【ワンピース】ベビー5とサイの関係を徹底考察!馴れ初めから結婚までを調査
ベビー5とサイは『ワンピース』の「ドレスローザ編」で登場したキャラクターで、登場した当初はお互いに敵同士でした。しかし現在のベビー5とサイは結婚しています。何故敵として出会った者が結婚するに至ったのか、馴れ初めからの関係を調査しました。
目次
ベビー5とサイとは?
ベビー5とサイは『ONE PIECE(以下、ワンピース)』の「ドレスローザ編」から登場したキャラクターです。登場した当初は二人とも主人公の敵であり、また互いに立場の異なる敵同士の関係でした。しかし、ある事情によって二人は結婚することになったのです。
敵同士だったベビー5とサイは、どうして結婚するまでに至ったのでしょうか。本記事は二人の馴れ初めからの関係と、二人が結婚に至った理由について調査しまとめたものです。また、ベビー5の過去や能力など、ベビー5のキャラクターとしての魅力に関しても触れていきます。
ベビー5のプロフィール
- 名前:通称「ベビー5」※本名は不明
- 誕生日:5月15日
- 年齢:24歳
- 身長:181cm
- 所属:ドンキホーテ海賊団、のちに八宝水軍
- 好物:ベビーカステラ
ベビー5は『ワンピース』の「パンクハザード」編から登場したキャラクターで、当初は敵の海賊ドンキホーテ・ドフラミンゴの配下でした。「ドレスローザ編」での闘いの場でサイと出会い結婚することになり、サイが棟梁を務める八宝水軍に所属することになります。
サイのプロフィール
- 名前:サイ
- 異名:首領(ドン)・サイ
- 誕生日:8月13日
- 年齢:28歳
- 身長:242cm
- 所属:八宝水軍
- 好物:愛妻弁当
一方サイは、『ワンピース』のドレスローザ編から登場したキャラクターです。八宝水軍第12第棟梁の孫であり、作中で第13第棟梁となりました。また、主人公ルフィ率いる「麦わら海賊団」の傘下である「麦わら大船団」をドレスローザ編で共闘した海賊と勝手に結成しています。
ワンピースの概要
現在電子版で一部の話が無料公開中の『ワンピース』。1997年に連載開始してから、「週刊少年ジャンプ」の看板を飾り続けています。尾田栄一郎(おだ・えいいちろう)先生による原作漫画の他、アニメやゲームなど各種媒体によるメディアミックスも国内外問わず人気の、メガヒット作品です。
ワンピースのあらすじ
作品の舞台となるのは、多くの海賊が跋扈している「大海賊時代」。伝説の海賊が遺した宝を求めて、数多の人間が海へ冒険へ出た時代です。主人公モンキー・D・ルフィもまた、そんな海賊の一人でした。故郷を離れたルフィは、仲間達と共に「グランドライン(偉大なる航路)」での航海を続けていきます。後半の海「新世界」へ到達したルフィ達は、新たな出会いや別れを経験し、より強力な海賊となって旅の終わりへと近づいていきます。
ベビー5とサイの馴れ初めから結婚までの関係
ベビー5とサイが出会ったのは、「新世界」にある国「ドレスローザ」を舞台としたエピソードです。ベビー5は当初、ドレスローザ国を牛耳る海賊「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」の配下として働いていました。一方サイは、ドレスローザ国で開催された武術大会に出場する闘士としてドレスローザを訪れていました。
決して交わりそうもない出自を持つ二人は何故出会い、どのような理由で結ばれたのでしょうか。この項目では、ベビー5とサイの馴れ初めから、結婚するまでに起こった事柄を時系列で紹介していきます。
関係①ベビー5とサイは最初敵対していた
元々ベビー5とサイが敵同士であったというのは既に述べた通りです。ベビー5は「ドンキホーテ海賊団」の一員であり、サイが所属する八宝水軍はその敵対勢力でした。
関係②プロポーズだと勘違いするベビー5
互いが互いの敵対勢力の所属である二人が出会ったのは、乱戦状態の闘いの場でした。そして、ベビー5とサイの関係が決定づけられたのは、まさに刃を交えているその最中。サイが発した挑発の言葉を、なんとベビー5は愛の告白だと勘違いしてしまったのです。
関係③喜んで死のうとするベビー5
恋をすると一途で、恋人に対して一心不乱に尽くしたがる性格のベビー5は、敵であるはずのサイにも恋人として尽くそうとします。そんなベビー5の姿を見て、サイから告げられたのは「死んでほしい」という言葉。サイは本気でベビー5の死を願ったわけではないのですが、戦闘中という状況で敵から示された愛情を鵜呑みにすることはなかったので、そう言ってしまったのです。
もちろん、サイは当然ベビー5が断ってくるものだと思ってそう言ったのですが、頼まれたことを断れない性格のベビー5は、愛する人からの頼みとして笑顔でサイの言葉を受け入れて死のうとしました。
関係④サイからの告白
喜んで自ら死を選ぼうとするベビー5の行動と性格の異常性に驚いたサイは、思わずベビー5の自害を止め、更にはベビー5を攻撃しようとする味方にも割って入りました。そしてサイは、ベビー5の個人性を蔑ろにしてきたドフラミンゴ海賊団に対して怒りを示し、「妻に貰う」と堂々と宣言したのです。
関係⑤ベビー5とサイの結婚
勘違いと冗談がきっかけという、理由すら曖昧な二人の関係ですが、結果としてベビー5とサイは相思相愛となり、結婚するに至りました。サイには元々婚約者がいたのですが、正式に婚約破棄をした後にベビー5との結婚式を挙げたことがその後の扉絵で明らかにされています。
ベビー5のかわいい魅力
ベビー5の性格の一端に「挑発の言葉を愛の告白と勘違いしてしまう」「頼まれたことを断れない」という性質があることは先の項目で既に述べました。では、何故ベビー5はそのような性格に育ってしまったのでしょうか。ベビー5が惚れっぽく頼み事を断れないように育ってしまった理由は、ベビー5の過去にありました。
この項目では、ベビー5の過去やベビー5の性格が形成された理由について触れます。ですが、その他にもベビー5の容姿や能力についてなど、ベビー5が持つ「かわいい魅力」をご紹介していきたいと思います。
かわいい魅力①容姿
ベビー5は身長181cmと高身長で、スラリと長い手足に豊かな胸、くびれた腰のグラマラスな体型をしています。ぱっちりと大きな目に彫りの深い顔立ちで、長い黒髪はウェーブがかかっています。服装はミニ丈のメイド服で、ゴーグルを着用していることもあります。
かわいい魅力②性格
ベビー5は非常に惚れっぽく情熱的な性格をしています。また、純真で騙されやすく、頼み事を断れないという一面も持っています。そのため、ベビー5が詐欺師などに食い物にされることを防ぐため、ドンキホーテ・ドフラミンゴはベビー5に質の悪い恋人ができる度に、その恋人を殺害していたという描写も作中にあります。
かわいい魅力③「ブキブキの実」の能力者
『ワンピース』には食べると特殊能力を得ることができる「悪魔の実」という架空の果実が登場します。ベビー5は「超人系」という能力系統の悪魔の実である「ブキブキの実」の能力者で、自身の身体を武器に変形させて闘うことができます。美しい容姿やかわいらしい性格に反した、強力で物騒な能力のギャップもまた、ベビー5の魅力の一つだと言えるかもしれません。
かわいい魅力④断れない理由と過去
ベビー5がサイと結婚するのに重要なファクターとなったのは、ベビー5の「惚れっぽい性格」と「断れない性格」の二つであることは明白です。そしてこの二つは、ベビー5が「他者に必要とされたい」という想いを軸に生きていることで確立された性格であると言えるでしょう。ベビー5がこのような性格になってしまった理由には、彼女の過去が大きく関係しています。
ベビー5は貧しい村の出身であり、口減らしのために実の母親から捨てられた過去があることが作中で明らかにされています。肉親から「役立たず」と罵られてゴミも同然に縁を切られたことが大きなトラウマとなり、サイと出会うまで「自身を必要としてくれる誰か」を求めて生きてきたのです。
ベビー5とサイの声優
原作漫画でカップルとして成立した時から読者に人気だったベビー5とサイ。アニメ版では声と動きがついたことでまた魅力的になり、「良いカップル」だと改めて感じるきっかけとなったという方もいるようです。
セクシーな雰囲気のある低めの声質だったアニメ版のベビー5と、飄々とした雰囲気もありつつ力強く男らしい声色のアニメ版のサイ。二人を演じたのはどのような声優さんなのでしょうか。ベビー5の声優「佐藤利奈」さんとサイの声優「橋本晃一」さんについて軽くご紹介します。
ベビー5の声優は「佐藤利奈」
ベビー5を演じている声優さんは、佐藤利奈(さとう りな)さんという女性声優さんです。佐藤さんは様々な作品にご出演されている人気声優さんですが、『ワンピース』への出演はベビー5役が最初です。
佐藤利奈のプロフィール
- 名前:佐藤利奈
- 出身地:福岡県北九州市
- 所属:東京俳優生活協同組合
- 生年月日:1981年5月2日
佐藤さんは2002年からご活動されている女性声優さんで、声優の他に歌手としてもご活躍されています。様々な作品で主人公やヒロインを演じられており、力のある人気の声優さんです。
佐藤利奈の主な出演作品
佐藤さんは『魔法先生ネギま!』の主人公であるネギ・スプリングフィールド役や、『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』のヒロイン/主人公である御坂美琴役、『モンスターハンターライズ』『モンスターハンターライズ:サンブレイク』のヒノエ役など、数多くの人気キャラクターを演じられています。
サイの声優は「橋本晃一」
サイを演じた声優さんは橋本晃一(はしもと こういち)さんという男性声優の方で、サイ以前にもクラハドールことキャプテン・クロ役として『ワンピース』に出演されていました。
橋本晃一のプロフィール
- 名前:橋本晃一
- 出身地:千葉県館山市
- 所属:フリー/「朗読・語りグループこひのにあ」主催
- 生年月日:1953年1月12日
橋本さんは1975年から声優として活動されている大ベテランの声優さんで、声優としてだけでなく、俳優やナレーターとしてもご活躍されています。数多くの事務所を渡り歩いた後、現在はフリーで活動されています。また、現在は東京声優・国際アカデミーで講師を務められています。
橋本晃一の主な出演作品
橋本さんは『キャプテン翼』の若林源三役『聖闘士星矢』のキグナス氷河役といった、様々な往年の人気アニメの主要登場人物を演じられている他、NHK連続テレビ小説の名作『おしん』にも出演されているという経歴もあります。
ベビー5とサイに対する世間での評判や人気
敵キャラクターとして登場したにも関わらず、出会ったその直後に結婚することになるという怒涛の展開を見せたベビー5とサイ。『ワンピース』読者はこの二人をどのように受け止めているのでしょうか。二人に対するSNS上の声を一部掲載します。
ほとんど押しかけ女房のような状態でサイと結ばれたベビー5でしたが、実直な武人であるサイに対して積極的かつ尽くす性格の彼女の取り合わせは「お似合い」だと捉えている読者は多いようです。
肉親から捨てられ、その後はドンキホーテ海賊団の一員として育ってきたベビー5。決して真っ当に幸福だったとは言えない過去を持つ彼女が、サイと結婚したことについて「本当に喜ばしい」と肯定する声もあります。
ドレスローザ編の終結以降は扉絵でその後が軽く描かれましたが、ベビー5とサイが現在どのような状況にあるのかは作中ではほとんど描写がありません。「仲睦まじく過ごしているであろう二人を見たい」と思っているファンも少なくないようです。
ベビー5とサイは結婚することになった関係
最初は敵として出会ったものの、ついには結婚に至ったベビー5とサイ。過去や出自を乗り越え、「共にいたい」という理由によって結ばれた二人です。きっかけは勘違いと軽口でしたが、結果としては互いも相性の良く、作中屈指の恵まれた夫婦となりました。
『ワンピース』には様々なキャラクターが登場していますが、作中公式のカップルとして描かれている関係になっているのは非常に珍しいパターンです。最終章に突入する『ワンピース』で、今後カップルとして結ばれる二人は現れるのでしょうか。そうした意味でも目が離せません。
この記事のライター
浦谷街乃
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