【ワンピース】ミス・マンデーの現在の姿が意外？かわいい声の担当声優も

ワンピースのアラバスタ編にて麦わらの一味とビビ王女の前にクロコダイル率いるバロックワークスが立ちはだかると、その仲間としてMr.8やMr.9らと共にミス・マンデーが登場しました。まずはミス・マンデーとバロックワークスについて紹介し、ワンピースの作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。

ミス・マンデーはバロックワークスに所属するフロンティアエージェントの1人です。男と見間違うほど筋骨隆々な体格をした女性で、桃色の髪をツインテールにしている容姿が特徴的です。喋る時は中性的な口調を用いており、社長命令よりも仲間の友情を取るほど人情に厚いです。

バロックワークスはクロコダイルが設立した秘密犯罪会社です。表面上は理想国家を建国するため、裏では軍事国家を設立するために約2000人のメンバーが世界各地で盗みや諜報活動などを行っています。なお、クロコダイルがアラバスタ王国に眠る古代兵器・プルトンを手に入れようとした時、麦わらの一味によって野望を阻止されたことで組織は壊滅しました。

フロンティアエージェントはバロックワークスの下級幹部に当たる階級です。バロックワークスには社長と副社長を除いて5段階の階級が設けられており、フロンティアエージェントは3段階目に当たります。与えられている任務は賞金稼ぎや密猟から、人材勧誘に指揮監督など幅広いです。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。夢への冒険と仲間との絆をテーマにしたバトル・ギャグ漫画として話題を呼び、王道な少年漫画として20年以上不動の人気を誇っています。2023年3月時点で単行本105巻を刊行しており、累計発行部数は5億1000万部を突破しています。

かつてこの世の全てを手に入れた男ゴールド・ロジャーは、死に際にひとつなぎの大秘宝（ワンピース）を置いていったと語り、世の海賊たちを海へ誘いました。麦わら帽子をかぶった少年モンキー・D・ルフィもその内の1人であると、彼はワンピースを手に入れて海賊王になることを夢見て仲間を集めながら新世界の最果てを目指していきます。

ミス・マンデーは女性ながら巨漢と評されるほどインパクトがある見た目をしており、初登場時も多くの読者から話題になりましたが、ワンピース作中で2年の月日が経つとその容姿が変化し、Mr.9と意外な関係になっていることで再び話題になりました。ここからはワンピースにおけるミス・マンデーの現在の姿と結婚相手についてまとめていきます。

扉絵連載『世界の甲板から』の17話目にミス・マンデーが登場すると、ツインテールからパーマに変えたミス・マンデーと共にMr.9と子どもが描かれていました。バロックワークス壊滅後にもMr.9と共にウイスキーピークの賞金稼ぎとして活動していることが明かされました。

2年後のミス・マンデーは元バロックワークスのメンバーであるMr.9と結婚しました。2人の関係がどのように進展したのかは不明ですが、互いに気を許し合っているような表情が描かれており夫婦仲はとても良好な様子が窺えます。

ミス・マンデーとMr.9は結婚をして子どもを儲けています。扉絵では新聞を見るミス・マンデーの裏でMr.9と生後1～2年程度の赤子が一緒に遊んでいる様子が描かれており、Mr.9の面倒見の良さが垣間見えました。

アニメ版ワンピースでは主要キャラを担当する声優がテレビ番組に出演するほど注目されています。その中でアニメ版のミス・マンデーは他作品で正統派ヒロインを多く演じている声優が演じたことにより、奇妙なギャップを生み出すキャラクターへと昇華されました。ここからはアニメ版ワンピースにてミス・マンデーの声を担当している声優についてまとめていきます。

ミス・マンデーを演じた声優は大本眞基子（おおもとまきこ）さんです。艶のある高音な声質が魅力的な女性声優であり、『仰天人間バトシーラー』では計10役以上を演じ分けたという高い演技力を持ち合わせています。

ここからはワンピースにおけるミス・マンデーの性格や強さについてまとめていきます。2年後にMr.9と結婚し一児の母にもなっていたミス・マンデーでしたが、多くの読者はそれまでのミス・マンデーからは想像できない人生を歩んでいたことに衝撃を受けたことでしょう。バロックワークス時代に本編で見せた人柄や能力を元に詳しく解説していきます。

普段は中性的な話し言葉を使用しており、些細な仕草や言動はどこか男性的に描かれています。自身の筋力には強い自信を持っているそうで、戦闘時は積極的に前線に出ようとするほど肝が据わっています。仲間たちへの友情も厚く、ミス・ウェンズデーの正体がビビだと発覚した後も彼女を助けるために動いていました。

悪魔の実の能力は持っておらず、戦闘時は特殊な武器や能力を使わず鍛え上げた筋力のみで戦います。見た目通りの怪力を秘めており巨大な丸太を軽々放り投げることができます。また、本気になるとナックルダスターを装備する特徴があります。しかし、作中ではゾロの筋力に敵わず逆に締め上げられてしまいました。

必殺技は『カ・イ・リ・キ メリケン』を持っています。この技はナックルダスターを装備した状態で行う全力パンチで、ゾロの頭を地面に叩きつけた後周囲の地面にヒビが入るほどの威力を秘めています。特殊な能力を含まず攻撃力に特化した技ですが、ゾロにはあまり通用せずかすり傷程度で済まされました。

ミス・マンデーは同じバロックワークスに所属しているイガラムと行動していましたが、彼の正体が明かされた時には意外な行動を取りました。また、ワンピース作中では麦わらの一味であるゾロとの戦いが描かれています。ここからはワンピースにおけるミス・マンデーの相棒や登場シーンについてまとめていきます。

第106話『歓迎の町』にてグランドラインに入った麦わらの一味は、サボテン島の酒場『ウイスキーピーク』を訪れます。そこで開かれていた盛大な宴に参加するルフィたちでしたが、実は島に住む住民全員が賞金稼ぎという秘密があると、シスターに紛れていたミス・マンデーは酔いつぶれた一行を襲撃しました。しかし、酒に強かったゾロによって襲撃が失敗し戦闘でも敗北してしまいました。

ミス・マンデーはバロックワークスのMr.8ことイガラムと行動を共にしています。イガラムはウイスキーピークにてイガラッポイという名前で町長を名乗っていました。なお、イガラムはクロコダイルではなくビビに忠義を置いた人物であり、アラバスタ王国護衛隊長としてバロックワークスに潜入していました。

ミス・マンデーたちが麦わらの一味に敗れた後、プロの殺し屋であるMr.5とミス・バレンタインが島に上陸しました。彼らは裏切者と発覚したウェンズデーことビビの抹殺を企んでいました。しかし、ミス・マンデーは社長命令よりもビビや相棒のイガラムとの友情を取り、彼女たちを逃がすために身体を張って時間稼ぎをしました。

これまでミス・マンデーの現在の姿やかわいい声で演じる声優などについてまとめてきましたが、彼女の存在や活躍シーンについてワンピースファンはどのように思っているのでしょうか。ここではミス・マンデーに対して寄せられたコメントを実際に参照し、世間での評判や人気についてまとめていきます。

ミス・マンデーが結婚したことが明かされると、その事実に多くのファンが驚愕していました。ミス・マンデーはアラバスタ編以降登場しておらず、生死状態も不明だったため生き残っていたことに驚いていた人もいました。

多くのファンはミス・マンデーのことを友情を大事にするかっこいいキャラクターと思っているそうです。麦わらの一味を騙そうとした悪役ではありましたが、相棒や協力してきたビビのことを見捨てず格上相手にもその信念を貫いた行動はかっこいいと言わざるを得ないでしょう。

アニメ版で公開されたミス・マンデーの声に衝撃を受けた人が多くいました。大柄で筋肉質な容姿を見た時、潤しい女性の声を想像できた人はきっといなかったことでしょう。ファンの間では奇妙に思われながらもギャップがあってかわいいと評されています。

ミス・マンデーの現在はMr.9と結婚し円満な生活を送っていました。バロックワークスにてビビたちを助けたミス・マンデーが、2年後になって幸せそうに暮らしていることに感動した読者も多くいたことでしょう。ミス・マンデーの活躍やかわいいシーンが気になった人は、ぜひワンピース本編にてその瞬間をチェックしてみてください。