【ワンピース】アワアワの実の強さを紹介！能力者カリファの技も

『ワンピース』には、ルフィが食べた「ゴムゴムの実」のような悪魔の実が多く登場します。アワアワの実は、『ワンピース』385話で初めて作中に登場しました。このアワアワの実を食べたのは、CP9で唯一の女性キャラであるカリファでした。本記事では、アワアワの実についての基本情報や、アワアワの実を食べたカリファの強さや能力をまとめていきます。

『ワンピース』でカリファが食べたアワアワの実は、超人系（パラミシア系）の悪魔の実です。皮は濃い青色をしていて、実は明るい緑色です。ラグビーボールのような楕円形で、縦方向に何本かの溝が入っています。アワアワの実の皮と実の部分には、悪魔の実の特徴であるグルグル模様が描かれています。

『ワンピース』のカリファは色気が漂う美人で、アイスバーグの秘書として登場しました。しかし、その正体はCP９の諜報部員で、アワアワの実の力を使って麦わらの一味を苦しめます。誕生日は４月２３日で、初登場時は25際でした。身長は185cmで、スラっとしたスタイルの良い女性キャラです。

『ワンピース』のカリファが食べた悪魔の実は、CP9のスパンダム長官が持ってきたものです。エニエスロビーでの決戦前、カリファとカクはスパンダムから悪魔の実をひとつずつもらいます。しかし、これらの悪魔の実は、どのような能力が得られるのかスパンダムにもわかっていませんでした。カリファとカクは図鑑で調べるも、目の前の悪魔の実の正体がわかりません。結局2人は覚悟を決めてそれぞれの悪魔の実を食べ、カリファは泡人間に、カクは麒麟人間になったのでした。

『ワンピース』は1997年から連載が続いている少年漫画で、集英社の「週刊少年ジャンプ」に掲載されています。2022年8月現在で103巻まで発売されており、週刊少年ジャンプの中では『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の次に長く連載されている作品です。海外での人気も高い漫画で、全世界のコミックス累計発行部数はギネス記録を更新し続けています。アニメも1999年から放送が続いており、東映アニメーションの中では最も長く放送されています。

フーシャ村で育ったルフィは、「ゴムゴムの実」という悪魔の実を食べてしまいます。ゴム人間になって一生泳げなくなったルフィは、海で溺れたところを海賊のシャンクスに助けられます。ルフィはシャンクスと必ず再会することを約束し、それか10年後、自分も海賊となって海へ出ます。最初は1人きりだったルフィですが、それから仲間を集めて麦わらの一味を結成します。ルフィは仲間たちの力も借りながら、海賊王を目指して冒険を続けるのでした。

『ワンピース』の悪魔の実は、その名前で能力がなんとなくわかります。「アワアワの実」は名前から泡を使った能力だと推察できますが、泡にはあまり強さがないイメージがあります。実際にアワアワの実の能力や強さはどの程度のものか、具体的に見ていきましょう。

アワアワの実を食べて泡人間となったカリファは、泡を自在に操ることができるようになります。泡で攻撃することもできますが、特に防御力に優れています。全身を泡で包み、敵の攻撃を防ぐことができるのです。相手を泡で包み込んで、敵の能力を削ぎ落としてしまうこともできます。

カリファが触った場所は、まるで石鹸がついたかのようにツルツルになって摩擦力がなくなってしまいます。そのため、敵に泡をつければ、その相手は全身がツルツルになって立つことも武器を持つこともできなくなります。また、カリファの泡は何でも削ぎ落とすため、相手のパワーまで落としてしまうことができます。

使い方次第では戦闘にも役立つアワアワの実ですが、弱点もあります。アワアワの実の力は泡によるものであるため、水に流されてしまうのです。この弱点をついて、ナミはカリファに勝つことができました。また、能力を使っている間は動けなくなったり、体が吹き飛ばされると泡も一緒に飛ばされてしまうという弱点もあります。

『ワンピース』の悪魔の実は、覚醒することで新たな能力を得ることができます。悪魔の実が覚醒しているキャラは少なく、カリファは覚醒しないままナミに倒されてしまっています。もしもアワアワの実が覚醒したとしたら、どうなっていたでしょうか？読者の間では、アワアワの実の技のひとつである、「羊雲 大津波」の威力が増すのではないかといわれています。実際にどうなるかはわかりませんが、この能力が増せばアワアワの実の力はさらに脅威となるでしょう。

カリファが使える技のひとつ目は、泡使い（バブルマスター）です。この技は大量の泡を発生させて、思うように操ることができる能力です。作り出せる泡の量は膨大で、バスタブ1杯分の泡を一度に操ることができます。

カリファの技のふたつ目である「石鹸羊（ソープ・シープ）」は、能力を使ったときの見た目から名付けられた技です。この技は大量の泡を自分の体にまとわせるもので、モコモコとした泡がまるで羊のように見えます。顔の両側から羊のツノに見立てた両腕を出すことで、さらに羊のような見た目になります。この技は特に戦闘には役立ちませんが、相手の油断を誘う目的があるようです。しかし、この技を目にしたナミには、「バカじゃない？」と呆れられていました。

3つ目に紹介するカリファの技は、サンジとナミが苦戦した「ゴールデン泡（アワー）」です。この技はカリファが直接敵に触ることで発動し、相手の全身を石鹸のようにツルツルにすることができるのです。ツルツルになった相手は立つこともできず、攻撃ができなくなってしまいます。

最後に紹介する「羊雲 リラックス泡（アワー）」は、石鹸羊（ソープ・シープ）と連続で使う技です。石鹸羊（ソープ・シープ）で大量に生み出した泡を、相手に向かって一気に吹き飛ばします。この泡がついた場所からは、ありとあらゆるものが削ぎ落とされてしまいます。敵の身体につくと、汚れはもちろん力までもが奪われてしまいます。

アニメ版の『ワンピース』で、カリファの声を演じたのは声優の進藤尚美さんです。ハスキーな声が特徴で、色っぽいカリファにはまさに適任ともいえる声優さんです。ここでは、進藤尚美さんのプロフィールや、『ワンピース』以外に出演した代表作について紹介します。

進藤尚美さんは、1972年11月9日生まれの声優さんです。京都府出身で、青二プロダクションに所属しています。もともとは児童向け劇団に所属しており、声優になる前は役者として舞台で活躍していました。京都出身ということで、京都弁のキャラのオファーがくることも多いようです。

進藤尚美さんの主な出演作には、『機動戦士ガンダムSEED』（ガガリ・ユラ・アスハ）、『ボボボーボ・ボーボボ』（ヘッポコ丸）、『舞-HiME』（藤乃静留、シズル・ヴィオーラ）などがあります。最近出演した作品は、『ゆるキャン△』（犬山みね子）、『とある魔術の禁書目録Ⅲ』（エリザリーナ）、『KING OF PRISM-Shiny Seven Stars-』（西園寺ノン）などです。

『ワンピース』のカリファが悪魔の実を食べたのは、麦わらの一味との決戦の少し前のことです。以前から食べていたわけではなく、食べてすぐ戦いにアワアワの実の力を使ったことになります。食べたばかりの悪魔の実の能力を自在に操っているカリファに対し、「すごい」と感想を抱くファンも多かったです。

『ワンピース』でカリファとカクは一緒に悪魔の実を食べているため、逆の能力を得ていた可能性もあります。2人が逆の悪魔の実を食べていたらどうなっていたかと、想像して楽しんでいる人もいるようです。しかし、アワアワの実の力はカリファの色気をさらに増しているため、逆でなくて良かったというコメントもありました。

実際に『ワンピース』の悪魔の実を食べるのであれば、アワアワの実がいいというコメントもありました。カリファのアワアワの実は戦闘にも使えますが、現実世界にあれば日常生活で役立ちそうです。お風呂が面倒であるため、アワアワの実が欲しいという人もいました。

『ワンピース』のカリファが食べたアワアワの実は、スパンダム長官が持ってきたものでした。アワアワの実は敵の能力を封じることができ、上手く使えば戦闘でも大いに役立ちます。しかし、アワアワの実の能力は、水に弱いという致命的な弱点がありました。この弱点さえなければ、ナミも負けていたかもしれません。

カリファのその後はどうなったか不明ですが、まだ再登場の可能性もあります。再登場するとなれば、アワアワの実がさらにパワーアップしていることあるでしょう。アワアワの実の能力を持つカリファの再登場を期待しながら、『ワンピース』の今後の展開を楽しみに待ちましょう。