【ハンターハンター】イルミの死亡説を徹底調査!花の意味やヒソカとの関係を紹介
『ハンターハンター』の中でも人気の高いキャラクター「イルミ」。そんなイルミの死亡説が囁かれているのです。事の発端はコミック12巻と36巻の表紙にあります。本記事ではイルミの死亡説を徹底調査すると共に、表紙に描かれた花の意味やヒソカとの関係について紹介します。
イルミとは?
『ハンターハンター』に登場するキャラクター「イルミ」とはどのような人物なのでしょうか。ここでは、イルミのプロフィールと併せて『ハンターハンター』の概要とあらすじについて簡単に紹介します。
イルミのプロフィール
- フルネーム:イルミ=ゾルディック
- 誕生日:不明
- 年齢:24歳
- 身長:185cm
- 体重:68kg
- 血液型:A型
暗殺一家「ゾルディック家」の長男でキルアの兄でもあるイルミは、長い黒髪で黒く大きな目が特徴な青年です。感情の起伏も乏しく、全くと言って良い程変わらないその表情はまるで能面のような雰囲気を感じさせます。目的のためなら手段を選ばず、標的以外の人間すら犠牲にしてしまう冷酷な性格です。
ハンターハンターの概要
『ハンターハンター』とは冨樫義博先生による少年冒険漫画で、1998年から週刊少年ジャンプにて連載されています。少年漫画の中でも残酷な描写が多く、設定も複雑なため文章での説明も多いのが特徴です。
ハンターハンターのあらすじ
『ハンターハンター』の主人公であるゴンは、死んだと思っていた父・ジンが実は生きていて、優秀なハンターとして活躍していることをジンの弟子・カイトに知らされます。そのことがきっかけとなり、ゴンはプロハンターになるべくハンター試験を受けるための旅に出ます。旅先でキルアやクラピカ、レオリオと出会い仲間になったゴンは、様々な経験をしながら難関であるハンター試験に挑むのです。
イルミの死亡説を考察!花の意味は?
『ハンターハンター』コミック12巻と36巻の表紙が発端となり、浮かび上がったイルミの「死亡説」。何故、イルミが死亡すると考えられているのでしょうか。ここからは、イルミの死亡説を考察しながらコミック12巻と36巻の表紙に描かれている花の意味について紹介します。
死亡説①12巻と36巻の表紙の花の意味
『ハンターハンター』コミック36巻にはデフォルメされた幻影旅団と「花」が描かれています。12巻と36巻を並べてみると分かるように、表紙がどちらも同じ構図となっています。しかし、12巻と36巻の表紙を比較すると12巻に描かれていたメンバーがいた場所に、36巻では「花」が描かれているのです。この「花」がイルミの死亡フラグだと注目を集めています。それでは、その理由について考察していきましょう。
考察①幻影旅団の位置関係
デフォルメで描かれた12巻の幻影旅団は、結成当初のメンバー13人で構成されています。そして、36巻には12巻で描かれていたメンバーのパクノダ、シャルナーク、コルトピの居た場所に花が描かれているのです。つまりパクノダ、シャルナーク、コルトピは死亡しているので「花」は死を意味すると考えられます。そして、ウボォーギンとヒソカが描かれていた場所にはイルミとカルトが描かれているのです。
考察②イルミの口が無い
36巻の表紙に花を持ったイルミが描かれているのですが、そのイルミには口がありません。先述したように花は死を意味することを考えると、花を持った口の無いイルミから「死人に口なし」と連想され、イルミは今後死亡するのではないかと考察されるのです。
考察③幻影旅団の表情
『ハンターハンター』コミック12巻と36巻の表紙を比較すると幻影旅団の表情にも違いがあるのが分かります。12巻のクロロ、マチ、フィンクスは笑顔なのに対し、36巻では怒っているような表情をしています。それに加え、シズクの表情も微妙に変化しています。この表情の変化は、仲間を殺した相手への憎しみを現したものなのかと考えられますが、明確ではありません。
死亡説②カバーでの作者コメント
『ハンターハンター』コミック36巻表紙カバーに作者の冨樫義博先生が「ネタバレ。あえてね。」と意味深なコメントと唇のイラストを残していました。このコメントとイラストが、イルミの死亡説を浮上させる大きなきっかけと言っても過言ではありません。しかし、冨樫先生によるミスリードの可能性もあるので連載再開に期待です。
死亡説③ヒソカの「あと10人」というセリフ
ヒソカの「あと10人」というセリフもとても意味深です。天空闘技場でクロロとの戦闘で死んだヒソカは復活して幻影旅団の抹殺を謀り、初めにコルトピとシャルナークを殺害します。その時に発したセリフが「あと10人」です。この時点で幻影旅団は9人でしたが、10人目が謎のままでした。しかし、暗黒大陸へ向かう船の中でイルミが幻影旅団に入団したことにより10人目がイルミだと判明したことで、イルミ死亡説が浮上しました。
イルミとヒソカやキルアの関係
死亡説が浮上しているイルミですが、ヒソカとキルアとの関係性にも注目が集まっています。ここからは、イルミとヒソカやキルアとの関係について紹介します。
イルミとヒソカの関係
イルミとヒソカの関係は、初めて会った「ハンター試験」から始まります。互いに念能力者で闇社会に生きる者同士ということもあってか2人は意気投合し、ヒソカが幻影旅団に潜入した時はイルミがヒソカに変装し暗躍したり、アルカの件でイルミがヒソカに協力を頼むなど友人関係に近いものでした。
ヒソカのプロフィール
- フルネーム:ヒソカ=モロウ
- 誕生日:6月6日
- 年齢:不明
- 身長:約190cm以上
- 体重:不明
- 血液型:B型
ヒソカは髪を逆立てピエロのようなメイクをした青年です。素顔はかなりの美形ですが、性格は気紛れで変態的なところがあります。戦闘狂で頭の回転も速いヒソカは、自身の体が酷いダメージを受けようとも表情一つ変えない精神力の強さも兼ね備えているといった、掴みどころのない人物です。
イルミとヒソカの関係は複雑?
友人関係に近いイルミとヒソカの関係ですが、複雑なものへ変化していきます。そのきっかけとなったのが、ヒソカとクロロのタイマン勝負です。ヒソカはイルミに「ヒソカ自身の暗殺」を依頼します。これにより、イルミとヒソカの命懸けの戦いが始まりました。友人関係のような状態から一転、敵対関係へと変化したのです。
イルミとキルアの関係
イルミとキルアの関係は兄弟関係です。暗殺一家「ゾルディック家」の当主であるシルバ=ゾルディックの長男として生まれたイルミと、三男として生まれたキルア。兄弟とはいえ、イルミはキルアに対して感情を持つことや友達を作ることさえ否定している冷酷さを見せています。
キルアのプロフィール
- フルネーム:キルア=ゾルディック
- 誕生日:7月7日
- 年齢:12歳(連載開始当時)
- 身長:158cm
- 体重:45kg
- 血液型:A型
キルアは短い銀髪に切れ長の目が特徴的な少年です。小柄に見える容姿ですが、鍛え上げられた肉体をしています。年齢の割には冷静沈着で頭の回転も速く、割り切った性格をしています。
イルミはキルアを溺愛している?
イルミは弟であるキルアを溺愛しているとファンの間で話題になっていますが、その溺愛振りは尋常ではありません。イルミはキルアを優秀な暗殺者にするために幼い頃から教育してきました。そんなイルミのキルアに対する執着は、針で洗脳するという行為からも分かります。大切な弟が殺されないように「自分より強い相手とは戦うな」という命令を込めた針をキルアの脳に刺していたのです。
イルミの念能力や強さ
ここからはイルミの念能力や強さについて紹介します。死亡説が囁かれているイルミの念能力とはどのようなものなのでしょうか。
イルミは操作系能力者
イルミは針を使用する「操作系」の能力者です。念を込めた針で刺した人間を自由自在に操ることが出来ます。それに加えて、相手の身体に針を刺して形を変形させたり、自身の頭に針を刺し変装することも可能です。標的の脳に針を刺すことで、その相手に命令をすると動きを制御させることも出来ます。
イルミの針人間
イルミの「針人間」とは、念を込めた針を標的の脳に刺して自身の命令に絶対服従させる人間のことです。脳に針を刺された人間は茫然自失となってしまいますが、身体能力は強化されます。針人間はイルミの為だけに尽力して、力を使い果たすと死んでしまいます。又、針を抜いたとしても元の状態に戻ることはありません。
イルミとヒソカはどっちが強い?
複雑な関係性を持つイルミとヒソカは一体、どちらが強いのでしょうか。イルミとヒソカが戦った場合、イルミは変装してヒソカに近付き脳に針を刺し自由を奪うか、又は針人間を使いヒソカの動きを封じるなど広範囲な攻撃を仕掛ける可能性があります。しかし、ヒソカはイルミの念能力を熟知していると考えられるので一筋縄ではいかないと考えられます。
接近戦になった場合、ヒソカの方が有利となります。ヒソカは変化系の能力者なので身体能力を強化して戦う可能性があるため、イルミにとっては不利なものになります。以上を踏まえるとヒソカの方が強いと考えられますが、どちらも頭の回転も速く機転が利くのでイルミとヒソカのどちらが強いとは断言できません。
イルミの声優
アニメ『ハンターハンター』は1999年と2011年に放送されましたが、イルミを担当した声優はそれぞれ違います。感情の起伏が乏しいイルミの担当声優は誰なのか紹介します。
イルミの1999年フジテレビ版の声優は高乃麗
イルミの1999年フジテレビ版の声優は高乃麗(たかのうらら)さんです。感情の読めないイルミの怪しさを見事に演じています。
高乃麗のプロフィール
高野麗さんは、1961年8月16日生まれで千葉県出身の声優・ナレーターです。賢プロダクションが立ち上がったころに声優の野村道子さんから「声が面白い」と声優の仕事の誘われたのがきっかけで、声の仕事をするようになります。暫く仕事のない期間がありましたが『がんばれ!キッカーズ』のオーディションで合格し、これが声優の初仕事となりました。現在はジャズシンガーやアニメ吹き替えなど幅広く活躍しています。
高乃麗の主な出演作品
高野麗さんの主な出演作品は『サクラ大戦シリーズ』マリア・タチバナ、『ハートキャッチ!プリキュア』サソリーナ、『魔法陣グルグル』ギップル、『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』鷹羽リョウ、『ノートルダムの鐘Ⅱ』エスメラルダなど数多くの作品に出演している実力派声優です。
イルミの2011年日本テレビ版の声優は松風雅也
イルミの2011年日本テレビ版の声優は松風雅也(まつかぜまさや)さんです。狂気に満ちたイルミを見事に演じています。
松風雅也のプロフィール
松風雅也さんは、1976年9月9日生まれで福島県出身の声優・俳優です。1997年『電磁戦隊メガレンジャー』のメガブルー/並樹瞬役で俳優デビューをしました。その後は声優活動を軸に、舞台やラジオパーソナリティ、司会など幅広い分野で活躍しています。
松風雅也の主な出演作品
松風雅也さんの主な出演作品は『桜蘭高校ホスト部』鳳鏡夜、『ヨルムンガンド』キャスパー・ヘクマティアル、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ガエリオ・ボードウィン/ヴィダール、『斉木楠雄のΨ難』才虎芽斗吏、『宝石商リチャード氏の謎鑑定』ジェフリー・クレアモントなど数多くの作品に出演しています。
イルミに対する世間での評判や人気
ここからは、イルミに対する世間での人気や評判について紹介します。SNS上ではイルミはどのような印象を持たれているのでしょうか。
イルミは死ぬ可能性があると考えている声がありました。『ハンターハンター』はどんなに強い人物でも死んでしまうため、誰が死んでもおかしくないと考えられているようです。
冨樫義博先生が復活してくれるのは嬉しいけれど、イルミ死亡説が浮上しているため連載開始直後にイルミが死んでしまったら、作品を読めなくなってしまうと言った辛い気持ちを吐露している声がありました。ファンの間では人気の高いイルミ。そんなイルミが死ぬのは嫌だと感じている人も多くいました。
イルミ死亡説について面白いと感じる声もありました。『ハンターハンター』は意表を突く内容が多いので、連載再開を待ち望むファンが大勢いるようです。
イルミは死亡する可能性があるキャラだった
『ハンターハンター』に登場する「イルミ」は今後のストーリー展開によって、死亡する可能性があるキャラだと考えられます。しかし、予想を覆すのが『ハンターハンター』の世界。イルミがどうなるのかは作者の冨樫義博先生のみ知っています。『ハンターハンター』連載再開を待ちつつ、もう一度作品を読み返して考察するのも良いかもしれません。
この記事のライター
rymamimo
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