【ワンピース】ジンベエが麦わら海賊団に加入!人物像や魚人空手の技を紹介
世界中で大人気の漫画『ワンピース』ですが、そんな『ワンピース』の主人公ルフィの仲間である麦わらの一味の新しい仲間となったジンベエは、どのような人物なのでしょうか。麦わらの一味とジンベエのこれまでの出来事などもふまえつつ、ジンベエについて解説します。
目次
【ワンピース】ジンベエとは?
ジンベエとは、尾田栄一郎による漫画『ONE PIECE』(ワンピース)に登場するキャラクターです。
ここでは、ジンベエをメインに『ワンピース』のあらすじや麦わらの一味との関係などを解説していきます。
ジンベエのプロフィール
ジンベエはジンベエザメの魚人であり、魚人島出身です。「海峡のジンベエ」と呼ばれており、元は「タイヨウの海賊団」の2代目船長でした。
また、『ワンピース』の中でも代表的な力を持つとされる、世界政府所属の海賊である王下七武海の7人のうちの1人でもありました。
ワンピースの概要
『ONE PIECE』(ワンピース)は、尾田栄一郎による漫画作品で、週刊少年ジャンプにて1997年から連載されており、現在も連載中です。その人気からアニメ化、映画化もされており、アニメは既に放送20年目を迎え、単行本は101巻を超えるなど、どちらも漫画と同様に高い人気を得ています。これにより、『ワンピース』は、ジャンプを代表する作品となっています。
また、その人気からアニメ化、映画化もされており、アニメ『ワンピース』は既に放送20年目を迎え、単行本の『ワンピース』は101巻を超えるなど、どちらも漫画と同様に高い人気を得ています。
ワンピースのあらすじ
”海賊王”と呼ばれ、唯一”偉大なる航路(グランドライン)”を制覇した男、ゴール・D・ロジャーは、処刑される直前に、この世のどこかに”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を残したと言い残します。それを聞いた海賊達は、ワンピースを求めて航海へ出ました。そんな時代の中、海賊に憧れた主人公ルフィは、自身も海賊王になるため、仲間とともに航海に出ました。
【ワンピース】ジンベエが麦わら海賊団に加入
ここからは、ジンベエがどのような経緯で「麦わらの一味」の仲間になったのか解説します。
ジンベエが麦わらに加入し9人目の仲間になる
ジンベエは、タイヨウの海賊団の2代目船長であり、ビッグ・マムの傘下でしたが、万国(トッド・ランド)でのビッグ・マム対麦わらの一味の戦いで、ビッグ・マムを裏切り、ルフィたちにつき、麦わらの一味が万国から脱出する手助けをしました。このことからジンベエはビッグ・マムの怒りを買いますが、なんとか傘下を脱し、ワノ国にて、正式に麦わらの一味の9人目の仲間になりました。
ジンベエは、『ワンピース』に初めて名前が出たのが単行本8巻であり、その後『ワンピース』作中にて姿が確認されたのが単行本の54巻でした。『ワンピース』に名前が出てから、ジンベエが麦わらの一味になるまでに、実に23年かかりました。
考察①「死んでも死ぬなよ!」というルフィとの約束
麦わらの一味が万国にてビッグ・マムやビッグ・マムの配下たちと対決した際、ルフィたちはビッグ・マムの勢力に押されかけていました。そこで、ジンベエは、麦わらの一味の味方となり、ビッグ・マムと戦いました。そして、ジンベエとジンベエの意思に賛同した「タイヨウの海賊団」の船員は、身を挺しビッグ・マムを足止めしました。
そこで、ルフィは、ジンベエに麦わらの一味への勧誘をしましたが、ジンベエはビッグ・マムを前に仲間をおいては行けず、その場での誘いは断りました。しかし、既にジンベエを仲間だと思っていたルフィは、ジンベエに「ワノ国で待ってる!必ず来い!」と再会を誓い、「死んでも死ぬなよ!」と言い残し万国を後にしました。
考察②ワノ国で再登場を果たす
ワノ国で上陸戦を繰り広げていた麦わらの一味の前に、ジンベエは姿を見せ、「約束通り、生きて戻ったぞ!」と麦わらの一味との再会を喜び合いました。
ジンベエの夢を考察
ジンベエや麦わらの一味の船員の1人1人に夢や目標があり、彼らは、そのために航海しています。ここでは、麦わらの一味とジンベエの航海の理由である、夢について考察します。
考察①麦わらの一味には全員夢がある
麦わらの一味には、それぞれ夢があります。船長であるルフィの夢は「海賊王になる」です。他にも、ゾロは「世界一の大剣豪になる」、ナミは「自分の目で見た世界中の海図を描く」、サンジは「オールドブルーを見つける」などの夢があります。
他にも、ウソップは「勇敢なる海の戦士になる」、チョッパーは「なんでも治せる医者になる」、ロビンは「歴史の全てを知る」、フランキーは「自分の造った船が世界の果てに達するのを見届ける」、ブルックは「偉大なる航路(グランドライン)を一周し、ラブーンと再会する」といった夢を持っています。
考察②ジンベエの夢
ジンベエは、人間に魚人族が虐げられていたことから、人間をよく思ってはいませんでしたが、天竜人の奴隷であったコアラとの出会いや、タイヨウの海賊団の先代船長フィッシャー・タイガーの意思により、現在は平和のため、人間と魚人族の和解を目指しています。
ジンベエの後に麦わらにまだ仲間が加入する?
現在、ジンベエが加入したばかりであることと、麦わらの一味は絆を大切にすることから、直ぐに新しい仲間が増えることはないと思いますが、『ワンピース』の1巻にて、ルフィが「仲間は10人欲しい」と発言しており、その他の発言は実現していることから、ジンベイ以外の仲間が加入する可能性はあると思います。
【ワンピース】ジンベエの人物像や過去
『ワンピース』の中でも重要なキャラクターの1人であるジンベエですが、そんなジンベエはどのような人物なのでしょうか。ジンベエの性格や、ジンベエの過去などを解説していきます。
ジンベエの性格
ジンベエは仲間思いで、仁義を大切にする人物です。万国にて、ルフィに麦わらの一味へ誘われた際も、仲間のため、ビッグ・マムへの仁儀を通すために勧誘を断っています。また、エースを失くし失意であったルフィを精神的に助けるなど、攻撃面、精神面共にとても頼りになる人物です。
ジンベエは元王下七武海だった
ジンベエはタイヨウの海賊団の船長であった際、政府所属組織である王下七武海の7人の内の1人でした。しかし、過去の出来事と、本人の意思により後に七武海を離脱しました。
ジンベエの七武海の座が剥奪された理由
初代船長のフィッシャー・タイガー亡き後、魚人島が白ひげの縄張りとなり、ジンベエは白ひげをはじめ、「白ひげ海賊団」を慕っていました。しかし、白ひげ海賊団の船員であったルフィの義兄であるエースが処刑されることとなり、それに反発したジンベエはインペルダウンという監獄に投獄されてしまいます。また、インペルダウンにて、エースを救出にきたルフィに出会い、ジンベエはルフィに助けてもらいました。
七武海が世界政府所属ということもあり、白ひげやルフィたち海賊と協力したこと、インベルダウンからの脱獄に加えジンベエ本人が脱退意思を持っていたことで、ジンベエは七武海の座が剥奪されてしまいました。
ジンベエは元タイヨウの海賊団の船長だった
ジンベエは、元々タイヨウの海賊団の2代目船長を務めていました。初代船長のフィッシャー・タイガーの意思から、人間との戦いを繰り広げていましたが、タイガーの最後に、タイガーの真の考えである平和を聞き、以降は人間との平和のための和解を目指しています。
ジンベエとアーロンの関係
アーロンは元タイヨウの海賊団の船員であり、ジンベエと共に航海していました。しかし、ジンベエが人間への誤解を解き、平和を志したのに対し、アーロンは人間は同じと決めつけ、魚人こそが1番だと、ジンベエなどの平和主義の船員とは異なる考えであったため、アーロンはタイヨウの海賊団を離脱しました。
ジンベエとは反対に、アーロンは非道で残忍な人物であり、仁儀を重んじるジンベエはナミにアーロンの件で謝罪しています。このことから、『ワンピース』においてジンベエの評価は高いものの、アーロンは『ワンピース』のファンから嫌われることが多いようです。
【ワンピース】ジンベエの魚人空手の技や強さ・能力
ここでは、なぜジンベエは強いのか、ジンベエの強さの秘密や、使用する技、ジンベエの能力や、懸賞金がいくらなのかを解説していきます。
ジンベエの強さの理由は「魚人空手」
ジンベエは悪魔の実の能力者ではありませんが、能力者に劣らない強さを持っています。その強さの秘密は、ジンベエが魚人空手の使い手だからだと言えます。
魚人空手は魚人族に昔から伝わる古武術です。加えて、魚人族であるため、水中、陸上両方で戦えることが強さの理由だと言えます。
ジンベエの魚人空手の技と能力
ジンベエの魚人空手には様々な技があり、幾度となく敵を圧倒しています。
技①鮫瓦正拳
鮫瓦正拳は、突進しながら正拳突きをする技で、水圧で相手を攻撃することもできます。
技②海流一本背負い
海流一本背負いは、海水を掴み、背負い投げのようにすることで、海流を起こす技です。水以外の液体でもできるらしく、ジンベエが紅茶でこの技を見せている描写もあります。
技③梅花皮
梅花皮(かいらぎ)は、覇気の1つである武将色で自身の腕を硬化させ、相手の技を防ぐ、防御技です。
技④武頼貫
武頼貫(ぶらいかん)は、『ワンピース』の作中で現在確認できるジンベエの使用する技の中で最大級の技で、魚人空手の奥義になります。この技は、自身の拳に水の塊を纏わせ、その衝撃波で相手を攻撃する技です。
ジンベエの技は、元々の強さに加え、ダイナミックさもあり、戦う敵がビッグ・マムなどの大敵のため、『ワンピース』でも見応えのあるバトルシーンの1つです。
ジンベエの懸賞金
ジンベエの懸賞金は、タイヨウの海賊団船員時代は7600万ベリーでした。その後、2代目船長となった際、懸賞金は2億5000万ベリーになりました。しかし、七武海に加入したため、一時は、その懸賞金が撤廃されていました。七武海を離脱してからは、ただの海賊となったため、再び懸賞金がかけられる事となり、新世界の時点では、ジンベエの懸賞金は4億3800万ベリーであることが確認できます。
ジンベエの懸賞金は、麦わらの一味の中では、ルフィに次ぐ2番目に高い懸賞金であり、『ワンピース』全体では、ユースタス・キッドに次ぐ19番目に高い懸賞金になります。
【ワンピース】ジンベエの声優
ここまでは、ジンベエとはどのようなキャラクターなのかということを解説しましたが、ここからは、アニメ『ワンピース』にてジンベエの声優を担当している人物について解説していきます。
ジンベエの声優①郷里大輔
まず、はじめにアニメ『ワンピース』でジンベエの声優を担当したのは郷里大輔(ごうりだいすけ)さんでした。彼はアニメの425話と430話にてジンベエの声を担当しています。
郷里大輔のプロフィール
郷里大輔さんは、1952年2月8日生まれの東京都出身で、青二プロダクションに所属していました。低く響く声が特徴で、『ワンピース』の他に『ドラゴンボール』や『キン肉マン』などに出演し、数多くのキャラクターを演じていました。しかし、2010年1月17日に路上で手首から血を流して倒れているのが見つかり、所属事務所の公式では急性心不全と公表されました。
郷里大輔の主な出演作品
郷里大輔さんの主な出演作品は、『ワンピース』のジンベエの他に『ドラゴンボール』シリーズにて、ミスターサタン、牛魔王やウリゴメ、『キン肉マン』にて、ロビンマスクやアシュラマンや『アンパンマン』のかびるんるんや、かぜこんこんなどを演じました。
ジンベエの声優②宝亀克寿
郷里大輔さんの後任として、アニメ『ワンピース』にて2代目のジンベエの声を担当したのは、宝亀克寿(ほうきかつひさ)さんです。彼は、アニメの442話以降のジンベエの声を演じています。
宝亀克寿のプロフィール
宝亀克寿さんは、1946年10月30日生まれの長崎県出身の声優で、現在は青二プロダクションに所属しています。アニメだけでなく、吹き替えやナレーターなども担当しています。
宝亀克寿の主な出演作品
宝亀克寿さんの主な出演作品は、『ワンピース』ではジンベエの他に、ゲッコー・モリアも担当しています。その他に、『ドラえもん』の神成さんや、『ドラゴンボール超』のパラガス、『イナズマイレブン』の吉良星二郎なども演じています。
【ワンピース】ジンベエに対する世間での評判や人気
ジンベエは、『ワンピース』の主要キャラの中でもかなりの強さであり、麦わらの一味のピンチも何度も救ったため、麦わらの一味だけでなく、『ワンピース』のファンからも信頼も厚い人物です。
普段は、礼儀や仁儀を守る漢らしい性格であり、そのかっこよさから人気を集めていますが、時折見せるラフな姿が普段とのギャップで可愛いという声もあります。
ジンベエは、漢気溢れる人物でもあり、『ワンピース』の作中でも麦わらの一味をはじめ、特にルフィの精神を支えていることもあり、ジンベエは『ワンピース』の中で数々の名言を残しています。そのような名言はルフィたちだけではなく、『ワンピース』を見ている人にも響くようです。
【ワンピース】ジンベエが麦わら9人目の仲間だった
ジンベエは、『ワンピース』初登場時から、ルフィたち麦わらの一味と様々な出来事があり、その分、麦わらの一味や『ワンピース』を見ていた人もジンベエへの思い入れが強かったのではないでしょうか。そして遂に正式な麦わらの一味の9人目の仲間となり、明かされた際は大きな盛り上がりを見せました。
魚人空手の使い手であり、麦わらの一味の頼もしい仲間となったジンベエの今後の活躍や、漫画、アニメともに『ワンピース』の展開に注目です。
この記事のライター
k12000
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