはルフィ達の敵となっていて、古代兵器ポセイドンに関する情報を誰かに伝えようと考えるシーンが登場していました。この事からカリブーが古代兵器ポセイドンの情報を公開して、今後しらほしに関係した問題が発生するのではないかという考察が登場しています。
伏線②パンクハザード編
パンクハザード編では後のワノ国編の中で読者の記憶に残るシーンで登場する"SMILE"に関係する"SAD"と呼ばれる存在が判明しました。SADはSMILEを制作する為にパンクハザードで"シーザー"が研究をしていた物です。このSADやSMILEの存在はワノ国を支配するカイドウにも関係している為、パンクハザード編でシーザーを妨害する事に成功したルフィ達は、ドフラミンゴやカイドウから強い敵意を向けられていました。
またパンクハザード編では"スマイリー"が消滅した際に、近くに存在していた果物が悪魔の実へと変化する様子が描かれていました。悪魔の実は同じ能力が存在せず、所有者が死ぬと世界のどこかの果実が変化すると言われていましたが、スマイリーに関係するシーンの登場によって、能力者を倒した存在の近くにある果実が変化するのではないかという考察が登場しています。
伏線③ドレスローザ編
ドレスローザ編では世界政府が隠蔽しようとしている、聖地マリージョアの宝の存在がドフラミンゴから明かされました。宝が具体的にどのようなものがについては判明していないものの、後のストーリーでは五老星よりも立場が上と考えられる"イム"が麦わら帽子を見ているシーンが登場している事から、麦わら帽子が聖地マリージョアに隠されている宝なのではといった考察が登場しています。
伏線④ゾウ編
ゾウ編では魚人島編で古代兵器ポセイドンとされるしらほしが使用できる、海洋生物と会話する能力と似た能力が登場しました。ゾウ編では巨大なゾウであるズニーシャが登場しますが、ルフィとモモの助は他の人物達には聞こえていなかったズニーシャの声を聞く事が出来ました。ルフィは過去にも海洋生物の声が聞こえていましたが会話は出来ませんでした。しかしモモの助はズニーシャにこちらの意志を伝える事が出来ました。
このような同じ通常は聞こえない声を聞く事が出来る能力を持つ二人でしたが、モモの助はルフィより優れた能力を使用出来ていて、しらほしの持つ古代兵器ポセイドンの能力と似ている事から、モモの助は古代兵器に関係するキャラクターなのではないかと考察がされています。
伏線⑤ホールケーキアイランド編
ホールケーキアイランド編では謎の多い時代で活躍をして来た四皇のビッグ・マムの過去や、"生命の設計図"とも呼ばれる血統因子の存在が登場しています。ビッグ・マムは幼少期の出来事が原因で巨人族から避けられていましたが、ビッグ・マムは全ての種族を集める事を目的としていた為、パンクハザードでは巨人族を制作する為に研究をしていました。
伏線⑥世界会議編
世界会議編では世界政府を結成した当初の20人の王には、アラバスタ編で活躍をしたネフェルタリ家が含まれていた事が判明しました。世界会議編ではイムが登場して、しらほしやルフィ等の写真を破るシーンが描かれていましたが、イムは何故かネフェルタリ・ビビの写真は破らずに写真を見つめていました。この事からイムとビビにはネフェルタリ家にも関係する特別な繋がりがあるのではないかと考察されています。
伏線⑦ワノ国編
ワノ国編ではスクラッチメン・アプーやカン十郎の裏切りや、光月おでんにも関係するロジャーの過去について描かれていました。アプーやカン十郎の裏切りの発覚は衝撃的なシーンとなりましたが、ドレスローザ編でのドフラミンゴが何故かモモの助や錦えもんの存在を知っていた等の伏線が隠されていた事から、カン十郎の裏切りについては考察が存在していました。
【ワンピース】新世界編のアニメのOP主題歌
アニメ『ワンピース』では新世界編が開始された事で、OPでの主題歌が新しく変更されました。また新世界編の中でも何度も変更されていて、それぞれ『ワンピース』のアニメを支える人気の高い曲となっています。ここからはアニメ版『ワンピース』の新世界編のOPで登場する主題歌について紹介をしていきます。
OP主題歌①魚人島編からパンクハザード編
『ワンピース』の新世界編のOPで最初に使用された曲は"ウィーゴー!"です。"ウィーゴー!"を歌っているのは"きただにひろし"という人物で、『ワンピース』の最初のOPで使用された曲である"ウィーアー!"を歌っている人物と同じ人物が担当しています。"ウィーゴー!"は新世界編が開始された魚人島編から、続くパンクハザード編の途中までOPで使用されていました。
OP主題歌②パンクハザード編
"ウィーゴー!"に続いてパンクハザード編でOPに使用されていた曲は"HANDS UP!"です。"HANDS UP!"は歌手である"新里宏太"のデビュー曲ともなっていて、アニメ『ワンピース』のパンクハザード編の途中から終了するまでの591話から628話までの間で使用された曲となっています。
OP主題歌③ドレスローザ編
アニメ『ワンピース』のドレスローザ編が開始されてからは、OPで"Wake up!"という曲が使用されました。"Wake up!"は"AAA"が2014年に発売した曲で、2014年はアニメ『ワンピース』の15周年ともなっていた事から、AAAがアニメ『ワンピース』の15周年PR大使を務める事となりました。
ドレスローザ編の途中からは"Wake up!"に代わって、"GENERATIONS from EXILE TRIBE"の9枚目のシングルとなった"Hard Knock Days"が使用されました。"Hard Knock Days"はドレスローザ編の中盤から最後までとなる、アニメ『ワンピース』の687話から746話までの間でOPで使用された曲となっています。
OP主題歌④ゾウ編からホールケーキアイランド編
アニメ『ワンピース』のゾウ編全体と、ホールケーキアイランド編の途中までのOPで使用された曲は"ウィーキャン!"です。"ウィーキャン!"は過去にもアニメ『ワンピース』のOPで活躍している"きただにひろし"と、メンバー全員が『ワンピース』のファンであるバンドの"氣志團"がコラボして制作された曲となっています。
OP主題歌⑤ホールケーキアイランド編
"ウィーキャン!"に代わってアニメ『ワンピース』のホールケーキアイランド編の中盤のOPで使用されていた曲は、"Hope"となっています。"Hope"は"安室奈美恵"が歌を担当している曲となっていて、安室奈美恵はOPでの歌を務めた事で麦わらの一味とのコラボ映像等で登場したりと、OP曲以外でも『ワンピース』で活躍をしている人物となりました。
またホールケーキアイランド編の終盤では、"Hope"に代わって"Super Powers"という曲が使用されました。"Super Powers"は"V6"の50枚目のシングルとなった曲で、使用された年が『ワンピース』のアニメ20周年となっていた事から、"V6"のメンバーである"三宅健"が声優としてもアニメ『ワンピース』で活躍をしています。
OP主題歌⑥ワノ国編
アニメ『ワンピース』のワノ国編がスタートしてからは、OP曲に"OVER THE TOP"が使用されています。"OVER THE TOP"は"ウィーアー!"等のOP曲によってアニメ『ワンピース』で活躍をしていた"きただにひろし"が歌を務めていて、曲の制作には"ウィーアー!"や"ウィーゴー!"と同じメンバーである"きただにひろし"、"根岸貴幸"、"田中公平"、"藤林聖子"の四人が集まった事で、ファンからも注目されている曲となっています。
【ワンピース】新世界編に対する世間での評判や人気
新世界編では覇気を習得した事で麦わらの一味の戦闘力が大きく向上しています。過去には弱気な性格からも頼りない印象の多いウソップでしたが、新世界編では見聞色の覇気を使用して活躍をしている等といった点から、新世界編の前と比べてキャラクターの印象が大きく変わった事に関心を示す読者も存在しています。
ホールケーキアイランド編では、麦わらの一味を支えるサンジの過去について解明されたり、ルフィがビッグ・マム海賊団の幹部である"シャーロット・カタクリ"と激しい戦闘を行った回となっています。どちらのストーリーも多くの視聴者を感動させたストーリーとなっていて、ホールケーキアイランド編の中でも特に好きなシーンとして評価するファンも多く存在しています。
新世界編は始まってからワノ国編でのカイドウとの戦いが終了するまでに約10年という長い年月が経過していました。新世界編は漫画版『ワンピース』で2011年に発売された61巻から2022年に発売された103巻の後も続いている事から、終盤にも関わらずこれから10年漫画が続くのではないかと声を上げている読者も存在しています。
【ワンピース】新世界編は面白いエピソードだった
今回は『ワンピース』で物語が大きく動いた新世界編について紹介をしました。新世界編では新世界に入る前の伏線等も回収される繋がりが存在していて、長編漫画となる『ワンピース』の物語の序盤に関係する謎の登場や解明といった多くの出来事が発生する回となっていました。またアニメ版の新世界編では、漫画版には無い魅力である主題歌の存在があり、物語だけでなく曲も楽しめる作品となっている事が分かりました。
この記事のライター
サカモト
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