【メイドインアビス】オーゼンのかわいいシーンまとめ！魅力や性別についても

リコとレグがアビスの二層に到達することができると、そこに存在していた監視基地（シーカーキャンプ）を訪れ不動卿と呼ばれるオーゼンと出会いライザの秘密やリコの出生について情報を手に入れました。ここではオーゼンのプロフィールをまとめ、メイドインアビスの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。

オーゼンは監視基地の防人を務めている白笛の探窟家です。2メートルを超える長身と黒い服装に身を包んだ老齢の美女で、愛弟子としてマルルクを傍に置いています。白笛になってから50年以上生き延びている探窟家で、過去にはライザの師匠であったことを明かしています。

メイドインアビスはつくしあきひとによってWEBコミックガンマにて連載されている漫画作品です。謎が残る巨大な縦穴アビスの奈落に探窟家となったリコとレグが挑んでいく物語が描かれており、可愛らしい絵柄に反してグロテスクな世界観が広がっているギャップ描写が大きな話題を呼びました。2020年2月時点でシリーズ累計発行部数は333万部を突破しています。

底が見えない巨大な縦穴・アビスにロマンを感じていたリコは、偉大な探窟家だった母のようになることを夢見て奈落に挑んでいました。そんなある日命の危険を少年そっくりのロボットが救うと、リコはロボットを地上に持ち帰り記憶喪失だった彼にレグと名前をつけました。後日、地上にリコの母から送られた封書が届くと、そこには「奈落の底で待つ」と書かれていました。その内容に決心を固めたリコはレグの秘密を明かすためにもアビスの底を目指していきます。

オーゼンが初めて登場した時はリコたちよりも遥かに大きい身長と裏がありそうな見た目から怖い印象を読者に与えましたが、実際にリコたちと交流を深めていくと優しい性格とかわいいシーンが魅力的と評されるようになりました。ここではオーゼンのかわいいシーンや魅力・性別についてまとめていきます。

オーゼンとライザは師弟関係でしたが、ある日ライザはオーゼンに対していきなりトーカと結婚したことを明かしたとされています。唐突な報告にその時のオーゼンは呆然とした顔を浮かべており、まるで愛しい娘がいきなり結婚して悲しんでしまう親のようになっていました。

ライザは深界六層に足を踏み入れる前にオーゼンに対してある約束を取り付けました。その約束は後にアビスの奈落を目指すであろうリコのことでした。リコがオーゼンのいる監視基地に辿り着いた時には、彼女に色んなことを教えてあげてほしいと言い残し、オーゼンはリコがたどり着いた時にその約束を果たしました。

オーゼンはリコとレグに対してアビスを生き抜くための鍛錬をしてあげますが、その指導はとても厳しく鬼教官のように描かれていました。しかし、鍛錬を乗り越えた2人がオーゼンの元を離れて先に進もうとした時には、部下たちを引き連れて彼女らの見送りをしてあげました。

長身で全体的に黒い見た目をしているオーゼンは、リコとレグに冷たい態度を取っていたことも相まって怖い人という印象を持たれていました。しかし、2人のことを思って厳しい鍛錬をつけてあげたり、アビスやライザにまつわる謎を丁寧に説明してあげたりと時折優しい本性を見せていました。

冷たい態度を取っておきながらリコとレグの面倒をしっかり見てあげているように、オーゼンは作中屈指のツンデレと称されています。気絶寸前のデコピンをするなどツンの部分が多少過激ではありますが、その分デレた時のギャップはとても魅力的でついかわいいと思ってしまう瞬間です。

オーゼンにはマルルクという可愛らしい弟子がついていますが、本来マルルクは監視基地にいた子供ではなく墜落した飛行船で生き残っていたのを助けてあげた子供でした。マルルクに対してもオーゼンはリコとレグと同じようにある程度距離を取って見守っており、作中でも「子供騙しは嫌いだよ」とセリフを残しています。

長身が目立つオーゼンですが、イスに座る時や人と話す時は長身であることを忘れてしまうほど酷い猫背になります。この猫背の時のオーゼンが縮こまるように丸くなっており、その姿勢がかわいいと評判になりました。

オーゼンの髪型は全体的に黒くメッシュのように白が混じっており、この独特な髪型がかわいいと評されています。なお、オーゼンの髪が独特であるのには理由があり、アビスの呪いと言われている上昇負荷によって頭皮が捻じれてしまったのを隠しているとされています。

ネット上にてオーゼンの性別が男ではないかと噂されるようになりましたが、オーゼンの性別は女性と明確にされています。作中でリコとレグが初めてオーゼンと出会った時のコマで『この女が』と記されています。その時のコマでは胸のふくらみもあったため、オーゼンの性別は女と断定できるでしょう。

監視基地に登場して以降オーゼンの活躍はしばらく描かれませんでしたが、メイドインアビス単行本6巻の番外編にて再登場を果たしました。そのエピソードでは地上の街オースで原因不明の病気が突然発生したことが描かれており、オーゼンはその病気についてジルオから相談をされていました。病気についてオーゼンも分からないと答えており、今後その研究や解決策を見つけるためにオーゼンが活躍する可能性が考えられるでしょう。

見た目に反してかわいくて優しいオーゼンでしたが、彼女は白笛に相応しい実力を隠し持っており作中でも圧倒的な強さを披露する場面が描かれていました。ここではオーゼンの強さや武装についてまとめていきます。

オーゼンの白笛にまつわる伝説は怪力に関するものがほとんどで、『大人が30人乗ったゴンドラを1人で引き揚げた』『10メートル以上の岩を1人で持ち上げた』と言われています。リコがオーゼンに引っ付こうとした時は吹き飛ばすほどのデコピンをしており、単行本４巻の特典には『怪力おばあさん』と書かれていました。

探窟に向かう際にオーゼンは大きな鎧を身に着けます。大きな鎧はオーゼンの全身を覆う全身鎧のようなもので、頭部が笠のようになっているのが特徴的です。大きな鎧にどのような能力や耐久力が備わっているのかは不明ですが、アビスの探窟に向かう時は必ず身に着けています。

千人楔（くさび）は一級遺物と言われている代物でオーゼンの身体に埋め込まれています。千人楔は一刺しで千人力を得ると言われており、オーゼンはそれを120カ所に刺しています。上述したオーゼンの怪力はこの千人楔によって実現されています。

オーゼンはリコが知らなかったライザの秘密を知っていた重要な人物で、アビスの謎や今後のストーリー展開を考察していく上で彼女の人間関係を紐解くことは必要不可欠です。ここではオーゼンとマルルクやライザとの関係についてまとめていきます。

マルルクとは現行の師弟関係で、主にオーゼンはマルルクに監視基地の雑用を命じています。ジェスクーという国から飛行艇でアビスに訪れ、その船が墜落してしまい唯一マルルクが生き残っていたのをオーゼンが拾ってあげました。マルルクは日光に弱い体質をしていたことからオーゼンは屋内でできる仕事を彼に与えています。

ライザとは過去に師弟だった関係でリコが生まれる前から知り合っています。物語の序盤でライザは死亡した扱いを受けていましたが、後日ライザの手紙と白笛が地上に届けられリコに衝撃を与えました。その白笛を届けた人物がオーゼンであり、ライザが六層以降に向かう際に約束を守るよう言われるとその後現れたリコの面倒を見てあげることになりました。

オーゼンがリコの面倒を見てあげた理由は予めライザと約束をしたからです。出会ったばかりの頃はライザが既に死んでいる、封書の字はライザのものではないとリコに対して心ない言葉をかけていましたが、これらの冷たい態度はより過酷になっていくアビスの深界を生き抜いていくための覚悟をつけさせるためでした。

メイドインアビスの人気に伴ってメディアミックスが展開されるようになると、2017年7月からアニメ版が放送されました。放送当時は映像化されたアビスの世界はもちろん、個性的なキャラクターに有名声優が当てられたことも話題になりました。ここではオーゼン役を務めた声優についてまとめていきます。

オーゼンを演じた声優は大原さやかさんです。メゾソプラノの声質で幅広い女性キャラクターを演じている人気声優で、お姉さんのようで聞きやすい声が持ち味であることからCMのナレーションや店内アナウンスなどでも活躍しています。

オーゼンのかわいいシーンや優しい一面についてまとめてきましたが、メイドインアビスを愛読しているファンの間ではどのような評判を受けているのでしょうか？ここではオーゼンに寄せられたコメントから彼女のキャラ人気を明かしていきます。

ファンの間でオーゼンの人気はとても高く思っていたより優しい人、最初は嫌いだったけど段々好きになったという意見が多く寄せられていました。オーゼンの内面が明かされていくにつれて読者からの人気を獲得していっています。

オーゼンの人気の理由として最も多く見受けられた意見はツンデレであることでした。容赦のないツンとそれでもちゃんと面倒を見てあげているデレのギャップはとても大きく、その部分に大勢の人が魅了されているようでした。

オーゼンが人気である分しばらく活躍が描かれていないことを嘆くコメントも寄せられていました。現状のオーゼンはリコとレグが監視基地を出てから登場しておらず、番外編に再登場してからもまだ活躍らしい活躍を残していません。ファンとしてはやはり好きなキャラクターに活躍してほしいものでしょう。

オーゼンは冷徹で暗い妙齢なキャラクターと思われていましたが、実際はとても優しい性格でツンデレが激しくかわいいキャラクターでした。リコとレグにした指導はとても厳しいものでしたが、それがなければ2人が現在もアビスで生き残ることはなかったでしょう。今後オーゼンが再び登場し活躍してくれることに期待しておきましょう。