【ワンピース】ポセイドンは古代兵器のひとつ！正体や目的を徹底調査

『ワンピース』の世界において、古代兵器の名前が作中に登場することがあります。魚人島編では、そのうちのひとつでもあるポセイドンの正体が明らかになりました。まずは古代兵器ポセイドンの概要やワンピースのあらすじについて、簡単に振り返って見ましょう。

『ワンピース』の世界に登場するポセイドンは古代兵器のひとつで、それぞれ神の名前が付けられています。2023年時点で他の古代兵器について詳しく描かれていない一方で、魚人島編にてポセイドンの正体が明確に描かれています。

『ワンピース』内で、初めてポセイドンの名前が登場したのは空島編です。ポーネグリフの中には、ポセイドンの在処を記すものがあります。ポセイドンの場合、その在処を記すポーネグリフは空島スカイピアにありました。ポーネグリフの解読ができるロビンが発見した際は、ポセイドンの在処や強さなどについて詳しく記されていたかのような描写がされています。それに対してロビンも、驚きや困惑の表情を残していました。

1997年から週刊少年ジャンプで連載が開始した『ワンピース』は、尾田栄一郎先生によって描かれている海賊漫画です。2023年7月時点で106巻まで発刊されている作品で、国内累計発行部数は日本で発売している漫画として史上最高記録の4億1000万部を突破しました。1999年からはテレビアニメも放映開始し、東映アニメーションが手掛ける作品としては最も長く放送が続いています。

少年のルフィは、村に滞在していた海賊でもあるシャンクスと親しくなりました。ある日、ゴムゴムの実を口にしてしまったことで泳げない体になる代わりにゴム人間になってしまいます。それでも不自由なく生活を続けていましたが、ある日山賊に対して強い反感を買ってしまいました。山賊によって海に投げ込まれた上で海王類に食べられる直前にシャンクスによって助けられたことで、ルフィは海賊に対してより強い憧れを抱くようになります。10年後、成長したルフィは海賊王を目指して冒険へ出発しました。

『ワンピース』の世界で登場するポセイドンは、作中で唯一明確な正体が明らかになっている古代兵器です。ここでは、古代兵器ポセイドンの正体や強さ、その目的について詳しくチェックしてみましょう。

『ワンピース』の魚人島編にて、ロビンの口から古代兵器ポセイドンの正体について明らかにされました。古代兵器ポセイドンの正体は、リュウグウ王国に数百年に1度の頻度で生まれる、海王類と会話ができる人魚姫のことです。現時点ではしらほし姫が海王類と会話や交流ができることから、しらほし姫は古代兵器ポセイドンということになります。

『ワンピース』に登場する古代兵器ポセイドンは、生まれながらにして海王類と意思疎通することが可能です。どんな手だれの海賊であっても対抗する術がほとんど無い海王類を意のままに操ることもできることから、この能力を使用する人物次第では世界を簡単に滅ぼしてしまうほどの強さを誇ります。作中では、ルフィがしらほし姫を救うためにノアを破壊しようとした際、しらほし姫の願いを聞いた海王類の手によってノアの破壊と魚人島の危機を防いでいました。

『ワンピース』に登場する古代兵器ポセイドンは、はるか昔に魚人島の住人達が建造したといわれている方舟ノアを動かす目的で誕生したのでは無いかとファンの間で考察されています。はるか昔にジョンボーイと交わした約束を守るため、海王類は古代兵器ポセイドンのが誕生するまでの間ノアを守り続けることになりました。

『ワンピース』の魚人島編で正体が判明した古代兵器ポセイドンですが、始めから全ての能力が発揮されていたわけではありません。ここでは、実際に『ワンピース』内で描かれていた内容を基に、古代兵器ポセイドンの正体が判明するまでの経緯についてチェックしてみましょう。

魚人島でマーメイドカフェを経営しながら、占い師としても活動しているシャーリーは、幼少時代に古代兵器ポセイドンの誕生を予言しています。ロジャー海賊団に関する回想にて、当時まだ3歳だったシャーリーに対して、人魚姫の誕生はいつ頃になりそうかと聞きました。それに対してシャーリーは10コ（10年後）と回答しています。その10年後、実際にネプチューンとオトヒメの間には古代兵器ポセイドンの力を持つしらほし姫が生まれました。

『ワンピース』の魚人島編の回想にて、幼少期のしらほし姫が初めてその能力を開花させた時の様子が描かれていました。瀕死の状態で魚人島まで行き着いた天竜人のミョスガルド聖に対して、今まで酷い仕打ちを受けていた人々はミョスガルド聖を殺害しようとします。それに対してオトヒメは体を張って救出しようとしましたが、それにもかかわらずミョスガルド聖はオトヒメに対して銃を向けました。これを見ていた幼少時代のしらほし姫は、無意識のうちに多くの海王類を呼び寄せたことで騒動を納めています。

古代兵器ポセイドンの名前は、空島編で初めて登場しています。麦わら海賊団がスカイピアを訪れた際、ロビンが古代兵器ポセイドンの在処が記されたポーネグリフを発見しています。この時点では詳しい場所までは判明していませんでしたが、魚人島編にてロビンは国王のネプチューンに対して、その時の様子やポセイドンの正体について詳細に語っていました。

ルフィがしらほし姫の危機を救うために方舟ノアの破壊を試みた際、しらほし姫は古代兵器ポセイドンとしての能力を発揮しました。バンダー・デッケン9世が持つマトマトの実の力によって投げつけられた方舟ノアは、ルフィの力をもってしても止められませんでした。その際、無意識のうちに古代兵器ポセイドンとしての能力を使用し、海王類の力を借りることで方舟ノアを止めることに成功しています。

『ワンピース』の世界において、古代兵器は世界の均衡を脅かすほどの強さを持ちます。ここでは、ポセイドン以外の古代兵器について実際に作中で描かれていた内容を基に、現時点で明らかになっている内容について詳しくチェックして見ましょう。

古代兵器プルトンの存在は、『ワンピース』のアラバスタ編にてクロコダイルから明らかにされています。クロコダイルによれば、島を簡単に消し飛ばしてしまうほどの強さを誇ることまで言及されていて、クロコダイルは自身の野望を実現するために古代兵器プルトンを探し続けていました。

『ワンピース』のエニエス・ロビー編にて、フランキーが古代兵器プルトンの設計図を所持していたことが明らかになりました。プルトンの力を求めた世界政府は、設計図の強奪を試みます。元々プルトンの設計図は、現存する古代兵器を止めるための対抗手段として代々残されていました。もしこれが世界政府の手に渡ればその手段すら潰えてしまうため、フランキーはこの設計図を世界政府から派遣されたCP9の前で焼失させています。

『ワンピース』のワノ国編では、プルトンの明確な在処が明らかになっています。藤山のふもとの洞窟の高台の中にあったポーネグリフによれば、地下の奥深くに眠っているとのことでした。プルトンを取り出すためにはワノ国を取り囲む壁を取り除かなければいけないため、ワノ国が開国するということは、古代兵器プルトンを解放するのと同じになります。

古代兵器ウラヌスの名前は、魚人島編にてネプチューンの口から初めて明らかになりました。プルトンやポセイドンのように、その在処を記すポーネグリフも登場していないため、どのような強さを持つ兵器なのかも一切明かされていません。

ここで、『ワンピース』に登場するポセイドンに対する世間での評判や人気をチェックしてみましょう。

しらほし姫が、古代兵器ポセイドンとして最終決戦に参加する可能性を考察するファンの声も見受けられました。現時点で描かれている内容から推測した場合、魚人は立場がさらに悪化する可能性もあるため、本来は争いごとを好まないしらほし姫も古代兵器ポセイドンとして加勢する可能性もファンの間で考えられています。

しらほし姫が古代兵器ポセイドンに選ばれた理由について、元々の臆病で優しい性格が由来しているのではないかと考察するファンの声も見受けられました。古代兵器ポセイドンは海王類を自由に操ることができることから、その強さの使い方次第では国を滅ぼしかねません。しらほし姫は誤った使い方をする心配がないほどの優しい性格をしていることから、古代兵器ポセイドンの能力を手に入れたと考えられています。

古代兵器ポセイドンの正体がしらほし姫だったことから、作中に登場する古代兵器そのものが存在する理由や目的がわからなくなったというファンの声も見受けられました。以前から古代兵器の名前が作中に登場することは多々ありましたが、未だに存在する理由や目的のほとんどが解明されていません。今後の展開次第では古代兵器が現存する理由や使用目的も明らかになる可能性は十分に考えられています。

『ワンピース』の魚人島編内にて、古代兵器ポセイドンの正体がしらほし姫であることが明らかになりました。現状では未だ隠されている謎も多く、麦わら海賊団としらほし姫がどのような関わりを見せるのかファンの間で注目されています。今後の展開次第ではしらほし姫も物語に大きく関わる可能性があることから、現在も描かれ続けている『ワンピース』の行く末を見守りましょう。