【かぐや様は告らせたい】早坂愛の魅力まとめ！登場キャラとの関係性も紹介

『かぐや様は告らせたい』の早坂愛は、かぐやの近侍（ヴァレット）をしている、アイルランド人とのクオーターです。青い瞳と金髪の見た目を持ち、さまざまな設定の人格を使い分けて、かぐやを守っています。英才教育を受けた早坂愛は、身体能力に優れています。また、近侍としても完璧に仕事をこなしていて、四宮家の使用人の取りまとめも行っています。趣味でパソコンを自作するほどのIT好きです。

『かぐや様は告らせたい』は全28巻を出版している、人気のラブコメアニメです。著者は赤坂アカさんで、「週刊ヤングジャンプ」にて連載していました。アニメ版は、2023年4月の時点で第3期と全4話の「ファーストキッスは終わらない」が放送されています。

秀才が集まる秀知院学園の、生徒会会長・白銀と副会長・四宮かぐやはお互い惹かれ合っています。しかし、お互いの高すぎるプライドに邪魔をされて、素直になれないまま時間だけが過ぎていきました。高すぎるプライドのせいで「相手から告白させる」ことばかりを考えるようになります。生徒会メンバーやかぐやの近侍である早坂愛を巻き込み、2人の恋愛頭脳戦が繰り広げられるラブコメです。

『かぐや様は告らせたい』 の早坂愛のかわいい魅力についてまとめていきます。作中で特にファンからかわいいと思われているエピソード、「キスへの憧れ」「早坂ダンス」について紹介し、早坂愛の魅力に迫ります。

早坂愛は、キスに強い憧れを持っています。『かぐや様は告らせたい』18巻で、石上はつばめ先輩とデートの約束をしています。デートプランの客観的な意見のため、かぐやは早坂に相談しました。早坂は、横浜デートプランを提案しました。石上に横浜デートプランを伝えたところ、キス願望が強く出ている人が考えた、横浜デートをしたことがない人が考えたと提案を却下しています。早坂は、横浜にもデートにも行ったことがなく、横浜デートの妄想でキスへの憧れが強く出ていることが分かります。

SNSでも早坂ダンスは話題となりました。『かぐや様は告らせたい』で早坂愛はかわいいダンスを作中で披露しています。アニメ1期12話のエンディングで、早坂愛をセンターにした3人グループでダンスを踊っています。エンディングで披露したダンスは、「かぐや様は告らせたい」のオープニング曲を歌っている鈴木雅之さんのヒット曲「め組のひと」のオマージュではないかと噂されています。また、文化祭のシーンでも、舞台上で早坂愛はダンスを踊ります。

ここからは、早坂愛が演じる様々な形態についてまとめていきます。かぐやの近侍としてかぐやのために変幻自在に役柄を演じる早坂愛のかわいい表情が印象的です。

早坂愛は、冷静沈着で大変有能なスーパーメイドが四宮家での形態です。『かぐや様は告らせたい』18巻に1日の早坂のルーティーンが描かれていました。四宮家の使用人として一番長く仕え、厳しいルールのある四宮家の使用人の取りまとめを行っています。学園でも、かぐやにトラブルがないかに注意しつつ、クラスメイトから情報収集をしています。夜は、かぐやの愚痴や恋愛相談などに付き合っています。かなりストレスを貯めていて、転職を希望しています。

ギャルモードの早坂愛は、秀知院学園に通う形態です。校則ギリギリの服装をし、スカートは短めで、エリは外し、ナゾの大きなストラップをカバンにつけて、明るく人当たりの良いギャルを演じています。友人はいるが、服やアクセサリーを買うためにバイトで忙しく、友達と遊ぶ時間が取れないという設定です。

スミシー・A・ハーサカは、白銀がかぐやのお見舞いに訪れた際に使用している形態です。横浜在住のお嬢様で、女子高に通う明るい性格という設定になります。かぐやの挑発で、白銀を1日で恋人にしようとしました。しかし、白銀のかぐやに対する思いが強く、振られてしまいます。他にも、白銀が合コンに行くのを聞いたかぐやが早坂に命令して行かせた際の姿もスミシー・A・ハーサカでいきました。主に、白銀と会うときに使うになります形態です。

早坂愛はかぐやになりすまして、使用人をだましたこともありました。かぐやは夏休みに生徒会メンバーで花火大会に行く約束をします。しかし、大勢の人がいる場所は警備ができない可能性があるから遊びに行くなと言われて、花火大会にいけなくなってしまいました。かぐやはあきらめてしまいますが、早坂がかぐやになりすまして家の警備や使用人をだまします。家から抜け出したかぐやは、生徒会メンバーと合流できて花火を見ることができたのです。

藤原に対しての形態が、正体を隠すために男装したイケメン執事ハーサカくんです。アイルランド人のハーサカくんは、ハーバード大学を飛び級で卒業し、道楽で執事の仕事を行っています。戦争で両親を亡くした過去があり、過去を思い出して泣いてしまう事もある、という設定です。かぐやとの関係を怪しんだ藤原に対して、イケメン執事ハーサカくんは「男性が好き」という発言をした結果、藤原に誤解されています。

かぐやの前では、冷静沈着な姿が早坂愛の素に近い性格のようですが、かなりのマザコンです。『かぐや様は告らせたい』では、三者面談のシーンで早坂愛は、忙しくて冷たく、娘に興味がない人だと寂しそうな表情を隠そうと冷静に言っていました。しかし、母親が姿を見せたら雰囲気がガラリと変化しています。顔は満面の笑みで甘えた声を出し、母と食事に行く約束をすると嬉しそうにはしゃいでいます。かぐやからもマザコン認定されるほど、重度のマザコンなのでしょう。

早坂愛はさまざまなかわいい形態を使いこなしていますが、年収は1,000万円程であると考察できます。四宮家の使用人を取りまとめ、かぐやの近侍をしている早坂愛の月収は50万円です。ボーナスが400万円でているので、年収1,000万円もの金額を高校生にして稼いでいます。貯金額は4,000万以上あります。高額な年収を貰っていますが、早坂愛は転職希望をしています。激務でストレスが多い職場だからでしょうか。

早坂愛とかぐやの関係は、お互いを大切に思いやる姉妹のような関係です。早坂愛は、四宮家に10年以上仕えています。幼いころから一緒にいるため、かぐやも早坂愛には心を開いています。甘えたり、恋愛相談をしたり、無茶苦茶なわがままを言う時もあります。かぐやのわがままに振り回されてストレスも溜まっていますが、早坂愛にとっても大事な存在です。

早坂愛と白銀の関係は、連絡を取り合う友達の関係です。早坂愛は、白銀の前では、スミシー・Ａ・ハーサカとして接しています。かぐやにそそのかされて白銀と恋人同士になろうとしますが、振られてしまいます。その後、合コンで再会した2人は連絡を取り合う仲になりました。『かぐや様は告らせたい』18巻で、白銀にスミシー・Ａ・ハーサカは早坂愛だと気付かれてしまいます。

早坂愛と藤原の関係はお互いを天敵だと思っています。かぐやの命令でさまざまなミッションをこなす早坂愛は、生徒の行動を把握し思い通りに動かします。藤原のことも行動を操ろうとしますが、予定どおりに動かない自由気ままな藤原の行動に四苦八苦してしまいます。作中ではあまり絡みの少ない2人です。

早坂愛の1つ目の名言です。ラップで自分の気持ちをかぐやにぶつけているシーンで言っています。白銀に呼び出された早坂愛は、芝公園に行くと白銀以外に藤原とかぐやの姿もありました。かぐやにラップで言われたことに対して苛立ちを感じた早坂が、「イケメン執事ハーサカ」という設定を忘れて自分の本音をラップに乗せて言った名言です。完璧に設定を演じていたのに、この時だけは早坂が設定を忘れて本音を叫んだ名シーンになります。

早坂愛の2つ目の名言です。石上がつばめ先輩とデートの約束をし、かぐやに客観的な意見を聞きました。かぐやは早坂愛に相談し、早坂愛の好みのデートを聞きます。横浜デートプランを自信満々に提案した早坂に、根拠はあるのかと問い詰めましたが、このデートプランは早坂愛の妄想であることが分かりました。かぐやは、ただの妄想と幻滅した様子を見せたため、怒った早坂愛が言った名言です。

早坂愛の3つ目の名言です。修学旅行の最中にスミシー・Ａ・ハーサカが早坂愛だと白銀に気付かれてしまいました。友達だと思っていた白銀は、早坂愛がだましていたことに幻滅し激しい怒りを抱いています。四宮家と早坂の関係を知った白銀は、さまざまな手助けをしてくれました。早坂愛は白銀と仲直りをしてまた友達に戻りたいという気持ちで、バレンタインデーに友チョコを渡したときのシーンです。

原作でも人気があった早坂愛をアニメ版【かぐや様は告らせたい】にて声を担当したのは、声優の花守ゆみりさんです。様々な形態を演じ分ける早坂愛を演じる上で、振り幅を大きくとるように気を付けたとインタビューで語っていました。

早坂愛の声優、花守みゆきさんは、神奈川県出身の声優です。m＆iを退職後は個人事務所を設立しました。早坂のギャルモードやイケメン執事などの形態に合わせて、見事に演じています。

花守ゆみりさんの主な出演作品は、『カワイスギクライシス』のリザ・ルーナ役、『オーバーロード』のイビルアイ役、『転生したらスライムだった件』のシズ役など、主に女性キャラを演じています。かわいいキャラや落ち着いたキャラなど幅広い女性キャラ演じるところから、ファンから好かれている声優です。

早坂は、ハーサカの形態の時だけ髪の毛を降ろしています。たまにしか見せない、髪を降ろした姿や少女っぽい仕草がファンを魅了するポイントなのでしょう。

『かぐや様は告らせたい』を読んでいない人でも、ファンが早坂愛を好きだということを知っていました。ファンは、早坂愛のかわいさに惚れてしまうのでしょう。

ハーサカのキャラはファンから人気です。演じていると分かっていても、かわいらしい早坂の魅力が伝わるのでしょう。

『かぐや様は告らせたい』の早坂愛は、メイドやギャルモード、お嬢様のハーサカなど、様々な形態を使い分けています。どの形態もかわいいポイントがたくさんありますが、年収は1,000万円と高校性とは思えないほど稼いでいました。早坂愛の声優である花守ゆみりさんも見事にどの形態の早坂愛を演じています。『かぐや様は告らせたい』では、様々なかわいい早坂愛のシーンを見ることができます。