【鬼滅の刃】鳴女の過去について徹底調査!正体や善逸との関係も
本記事では『鬼滅の刃』に登場する鬼・鳴女の過去について徹底解説します。鳴女の人間時代の過去や鬼舞辻無惨や我妻善逸との関係を考察し、鳴女の活躍シーン、血鬼術や強さを紹介します。更にアニメで鳴女を演じた声優情報についてもまとめています。
鳴女とは?
『鬼滅の刃』では鳴女(なきめ)という鬼が登場します。登場時は十二鬼月ではありませんでしたが、上弦の鬼に空席ができたため、上弦の肆となりました。そんな鳴女の悲惨な過去が明らかになり、人間時代の生活の様子や鬼舞辻無惨との出会いがわかりました。鳴女の悲惨な過去や正体、能力や活躍シーン、鳴女の最期のシーン、噂となっている我妻善逸や伊黒小芭内、悲鳴嶼行冥と関係する沙代との関係についても紹介します。
鳴女のプロフィール
『鬼滅の刃』の上弦の肆・鳴女(なきめ)は長い黒髪と単眼、持っている琵琶が特徴的な鬼です。登場時は鬼舞辻無惨のお付きのような立ち位置でしたが、上弦の肆の半天狗が死んだことで、新たに上弦の肆になりました。無限城を操っているのは鳴女で、鳴女は鬼舞辻無惨のお気に入りだと言われています。
鬼滅の刃の概要
『鬼滅の刃』は吾峠呼世晴による少年漫画で、『週刊少年ジャンプ』で連載されていました。物語は完結しており、単行本は全23巻となっています。「鬼滅」の愛称で知られ、社会現象となるほどの人気作品です。テレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」「遊郭編」「刀鍛冶の里編」、劇場版アニメとして「無限列車編」が放送・公開されました。
鬼滅の刃のあらすじ
『鬼滅の刃』は炭焼小屋の長男・竈門炭治郎を主人公にした物語です。鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹の禰豆子は鬼にされてしまいます。禰豆子を人間に戻す方法を探すため、炭治郎は鬼を狩る「鬼殺隊」へ入隊します。鬼を倒し、禰豆子を人間に戻す方法を探っているとき、鬼舞辻無惨という鬼の原点が禰豆子を鬼にした犯人だとわかりました。炭治郎は鬼舞辻無惨を倒すため、仲間と共に鬼に立ち向かいます。
鳴女の過去や人間時代の正体を考察
『鬼滅の刃』の公式ファンブックで鳴女の悲惨な過去や正体が明らかになりました。鳴女の人間時代の過去や正体、鬼舞辻無惨との出会いなどを紹介します。
過去①人間時代の鳴女は結婚していた
公式ファンブックの「大正コソコソ噂話」で鳴女の正体や悲惨な過去が明らかになりました。鳴女の人間時代は結婚していて、夫がいたようです。子供がいる様子はなく、非常に貧しい暮らしをしていました。
過去②人間時代の鳴女は琵琶弾きの仕事をしていた
鳴女が人間だった頃は琵琶を弾いて日銭を稼いでいました。その名残で鬼になってからも無惨の下で琵琶を弾いていますが、人間時代から琵琶弾きをして家族を養っていました。しかし、有名な弾き手ではなかったので生活をするのは苦しかった様子です。
過去③博打好きだった夫を金槌で殴り殺す
鳴女の夫は博打好きで金銭をあまり稼いでおらず、鳴女の稼ぎも夫の博打に消えていたそうです。ある日、夫が鳴女の琵琶演奏用の着物を売り、そのお金で博打をするという事件が怒ります。このことで鳴女は激怒し、夫を金槌で殴り殺しています。
過去④無惨との出会い
夫を金槌で殴り殺した後、ボロボロの着物、震える手で琵琶を演奏したところ、演奏が絶賛されました。これがきっかけで鳴女は演奏前に人を殺すようになり、琵琶演奏者としての評価を上げていきました。そんなある日、たまたま殺人のターゲットとして鬼舞辻無惨を選んだことで、鳴女は鬼舞辻無惨に殺されてしまいます。その後、鬼舞辻無惨によって鬼となりました。
鳴女と鬼舞辻無惨や善逸との関係
鳴女は登場してからしばらく情報が少なかったため、ファンの間でさまざまな考察や噂がされていました。鳴女と噂のあった我妻善逸、伊黒小芭内、沙代との関係、またお気に入りとも言われている鬼舞辻無惨との関係も紹介します。
鳴女と鬼舞辻無惨の関係
公式ファンブックで鳴女は鬼舞辻無惨のお気に入りであることがわかりました。気に入らない下弦の鬼をも殺す鬼舞辻無惨が、十二鬼月でない鳴女をいきなり上弦の肆にすることにも納得がいきます。鬼舞辻無惨が鳴女を気に入っている理由は「血鬼術が便利だから」です。見た目や相性ではなく、完全に道具として気に入っている様子です。
鳴女と善逸の関係
我妻善逸は炭治郎の同期で、黄色い頭の雷の呼吸の使い手です。鳴女の正体が明かされていない頃、善逸と鳴女の関係が噂されていました。有名なのが鳴女が善逸の「母親」説です。髪の毛束巻が似ていることや、遊郭編で善逸が三味線が上手ということで、琵琶弾きの鳴女との共通点があると言われていました。
鳴女と伊黒の関係
伊黒小芭内は蛇の呼吸を使う蛇柱です。そんな伊黒と鳴女の関係も噂されていました。鳴女と伊黒の髪色や髪質が似ていることから、血筋などに関係があるのではと言われています。また鳴女の帯の模様が縦模様で、伊黒の羽織と同じことも噂となっています。
鳴女と沙代は関係がある?
沙代は悲鳴嶼行冥が鬼殺隊に入る前に、一緒にお寺で生活をしていた女の子です。他の子供達は鬼に殺されてしまいましたが、沙代だけは悲鳴嶼の後ろに隠れて生き延びました。そんな沙代が鳴女なのではないかという考察がたくさんされていました。髪色や髪質が似ていて、沙代が死んで鬼になり、鳴女になったのではと噂されていました。しかし沙代は生きていたので、鳴女になった可能性は低いと考えられます。また沙代は、悲鳴嶼が亡くなるときに側にいた隠だという噂もあります。
鳴女の能力や強さ・活躍
上弦の肆・鳴女の血鬼術や能力は一体どのようなものなのでしょうか。鳴女の血鬼術や能力、また『鬼滅の刃』の本編での鳴女の活躍シーンを紹介します。
鳴女の能力や強さ
鳴女の血鬼術は上弦になる前から無惨に気に入られており、重宝されていました。ここからは鳴女の能力や強さ、無惨が好んだ血鬼術について詳しく解説していきます。
能力や強さ①血鬼術「異空間・無限城」
鳴女の血鬼術は異空間である無限城を作り、自在に操作することです。無惨は無限城を鬼の本拠地とし、下弦・上弦の鬼を招集していました。対象を無限城に招き入れたり、外に飛ばしたりすることもできます。鳴女が琵琶を弾くと、音に合わせて部屋や空間を上下左右に動かすことができます。この血鬼術で、集まった柱達を分散させ、無惨のところに柱をこさせないようにしていました。
能力や強さ②探知探索
鳴女は探知や探索をする能力もあります。眼球を無数に生み出し、視覚を共有することで密偵することができます。刀鍛冶の里の様子の一部始終を無惨が知っていたり、産屋敷邸を見つけることができたのも鳴女の能力のおかげです。
鳴女の活躍シーン
無惨のお付きの鬼から上弦の肆になった鳴女ですが、『鬼滅の刃』の本編ではどのような活躍をしたのでしょうか。鳴女の活躍シーンを紹介します。
活躍シーン①機能回復訓練編
鳴女の活躍1つ目は、炭治郎たちが機能回復訓練をしているときです。那田蜘蛛山で累がやられたことと、下弦の鬼が成果を出していないことに怒った無惨は、無限城に下弦の鬼を招集しました。俗に言う「パワハラ会議」です。琵琶の音と共に招集された下弦の鬼は、鳴女のことを無惨と間違えてもいました。
活躍シーン②遊郭編
鳴女の活躍2つ目は遊郭編です。遊郭編で堕姫と妓夫太郎が死んだことで上弦の鬼を無限城に招集します。下弦の鬼のときのような圧迫感はありませんが、ピリピリとした空気が張り詰めているような会議でした。鳴女は無惨の指示で猗窩座と黒死牟を外に出し、玉壺と半天狗を同じ場所に出します。残った童磨が鳴女をデートに誘いますが、鳴女は無視して童磨を元の場所に返します。
活躍シーン③柱稽古編
鳴女の活躍3つ目は柱稽古のときです。刀鍛冶の里編で玉壺と半天狗が死に、鳴女は空席となった上弦の肆となりました。その頃鬼殺隊は柱稽古をしており、風柱の不死川実弥が怪しい目玉を見つけて握り潰します。それは鳴女の放った密偵で、柱稽古をしている様子を観察したり、お館様のいる産屋敷邸を探していました。産屋敷邸を見つけた無惨は自ら出向き、襲撃します。
鳴女の死亡シーン
鳴女の最期は無限城でした。甘露寺蜜璃と伊黒小芭内と戦っている間に愈史郎に近づかれ、視覚と頭を乗っ取られました。愈史郎が鳴女を操ったおかげで無惨に嘘の情報を流して翻弄させます。無惨は鳴女を取り戻すために愈史郎を殺そうとしますが、伊黒や冨岡義勇によって阻止されました。無惨は鳴女を見捨て、遠隔操作で自壊の呪いを発動させ、鳴女の頭部を破壊します。直接的な描写はありませんでしたが、鳴女は死亡したと考えられます。
鳴女の声優
鳴女の声優は、他の上弦の鬼と同じタイミングでの発表となり、人気声優が演じることで話題となりました。ここからは、鳴女の声を担当した声優のプロフィールや代表作を紹介していきます。
鳴女の声優は「井上麻里奈」
鳴女の声を担当した声優は「井上 麻里奈(いのうえ まりな)」さんです。刀鍛冶の里編の第一話を世界80ヶ国以上の国の映画館で上映する『鬼滅の刃上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』というワールドツアーで、鳴女の声優が明らかになりました。
井上麻里奈のプロフィール
井上 麻里奈(いのうえ まりな)さんは幼少期から芝居やごっこ遊びが好きで、「男の子役をやりたかったから」という理由で声優を志しました。中高生でやっていた芝居では、周りよりも背が高かったという理由で男の子役も演じられたそうです。徐々に男の子を演じる機会がなくなり、性別・年齢問わず何にでもなれる「声優」という仕事につくことになりました。
井上麻里奈の主な出演作品
井上 麻里奈さんの代表作は『進撃の巨人』アルミン・アルレルト、『スマイルプリキュア!』緑川なお/キュアマーチ、『呪術廻戦』禪院真依、『終物語』老倉育、『僕のヒーローアカデミア』八百万百、『デート・ア・ライブ』夜刀神十香などです。
鳴女の過去に対する世間での評判や人気
鳴女の過去が明らかになり、鳴女の悲惨な過去はロックだとファンから言われています。たまたま無惨を標的にしてしまい死亡してしまいましたが、無惨を標的にしなかった場合、ずっと殺人をしてからの演奏を続けていたかもしれません。
鳴女の過去が公式ファンブックで明らかになり、是非映像化して欲しいというファンからの声がありました。無惨に返り討ちにされるシーンを、鳴女の琵琶の音に合わせて場面が展開するというアイディアも面白いものでした。
鳴女は『鬼滅の刃』の無限城編で死亡しますが、死亡の際の走馬灯がありませんでした。直接的な死亡シーンもなく、少し物足りなさを感じているファンもいました。しかし公式ファンブックで鳴女の悲惨な過去が明らかになり、思っていたよりもロックな過去で、逆に後から過去を知ってよかったと言っていました。
鳴女の過去は悲惨なものだった
鳴女の過去や正体、鬼舞辻無惨や善逸との関係、血鬼術や活躍シーンを紹介してきました。鳴女の過去は悲惨なもので、死亡の際に走馬灯や過去の描写がないことも、かわいそうだと言う声もありました。今後『鬼滅の刃』を見る際は、鳴女の正体や過去、活躍シーンにも注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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