【鬼滅の刃】宇髄天元の継子はかまぼこ隊?関係性や三人の嫁を紹介
『鬼滅の刃』に出てくる音柱・宇髄天元は、かまぼこ隊を継子だと発言しましたが、かまぼこ隊とはいったい何でしょうか?かまぼこ隊は本当に継子なのか、かまぼこ隊と宇髄天元の関係性についてお伝えするとともに、宇髄天元の三人の嫁をご紹介していきます。
目次
宇髄天元とは
『鬼滅の刃』遊郭編で活躍する音柱・宇髄天元。派手な額当て、派手な化粧、派手なピアス、派手な言動。何をとっても派手な宇髄天元とはどのような人物なのでしょう?詳しくご説明します。
宇髄天元のプロフィール
- 名前:宇髄天元(うずい・てんげん)
- 誕生日:10月31日(23歳)
- 身長:198cm
- 体重:95㎏
- 好きな食べ物:ふぐ刺し
- 趣味:嫁と温泉巡り、秘湯探し
- 階級:柱(音柱)
「派手」が口癖の筋骨隆々でとても背の高い宇髄天元は、その体格に似合った大きな二本の刀を使う、二刀流の剣士です。口癖が派手なら、その見た目も派手で、音柱としての戦い方も派手派手です。体育会系な性格なので言動が上からなところもありますが、実力を認めた相手にはとても気さくに接します。ちなみに、宇髄天元の鎹鴉「虹丸」は、派手な装飾を身についていて、カラス界ではファッションリーダーと呼ばれています。
ならば俺が派手に頚を斬ってやろう 誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ もう派手派手だ
出典: phoenix-wind.com
宇髄天元は「音柱」
元忍で、育手からの修行を行っていないため、独自で呼吸法を習得しました。音の呼吸は雷の呼吸から派生した呼吸です。絶対音感の持ち主で、音の反響から建物の構造や、人や物の配置などを正確に把握できます。その聴覚と修行や実戦経験から培われた指揮官能力により、「譜面」という戦闘計算式を用いて強敵に打ち勝つという、音柱ならではの戦闘方法です。
戦いながら敵の律動を読んで音に変換し、頭の中で譜面を埋めていって敵の攻撃の癖や防御の癖を正確にとらえ、戦略を練り上げて反撃に出る戦闘スタイルなため、 譜面が完成するまで少し時間がかかるのが難点。でも、譜面が完成してからの反撃は、音柱・宇髄天元の強さに更に拍車がかかります。音の呼吸の型は、三つしか判明していませんが、どれも派手なものばかりです。
- 壱ノ型 轟(とどろき)
- 肆ノ型 響斬無間(きょうざんむけん)
- 伍ノ型 鳴弦奏々(めいげんそうそう)
継子とは
鬼殺隊に入るには、「育手」という元柱や元隊士による修行を受けて最終選別に挑みますが、現役最強である「柱」が直接修行をして育てて、最終選別に送るという方法もあります。そのように、柱に育てられている隊士が「継子」と呼ばれています。ただ、柱はとても忙しいため、継子を育てる余裕がある人は少ないようです。現在、継子として育てられているのは、蟲柱・胡蝶しのぶのところの栗花落カナヲだけです。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2016年~2020年に連載された吾峠呼世晴先生の作品。単行本は23巻で完結していて、2021年までの累計発行部数は1億5000万部を突破している、大人気作品です。舞台は日本の大正時代で、家族とのつながり、仲間とのつながりなど、様々な人とのつながりを丁寧に描き、読む人にとても感動を与えます。
鬼滅の刃のあらすじ
はじまりは竈門炭治郎(かまど・たんじろう)の妹・禰豆子(ねずこ)が何者かに鬼にされてしまったこと。鬼を討伐しに来た鬼殺隊水柱・冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)によって導かれ、鱗滝左近次(うろこだき・さこんじ)の元で修業し、禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊に入隊しました。
炭治郎と同期の我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)や嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)と共に、修行や鬼との戦いを通して成長していき、鬼の根源である鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)に立ち向かいます。鬼舞辻の部下・十二鬼月との戦いでは、生と死が背中合わせの戦いを強いられ、上弦との戦いともなれば、柱でさえ命を落としました。
鬼舞辻無惨との最終決戦では、上弦の鬼との戦いで多くの柱達が命を落としました。しかし、そんな柱達に繋がれた命でもある炭治郎・善逸・伊之助は、一般隊士でありながら柱と共に上弦の鬼を討伐していきます。そして、最後の鬼である鬼舞辻無惨を、満身創痍になりながらも関わった全員が繋がって倒しました。炭治郎の妹・禰豆子も無事に人間に戻ることができました。
宇髄天元の継子はかまぼこ隊?
遊郭編での戦いの最中に、音柱・宇髄天元はかまぼこ隊である炭治郎・善逸・伊之助の三人を、自分の継子だと発言しましたが、本当に継子になったのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
かまぼこ隊は師匠と弟子ではない
結論から言えば、炭治郎・善逸・伊之助は、音柱・宇髄天元の継子ではありません。では、なぜ宇髄天元が三人を継子だと言ったのでしょう?宇髄天元は、この戦いが始まる前に、善逸が行方不明になったことで、炭治郎と伊之助に任務から降りるよう伝えていました。ところが、炭治郎も伊之助も任務を継続して上弦の鬼と戦っています。そして、行方不明だった善逸も。
上弦という鬼を前にしても逃げない根性と、どんな状況でも諦めずに戦う三人を認めた上での、宇髄天元の継子発言だったのだと思います。そして、戦いが終わったら継子として育てようとしていたであろう音柱・宇髄天元は、この戦いで左目と左腕を失ってしまい、柱を引退しました。そのため、継子にはできませんでした。
宇髄天元とかまぼこ隊との関係
かまぼこ隊の炭治郎・善逸・伊之助と、音柱・宇髄天元の関係性について見ていきましょう。
関係①竈門炭治郎
宇髄天元は、鬼である禰豆子を連れた炭治郎を認めていませんでした。ですが、遊郭編で炭治郎と共に戦うことで、炭治郎のことを理解し認めました。根が素直で努力家な炭治郎は、宇髄天元との相性も良いのではないでしょうか。遊郭編のあとからは、宇髄天元は炭治郎とも気さくに接しています。宇髄天元は、炭治郎を本気で継子にしたかったのだと思います。
関係②我妻善逸
自分のことを派手を司る祭りの神だと言った宇髄天元に、善逸は心の中でアホを司ってると突っ込んだり、嫁が三人と聞いてマジギレしたり、遊郭に潜入する際に見せた宇髄天元のイケメンな素顔に激しく嫉妬したりと、善逸と宇髄天元の相性は最悪です。遊郭編では、そんな善逸と宇髄天元のやり取りも面白いのでおすすめなところです。
そんな相性の悪い二人ですが、善逸は雷の呼吸を使い、宇髄天元は雷の呼吸から派生した音の呼吸を使います。お互いの呼吸的にはとても相性が良いと思われます。善逸が宇髄天元の継子になっていたら、どんな風に成長していたのか、とても気になるところです。
関係③嘴平伊之助
伊之助と宇髄天元は、顔の良さ、筋肉、祭りの神と山の王、そんな感じで共通点が多いです。山の王に関しては、宇髄天元は引いていましたが・・・周りの意見としては同類です。伊之助にも育手はいなかったので、その辺りも宇髄天元とは共通します。もしも宇髄天元の継子になっていたら、伊之助はより一層筋骨隆々になっていたでしょう。
かまぼこ隊の呼び名
かまぼこ隊とは、単行本4巻第27話(アニメ1期14話)で、伊之助が炭治郎のことをかまぼこ権八郎と呼んだのがきっかけで、ファンの中でつけられた非公式の名称です。伊之助が炭治郎をかまぼこ権八郎と呼んだ時に、そこにいたのが炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助の四人だったため、この四人または禰豆子を除いた三人がかまぼこ隊と呼ばれています。
宇髄天元の活躍や過去・嫁を紹介
活躍①吉原遊郭編
遊郭編で戦うのは、上弦の陸・堕姫(だき)とその兄の妓夫太郎(ぎゅうたろう)。音柱・宇髄天元は、爆薬丸を使いながらド派手に戦います。忍だった宇髄天元の薬学知識によって作られた爆薬丸は、鬼にもダメージを与えられる威力です。
忍だった宇髄天元は、自身の体にある程度の毒耐性が備わっており、また毒を作る知識も備わっています。嫁が放った毒付きのクナイが降り注ぐ中、宇髄天元が妓夫太郎に向かっていき刀を振るう姿は、とても迫力のあるシーンであると共に、嫁との連携がうかがえるシーンでもあります。
譜面が完成したあとの宇髄天元の攻撃は、左腕を失っているにもかかわらず、最も迫力のあるシーンの連続で、見ていたファンは息をつく間もなかったのではないでしょうか。毒に侵され、左腕を失った自分では鬼の頸を斬れないため、炭治郎に託すところが、音柱として素晴らしいところだったと思います。
死を覚悟するほどの満身創痍となった宇髄天元は、遊郭編で十分に音柱としての役割を果たしたと言えます。炭治郎・善逸・伊之助の新人達を死なせなかったことも、音柱として責務を果たしたということになると思います。
活躍②最終決戦編
遊郭編で左目と左腕を失くした宇髄天元は、音柱を引退しましたが、最終決戦に向けた柱稽古には参加しています。とっても厳しい基礎トレーニングです。もしも継子になっていたら、こんな修行を毎日することになる・・・そういうことです。でも、なぜか炭治郎に対しては、嫁も宇髄天元も厳しさが和らいでいる印象を受けます。
音柱を引退した宇髄天元は、無限城での最終決戦には参加していませんが、産屋敷で元炎柱の煉獄槇寿朗(れんごく・しんじゅろう)と共に護衛につきました。
過去①忍の家系に生まれる
宇髄天元は忍びの家系に生まれました。姉弟合わせて九人。衰退していく一族に焦りを感じた父親の厳しい訓練により、宇髄天元が十五歳の頃には七人も死にました。姉弟で殺し合いを強いられ、生き残ったのは二つ下の弟と自分だけでした。
過去②弟や父との価値観の違いで鬼殺隊へ入隊する
父親の考えは、部下は駒で妻は子を産むための道具。本人たちの意志は尊重しないし、死んでもいい。弟もまったく同じ考えでした。宇髄天元は、そんな人間にはなりたくない、そう考えて妻三人と共に里を抜けました。そうしてお館様と出会い、鬼殺隊に入ることになりました。
過去③鬼殺隊へ入隊して派手になる
忍だった宇髄天元は陰に隠れながら地味に生きてきました。抜け忍となったことで、それまでの地味な生活の反動で派手になったようです。元々が地味だという割には、メイクもしていたようですし、素顔も決して地味ではないので、宇髄天元の地味の定義は、周りとは少しズレがあるかもしれません。ですが、額当てに装飾が増えていたり、マニキュアを塗ったりと、派手さが増しているのは事実です。
宇髄天元には嫁が3人いた
忍である宇髄家では、子孫を多く残すために、十五歳になると一族の長が、その人に合った嫁を三人選ぶしきたりでした。そのため、三人の嫁は宇髄天元が自分で選んだ女性ではありません。それでも、宇髄天元は嫁三人をとても大切にしていて、命の順番は嫁が一番としています。ちなみに、嫁は継子ではありません。
宇髄天元の嫁は、雛鶴(ひなつる)、まきを、須磨(すま)の三人。雛鶴は宇髄家に次ぐ序列の高い家の娘で21歳。まきをは三人の中でも姉御肌な20歳。須磨は、本来妹が嫁になるはずだったのを大泣きして暴れた末に、嫁の座を勝ち取った19歳。三人とも個性的な嫁ですが、宇髄天元が大好きです。
宇髄天元の声優を担当したのは
ド派手な宇髄天元の声を担当した声優さんを見ていきましょう。
宇髄天元の声優は「小西克幸」
宇髄天元の声を担当したのは、舞台俳優としても活動する、小西克幸さんです。小西克幸さんについて、詳しく見てみましょう。
小西克幸のプロフィール
- 名前:小西克幸(こにし・かつゆき)
- 生年月日:1973年4月21日
- 血液型:B型
- 身長:180cm
- 体重:70㎏
- 出身地:和歌山県和歌山市
- 趣味:ゲーム
子どもの頃からボーイスカウトで活動し、小学校高学年~高校生はサッカーに明け暮れていたという小西克幸さん。そのため、アニメはあまり観たことがなかったそうです。声優を目指したいきさつは、高校の時に「普通の会社に行きたくない」と話した小西克幸さんに、映画研究会の友人が声優という仕事があることを教えたこと。それで、声優の学校に進むことにしました。
小西克幸の主な出演作品
- 『鬼滅の刃』宇髄天元
- 『炎炎ノ消防隊』武能登
- 『歌舞伎町シャーロック』シャーロック・ホームズ
- 『シャーマンキング』阿弥陀丸
- 『バクテン!!』高瀬亨
- 『迷宮ブラックカンパニー』二ノ宮キンジ
- 『最果てのパラディン』ブラッド
小西克幸さんは、元気のある役柄からシリアスな感じの役柄まで、幅広いキャラクターを演じられている方です。
宇髄天元の継子に対する世間での評判や人気
『鬼滅の刃』遊郭編では、戦闘シーンが感動的に素晴らしい映像となっていて、ファンからはかなりの高評価を得ています。継子だと言われたかまぼこ隊の三人も、無限列車からの成長を見せる戦い方を披露しているので、毎週の放送で釘付けになる人が多かったです。
努力や人となりは、必ず見ていてくれる人がいて、きちんと評価されます。『鬼滅の刃』は、物語を通して現在を生きる人々に、とても大切なことを伝えてくれます。遊郭編での継子発言も、そんなメッセージの一つなのではないでしょうか。
音柱・宇髄天元の「優秀で根性がある」「俺の継子だ」という言葉が、炭治郎達に力を与えてくれたのではないでしょうか。アニメを見るのに、とても深く考えながら見ている人が多いことに驚かされます。それだけ心に響く作品と言うことなのだと思います。
音柱・宇髄天元の「三人とも俺の優秀な継子だ」という言葉に、炎柱・煉獄杏寿郎が重なるシーンは、見ている人の心にとても感動を与えたシーンです。『鬼滅の刃』は、人と人との繋がりがとても大切に描かれる作品。無限列車編で命を落とした煉獄杏寿郎も、遊郭編で宇髄天元やかまぼこ隊の炭治郎・善逸・伊之助と繋がっています。
「俺の継子だ」の発言に、煉獄杏寿郎の姿が重なったことで、煉獄の炭治郎に対する言葉を思い出す人が多かったです。柱それぞれに違った心の強さがあるように、音柱にも音柱としての心の強さがあります。
宇髄天元がもしも〇〇だったら
宇髄天元が○○だったら。どんな宇髄天元が好きですか?どんなシチュエーションでも、宇髄天元が派手であることには違いありません。派手に妄想していきましょう。
宇髄天元「彼氏」篇
道端で野良猫を撫でていると、見た目がとても派手で、一見怖そうに見える宇髄天元に声をかけられました。「俺と付き合え」強引な感じで始まった宇髄天元との恋。強引なところはあるけれど、恋人のことはとても大切にする人でした。喧嘩がめちゃくちゃ強く、何があっても守ってくれる彼氏です。
宇髄天元「会社の上司」篇
職場での挨拶は、元気に派手にがモットーです。部下を育てるのが上手で、職場での信頼度も高い上司。ただ、派手な髪飾りやピアスをつけて出勤するので、新入社員は必ずと言っていいほど固まってしまいます。それでもチャラさは感じないのが宇髄天元です。この会社の社員達は、宇髄天元を尊敬しているため、離職率が非常に低い会社です。
宇髄天元「営業マン」篇
宇髄天元は、自分の見た目も武器にするため、営業マンとしての実績は常にトップをキープします。時には驚くほど派手な戦略に出ることも。宇髄天元が営業マンとして入社してから、会社の利益は右肩上がりです。
宇髄天元の継子は未だはっきりとはわかっていなかった
『鬼滅の刃』遊郭編で、宇髄天元は炭治郎・善逸・伊之助の三人を継子だと言い放ちました。しかし、遊郭編で左目と左腕を失った宇髄天元は、音柱を引退しています。その後、三人が継子として宇髄天元の元で修業する描写はありませんでした。そのため、かまぼこ隊が継子になったのかどうかは、はっきりとわからないまま、物語は終わっています。
この記事のライター
*haru
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