【ハンターハンター】マチの強さや念能力を紹介！気になるヒソカとの関係とは？

マチは『ハンターハンター』の登場キャラクターで、幻影旅団に所属しています。マチは、「念糸《ネンシ》」という強力な念能力の持ち主です。クールな表情やポニーテールが可愛らしいマチは、仲間思いな性格でも人気を博しています。一方で、自分の仲間以外には冷酷無情な一面を見せるマチ。この記事では、マチの多面的な魅力を深堀りします。

まず、マチの基本情報を確認しておきましょう。マチは幻影旅団の3番目のメンバーです。幻影旅団の初期メンバーであることからも、かなりの実力を持ったキャラクターであることが伺えます。小柄な体格のマチですが、フィジカル能力も人一倍です。ちなみに、マチの本名が「マチ=コマネチ」であると誤解されていることがたまにありますが、正しくは「マチ=コマチネ」です。

マチのキリッとした目つき、鋭い表情などは、勝気で気丈な印象を与えます。実際、マチは基本的にクールでカッコいい実力派キャラクターです。マチの勘の鋭さは、仲間たちからも一目置かれています。しかし、マチの魅力はそれだけではありません。仲間への情の深さも、マチを語るうえで欠かせない要素の一つです。仲間を思うがゆえに、幻影旅団の厳格な掟に背いたことさえありました。

マチの過去は謎に包まれています。『ハンターハンター』には多くの謎が隠されているため、ファンの間では様々な考察が展開されています。その中には、マチの過去に関する考察もあります。「マチは忍者の隠れ里のお姫様であり、幼少期に流星街に捨てられた」とする説です。この考察では、マチの体内に「隠者の書」が隠されていると推測されています。マチが忍者の格好をしていることが、この考察が生まれた理由の一つのようです。

『ハンターハンター』は『週刊少年ジャンプ』連載の大人気少年漫画です。作者は冨樫義博で、1998年の連載開始以来、唯一無二のダークな世界観・魅力的なキャラクター・端正な画力などで人気を博しています。1999年からはフジテレビ、2011年からは日本テレビでアニメ化されました。原作は2022年現在休載中のため、連載再開が切望されています。

『ハンターハンター』の主人公はゴンという少年です。ゴンは幼少期、「キツネグマ」という巨獣に襲われましたが、ハンター「カイト」に救われました。カイトから、死んだはずの父親が存命であること、父親は偉大なハンターであることを聞かされたゴン。ゴンは父と同じハンターになることを決意します。なお、『ハンターハンター』の世界におけるハンターとは、珍獣から魔境に至るまで、未知に魅せられ追い求める者たちのことです。

『ハンターハンター』の登場キャラクターであるマチは、総合的に見てかなりの強さを持っていると言ってよいでしょう。幻影旅団の初期メンバーであり、肉体的にも秀でています。また、マチは念能力の持ち主でもあります。彼女の念能力「念糸《ネンシ》」は、攻撃にも治療にも使える強力な能力です。マチの能力について詳しく見ていきましょう。

マチが用いる念能力「念糸」について解説します。念糸は、自らのオーラを変化させ糸状にして操る能力です。糸は自在に伸び縮みさせることができ、短い場合はすさまじい強度を誇ります。なんと、1トン程度の物体であっても千切れずに吊るすことが可能です。また、強度は低下しますが、糸を非常に長く伸ばすこともできます。糸で敵を追ったり拘束したりはもちろん、ケガの治療にも使える便利な能力です。

念糸には様々な使い道があります。その一つが肉体の縫合です。念糸とマチの身体能力が合わさることで、千切れてしまった体の組織を繋ぎ合わせることができるのです。切断された肉体も元に戻すことができる、強力な治療技です。とはいえ、あくまでも「くっ付ける」だけであることに注意が必要です。傷そのものを癒せるわけではないので、念糸縫合を受けても傷が治るまで安静が必要です。

マチの強さは念能力だけではありません。肉体的にもかなりの強さを誇ります。特に筋力が並外れており、幻影旅団の腕相撲ランキングでは6位に輝いています。小柄なマチの体格を考えると、この成績は特筆すべきものでしょう。また、マチは勘の強さに定評があり、幻影旅団員もマチの直観には全幅の信頼を置いているようです。仲間思いな性格のマチ。敵に回すと怖い人物です。

『ハンターハンター』の登場キャラクターであるマチは、同じく『ハンターハンター』の登場キャラクターである「ヒソカ」と敵対関係にあります。ヒソカは一時は幻影旅団に所属していましたが、実際は偽装入団でした。最終的には幻影旅団長クロロと対決し、マチとも袂を分かつ形になったヒソカ。マチとヒソカの関係性について詳しく見ていきましょう。

『ハンターハンター』の登場キャラクターであるヒソカについて簡単にまとめました。ヒソカは、戦闘に憑りつかれているような狂気的な一面を持つキャラクターです。手応えのある戦闘相手はヒソカにとっての「玩具」です。強力な相手と一対一の勝負をすることがヒソカの望み。幻影旅団にも、団長クロロとタイマンで勝負するために偽装入団しました。

幻影旅団に所属していた頃、ヒソカはマチを気に入っているような素振りを度々見せ、食事に誘うことさえありました。しかし、あくまでも戦闘狂のヒソカ。バトルの相手・玩具として、マチに興味を持っただけかもしれません。一方、マチもかつては、仲間としてヒソカに情を見せていました。しかし、ヒソカ対クロロの戦闘をきっかけに二人は決別し、因縁の関係に陥ることになります。

クロロとの戦闘を実現するも、敗北し死亡したヒソカ。痛々しく損傷したヒソカの亡骸に対して、マチは労りを見せました。ところが驚くべきことに、死んだはずのヒソカが生き返ります。劣勢を悟ったヒソカが、死後の念を発動させていたことが理由でした。幻影旅団へ宣戦布告するヒソカにマチは激怒します。幻影旅団全員の命を狙うヒソカと、裏切者であるヒソカ殺害を決めたマチ。決定的な因縁が発生した瞬間でした。

クロロとの戦闘から蘇生後、ヒソカはすぐにマチを殺害することもできたはずでした。しかし実際にはマチを生かしています。これには理由がありました。ヒソカがマチを殺さなかった理由について、簡単にまとめてみました。

理由その①は、「伝言係」としてマチを殺さなかったのではないか？というものです。 ヒソカは幻影旅団全員の殺害を宣言しますが、それを知らされたのはマチだけです。旅団へのメッセンジャー的な役割があったため、マチはすぐに殺害されず生き延びたのかもしれません。

理由その②は、非常にメタ的にはなりますが、「作者の意向」です。原作34巻で作者冨樫先生のコメントを読むことができますが、それによるとヒソカはマチを殺したがっていたようです。しかし、ストーリーの都合上、冨樫先生がマチ殺害を却下したとの内容が書かれています。作者の意向でマチが生かされたと考えると、今後マチがストーリー上重要な役割を担うことが考えられます。

可愛らしい容姿や仲間思いな性格などが魅力的なマチ。実はそんなマチに「死亡フラグ」が立っていると話題です。マチは本当に死んでしまうのでしょうか？マチのファンとしては気が気ではない噂です。マチの「死亡フラグ」について真相を調べてみました。

マチに死亡フラグが立っていると言われる理由は二つあります。理由①はこれまでのストーリー展開によるものです。幻影旅団の一員としてヒソカと敵対することになったマチは、ヒソカに殺害される可能性が極めて高くなっています。理由②は「作者が宣言している」というメタ的な理由です。『ハンターハンター』劇場版アニメの特典にて、幻影旅団員とクラピカは全員死亡する旨が、作者の言葉として掲載されているのです。

『ハンターハンター』では人気キャラクターもあっけなく死んでしまうことがあり、衝撃を受けるファンも多いようです。死亡キャラクターを何人かピックアップして紹介します。幻影旅団員であるシャルナークとコルトピは、ヒソカによって殺害されました。特にシャルナークの壮絶な死に様には、衝撃を受けたファンも多かったようです。また、ヒソカも死亡キャラクターの一人ですが、死後の念によって蘇生しました。

『ハンターハンター』には、今後の死亡が推測されているキャラクターもいます。特に話題なのが、幻影旅団に一時加入中の「イルミ=ゾルディック」です。原作12巻と36巻表紙には幻影旅団のメンバーが描かれていますが、36巻時点で死亡したキャラクターの位置には花が描かれています。イルミはまだ存命ですが、その手に花を持った状態で描かれていたため、作者の意味深なコメントも合わせ、死亡フラグ説が囁かれています。

『ハンターハンター』は絶大な人気を誇る作品で、複数回に渡ってアニメ化されています。アニメ化された時期によって、マチの声はそれぞれ異なる声優が務めています。声の違いにより、マチの多様な魅力を楽しむことができます。マチの声を演じた歴代の声優を、順番に見てみましょう。

『ハンターハンター』が最初にアニメ化されたのは1999年です。放送局はフジテレビで、こちらのアニメ版でマチの声を演じたのは声優の「並木のり子」さんです。原作では声の付いていなかった状態で、初めてマチに「声」という新たな命を吹き込んだのが並木のり子さんです。

1999年版のアニメ化で、マチの声を務めた並木のり子さんのプロフィールを紹介します。並木のり子さんは多彩なボイスで、複数役をこなすことができるという強みの持ち主です。アニメ作品に多数出演するほか、ナレーションや講師としても活躍しています。

並木のり子さんは、劇場版「どうぶつの森」でつぶきちの声を担当するなど、可愛らしい役柄に定評があります。『ハンターハンター』でも、マチの芯の強さや、その裏に隠れた仲間思いの可愛らしい性格が、並木のり子さんの声によって引き立てられていました。

『ハンターハンター』フジテレビ版でマチの声を演じた二人目の声優は「上村貴子」さんです。上村貴子さんについてご紹介します。

上村貴子さんは過去に多数のアニメ作品に出演していた声優で、出身は鹿児島県です。『ハンターハンター』では、OVA版の複数の作品でマチの声を演じました。OVA版を視聴すれば、今でも上村貴子さんが演じる可愛らしいマチの魅力を味わうことができます。

上村貴子さんは、可愛らしい少女から愛くるしいキャラクターまで、多彩な役柄を演じています。大人気アニメ『銀魂』にも出演していました。

『ハンターハンター』は、2011年からは日本テレビでアニメ化されました。日本テレビ版『ハンターハンター』でマチの声を務めたのは声優の「前田玲奈」さんです。「マエレナ」等の愛称でファンから親しまれている前田玲奈さんについて紹介します。

前田玲奈さんはステイラック所属の声優で、多数のアニメ作品に出演するほか、吹き替えやゲーム作品、ナレーションなどでも大活躍中です。歌唱力に定評があり、ピアノを趣味として嗜むなど、多彩な魅力が持ち味です。

前田玲奈さんは多数のアニメ作品に出演しています。また、大人気ゲーム「ウマ娘」での活躍に注目が集まっています。人気キャラクター「グラスワンダー」の声を演じており、その可愛らしさが大好評です。

『ハンターハンター』に登場するマチは、可愛らしいルックスや温情ある性格が大人気です。過去が謎に包まれていることから、ファンの間で過去が考察されるなど、マチのことを詳しく知りたいと熱望する視聴者も多いようです。そんなマチに対する世間の声をいくつか紹介します。

マチの人気の秘訣は、何と言ってもその性格です。内に秘めた優しさに心惹かれる視聴者も多いようです。ヒソカと幻影旅団の闘いが激化する中、仲間思いのマチがこれからどのような運命を辿るのかにも注目です。

ヒソカとの関係性も、マチというキャラクターを語る上で欠かせません。過去にはヒソカがマチを気に入っているような素振りもありましたが、現在は完全に敵対関係になってしまっています。マチとヒソカの関係について、詳しい情報を知りたいという声が多数上がっています。

マチはその性格のほか、可愛らしいルックスでも人気です。ポニーテールの髪の毛や鋭い目つきなど、魅力がたくさん詰まっています。また、マチは普段忍び装束を身にまとっていることから、なぜ忍者の格好をしているのか、その過去を考察する視聴者もいるようです。マチの過去が今後明かされることはあるのでしょうか？『ハンターハンター』の今後の展開に期待が集まります。

『ハンターハンター』に登場するマチは、可愛らしい忍者風のルックスや、仲間思いの慈悲深い性格が人気のキャラクターです。マチは念能力「念糸」を巧みに操り、敵を追跡したり、仲間のケガを治療したりすることができます。マチが所属する幻影旅団のメンバーはヒソカに命を狙われており、マチが「死亡フラグ」を回避できるのか案じている視聴者も多いようです。ヒソカとの因縁の行方など、マチの今後の活躍に期待しましょう。