【リコリスリコイル】死亡キャラを一覧にして紹介！主人公の千束はどうなる？

『リコリスリコイル』は2022年7月より、アニメオリジナル作品として放送開始されました。公式の略称は『リコリコ』です。『リコリスリコイル』は「リコリス」と呼ばれる殺人技術を身に着けた能力の高い少女たちのお話しです。少女たちが所属する治安維持組織「DA」が話の主軸になっています。そんな「DA」が支部として用意したのが「喫茶リコリコ」といい、主人公の綿木千束が働いていました。底抜けに明るい千束ですが、その裏の顔は「DA」の中でも歴代最強の能力を持った「リコリス」だったのです。

アニメ『リコリスリコイル』のOPテーマは、ClariS（クラリス）が歌う「ALIVE」です。また、EDテーマは、さユりが歌う「花の塔」です。両曲ともに、アニメと同じく話題となり人気の高い曲となり、「ALIVE」はClariSの公式YouTubeチャンネルで400万回近く、「花の塔」はアニプレックス公式YouTubeチャンネルにてノンクレジットムービーが600万回近く再生されています。

2022年7月にオリジナルアニメとしてスタートした『リコリスリコイル』でしたが、その人気の高さを受けて「月刊コミックフラッパー」にてアニメと同名の『リコリスリコイル』として連載がスタートされました。コミックス1巻も同年12月に発売が決定し、アニメとはまた違う魅力を発信し続けています。

『リコリスリコイル』では能力の高いキャラクター同士の戦闘シーンが用いられ、物語の主軸も「DA」と呼ばれる犯罪者を抹殺・消去する治安維持組織が舞台となっています。そのため「死亡キャラ」が出てくることは避けて通ることができません。しかし物語の演出上、『リコリスリコイル』では直接的な死亡シーンは少なく「死亡キャラ」が出てきてしまうことが苦手な方でも安心して観ることができる構成となっています。

『リコリスリコイル』には、死亡してしまうのではないかと言われていたキャラクターが存在します。なぜ死亡キャラとして予想されてしまったのか、キャラクターの特性と共に紹介します。

千束が働いている「喫茶リコリコ」の店員で、元DAの情報部員です。任務時には車の運転やヘリコプターの操縦など、千束達の任務のサポート役に徹することが多いです。ミズキはアニメ第4話に「この中に裏切り者がいる…」と、気が付いたことから「もしかしたら裏切り者はミズキ自身なのかも」という予想がたち、リコリスたちによって殺害されてしまう結末もあったため、死亡キャラとして予想されました。

ネットの黎明期からハッカーのウォールナットとして活躍していた正体がクルミでした。アラン機関・DAと両組織から狙われてしまったクルミでしたが、死を偽装して「喫茶リコリコ」に身を隠すことになりました。アラン機関とDAという強大な組織を敵にしているあたり、すぐに生きていることはバレてしまいそうです。いずれはどちらかの手によって、殺害されてしまい「死亡キャラ」になってしまう結末も濃厚なのではないでしょうか。

ロボットの被り物をしているハッカーで、一番のハッカーであることに強いこだわりを持っているようです。吉松からウォールナット（クルミ）の抹殺の依頼を受けたり、吉松の秘書でもある姫蒲から「真島が千束に興味を持つよう」仕向けるよう依頼されたりと、千束達に立ちはだかります。危険な人物とのかかわりも多いようなので、依頼された仕事を失敗するようなことがあれば簡単に殺害されて「死亡キャラ」になってしまう結末もあるかもしれません。

左遷されて「喫茶リコリコ」に行ったたきなに代わって、現在のファーストリコリスであるフキのパートナーとなり、セカンドリコリスになったのが乙女サクラでした。「功績をあげてファースト（リコリス）になりたい」という高い目標を掲げ、千束やたきなに対して挑発を繰り返します。セカンドリコリスになるぐらいですので戦闘能力も高いことが見込まれますが、千束との模擬戦では全く相手になりませんでした。そのことから、実際の戦闘になったときに敵に動きを読まれて「死亡キャラ」となる結末も予想できます。

リコリスの間で千束はとても有名な存在でした。それは、幼少期から「ファーストリコリス」の制服を与えられるほどの能力を持ち合わせていたためです。歴代最強として語り継がれてきた千束は、現リコリスたちにとって伝説のような存在でした。

幼少期から才能あふれる存在でしたが、先天性の心疾患を抱えていたためその命はあまり長くないと思われていました。類まれなる能力を持った千束をこのまま死なせるわけにはいかないと考えた吉松によって、最新型の無拍動人工心臓を移植され、図らずも千束の命は延命されることになりました。

千束の能力は「射撃された弾を回避する能力」です。敵が打ってきた弾丸を華麗によけるシーンが何度も登場しました。この能力で7歳の時に、テロリストから旧電波塔を守ったこともありました。他のリコリスたちには真似できない能力です。また、千束が使用している銃は東京マルイのストライクウォーリアと呼ばれる型の銃だったと思われます。銃マニアの間でも、その作画の再現性が高く評価されたといわれています。

アニメの第9話にて、千束は自身の人工心臓が高電圧によって故障してしまう事態となってしまいました。その時、余命2ヶ月と宣告され死亡フラグが立つことになりました。このことから「最終回で千束は死亡してしまうのではないか」と、死亡キャラとして予想され始めてしまいました。

延空木の戦闘にて、人工心臓に限界が来たために一時、気を失っていましたが無事に回復し真島との最終決戦の臨むことができました。その後、「DA」本部に担ぎ込まれ、新型の人工心臓と交換されたことで一命をとりとめました。

武器商人の取引現場に乗り込んだリコリスのエリカでしたが、その不手際によって犯行グループの人質となってしまいました。そこに現れたのがセカンド・リコリスの井ノ上たきなでした。たきなは上の指示を無視して、その場にいる犯行グループの全員を抹殺してしまいます。たきなは即断行動による命令違反で「喫茶リコリコ」へ左遷されることとなりました。

「喫茶リコリコ」で一緒に働く綿木千束と井ノ上たきなは、正体不明でありながらも凄腕のハッカーの「ウォールナット」の護衛任務を依頼されました。しかし護衛途中、乗っていた車がハッカーのロボ太によって遠隔操作されてしまい、襲撃を受けてしまいます。外に出てしまったウォールナットは銃撃され、殺害されてしまいました。しかし、ウォールナットの殺害は「喫茶リコリコ」の店員でもあるミカによって偽装されたもので、本物のウォールナットは生きており、その正体がクルミということも明かされました。

「DA」に復帰することに躍起になっているたきなは気持ちに余裕がなく、千束からの遊びの誘いにも応じることはありませんでした。千束が健康診断とライセンス更新のために「DA」の本部に向かうことを知ったたきなはそれに同行し、楠木司令へ「DA」の復帰を直談判します。しかし、その願いは一蹴されてしまいました。そこへ、ファーストリコリスのフキとセカンドリコリスのサクラが千束に模擬戦を持ち掛けます。しかし歴代最強の呼び声高い千束に2人で挑んでも苦戦してしまいます。

千束とたきなは一緒に買い物やカフェ、水族館に赴き、休日を楽しみます。たきなは以前から、千束が戦闘時にゴム弾を使用していることが気になっていました。その話を千束に持ち掛けると、千束は「誰かの時間を奪うのは、気分が良くないから」と返答します。しかし、たきはなその返答に納得がいかない様子でした。

千束とたきなは、ALSを患う大企業の重役である松下の護衛を依頼されます。護衛の最中に松下は「自分は機械によって生かされている」と話すと、千束も「人工心臓で生きてる」ことを告白します。そこへ、ベテランの殺し屋でもあるジンが現れ、戦闘になりますが無事に守り抜くことに成功します。しかし、今まで護衛してきた松下は架空の人物であることが判明し、さらにその裏では吉松という「喫茶リコリコ」の常連客の関与があるようでした。

テロ組織の構成員・真島によって多くのリコリスたちが襲撃される事件が頻発していました。そのため、たきなは千束の家で一時、身を隠すことになりました。真島は「DA」をつぶすことを目標にしており、ハッカーのロボ太に接触します。しかし、ロボ太は吉松からの依頼で千束もターゲットにしていましたが、うまく立ち回れていませんでした。その焦りから、千束を襲撃するも返り討ちにあってしまいます。

たきなは、ミカのスマホを覗き見たことで、楠木が千束を「DA」に引き戻そうとしていると考えました。千束を引き戻そうとするほど戦力に余裕がないと勘繰ったたきなは「リコリス」の存続も危ういのではないかと予想しました。そんなときに、フキとサクラが「喫茶リコリコ」にやってきました。2人はミカの後をつけて会員制のバーに潜入したところ、そこには常連客の吉松が現れました。2人の話の内容から千束は「自分に人工心臓を入れたのは吉松」であることを確信しました。

「喫茶リコリコ」は赤字経営が続いていました。このままでは喫茶店の存続が危うくなってしまうので、たきなは経営を抜本的に見直すことにしました。また、喫茶で提供する新メニューも考案することで、黒字回復に成功しました。後日、千束の家に真島が侵入したため、千束はその場から動けない状態が続いていました。たきなが電話をするも千束は電話にでません。異変を感じたたきなはいそいで千束のもとへ急ぐのでした。

たきなはクリニックに到着したものの、千束の人工心臓に細工をした姫蒲には逃げられてしまいました。千束の人工心臓は急激に高電圧で充電されてしまったがため、修復困難となってしまいました。そのため、千束の人工心臓は2ヶ月の余命を残すのみとなってしまいました。その後「DA」に向かった千束は「たきなと共にならDAに復帰してもいい」と「DA」復帰のための条件を提示しました。

クルミとミズキが必死に千束の心臓について調べる姿を見た千束は「喫茶リコリコ」を閉店することを決めました。ミカは千束に振袖をプレゼントすると、今まで殺し屋として育ててきたことに対し深く謝罪をします。一方で、真島に誘拐された吉松がいるであろうアジトに潜入したリコリスたちでしたが、そこに真島も吉松もいませんでした。

たきなは「DA」に復帰したものの、千束やミカと連絡が取れなくなっていました。「喫茶リコリコ」も閉店されており、不安は大きくなっていきます。そんな時、海外へ旅立とうとしていたクルミが、千束の人工心臓がもう一つあることを突き止めます。しかし、その心臓は吉松によって持ち出されていました。一方、延空木で真島を討伐しようと準備を進めていたリコリスたちでしたが、真島によっておこされた大爆発によって、甚大な被害を被ることとなってしまいました。

千束と真島が対峙しているところに、たきなも合流します。2人の力を合わせ、無事に真島を捕らえることに成功しました。吉松とも再会することができましたが、彼が持つアタッシュケースに人工心臓は入っていませんでした。吉松が持ち出した人工心臓は、すでに吉松の体内に埋め込まれていたのです。吉松は千束に「自分を殺して、体内にある人工心臓を取り出す」よう持ち掛けますが、千束はそれを拒否し、吉松を逃がしました。

楠木はリコリスたちに対しDAへの帰還命令をだしますが、たきなは千束の救出に向かいます。千束は人工心臓に限界が来てしまい、一時、気を失って倒れてしまいます。それでも再び目を覚ました千束は立ち上がり、真島と戦闘することになります。千束は真島と共に延空木から落下しますが、たきなによって救出されました。千束の人工心臓はすでに限界を迎えようとしていましたが、たきながDA本部に千束を担ぎ込むと、新型の人工心臓と取り換えることに成功しました。

目が覚めた千束でしたが、リリベルを差し向けた経緯を考えるといずれ殺処分になるのではないかと感じ、DAから脱出し伊良部島に逃走しました。その後、たきなも合流し「喫茶リコリコ」のメンバーと共にハワイでキッチンカーで喫茶店を再開することになりました。

メインキャラクターの死亡は少ないまま、アニメ『リコリスリコイル』は結末を迎えました。しかし、2023年には第2期の制作が決定しています。コミカライズもされていますが『リコリスリコイル』はアニメオリジナルストーリーです。そのため、先のことはまだわからず、今後、死亡キャラが増えてしまう結末も十分考えられます。

こちらの投稿がポストされた時期は、まさに『リコリスリコイル』のアニメ放送の真っただ中でした。アニメ『リコリスリコイル』が進んでいくうちにどんどんと死亡キャラの予想がたてられ、不安に思う人も多くいた時期だったのではないでしょうか。結末が予想できないオリジナルストーリーだったため、毎週楽しみと不安が入り混じりながらアニメを見ている人も多かったようです。

こちらの投稿がポストされたのは、アニメ『リコリスリコイル』が最終回を迎える前でした。千束が抱える人工心臓がどうなるのかわからないまま、激しい戦闘を行っていたのでその結末が千束の死亡になるのではないかと不安になってしまったようです。夢にまで影響されてしまうなんて、千束や物語の結末に大きな不安を抱えていたのかもしれません。

『リコリスリコイル』の登場人物の中で死亡キャラを予想してきました。本作は昨年の夏に第1期の結末を迎えましたが、死亡キャラに主要人物や予想されたキャラは含まれていませんでした。しかし、2023年に第2期の『リコリスリコイル』の制作が発表され、もしかしたら新しい物語の中で死亡キャラが増えてしまう結末もあるかもしれません。今から新しい『リコリスリコイル』に大きな期待をして待ちましょう。