【ワンピース】カポネ・ギャング・ベッジがかっこいい?強さや悪魔の実の能力を調査
ワンピースの中でも異色の経歴を持つギャング・ベッジは、かっこいいと評判のキャラです。この記事では悪魔の実の能力やビッグ・マムとの関係性なども取り上げながらギャング・ベッジの魅力に迫ります。ワンピースを未読の人もこの記事でギャング・ベッジの魅力を知ってください。
目次
ワンピースのギャング・ベッジとは?
ワンピースに登場する「最悪の世代」の1人であるギャング・ベッジ。裏社会出身でその後、海賊に転じるなどかなりの修羅場をくぐってきているキャラクターです。海賊になってからは一時期「ビッグマム海賊団」の傘下にいましたが、ビッグマムの暗殺を企てるなど極悪非道を尽くしました。ルフィ達と共闘したこともあり、その生き様からワンピースの中で人気の高いキャラの1人となっています。
ギャング・ベッジのプロフィール
ギャング・ベッジの本名は「カポネ・ベッジ」です。ビッグマム海賊団の船長の娘、シフォンを妻に持ち息子もいる西の海出身のおじ様海賊です。「シロシロの実」の能力者でもあり、「11人の超新星」にも数えられるなどワンピース屈指の多様な設定を持ったキャラクターでもあります。
ワンピースの概要
ワンピースは1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、1999年からはアニメ化もされて2022年現在も続く超人気コミックです。単行本の発行部数は数々の記録を打ち立て、2015年にはギネス記録にも認定されるなど国民的作品と言えます。主人子のルフィが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡って魅力的な仲間や個性的な敵と冒険を繰り広げるストーリーとなっています。
ワンピースのあらすじ
ワンピースは主人公ルフィが 「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指して様々冒険を経て仲間を増やす冒険譚です。悪魔の実の能力者が多く登場し、ルフィに立ちはだかりますが、そうした困難も仲間と共に乗り越える戦いが爽快です。ギャング・ベッジが登場するのはジャンボンディ諸島編からで、当初は敵対していましたがビッグマム編で本格的な活躍が見られます。
ワンピースのギャング・ベッジがかっこいい?
ポジション的にはワンピースの物語の中では脇役になるはずのギャング・ベッジですが、その生き様がかっこいいと言うファンは少なくありません。なぜここまでギャング・ベッジがかっこいいと言われるか、性格や過去のエピソードから紐解いていきます。
ギャング・ベッジのかっこいい登場シーンと懸賞金の推移
それではギャング・ベッジにはどんなかっこいいシーンがあるのかをストーリー毎に紹介していきます。ギャング・ベッジは活躍するにつれて海賊の箔とも言える懸賞金の額も最初の1億3800万ベリーからどんどん増加して2倍以上となっています。登場シーンと共に賞金額の推移についてもまとめています。
登場シーンと懸賞金の推移①シャボンディ諸島編
ギャング・ベッジがワンピースの物語に最初に登場したのは、名の通った海賊が集まったシャボンディ諸島です。懸賞金が1億ベリーを超えた海賊は「超新星」と呼ばれますが、その1人だったのです。ちなみにこの時点での懸賞金は1億3800万ベリーでしたのでその後の活躍を考えるとまだまだルーキーと言えます。
登場シーンと懸賞金の推移②マリンフォード編
処刑れる身のエースをルフィが救出するところから関連して海賊たちの頂上決戦とも言える戦いが繰り広げられます。実際にはギャング・ベッジはこの戦いには参加しておらず、船から戦闘を見守る形での登場となりました。この時点での懸賞金については明らかになっていませんでしたが、上がっていることが予測されます。
登場シーンと懸賞金の推移③ゾウ編
当時はビッグ・マム海賊団の一員であったギャング・ベッジはボスの指令により麦わら一味のサンジを連行しようとしました。このストーリーではサンジを庇おうとした仲間を撃つなどギャング・ベッジは残虐な一面も見せています。悪魔の実の力でサンジの仲間も自分の体内に取込むなど、本格的な活躍を見せています。この時点では懸賞金も3億ベリーとなったことが明かされました。
登場シーンと懸賞金の推移④WCI編
ビッグ・マムの暗殺を企てていたギャング・ベッジは彼女の結婚式でそれを実行しようとします。ルフィらとも協力して作戦を実行しますがそれは失敗。ビッグ・マムの反撃を受けることになりますが、そこは悪魔の実の能力などでルフィ達を庇います。最終的には妻のシフォンも連れ出し脱出に成功しますが、一連の騒ぎにより懸賞金は3億5000万ベリーに上昇するのでした。
ギャング・ベッジのかっこいい性格
かっこいい性格①残忍さがある
ギャング・ベッジはかなり残忍な性格をしていますが、その突き抜け具合がかっこいいとも言えます。元々「鉄砲玉」と呼ばれるほどの危険な若者でしたが、その性格は海賊になってからも変わっていません。敵対する組織のボスの首をどんどん狙っていき、ボスを失った組織の混乱を楽しんでいます。大義名分も何もない残忍さがギャング・ベッジの特徴の1つです。
かっこいい性格②スリルを楽しんでいる
ギャング・ベッジは残忍であると同時に、そうした行動にスリルを感じて楽しんでいます。相手の組織を吸収する目的でもなく戦いを挑むことも、自分のボスであるビッグ・マムの暗殺を計画するのも全てリスクが高いことです。それでもそんなスリリングな状況を楽しめる大胆さを持っているからギャング・ベッジはかっこいいのです。
かっこいい性格③神経質で身だしなみを気にする
豪快な面が目立つギャング・ベッジですが、身だしなみにうるさい神経質な一面もあります。自分の身だしなみに気をつけていることはもちろん、部下や他人にもそれを求めています。全然クリーンな生き方をしていない割にはそうしたところに気を遣えるダンディさも人気の理由の1つです。
かっこいい性格④白ひげを尊敬している
ギャング・ベッジは伝説の大海賊「白ひげ」のことを尊敬しています。マリンフォード編では白ひげが仲間を売ったという情報を聞いても頑として信じようとしませんでした。自分の道を突き進むようなタイプでありながら、尊敬する人物への敬意は忘れない男らしさがギャング・ベッジのかっこいいところです。
かっこいい性格⑤愛妻家で優しいところがある
残忍なギャング・ベッジですが、妻のシフォンや息子のペッツのことは超が付くほど大切にしています。ビッグマム海賊団と対峙した際にはシフォンを見殺しにすれば逃げられた状況でも躊躇せずに愛する妻を助けに行っています。ペッツのことも徹底的に可愛がっているので、そのギャップがファンの心を鷲掴みにしています。
ギャング・ベッジのかっこいい過去
ギャング・ベッジがかっこいいと言われるのはワンピース本編で登場してくる前の過去設定も魅力的だからです。生き様を示すようなかっこいい過去のエピソードをご紹介します。ここを読めばギャング・ベッジは海賊になる前からかっこいい男であったことがわかります。
かっこいい過去①西の海出身でボスになる
ギャング・ベッジは西の海の出身です。そこでは圧倒的な強さを誇る5人のマフィアが裏社会で幅をきかせていたのですが、その5人のうちの1人がギャング・ベッジです。過去は鉄砲玉として下積みからスタートしていますが、頭角を現してボスにまでなっていすのです。
かっこいい過去②復讐者を返り討ちにする
マフィアのボスとして名が通るようになったギャング・ベッジは当然恨みを買うことも多くありました。そのため復讐者も後を絶たなかったのですが、シロシロの実の能力でそれらを返り討ちにして、相手が悔しがる姿をあざ笑うという痛快な性格をしていました。
かっこいい過去③ギャングを引退する
ギャング・ベッジはマフィアのボスとしてやりたい放題にやり尽くした後は、ギャングを引退して海賊となっています。そのまま陸に居れば敵なしであったはずでありながら、新たな刺激を求めて海に出たことでかっこいいと言われています。海に出てからも行動は変わらないため「頭目」と自他共に呼ばれています。
ワンピースのギャング・ベッジの強さや悪魔の実の能力
ギャング・ベッジはかっこいいだけではなく非常に強いキャラです。その理由はルフィ達と同じく悪魔の実の能力者だからなのですが、いったいどんな能力を持っているのでしょうか。この章ではギャング・ベッジの悪魔の実の能力について紹介をしていきます。
ギャング・ベッジは「シロシロの実」の城人間
ギャング・ベッジが食べた「シロシロの実」の能力は自分の身体を要塞としてしまう能力です。それはまさに「城」であり攻守において実力を遺憾なく発揮しています。自分の「城」の中には武器を収納できるだけではなく仲間を匿うことも可能なので、部下想いのギャング・ベッジらしい能力とも言えます。
ギャング・ベッジの技
ギャング・ベッジは自分の身体をまるで城のように変化させた技を使います。城らしい特徴を生かした技ではありますが、さらに動き回ることも可能という便利な能力です。城の中には武器や人も取り込めて、守りながら攻めるということを実現しているギャング・ベッジの技を解説します。
キャッスルタンク
ギャング・ベッジの技の1つの「キャッスルタンク」は、足をキャタピラにしてまるで戦車のごとく高速移動をするものです。それはまさに動く城ですので、体内に人間を取り込んだままで高速移動をすることもできます。大勢で移動をしなければならない時などには非常に便利な能力です。
大頭目(ゴッド・ファーザー)
ギャング・ベッジの大技である「大頭目(ビッグ・ファーザー)」は全身を巨大な要塞に変えてしまうものです。この鉄壁の城は大砲を喰らったくらいではびくともしないほど強固であり、ここで仲間も安全を守りながら移動することができます。砲台も備え付けられていますので、その大砲で攻撃をすることも可能です。
ギャング・ベッジの強さ
ギャング・ベッジはその鉄壁の能力によってワンピースの中でも屈指の強キャラと言うことができます。しかしギャング・ベッジの強さの秘密はシロシロの実の能力だけではなく、部下や家族を愛し愛されているからでもあります。自分の身体の中に兵力として部下を取り込むことができているのがその典型です。
ワンピースのギャング・ベッジの名言
名言が多いのがワンピースという漫画の特徴でもありますが、ギャング・ベッジもそのかっこいい生き様に相応しい名言をいくつも持っているキャラです。この章ではギャング・ベッジの数多くある名言の中でも珠玉の3つをご紹介します。
ギャング・ベッジの名言①「観念しろ…」
観念しろ兵力が違う!!!
出典: yuyauver98.me
そのまま受け取れば自分の能力の強さを示しているセリフですが、ギャング・ベッジが本当に言いたかったのは、自分の体内には多くの信頼できる部下がいると言うことでした。つまり自分1人ではなく多くの兵力がついているということで、部下を大切にするギャング・ベッジらしい名言です。
ギャング・ベッジの名言②「未来を変える権利は…」
未来を変える権利は皆 平等にあるんだよ!!!
出典: yuyauver98.me
ビッグ・マム暗殺計画が失敗に終わるかと思われた時に、まだ可能性が残されていることを確信して叫んだセリフです。ストーリー的には鼓舞する意味を持ったセリフですが、物語の外にいる我々に対しても現状を打破するチャンスは誰にでもあると教えてくれる名言です。
ギャング・ベッジの名言③「目に焼きつけろペッツ…」
目に焼きつけろペッツ これがパパの生き様でちゅよ!!!
出典: yuyauver98.me
ビッグマム海賊団との戦いで妻のシフォンを人質に取られたギャング・ベッジは逃げるか妻を助けるかの選択を迫られます。その中で迷わずシフォンを救うことを選んだギャング・ベッジは、敵に銃撃を浴びせながら息子のペッツに対してこのセリフを言いました。ペッツにも立派な頭目となって欲しいと願う父親の一面と男らしさの両方がある名言です。
ワンピースのギャング・ベッジと関係するキャラ
ここでギャング・ベッジの活躍を語る上で欠かせない関係にあるキャラを紹介します。敵も仲間も多いギャング・ベッジですが、特にこの3人は非常に関係性が強い重要なキャラです。
ビッグ・マム
ギャング・ベッジが傘下に下っていたビッグマム海賊団の船長です。四皇の1人でもありワンピースの中でも屈指の懸賞金が懸かっている大物です。ギャング・ベッジの実力を買っていて自分の娘であるシフォンと結婚させたり、自身の結婚式の護衛を任せるほどの関係性でした。しかしギャング・ベッジはこの人物の暗殺を計画していたのでした。
シャーロット・シフォン
ギャング・ベッジの正妻であり、ビッグ・マムの娘です。シフォンは自分のことを冷遇する母親にはとっくに愛想を尽かしていて、ギャング・ベッジがビッグ・マムを暗殺しようとしても迷わず夫についていきました。ギャング・ベッジはこの妻のことをとても大切にしており、非常に良い関係であったことがわかります。
ジンベエ
ギャング・ベッジと同じくビッグマム海賊団に所属していて、ビッグ・マム暗殺計画ではギャング・ベッジに力を貸しています。ギャング・ベッジの過去のことも理解している深い関係にあるキャラで、仁義を大切にする点でも人気があります。
ワンピースのギャング・ベッジの声優
大人の魅力もありかっこいいと評判のギャング・ベッジ。ワンピース屈指の魅力的なキャラであるだけにアニメではどんな人が声優を担当しているのか気になるところです。この章ではギャング・ベッジ役の声優さんを紹介します。
ギャング・ベッジの声優は「龍田直樹」
ギャング・ベッジの声を担当しているのはベテラン声優の龍田直樹さんです。ギャング・ベッジも数えられる「最悪の世代」はアニメですと声優陣も豪華であると話題になっていますが、そんな豪華メンバーにもまったく引けをとらないアニメ界の重鎮が龍田直樹さんなのです。
龍田直樹のプロフィール
龍田直樹さんは1950年生まれのベテラン声優です。以前は「竜田直樹」の芸名でも活動していました。1976年にアニメ声優デビューを果たし、その後は数々の名作アニメに出演している他、ナレーターのお仕事もこなします。他の声優さんの緊急時に代役として出演することも多く、演技力は抜群です。ちなみに奥様も同じく声優の高木早苗さんです。
龍田直樹の主な出演作品
龍田直樹さんはベテランですのでギャング・ベッジ以外にも多くの役を演じています。例を挙げると『ドラゴンボール』のウーロン、『キテレツ大百科』のブタゴリラ(2代目)、『半妖の夜叉姫』の刀々斎などがあります。『ドラゴンボール超』では、代役としてナレーションも担当しました。あの『となりのトトロ』のねこバスも龍田直樹さんが担当されています。
ワンピースのギャング・ベッジに対する世間での評判や人気
ギャング・ベッジはそのかっこいい生き様からワンピースの中でも屈指の人気キャラです。ルフィとの関係は一時的なものでしたが、裏を返せば主人公の近くにいなくても人気があると言えます。そんなギャング・ベッジの評判をまとめました。
ギャング・ベッジは初登場時はそこまで重要なポジションではなく、モブ的な扱いすらされていました。そのためこれほどまでにかっこいい愛されるキャラになると予想していた人は少なく、振り返ると驚くという意見が見られました。
その風貌から悪そうなキャラだというのは伝わって来ていましたが、予想通りに悪い奴だったと言う声も聞こえてきました。しかし残忍なギャング・ベッジにとってはその評価はむしろ褒め言葉です。ギャングらしい雰囲気をしっかり守るナイスキャラです。
ギャング・ベッジの評価が急激に上がったという人は多く、WCI編での活躍は好感度UPに大きく影響しました。シフォンを救ったり城となって仲間と戦うなど見せ場が多かったことも関係しているようです。
ワンピースのギャング・ベッジはかっこいい愛妻家キャラだった
ギャング・ベッジ残忍な悪者でありながらかっこいいシーンも多いワンピースの中でも異色のキャラです。ビッグ・マムとの関係性や城となる能力などの設定も興味深いですが、それ以上に生き様で多くのファンの心を掴んでいます。今後も登場することがあればきっとまた新しい魅力を私たちに見せてくれるはずです。
この記事のライター
aoi
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