【リコリスリコイル】ちさと(錦木千束)の死亡フラグとは?結末を徹底考察
『リコリスリコイル』の主人公・ちさとには、作中で死亡フラグがたくさん立っています。史上最強のリコリスと称されている彼女には、今のちさとに至ったとある過去があるのです。本記事では、ちさとが死亡する可能性について紹介すると共に、彼女の結末を考察していきます。
目次
【リコリスリコイル】ちさとはかわいい主人公
『リコリスリコイル』には、裏表のない明るい性格をしたかわいい主人公・錦木千束が登場します。普段は喫茶店で働いている彼女には、主人公でありながら死亡フラグが立っているのです。ちさとの死亡説について紹介するまえに、彼女のプロフィールと過去について紹介します。
ちさと(錦木千束)のプロフィール
- 名前:錦木千束(にしきぎちさと)
- 年齢:17歳
- 誕生日:9月23日
- 身長:162cm
- 血液型:AB型
ちさとは喫茶リコリコで自称・看板娘として働く女性です。しかし、その正体は治安維持組織・DAのファーストリコリスでした。彼女は史上最強のリコリスと称されています。7歳の時、大きな事件を解決したことでリコリスの間では有名人です。普段はDAが対応しない民間の困りごとを解決しています。
ちさとの過去
ちさとは7歳の頃から、リコリスとして活動していました。彼女は電波塔事件と呼ばれる、東京のシンボルである巨大な電波塔が破壊された事件を1人で解決したのです。ちさとの活躍により、東京の治安は維持さました。彼女はこの一件を経て、史上最強のリコリスと呼ばれるようになったのです。しかし、活躍した本人は事件について語ろうとしません。
ちさとの武器や強さ
任務にあたるリコリスは、通常、銃を武器にして戦います。ちさとも銃を使用しますがゴム弾を使用しており、実弾は使用していません。さらに、ちさとが使用しているゴム弾は、遠距離からでは命中しにくい特別製になっているのです。そのため、至近距離まで近づかないと敵に当たりません。これは、彼女自身の敵を殺さないという信念から来ています。メイン武器として、デトニクス・コンバットマスターという銃を使用していました。
リコリスリコイルの概要
『リコリスリコイル』は、2022年7月から放送された日本のアニメーション作品です。日本のアニメ制作会社のA-1Picturesによって制作された、オリジナル作品になります。2023年2月には、新作アニメーションの制作が発表されました。
リコリスリコイルのあらすじ
犯罪者を極秘に抹殺する治安維持組織・DAには、殺人技術を身に付けた少女・リコリスという存在がいました。彼女たちを女子高校生に偽装して街に潜伏させることで、日本の治安を守っていたのです。歴代最強と称されるリコリス・錦木千束が働いている喫茶店に、DA本部から井ノ上たきなというリコリスが異動してきました。異動に納得がいかないたきなでしたが、次第にちさとの絆を深めていき、これまでの生き方を改めていきます。そん中、治安の良さに不審を抱く者が動き始めていました。
【リコリスリコイル】ちさとの死亡フラグや可能性
主人公のちさとには、ある設定から死亡する可能性があると言われていました。しかし、『リコリスリコイル』第1期の最後では、元気な姿で登場しています。なぜちさとに死亡フラグが立っていたのでしょうか。ここでは、『リコリスリコイル』第1期を基に、ちさとが死亡する可能性があると言われていた理由について、4つ紹介します。
死亡フラグ①ちさとの人工心臓
1つ目のちさとが死亡する可能性があると言われている理由は、彼女の心臓が人工のものであるからです。『リコリスリコイル』第5話で、ちさとは人工の心臓であることが判明しました。人工心臓を提供したのは、さまざまな分野で天才を探し出し支援するアラン機関だったのです。アラン機関はちさとに殺しの使命を与えましたが、彼女は殺しを拒みました。アラン機関はその状況を良しとしなかったため、ちさとの心臓の寿命を縮めるために高圧電流を流したのです。
死亡フラグ②リコリスの花言葉
2つ目のちさとが死亡する可能性があると言われた理由は、リコリスの花言葉にあります。リコリスには彼岸花の学名であり、死を連想させる花です。彼岸という言葉自が、死を連想させます。また、リコリスの小隊長クラスが来ている服も、彼岸花と同じ赤色です。以上のことから、作品の主人公であるちさとの死亡フラグが立ちました。
死亡フラグ③OPのシーン
3つ目のちさとが死亡する可能性があると言われた理由は、アニメのOPシーンです。OPでは、道の左側を歩くたきなと右側を歩くちさとが描かれています。ちさとは歩きながら、たきなのお尻を軽くキックするのです。その後、たきなもやり返します。このOPシーンが『スタンド・バイ・ミー』に出てくるシーンと似ているのです。『スタンド・バイ・ミー』では、道の右側を歩いていた男の子が死亡します。以上のことから、OPで道の右側を歩いていたちさとに死亡フラグが立ったのです。
死亡フラグ④EDの最後の部分
4つ目のちさとが死亡する可能性があると言われた理由は、アニメのEDシーンです。ED最後のシーンでは、彼岸花を持つちさととちさとの口の辺りに銃口を向けているたきなが描かれています。描写からすると、ちさとがたきなに殺される可能性があると捉えられるのです。
【リコリスリコイル】ちさとの最後や結末を解説
『リコリスリコイル』の主人公・ちさとには、死亡フラグが立っていますが、アニメ第1期で死亡しませんでした。では、真島との戦闘後、彼女はどのような結末を遂げたのでしょうか。ここでは、アニメ第1期で描かれたちさとの最後について紹介します。
結末①ちさとの信念である「いのちだいじに」
作中では、ちさとの信念である「いのちだいじに」の言葉が回収されました。殺人が許可されているリコリスの中でも、ちさとは命を大切にすることを貫いています。彼女は命を救われた吉松シンジに対して「救われた命で誰かの命を奪えるわけない」と言っています。ちさとは命の重さを知っているため、他人を殺してまで生きたくないという気持ちが表れている発言です。
結末②ペンダントを返却した
アラン機関から人工心臓を支援してもらっていたちさとは、アランチルドレンの証であるペンダントを返却しました。ペンダントの返却は、彼女が自分の信念を貫いた証明になります。最終的に、ちさとは新しい人工心臓を手に入れ寿命の危機を脱出しますが、その際にも提供された人工心臓と一緒にペンダントが入っていました。しかし、ちさとはそのペンダントを海に投げ捨てます。最後まで自分の信念を通し続けたのです。
結末③人工心臓は吉松シンジの中にある?
ちさとを救ったアラン機関の吉松シンジは、自分の体の中に人工心臓があると発言しています。しかし、シンジはアタッシュケースを持ちながら逃げていました。本当はシンジの体ではなく、アタッシュケースに人工心臓がはいっていたのではないかと推測されます。最終的にちさとは新しい人工心臓によって生存しているのです。シンジの消息はアニメ第1期で不明ですが、わざわざシンジが持ち歩いていたことから、人工心臓はアタッシュケースに入っていたと推測されます。
結末④ちさととフキの会話の意味
ちさとと同じくファーストリコリスの春川フキがDAの命令を無視したことで、喫茶リコリコへ左遷する話がちさととの会話でありました。ちさとはフキに自身が使用している制服を使ってくれればよいと話しています。ちさとの発言は、同じレベルのリコリスであるフキに、喫茶リコリコを任せたいという言葉であったと推測されます。この発言も、彼女に死亡フラグが立った要因です。
【リコリスリコイル】ちさとの声優
『リコリスリコイル』の主人公・錦木千束は、明るく活発な女性です。最強のリコリスと言われている彼女の声を演じているのは、誰なのでしょうか。ここでは、ちさとの声を担当している声優について紹介します。
ちさとの声優は「安済知佳」
『リコリスリコイル』でちさとの声を演じたのは、声優の安済知佳さんです。安済さんは、『リコリスリコイル』のオーディションで、錦木千束と井ノ上たきなの両方を受けました。また、アニメの台本には無かった笑い声をアドリブで入れています。
安済知佳のプロフィール
- 名前:安済知佳(あんざいちか)
- 性別:女性
- 生年月日:1990年12月22日
- 出身:福井県
- 所属:エイベックス・ピクチャーズ
小学生の頃、役を演じ分けている山口勝平さんを通じて声優業を知りました。2009年に声優デビューを果たします。自身も出演した『ちはやふる』では、福井県出身の安済さんが福井弁の方言指導をしました。趣味は筋トレや買い物、特技は人の誕生日を記憶することです。
安済知佳の主な出演作品
- 2013年『進撃の巨人』ミーナ・カロライナ役
- 2017年『クズの本懐』安楽岡花火役
- 2018年『ぐらんぶる』小手川千紗役
- 2021年『約束のネバーランド』バーバラ役
- 2023年『放課後少年花子くん』七峰桜役
安済さんには、ファンを感動させるほどの表現力があります。芝居力に定評がある安済さんは、生に近い芝居が得意です。ストイックな性格であり、声優業だけでなく実写作品へ出演することにも挑戦し、活動の幅を広げています。
【リコリスリコイル】ちさとの死亡フラグに対する世間での評判や人気
ちさとが死亡して作品が終了する方が好きという意見がありました。ちさとは飄々とした、つかみどころのない振る舞いをします。人の気持ちを大切にしている彼女が死亡しても、明るく希望ある終わり方になると信じているためです。
錦木千束に死亡フラグが立ったため、辛いという意見がありました。アニメ『リコリスリコイル』の最終話では真島との戦いの最中に、ちさとの人工心臓が不調になってしまうのです。主人公が人工心臓という設定が、最終話で描かれたシーンを目的としているなら、だいぶ変わっているという意見でした。
ちさとが生存しても死亡ルートを辿っても、『リコリスリコイル』の物語は成立するから楽しみという意見がありました。ちさとが生存するとなると、人工心臓が新しくなったというルートに進みます。彼女が死亡した場合、支援していたアラン機関の目的やリコリスの存在意義が問われると推測されます。
【リコリスリコイル】ちさとには死亡フラグがあった
『リコリコリコイル』の主人公・錦木千束には、数多くの死亡フラグが立っていました。しかし、アニメ第1期では、危ないシーンもありながら、新しい人工心臓によって生存しています。『リコリスリコイル』は、新作アニメーションの制作が決定しているため、今後の動向をチェックしておきましょう。
この記事のライター
ノーー
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