【ハンターハンター】レオリオの念能力やジンとの関係を調査!年齢や性格も紹介
『ハンターハンター』のレオリオの念能力は会長選挙編で披露されており、作中ではジンによってその念能力が分析されています。そんなレオリオについて念能力やキャラとの関係性、現在の状況から作中における強さの考察などをまとめていきます。
レオリオとは?
『ハンターハンター』のレオリオはヨークシン編で念の片鱗を見せていましたが、会長選挙編では念能力としてより形となっていました。そんなレオリオの現在の念能力やその強さについて見ていく前に、レオリオのプロフィール等を見ていきましょう。
レオリオのプロフィール
『ハンターハンター』のレオリオ=パラディナイトは3月3日生まれの19歳、血液型O型、身長193㎝、体重85㎏の男性です。作中のデフォルトの姿は黒や紺色のスーツとサングラスを身に付けています。やや荒っぽくところや俗物なところがあり、欲望に忠実なタイプですが、義理堅さや友情を大事にする熱い部分もあります。
レオリオの初登場
レオリオが『ハンターハンター』の作中で初登場したのは単行本1巻であり、主人公のゴンやくらいだよと共にハンター試験に向かう船に乗る3人として描かれました。その時点ではどちらかといえば俗物な部分が前面に出ていました。
レオリオがハンターになりたい理由はなぜ?
レオリオがハンターを目指す理由は試験中のクラピカとの会話で明かされており、かつて病気の友達が手術代を払えなかったせいで亡くなってしまったことから、同じような立場の患者を無償で治療できるような医者を目指していました。しかし、レオリオ自身も裕福ではなかったため、学費の免除を受けられるハンターライセンスを獲得することで夢に近付こうとしたのです。
ハンターハンターの概要
『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』は冨樫義博が原作で『週刊少年ジャンプ』に連載されている少年漫画です。ハンターという職業が存在する世界で主人公たちメインキャラがそれぞれの目的を果たすために戦いや駆け引きをしていく姿が描かれます。
ハンターハンターのあらすじ
主人公のゴン=フリークスは小さい頃にハンターに助けられた経験から自らもハンターを志すようになり、里親のミトの許可を得た11歳の時にハンター試験に挑みます。その過程でクラピカ、レオリオ、キルアといった仲間たちと出会い、ゴンはプロハンターのライセンスの入手とハンターの必須条件である念能力を取得しました。そして、同じくハンターである父親のジンの消息を追い始めます。
レオリオの念能力
『ハンターハンター』の作中でゴンやキルア、クラピカは裏ハンター試験と言われる念能力を取得するところがしっかり描かれました。一方、レオリオについては登場の度に念能力が明らかになっていきます。
レオリオの念能力は放出系
『ハンターハンター』のレオリオは念能力の系統として放出系に分類されています。ヨークシン編ではオーラを体の周囲に纏う「纏」を独学で取得しているのみで、具体的な系統は分かりませんでしたが、念能力を発揮したことで放出系と明らかになりました。ちなみにヒソカのオーラ別性格分析における放出系は「短気で大雑把」になっており、レオリオの性格と一致しています。
レオリオの念能力の「念を拳に込めて飛ばす」という技
会長選挙編でレオリオが見せた念能力は念を拳に込めて飛ばすというものです。作中ではレオリオの傍にあった机を殴り壊して、別の位置にいたジンの机から拳の形をしたオーラを出して攻撃していました。
レオリオの念能力の特徴からジンが導き出した「エコー検査」
レオリオは自身の念能力を独学で取得しているため、具体的な性能や強さを語っていませんが、念を受けたジンはこの能力が放出系と発を組み合わせたものと見ています。それによってオーラを別の場所に飛ばすことで様々な効果を発揮でき、その中にはエコー検査や体内の腫瘍の破壊など医療にも活かせる可能性を示していました。
レオリオの年齢やジンとの関係・演説シーン
『ハンターハンター』のレオリオは念能力以外にも魅力的な部分が多いキャラになっています。そんなレオリオのプロフィールの深堀りや他のキャラとの関係性などを見ていきましょう。
レオリオの年齢
レオリオの作中で初登場した時の年齢は19歳であり、会長選挙の時点では1年前後しか経っていないことから現在も19歳から20歳であることが推察できます。ただ、見た目が老け顔であることから作中やファンの間でも年齢に驚かれることがありました。
レオリオの性格
レオリオの性格はヒソカの放出系の診断にも当てはまる短気で大雑把なところがあり、作中でもキレた言動を見せています。しかし、その理由がゴンやキルア、クラピカといった仲間を想う故に怒りであることも多く、その部分が人情味あるキャラとして好かれています。
レオリオとジンの関係
レオリオの性格がよい方向に出たのは念能力によってジンを殴りつけた時であり、これも再起不能状態のゴンの前にも顔を見せない父親のジンに怒りをぶつけました。ただ、この行動からハンター協会の注目を集め、念能力を受けたジンからも一目置かれることになります。
レオリオの演説シーン
ジンを念能力で殴りつけたことからレオリオはそのまま会長選挙に参加することになり、大衆の前で演説を披露しています。その内容は他人のために動いたゴンのことを知らずにいた自分への悔しさやそのゴンを助けたい気持ちが出ており、聞いていた人々やファンの心を掴みました。
レオリオは現在何をしている?
『ハンターハンター』の作中における現在のレオリオは医大生をしながらも新体制となったハンター協会の十二支んに推薦されており、暗黒大陸・王位継承編では新会長チードルの元で精鋭医療チームの1人としてB・W号に向かうことになりました。
レオリオの強さを考察
『ハンターハンター』のレオリオは念能力や性格などが明らかになったところで、作中におけるレオリオの強さを考察していきます。直接的な戦闘描写は少ないですが、かなりスペックの高い人物です。
強さ①ジンも認めている
会長選挙編でレオリオに一発喰らわされたジンからは選挙に参加した中で一番の収穫がレオリオとの出会いと言っており、念能力者としての伸びしろにも期待していました。現在のハンターの中でもトップクラスのジンに言われるということは、かなりの強さを秘めていると考えられます。
強さ②ハンター試験での活躍
ゴン達と共に挑んだハンター試験では戦闘面では目立った活躍はありませんが、仲間内への鼓舞など精神的な面で強さを見せていました。また、純粋に体力が必要な試験会場への道のりや塔の突破も何とか喰らい付いていたことから気力はかなり高いと考えられます。実際に試験を見ていたネテロからは格闘能力の高さがあると見られていました。
強さ③ためしの門を開ける
レオリオの身体能力の高さは、実家に戻ったキルアを迎えに行く際に挑んだゾルディック家の試しの門でも明らかになっています。中に入るには1から7まである扉のいずれかを開ける必要があり、1の門でも片側2トンあることから普通の人間では困難なものです。そんな中、最初こそ1すら開けられなかったレオリオは2週間後に2の門を開けられるようになっており、純粋な肉体の強さがわかりました。
強さ④念の習得の遅さ
レオリオの強さについて他のキャラよりも念能力の取得が遅かったことから劣っていると見られることがあります。しかし、ハンター試験後のレオリオは医大生を目指すための勉強をしており、ゴン達のように念能力を取得するための修業を積めなかったというハンデがあります。むしろ独学で念を取得できているところは評価すべき点かもしれません。
強さ⑤船酔いしない
『ハンターハンター』の序盤でハンター試験会場に向かう船でレオリオは船酔いすることなく過ごせていました。実はこの船に乗ることもハンター試験の1つであり、荒波の中でも平気でいられるような身体能力や精神力が見られていたのです。その点でもレオリオが普通の人間よりはハンター適性があったことが分かります。
強さ⑥「医大生」になる頭の良さ
レオリオは学費の免除のためにハンター試験を受験しましたが、医大生になるのはそちらの試験にも合格する必要があります。その中で見事国立医大に合格して医大生になっていることは頭の良さもあると言えるところです。ハンター試験中では考えが至らないなどと言われたりしていますが、本気を出した時は地頭の良さが出るのかもしれません。
レオリオの声優
アニメ『ハンターハンター』は1999年に放送されたフジテレビ版と2011年に放送された日本テレビ版の2種類があり、それぞれレオリオを演じた声優がいます。そんなレオリオの声優について見ていきましょう。
レオリオの1999年フジテレビ版の声優は郷田ほづみ
1999年フジテレビ版のアニメでレオリオの声優を演じたのは郷田ほづみさんです。大雑把ながらも優しさがあるレオリオの声を熱量高く演じています。
郷田ほづみのプロフィール
郷田ほづみさんは東京都出身で1957年生まれの声優・俳優・音響監督です。現在は 尾木プロ THE NEXTに所属しています。声優の富山敬さんに憧れて声優を志し始め、俳優やお笑いトリオの「怪物ランド」として活動を始めつつ、声優としては1982年にデビューを果たしました。その後も声優としてアニメや吹き替え、俳優としてドラマに出演し、更には2000年から音響監督としても活躍しています。
郷田ほづみの主な出演作品
郷田ほづみさんの主な出演作品としては『装甲騎兵ボトムズ』のキリコ・キュービィー、『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』のライオコンボイ、『LAST EXILE』のヴィンセント・アルツァイ、『金色のガッシュベル!!』のカフカ・サンビーム、『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』の陸奥出海、『妖逆門』のフエ、『しおんの王』の羽仁真などがあります。
レオリオの2011年日本テレビ版の声優は藤原啓治
2011年日本テレビ版のアニメでレオリオの声優を演じたのは藤原啓治さんです。以前のアニメとは別の雰囲気で熱血漢なレオリオの声を演じています。
藤原啓治のプロフィール
藤原啓治さんは東京都出身で1964年生まれの声優・俳優・音響監督です。2020年に癌のため死去されました。声優としては1990年代から出演を始めており、青年から年配の役まで幅広く演じています。また、海外吹き替えやナレーションの仕事など、アニメ以外のジャンルにも多数出演されていました。
藤原啓治の主な出演作品
藤原啓治さんの主な出演作品としては『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし(初代)、『はじめの一歩』の木村達也、『ヒカルの碁』の緒方精次、『鋼の錬金術師』のマース・ヒューズ、『ハチミツとクローバー』の花本修司、『BACCANO! -バッカーノ!-』のラッド・ルッソ、『マギ』のヒナホホ、『うたわれるもの 偽りの仮面』のハク、『血界戦線』のデルドロ・ブローディ、『だがしかし』の鹿田ヨウなどがあります。
レオリオの能力に対する世間での評判や人気
ここではレオリオの能力について世間での評判や人気をまとめていきます。媒体によっては系統が明らかになっていたこともありましたが、会長選挙編で具体的に描かれたことは多くの注目を集めたようです。
レオリオの念能力については放出系ではないかという予想が会長選挙編前から出ていました。その理由としてはヒソカの診断があり、レオリオが当てはまるのは強化系や放出系のどちらか出ると思われていたようです。
レオリオの念能力が医療にも使える可能性についてレオリオらしいという声がありました。作中でもセンリツやジンといった面々がレオリオの性格や言動、能力から医者向きであると見ており、レオリオの心情が全体に現れているようです。
レオリオの念能力が判明したことで、レオリオは念能力で戦闘することはないと見る人もいました。実際に暗黒大陸・王位継承編では医療チームで参加しており、序盤からのレオリオの立ち位置からしても戦闘するゴン達とは別の立場になっていくと考えられているようです。
レオリオの念能力は放出系だった
『ハンターハンター』のレオリオの念能力は放出系であり、遠距離から念を飛ばせる能力であると分析されています。そんなレオリオの現在は暗黒大陸・王位継承編に参加しているキャラなので、今後の動きや活躍に注目してみてください。
この記事のライター
十文字猛
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