【ナルト】はたけカカシと結婚したのは誰？これまでの活躍や声優を紹介

『NARUTO-ナルト-』に登場するはたけカカシは、うずまきナルトの恩師であり、うちはサスケや春野サクラの担当上忍を務めていました。カカシの結婚について解説する前に、カカシのプロフィールや『NARUTO-ナルト-』の作品について紹介します。

2015年『NARUTO-ナルト-』の連載完結記念で行われた、NARUTO展の入場者特典『新伝・風の書』で、人気キャラである、はたけカカシの素顔が明らかになり、ファンの間で「超イケメン」と話題になりました。カカシは普段、額当てで左目を隠し、顔の下半分をマスクで覆って、素顔を見せることはありませんでした。幼少期から顔の下半分をマスクで覆っており、素顔が謎とされていたため、ナルトたちが素顔を暴こうと計画しますが、毎回失敗に終わっています。

暗部も五代目火影・綱手の承諾を得て、素顔を調査しようと動きますが、失敗したとサイが語っていました。作中で唯一、カカシの素顔を見ているのは「ラーメン一楽」のテウチとアヤメの親子です。2人の反応から、カカシの素顔はかなりイケメンなのではないかと言われていました。ファンの予想的中となったカカシの素顔は、アニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』の第689話「特別任務」でも描かれています。

『NARUTO-ナルト-』は1999年から2014年、週刊少年ジャンプ（集英社）で連載されていた岸本斉史による漫画作品です。超常的な能力を使い活躍する忍たちのバトルアクションに加え、仲間たちの友情や復讐、師弟との絆が細かく描かれ、読者を魅了していきました。世界各国でアニメ化、映画化や舞台化など、多くのメディアミックスが展開されている人気作品です。

物心つく前に両親を亡くした主人公・うずまきナルトは、火の国・木の葉隠れの里を治める「火影」になることを目指し、日々努力を重ねていた落ちこぼれ忍者です。しかし、ナルトには里を襲い甚大な被害を及ぼした、九尾の狐が封印されており、そのせいで周囲の人々から忌み嫌われていました。辛い環境の中で、挫けそうになりながらも、仲間や師との出会い、別れを経験し、立派な忍へと成長し活躍していきます。

イケメンな素顔が判明し、世間に衝撃を走らせたはたけカカシは結婚したのでしょうか？『NARUTO-ナルト-』の人気キャラ・はたけカカシの結婚や相手について調査しました。

五代目火影・綱手の後継者として、六代目・火影となったはたけカカシは結婚していません。カカシのプライベートは明らかにされておらず、ファンの間で様々な憶測が飛び交っていました。『NARUTO-ナルト-』の作中では、ナルトを始めとする多くのキャラが大人へと成長し、結婚していきました。教え子たちが結婚する中、カカシも同様に誰かと結婚したのではないかと考察されています。

カカシの結婚相手として噂されていたのが、シズネです。しかし、作者の岸本斉史がインタビューで「カカシは独身のまま」と語っており、カカシが結婚していないことが明らかになったのです。

結婚していないことが明らかになったはたけカカシですが、もし結婚するとすれば、誰が候補となるのでしょうか？ここからは、ファンの間で浮上したカカシのカップル候補について、紹介していきます。

はたけカカシの結婚相手の候補1人目は、のはらリンです。リンはカカシの元同期で、かつてミナト班で一緒に任務をこなしていました。カカシに対して密かに思いを寄せており、カカシもリンの気持ちに気付いてはいたものの、同じ班のうちはオビトがリンに片思いをしていたことから、「俺じゃなくオビトを見てやれ」と距離を置きました。ある日、リンは雲隠れの忍にさらわれ、三尾の人柱力にされてしまいます。

カカシはリンを救出し、敵に追われながらもどうにか木の葉隠れの里に戻ろうとしていました。しかし、リンの中の三尾は、木の葉隠れの里に到着したと同時に発動されてしまいます。そのことを危惧したリンは、カカシが敵に向けて千鳥を撃った瞬間を狙い、自ら飛び込んだのです。「最後は大好きな人の手で死にたかった」と亡くなってしまったリンは、カカシにとっても大切な人でした。リンが生存していたら、カカシの結婚相手に一番近い存在だったと考えられています。

はたけカカシの結婚相手の候補2人目は夕日紅です。カカシと同期である紅は、幻術を得意としています。木の葉隠れの里に暁のうちはイタチと鬼鮫が急襲した際、カカシとともに応戦し、満身創痍になりながらも撃退しました。2人の見事な連携攻撃から、結婚する可能性も予想されていましたが、紅は同期の猿飛アスマとカップルとなっていたため、カカシの結婚相手候補からは除外されました。

はたけカカシの結婚相手の候補3人目は照美メイです。カカシが六代目火影を務めている時に、五代目水影であったメイは、第四次忍界大戦で死線を潜り抜けた同志でもあります。その当時、30歳だったメイはカカシと同年代であり、結婚する可能性も大いにあると考えられていました。作中では、シカマルとテマリ、チョウジとカルイのように違う里出身のキャラがカップルになっています。この例から、現在も独身であることが判明しているメイは、カカシの結婚相手に近い存在だと言われているのです。

はたけカカシの結婚相手の候補4人目はシズネです。カカシの結婚相手有力候補になっているシズネは、カカシの一つ年下で五代目火影・綱手と七代目火影・ナルトの秘書を担当していました。このことから、カカシが六代目火影を務めている時にも、秘書を担当していたのではないかと言われており、作中での描写はなかたものの、密かに親交を深めていた可能性もあると考えられています。意外なキャラ同士がカップルになっていることも含めると、カカシとシズネの電撃結婚発表も有り得ると噂されていました。

なぜ、はたけカカシが結婚しないのか、その理由は結婚に対して臆病になっているからです。忍として生きてきた中、カカシは多くの大切な存在を失ってきました。尊敬する父、親友のオビト、リン、恩師のミナトが立て続けに命を落とし、カカシの心に深い傷を残してしまいます。その後も、三代目火影・ヒルゼン、同期のアスマ、自来也など、多くの仲間や師が亡くなりました。忍として生きていく以上、死と隣り合わせであることは避けられない運命です。

カカシ自身も忍であるため、結婚しても大切な人を残して死んでしまう可能性もあります。頭では理解していても大切な人の死は、カカシにとっても非常に辛いことだと推測されます。しかし、ナルトの「死んだ仲間の意志は生きている者たちの心の中で生き続ける」の言葉に、カカシは少しずつ救われていきましたが、自身の結婚にはまだ、向き合うことができないと考えられています。

結婚有力候補のシズネや、カップル相手が誰になるのか様々な噂が浮上したはたけカカシは、『NARUTO-ナルト-』の作中で、多くの活躍や名言を残しています。ここからは、カカシのこれまでの活躍や死亡説、印象に残った名言3選を紹介しましょう。

はたけカカシには「木の葉の白い牙」の異名を持った、父・サクモがいました。カカシが7歳の頃、命令を無視し、人命救助を優先したために任務を失敗させてしまい、心身共に衰弱したサクモは自殺してしまいます。父の汚名を背負うことになったカカシの性格は、この一件がきっかけで大きく変わり、規則やルールに固執していくようになりました。その後、ミナト班で一緒のオビトとは考え方の相違で衝突しています。

ある日、ミナト不在で行っていた任務中、リンが敵にさらわれる事態に陥りました。「仲間を見捨てる奴はクズ」と言う、オビトの言葉に心を揺さぶられたカカシは、一緒にリンを救出することに成功します。しかし、カカシは敵の攻撃からオビトをかばって左目を負傷、オビトはカカシとリンを守る強い覚悟から写輪眼を開眼させるも、右半身を岩に潰され、カカシに左目の写輪眼を移植させました。オビトの意志を受け継いだカカシは、写輪眼を使いコピー忍者として名を馳せることになったのです。

はたけカカシは、『NARUTO-ナルト-』の作中、ペインによる木の葉隠れの里襲撃の際に一度死亡しています。しかし、ナルトがペインの本体である長門と対話したことにより「外道・輪廻転生」を発動し、ペインの攻撃で犠牲となったカカシを始め、ヒナタやシズネたちも無事生還できました。

父や親友、恩師たちの死を乗り越えながらも、結婚に対して臆病になっているはたけカカシですが、彼は『NARUTO-ナルト-』の作中で多くの名言を残しました。ここからは、はたけカカシの心に残る名言3選を紹介します。

ナルト・サスケ・サクラの第七班が、初めて大きな任務に就いた際に言った名言です。波の国で橋職人をしているタズナの護衛中、元忍刀七人衆の一人・桃地再不斬に襲撃されます。再不斬の放つ殺気に、普段は強気でお調子者のナルトも怖気づいてしまいました。その時、カカシは安心させるかのようにこのセリフを告げ、ナルトたちは落ち着いて戦いに挑むことができたのです。

この名言は、親友だったオビトが言っていたセリフです。オビトと死別後、担当上忍として試験管を務めていたカカシは、仲間を大切にしない忍は全て不合格にしていました。忍としての掟を守ることも必要ですが、仲間を大切に思う気持ちが何よりも重要だということを、ナルトたちに教え、オビトの意志を守るカカシの気持ちがうかがえます。

第四次忍界大戦で、穢土転生した再不斬と白に対してはたけカカシが言った名言です。第七班初の大きな任務で、ナルトたちは再不斬や白との激闘を制しました。再不斬と白は死亡してしまいますが、穢土転生された2人とカカシは再び戦うことになります。その時、ナルトたちが立派な忍へと成長するきっかけとなった2人に感謝の言葉を告げたのです。いつも教え子たちのことを思う優しいカカシが感じられるシーンとなっています。

はたけカカシの活躍はアニメでも見ることができます。ここからは、アニメ『NARUTO-ナルト-』で、はたけカカシの声を担当した声優について紹介します。

アニメ『NARUTO-ナルト-』ではたけカカシの声を担当しているのは、声優の井上和彦です。低音で優しく響く声ではたけカカシの魅力を演出し、ファンからも「井上さんのはたけカカシがかっこよすぎて結婚したい」と人気を博しました。

井上和彦は1954年3月26日生まれ、神奈川県横浜市出身の声優・ナレーターです。ボウリング場勤務時代の元同僚が声優志望であった為、一緒にテレビタレントセンター東京校を受け合格します。養成所卒業後、講師だった声優の永井一郎の薦めで青二プロダクションに所属しますが、なかなか仕事をもらえず悔しい思いをしていました。その後、『一休さん』で初めて名前のある役を得て、『キャンディキャンディ』でアンソニー役に抜擢されます。現在は声優業の他に、舞台俳優や音響監督としても活動しています。

声優・井上和彦の主な出演作品は、『タッチ』新田明男、『美味しんぼ』山岡士郎、『機動戦士Zガンダム』ジェリド・メサ、『ジョジョの奇妙な冒険』カーズ、『夏目友人帳』ニャンコ先生、『今日からマ王！』フォンクライスト卿ギュンターなど、数多くの人気アニメで活躍しています。

はたけカカシの結婚について、様々な声があがっていました。作中で、多くキャラが結婚していく中、カカシだけが独身でいることに感謝してはいるものの、カカシの子供を見てみたい願望もあると言うファンも多くいるようです。

はたけカカシのような、優しい人と結婚したいと言った願望を呟いている人もいます。カカシに一目惚れした女性は多く、現実に彼のような人間がいないか探していると言った声もありました。

はたけカカシとシズネが結婚すれば良かったのにと、感じている声も多数ありました。一生独身でいるよりも、誰かとカップルになって幸せに暮らしてほしいと願う人もいるようです。

『NARUTO-ナルト-』で活躍したはたけカカシは、結婚していないことが判明しました。作中では多くのカップルが誕生し、カカシもいつか結婚するのではないかと言われていましたが、作者本人から「カカシは独身」だと語られています。カカシファンからは「結婚して幸せになってほしい」や「ずっと独身でいて」など、様々な意見があがっていました。今後、カカシが結婚するのかどうか、現在連載されている『BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS』に注目です。