【ワンピース】シュシュが番犬を続ける理由は?泣けるエピソードや登場シーン紹介
『ワンピース』に登場するシュシュが、オレンジの町にあるペットフード店で番犬を続ける理由について解説します。本記事では、シュシュの性格や泣けるエピソードを紹介するとともに、アニメ『ワンピース』でシュシュ役を務めた声優情報もまとめました。
目次
【ワンピース】シュシュとは?
『ワンピース』に登場するシュシュとは、東の海のオルガン諸島にある「オレンジの町」に住む犬です。飼い主はペットフード店を営んでおり、シュシュは番犬として店を守るとても賢い犬です。シュシュという可愛い名前ですが、見た目はキリっとした鋭い目つきが特徴的で、読者からはギャップが可愛いと言われています。
シュシュのプロフィール
- 名前:シュシュ
- 年齢:12歳(初登場時)
- 身長:40cm
- 出身地:東の海 オルガン諸島 オレンジの町
- 誕生日:11月22日
真っ白い身体に面長の顔、鋭い目つきが特徴の犬です。真面目な性格で、飼い主がいなくなった後も番犬として店を守り続けています。頑なに店から離れようとしないシュシュの姿を見て、最初は町の人々も心配していましたが、飼い主の意志を継いで店を守ろうとするその姿に心を打たれ見守るようになりました。
シュシュの初登場は何話?
シュシュの初登場シーンは、『ワンピース』2巻の第12話です。バギー海賊団によって町が侵略され、そこにルフィ達が訪れ捕まってしまいます。ルフィ達が捕らわれた檻のカギを、シュシュが食べてしまった事で交流が始まりました。飼い主以外には心を開かず、いつも険しい表情で店番をしています。初登場シーンでも動じずに店番を続けるシュシュが印象的でした。
ワンピースの概要
『ワンピース』とは、尾田栄一郎による日本の漫画作品で「週刊少年ジャンプ」にて連載中です。日本国内だけでなく、世界中で人気の作品で単行本の販売数は全世界の累計発行部数が2022年8月の時点で5憶1000万部を突破する超人気作品になりました。1999年から放送を開始したテレビアニメも、東映アニメーション制作の中で最も長く放送されたアニメとして愛され続けています。
ワンピースのあらすじ
海賊に憧れる少年、モンキー・D・ルフィは、17歳の誕生日を迎えると故郷のフーシャ村を旅立ち仲間を探しに行きます。個性豊かな仲間たちと出会ったルフィは「悪魔の実」と呼ばれる不思議な実の力を使い、海賊王になるため様々な強敵を戦っていくのです。
【ワンピース】シュシュが番犬を続ける理由や泣けるエピソード
『ワンピース』の作中でシュシュは、可愛いと人気のキャラクターです。しかし、その可愛らしい見た目とは裏腹に、シュシュが番犬を続けている理由が泣けると言われています。ここではシュシュが番犬を続ける理由と、泣けると話題のエピソードについてまとめました。
シュシュが番犬を続ける理由は飼い主のため?
シュシュが番犬を続けているのは、飼い主であるホッカーとの約束を守るためです。病気の飼い主が療養のため、店を離れることになったので、シュシュはその期間店を任されました。しかし、飼い主は戻ることなくそのまま亡くなってしまいます。町長のブードルはその事実を伝えますが、シュシュは真実を知っても店を守る番犬として店頭に立ち続けています。
シュシュの泣けるエピソードや登場シーン
シュシュの登場シーンはそこまで多いわけではありませんが、少ない登場シーンにもかかわらず泣けるエピソードが多いことが有名です。記念すべき登場シーンや泣けるエピソードについて読者人気の高い2つを詳しくまとめました。
名シーン①バギー海賊団のモージに立ち向かう
バギー海賊団の副船長モージが、ペットの猛獣リッチーに餌を与えようとシュシュのいるペットフード店に立ち入ろうとしてきました。シュシュはリッチーの侵入を阻止すべく、必死に吠えて立ち向かいました。しかし、巨大なリッチーによってシュシュは殴られて吹き飛ばされてしまいます。少し離れたところで気絶していたルフィが目を覚ました時、モージによってペットフード店は燃やされてしまいました。
シュシュは燃え盛る店を見ながら、目に涙を浮かべながら吠え続けていました。長い間シュシュが守り続けていた大切な場所がなくなっていく様子に、涙が止まらないという声も多く、泣けるエピソードとして有名です。感動エピソードの多い『ワンピース』ですが、このオレンジの町編が最初に泣いたシーンだと語る読者も多くいました。
名シーン②ルフィが仇をとる
燃え盛る店に向かって吠え続けるシュシュを見て、ルフィも心を動かされました。自分の信念を貫き通すシュシュの姿に、ルフィはモージを殴り倒しに行ったのです。モージは死んだと思っていたルフィが目の前に現れ驚きますが、すぐに攻撃を仕掛けてきます。ゴム人間であるルフィにはリッチーの攻撃は通用せず、ゴムゴムの槌によって地面に突き刺してしまいました。
想定外の出来事に動揺したモージは、情けなく許しを請い始めましたが、ルフィは激怒します。失われてしまったシュシュの宝物はもう戻らないと、モージを殴り飛ばしました。その後、シュシュのもとへ戻ってきたルフィの手には、一袋のペットフードが握られていました。これしか取り返せなかったと言うルフィを見て、シュシュは全てを察し、お礼を言うように「ワン」とひと吠えします。
【ワンピース】シュシュの性格や現在
『ワンピース』の初期に登場し、出番が少ないにもかかわらず高い人気を誇るキャラクターのシュシュですが、どのような性格の犬なのでしょうか。バギー海賊団がいなくなった後どうなったのか、シュシュの現在についてもまとめました。
シュシュの性格
飼い主との約束を守り続けるその姿は、真面目で主人想いです。登場時の頑なに店の前から離れない姿に、頑固さも感じられます。店を守るために自分よりも大きなリッチーに立ち向かう姿は、とても勇敢でした。忠誠心が強く、勇気のある犬です。飼い主以外に懐いている描写はなく、読者からは「忠犬ハチ公」のようだと言われています。
シュシュとブードルの関係
シュシュの意志を尊重し、温かく見守り続けているのが町長のブードルです。飼い主とペットのような関係にも見えますが、実際は古くからの友人のような関係性です。主人亡き後も店を守り続けるシュシュのことを、陰ながら支える存在になっています。シュシュだけでなく、町民全てを大切に思っている町長の鏡のような人物です。
シュシュの現在
一度は全焼してしまったペットフード店ですが、現在では「巨大ペットフードショップ“シュシュ”」として新しい店をオープンしています。店の前に飾られたシュシュの銅像には、ルフィと同じ麦わら帽子が被られていて、シュシュの感謝の気持ちが込められています。新しい店になっても変わらず、番犬として町の住民に愛されていました。
【ワンピース】シュシュの声優
アニメ版『ワンピース』でシュシュは、鳴き声だけですが大きな印象を残すキャラクターでした。ここではシュシュを担当した声優について、プロフィールや出演した作品について解説していきます。
シュシュの声優は「新千恵子」
アニメ版『ワンピース』でシュシュの声優を務めたのは、新千恵子さんです。鳴き声だけの出演にもかかわらず、シュシュの気持ちが上手く演じられていて感動した方も多く、素晴らしいと評判です。『ワンピース』の動物キャラクターの中でも人気の高いシュシュは、アニメでより可愛さが増したと大人から子供まで人気のキャラクターになりました。
新千恵子のプロフィール
- 名前:新千恵子(あたらし ちえこ)
- 生年月日:1968年1月31日
- 身長:168cm
- 血液型:O型
- 所属:青二プロダクション
青二プロダクション所属する声優、新千恵子さんはナレーターとしても活躍しています。アニメでの主演作品はありませんでしたが、「クレヨンしんちゃん」や「名探偵コナン」といった有名作品にも出演されています。大阪府出身で、大阪弁や日舞が得意のようです。
新千恵子の主な出演作品
- 神風怪盗ジャンヌ:リサコ
- あたしンち:店員、主婦等
- クレヨンしんちゃん:椎野映子、雨野千晴
- 名探偵コナン:半田夏穂、尾城那穂
メインキャラクターの担当はありませんが、有名アニメへの出演やゲーム作品への出演も多いです。ナレーションも数多く担当し、ナレーターとしても実績を持つ声優です。
【ワンピース】シュシュに対する世間での評判や人気
シュシュの話はもちろんですが、ブードルの町に対する想いも感じられるエピソードなので、オレンジの町編が好きだというファンが非常に多くいるようでした。小さい身体で一生懸命店を守る姿に、涙無くしては見られないという声が多数寄せられています。読者人気も高いエピソードです。
コミックスの扉絵にて、二年後のオレンジの町が描かれていました。バギー海賊団によって一度全焼してしまったため大きく立て直したようで、新しくなったペットフード店と誇らしげなシュシュが描かれていて、ファン歓喜のイラストでした。
オレンジの町編は犬、人関係なく住む人々の温かな関係性を描いたエピソードです。そのため『ワンピース』のストーリーが進んでも、定期的に読み返したくなると言われるほど人気です。登場回数が少ないにもかかわらず、シュシュはぬいぐるみ等グッズも販売されている事から、ファンからの人気の高さが感じられます。
バギー海賊団によって大きく町を破壊されたにもかかわらず、ルフィ達の功績はブードルとシュシュしか知りません。『ワンピース』のエピソードの中でも短い内容でしたが、印象に残っている読者は非常に多いです。
ポジティブな意見とネガティブな意見まとめ
ポジティブな意見
ネガティブな意見
【ワンピース】シュシュが番犬を続ける理由は泣けるものだった
『ワンピース』に登場するシュシュが番犬を続ける理由は、亡き飼い主の意志を継いで店を守り続けるという誇り高い理由でした。10年以上番犬を続けている健気な姿や、バギー海賊団に対しても勇敢に立ち向かうその姿に心を奪われたファンも多く、人気のキャラクターです。バギー海賊団副船長のモージの行いが許せないという読者が非常に多く、扉絵で店を再建させたことがわかりファンを喜ばせました。
シュシュという可愛い名前と凛々しい顔つきのギャップが好評で、なかなか人に心を許さない姿も好評でした。登場回数が少ないにもかかわらず、『ワンピース』の長い連載期間の中でもシュシュのエピソードは泣けると話題でした。
この記事のライター
ふじちか
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