【ワンピース】ルンバー海賊団が全滅した理由は?ヨーキ船長の行方も
『ワンピース』のルンバー海賊団は、ブルックがもともと所属していた海賊団です。本記事では、『ワンピース』のルンバー海賊団が全滅した理由について解説します。ヨーキ船長の病気やその後の行方、夫婦だといわれているキャラについても紹介します。
目次
【ワンピース】ルンバー海賊団とは?
ルンバー海賊団とは?
『ワンピース』のルンバー海賊団は、ルフィたちが活躍する「大海賊時代」より以前に活動していた海賊団です。麦わらの一味であるブルックは、もともとこのルンバー海賊団に所属していました。ルンバー海賊団は音楽好きな団員たちで構成されており、常に音楽が溢れているような陽気な海賊団でした。
しかし、途中で船長のヨーキが熱病に倒れ、途中で船を降りることになります。ヨーキは自分の代理としてブルックを船長に指名し、ブルックたちはヨーキがいなくなった後も航海を続けます。しかし、フロリアン・トライアングルで他の海賊と抗争になり、ルンバー海賊団は全滅してしまいました。
ルンバー海賊団にいたブルックのプロフィール
『ワンピース』のブルックはヨミヨミの実の能力者で、ルンバー海賊団が全滅した後、1人だけこの世に蘇ることができました。しかし、魂が自分の肉体を見つけるのに時間がかかったため、すでに白骨化した身体に戻ることになってしまったのです。巨大なアフロヘアが特徴で、普段は麦わらの一味の音楽家として活動しています。しかし、剣士としての腕も一流で、戦闘になれば剣を持って戦います。
口調は非常に紳士的ですが、行儀が悪くキレイな女性に目がないという欠点もあります。性格は明るくユーモラスで、麦わらの一味のムードメーカー的存在ともいえます。自分がガイコツの姿をしているにも関わらず、お化けが苦手だという臆病な一面もあります。頭蓋骨のヒビから頭が開くようになっており、そこに大事なものを収納しています。
ワンピースの概要
『ワンピース』は海賊たちが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡って戦いを繰り広げる、バトル中心の少年漫画です。週刊少年ジャンプで連載中で、2022年で25周年を迎えました。アニメは連載開始から2年後に放送が開始され、現在でも放送が続いています。外国でも人気が高い作品で、コミックスの全世界累計発行部数は2022年の8月で5億部を超えました。
ワンピースのあらすじ
フーシャ村で暮らしていたモンキー・D・ルフィは、幼い頃にゴムゴムの実を食べてゴム人間になってしまいます。ルフィは海賊王を目指して1人海へ旅立ち、ゴムゴムの実の能力で立ちはだかる敵を撃退していきます。途中で出会ったゾロ、ナミ、ウソップらを仲間に加え、麦わら海賊団を結成します。ルフィたち麦わらの一味は、伝説の海賊王・ゴールドロジャーが残した「ひとつなぎの大秘宝」を求め、冒険を続けるのでした。
【ワンピース】ルンバー海賊団が全滅した理由
ルンバー海賊団が全滅したのはいつ?
ブルックはルンバー海賊団が全滅してから、50年もの間1人で生きてきたと言っています。それから作中では2年の時間が過ぎているため、ルンバー海賊団が全滅したのは52年前であるということがわかります。
ブルックがルンバー海賊団全滅の話をしたのは何話?
ブルックがルンバー海賊団が全滅した話をしたのは、『ワンピース』443話でのことです。ここでブルックは、ルンバー海賊団が「恐ろしく強い同業者」に全滅させられたと言っています。ルンバー海賊団が全滅した様子が詳しく語られるのは、『ワンピース』の第487話です。この回ではルンバー海賊団が楽しく笑い合っている場面から始まりますが、そのすぐ後にはブルック以外のメンバー全員が死んでしまった様子が描かれています。
ルンバー海賊団を全滅させたのはロックス?
『ワンピース』のルンバー海賊団は、「恐ろしく強い同業者」に全滅させられたということがわかっています。しかし、その「恐ろしく強い同業者」が誰であるのかは判明していません。ファンの間では、この同業者とはロックスではないかといわれています。ロックスとはロックス海賊団の船長で、当時海賊たちの頂点に立っていた海賊です。ロックスはゴールドロジャーが現れるまで、全海域の覇者といわれていました。
ロックス海賊団は世界の王になるという野望を抱いて、数多くの事件を起こしていました。40年前まではロックス海賊団の時代が続いていたことは確かで、ルンバー海賊団が全滅した52年前もロックス海賊団が活動していたと考えられます。そのため、ロックスがルンバー海賊団を全滅させていた可能性も、決して低くはないでしょう。
【ワンピース】ルンバー海賊団のヨーキ船長の生死や行方を考察
ヨーキ船長とは?
『ワンピース』のヨーキ船長はルンバー海賊団の船長で、名前の通り非常に陽気な人物です。ブルックと同じように音楽が大好きで、ルンバー海賊団の入団には「音楽好きであること」という条件をつけるほどです。ヨーキはルンバー海賊団を率いてグランドラインに入りますが、そこで謎の熱病に罹ってしまいます。ヨーキはこの状態でグランドラインを航海するのは無理だと判断し、凪の海(カームベルト)から脱出するべく仲間たちと別れることを決めました。
ヨーキ船長が罹ってしまった熱病はケスチア?
ヨーキ船長が罹った病気は、作中では「謎の熱病」としか書かれていませんでした。しかし、この熱病とは、以前にナミがかかった「ケスチア」ではないかといわれています。どうしてケスチアだといわれるかというと、ヨーキ船長とナミの病状がよく似ているためです。ナミはお腹にケスチアに刺された跡が残っていましたが、同じような跡がヨーキの額にも残っています。
また、ヨーキを診ていた船医が「密林でもらったのかもしれない」という発言をしていることからも、ヨーキが病気に罹る前に密林に行っていることがわかります。ケスチアはリトル・ガーデンの密林に住んでいる虫で、この「密林」というワードからもケスチアに罹った可能性が高いと考えられます。
ヨーキ船長は生きている?現在の行方は?
ヨーキ船長がルンバー海賊団と別れた後にどうなったか、消息についてはいっさい触れられていません。しかし、確実に死んだとも描かれていないため、まだ生きている可能性も指摘されます。また、ヨーキと別れてすぐにルンバー海賊団が全滅していることからも、ヨーキを死なせないために敢えて海賊団から離れさせたのではないかとも考えられています。
現在の行方はわかっていませんが、読者の間では『ワンピース』第631話の扉絵にいた人物がヨーキではないかといわれています。第631話には、双子岬でクロッカスと楽しそうに酒を酌み交わす人物が描かれています。この人物は後ろ姿で顔は見えませんが、ヨーキのような長めの金髪の持ち主です。
クロッカスともラブーンとも親しげである様子からヨーキではないかといわれますが、ヨーキが生きているとしたらすでに90歳前後になっているはずです。この人物は背筋も伸びてしっかり座っているところから、まだ若そうな印象を受けます。また、ワノ国の笠をかぶっているところからも、ヨーキの可能性は低いように思われます。
ヨーキ船長とジュエリー・ボニーは夫婦?
『ワンピース』のジュエリー・ボニーは、ボニー海賊団の船長です。ヨーキ船長は、このボニーと夫婦ではないかといわれています。この2人にはまったく接点がないのですが、夫婦であるといわれる理由は2人のモデルとなった海賊にあります。ヨーキのモデルとなったのは「ジョン・ラカム(ジャック・ラカム)」という海賊で、通称「キャラコ・ジャック」と呼ばれていました。一方のボニーのモデルとなったのは「アン・ボニー」という海賊です。
アンは人妻でありながらもラカムと恋人関係になり、夫を捨ててラカムとともに海へ出ました。正式な夫婦というわけではありませんが、2人の間には子どもも産まれています。このモデル2人の関係が伏線となっていて、実はヨーキとジュエリー・ボニーも夫婦ではないかといわれるのです。ただ、これ以外に夫婦だといえるような根拠は一切なく、ヨーキとジュエリー・ボニーが夫婦だというのはただの噂だといわれることも多いです。
【ワンピース】ルンバー海賊団のヨーキ船長の声優
ヨーキ船長の声優①増谷康紀
アニメ版の『ワンピース』でヨーキ船長の声を務めたのは、声優の増谷康紀さんです。ヨーキ以外にも『ワンピース』でさまざまな役を演じており、声優界の名バイプレイヤーともいえる存在です。遅咲きの声優さんですが、多くのアニメで活躍しています。
増谷康紀のプロフィール
増谷康紀さんは1961年7月5日生まれのO型で、出身は北海道の札幌市です。30歳までは東芝の会社員として働いていましたが、好きなことで勝負をしたいと思い、そこから声優を目指します。青二塾で声優としての技術などを学び、そのまま青二プロダクションに所属しました。
増谷康紀の主な出演作品
増谷康紀さんのアニメでのデビュー作は『スラムダンク』で、武里の監督と3代目の小池先生を担当しました。その他の出演作品や担当した役は、『伝説の勇者の伝説』のラッヘル・ミラー、『キン肉マンⅡ世』のガゼルマン、『トランスフォーマー スーパーリンク』のメガザラックなどがあります。
ヨーキ船長の声優②竹本英史
ヨーキ船長の2代目の声優さんは、竹本英史さんです。竹本英史さんも増谷康紀さんと同じく、ワンピースでは多くの脇役を演じています。なぜヨーキの声が変わったかについては、公式に発表されていないため不明です。
竹本英史のプロフィール
竹本英史さんは1973年3月7日生まれのA型で、出身は山口県の徳島市(現在の周防市)です。いくつかの事務所を経た後、現在では青二プロダクションに所属しています。趣味は映画鑑賞で、子供の頃から多くの映画を観てきたそうです。その他の趣味は、サッカー観戦と旅行です。
竹本英史の主な出演作品
竹本英史さんは『ドラゴンリーグ』のテコドント役でアニメデビューしました。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』では榎本武揚やハトポッポ刑事などのレギュラー役を演じつつ、数多くの脇役キャラを担当しました。その他の出演作品や演じた役は、『将太の寿司』の小政、『キン肉マンⅡ世』のキン肉アタル、『ジパング』の柳一信、『機動戦士ガンダムAGE』のセリック・アビスなどです。
【ワンピース】ルンバー海賊団に対する世間での評判や人気
ルンバー海賊団は作中で登場する回数は少ないですが、非常に人気がある海賊団です。ルンバー海賊団はメンバー全員が明るく、見ているだけで楽しくなってしまいます。そんな海賊団だからこそ、ファンが多いのも納得できます。海賊になるなら、ルンバー海賊団に入りたいという声もありました。
ルンバー海賊団が出てくるシーンには泣けるエピソードが多く、ラブーンとの話もそのうちのひとつです。作中ではすでに誰かを待ち続けていたラブーンが登場していたため、それがルンバー海賊団だと知って驚く読者も多かったようです。ラブーンを想ってブルックが泣くシーンは、多くの読者の涙を誘いました。
ルンバー海賊団が誰に全滅されたのかはいまだに不明で、その相手が気になっている人も多いようです。当時の敵がロックス海賊団だと仮定して、いろいろと考察しているファンも多くいました。
【ワンピース】ルンバー海賊団を全滅させた海賊は不明
ルンバー海賊団はすでに52年前に全滅してしまった海賊団ですが、誰に全滅させられたかは不明です。ロックスではないかといわれることもありますが、定かではありません。ヨーキ船長の生死も不明で、いくつもの謎が残っている状態です。これらの謎が解明されるかどうかに注目しながら、この先の話を楽しみに待ちましょう。
この記事のライター
NR4712
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