【ワンピース】エースのタトゥーに込められた意味とは？泣けると話題に

『ワンピース』に登場するエースは、主人公のルフィが兄弟としての盃を交わした一人になり、兄弟のように育ってきた仲間です。残念ながらエースは『ワンピース』でこれまでで一番大きい戦争でもある頂上戦争にて、命を落としています。エースといえば体に入ったタトゥーが印象深い人も多いでしょう。この記事では、エースのタトゥーにまつわる意味などについて紹介していきます。

『ワンピース』は少年漫画になり、作者は尾田栄一郎さんです。日本の漫画の中でも知名度は上昇中で、今では『ワンピース』の名を知らない人はいないでしょう。1997年より週刊少年ジャンプで連載を開始しており、現在は単行本が100巻を超え、アニメは1000話を突破しました。

25周年を迎える『ワンピース』はストーリーはもちろんのこと、ファンの期待も膨らんでいます。映画の公開では多くの来場者が訪れており、年代問わず人気のあるアニメとして日本を代表しています。

『ワンピース』は主人公のルフィ率いる麦わらの一味が、海原を旅していき多くの人との出会いや別れ、戦い模様を描いています。ルフィは海賊王になるために戦いを繰り広げていますが、明るく活発な少年というイメージを持っている人も多いでしょう。涙なしでは見られないシーンも多くあり、この記事で紹介をするエースの最後のシーンも話題になりました。話題になることが多い『ワンピース』の多くのシーンでは、感動を呼んでいます。

エースには左腕と背中にタトゥーがあり、これまではスペルミスを指摘されている形でネタとされてきました。しかし、スペルミスではなく込められた意味があったのです。ここからは、エースのタトゥーに込められた意味、背中のタトゥーマークが変更されたのか否かについて紹介していきます。

エースは基本的に上半身が裸のため、タトゥーが見やすいキャラです。左腕に大きく刻まれたタトゥーは、多くの人が目にしたことがあるでしょう。エースの左腕のタトゥーには「ASCE」と書かれており、Sにはバツ印が付いています。エースというつづりは「ACE」となるため、Sを間違えて入れてしまったのではないかという憶測の声が多く挙がりました。

エースは少しそそっかしい性格をしているため、タトゥーのつづりを間違えてスペルミスをしたのではないか？といわれています。しかし、その後の『ワンピース』の扉絵にて、エースのタトゥーはスペルミスではないことが判明しました。

エースの左腕のタトゥーに込められた本当の意味として挙がるのが、サボの存在です。サボはエースとルフィの3人で兄弟の盃を交わしており、エースとサボが長男、ルフィが弟としています。そこで、サボの名前の頭文字でもあるSを入れたのではないかとされています。Aはエース、Sはサボ、Eは元々Lの可能性でルフィというように、三兄弟の頭文字を入れていたのではないでしょうか。

その後、サボが生存はしていますが、エースの元には死んだという情報から名前を消して無理やりACEの表記にしたのが、本当の理由といわれています。実際に『ワンピース』の61巻596話の扉絵では三兄弟が大人になった姿と、エースの左腕のタトゥーはSにバツ印の文字は無く、ACEの表記だけになっているのです。

エースのタトゥーは左腕だけではなく、背中にも大きく入っています。エースの背中のタトゥーは『ワンピース』の18、25、45巻で確認できます。エースの背中のタトゥーは元々卍マークが入っていましたが、その後は十字架マークへと変更されていることが分かるでしょう。背中のタトゥーマークが変更された理由として、『ワンピース』が海外でも人気があることが関係しています。

卍マークは海外でナチスマークとして知られており、あまり好まれていません。海外進出するにあたり、人気キャラでもあるエースの背中に卍マークがあるのは、あまり好ましくないでしょう。そのため、受け入れられやすい十字架マークに変更したとされています。

エースのタトゥーについて紹介してきましたが、ここからはエースが復活する可能性について紹介していきます。頂上戦争にて命を落としたエースは『ワンピース』でも主要キャラに近い存在のため、復活を望む声も多く挙がっています。しかし、復活の可能性は低いといわれている理由について見ていきましょう。

エースはメラメラの実の能力者でしたが、現在はサボがメラメラの実を食べて能力者になっています。悪魔の実の能力者が移り変わっていることから、エースの復活はないに等しいといえるでしょう。メラメラの実はすでにサボに受け継がれたため、エースが仮に復活をしても悪魔の実の能力者ではない人物ということになります。

エースは頂上戦争にて命を落としていますが、その際の描写では赤犬がエースの体を貫いている様子が描かれています。これまで『ワンピース』で死亡したが復活を果たしたキャラの多くが、エースのように致命傷を負っている様子が描かれていません。そのため、復活したキャラも多くいます。しかし、エースはしっかりと致命傷を受けているシーンが描かれているため、復活はないといえるでしょう。

ビブルカードは生存している相手が、どの方向に居るのかを示してくれます。命が無くなるとビブルカードも消滅する仕組みになっており、エースが死亡した際にビブルカードが消滅するシーンも描かれていました。そのため、エースは完全に消滅したものとされています。

『ワンピース』の作者でもある尾田栄一郎さんは、テレビにて明石家さんまさんと対談した際、「エースの復活はあるか」の質問に対して「NO」と答えています。これまでは作中から予想されていたエースの復活ですが、作者の口から復活はないと発言されたため、エースの復活はゼロに近いものといえるでしょう。

作中では命を落としているエースですが、ファンはいまだに健在で多くの人に愛されているキャラの一人です。アニメではエースの声にも注目する人が多く、誰が担当しているのか気になる人も少なくありません。ここでは、エースの声優について紹介していきます。

エースの声を担当しているのは、声優界でも有名な古川登志夫さんです。古川登志夫さんはエース以外にも、多くの代表作で有名キャラの声を担当しています。かっこよさ溢れる声をしており、エースの兄貴分キャラにぴったりという声が多く挙がりました。

古川登志夫さんは上記のように、多くのキャラを演じています。中でも、『ドラゴンボール』のピッコロは印象深いという人も多いでしょう。

エースに対する世間での評判として多いのが、やはりかっこいいという声です。男性女性問わず人気があるため、多くの人がエースの生きざまがかっこよかったという感想で溢れています。エースは熱い男というイメージが強いため、かっこいい姿に対しての意見が多くあります。

その他には、エースが死亡したことに対する声が多くあります。中には復活を願う声も少なくないですが、復活はゼロに等しいため悲しいという意見も多く挙がっています。

エースのタトゥーの意味が分かって鳥肌が立ったという感想もありました。このように、エースのタトゥーの意味に注目したり、その意味を知って感動している方も多いようです。

ここからは『ワンピース』で見られる男気のあるエースが、現実世界にいたらどのような感じなのか紹介していきましょう。

エースはルフィの兄貴分だったため、兄として最適といえるでしょう。兄としての役割をしっかり果たす性格ですし、下を守るためには命も惜しみません。そのため、守ってくれる存在として誇りに思える兄になること間違いありません。

エースが友達だった場合、とても楽しい時間を過ごせる相手と感じるでしょう。人の話をよく聞き、アドバイスもエースなりにしてくれるはずです。仲間思いなエースですから、困ったことがあれば体を張ってでも解決に導いてくれることでしょう。

エースが彼氏だった場合、彼女をしっかり守ってくれる存在になるでしょう。男気溢れているエースですが、彼女の前ではまた違った一面を見せてくれるかもしれません。自分だけに見せる姿に対して、女性はさらに好きな気持ちが増すかもしれません。

エースのタトゥーはスペルミスなのではないかといわれていましたが、実はスペルミスではなく大きな意味が込められていることが判明しています。左腕に込められた意味を踏まえて、再度エースの登場シーンを見返すのもおすすめです。