【ハンターハンター】暗黒大陸編を徹底解説!あらすじや人間関係を調査

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暗黒大陸編の途中で2018年11月から休載しているハンターハンターですが、2022年5月に作者本人がSNSで進捗報告し始め再開が近いと思われています。ハンターハンター連載再開前に、暗黒大陸編で登場したカキン王国の王子や五大厄災、伏線について復習していきます。

【ハンターハンター】暗黒大陸編を徹底解説!あらすじや人間関係を調査

目次

  1. 【ハンターハンター】暗黒大陸編とは?
  2. 【ハンターハンター】暗黒大陸編を徹底解説!あらすじは?
  3. 【ハンターハンター】暗黒大陸編のキャラと人間関係
  4. 【ハンターハンター】暗黒大陸編の伏線
  5. 【ハンターハンター】暗黒大陸編の今後を予想
  6. 【ハンターハンター】暗黒大陸から連れ帰った「五大厄災」
  7. 【ハンターハンター】暗黒大陸編に対する世間での評判や人気
  8. 【ハンターハンター】暗黒大陸編は謎の多いストーリー

【ハンターハンター】暗黒大陸編とは?

暗黒大陸編は、人類最大の禁忌とされている“暗黒大陸への進出”を、カキン帝国ホイコーロ国王が宣言した事から始まります。世界地図の外側の世界の事を指す“暗黒大陸”は、会長選挙・アルカ編でジンとゴンが再会した時に存在が明かされました。そして暗黒大陸編以前の世界は、暗黒大陸中央にある巨大湖メビウスに浮かぶ小さい島での出来事でした。暗黒大陸には、数多くの巨大な生物が生活している様子がハンターハンター作中に描かれていました。

暗黒大陸編は何巻から?

暗黒大陸編が掲載されているのは、ハンターハンター32巻No.340から始まり36巻までです。しかし、暗黒大陸に向かう途中で36巻が終了し3年にも渡る長期休載に入りました。ハンターハンターの連載再開後も、暗黒大陸編が続くのか新章が始まるのかは判明していません。

ハンターハンターの概要

冨樫義博(とがし よしひろ)によって描かれるハンターハンターは、1998年から週刊少年ジャンプで連載開始しました。ONE PIECEに次ぐ長期連載中の漫画となるハンターハンターですが、作者の体調により休載が多い事でも有名な作品です。過激な描写が多く複雑難解な設定が魅力的なハンターハンターは、長期休載を経てもなお多くのファンに愛され続けています。

2018年11月から2022年5月現在で過去最長となる3年半の休載期間となるハンターハンターですが、5月24日にTwitterで突如原稿の進捗を報告し始め話題になっています。週刊少年ジャンプ公式アカウントからもハンターハンター再開の報告は未だに無いですが、週刊少年ジャンプ公式アカウントが冨樫さんのアカウントをフォローした事から、連載再開間近ではとファンが歓喜しています。

ハンターハンターのあらすじ

キツネグマに襲われたところをハンターであるカイトに助けられた少年ゴン=フリークスは、死亡したと思われていた父・ジンが生きてハンターとして活躍していることを知ります。父の職業であるハンターに憧れを抱いたゴンは、ハンター試験を受ける為にくじら島を旅立ちました。無事にハンター試験合格したゴンは試験で仲良くなったキルアを助け出し、天空闘技場で念能力を獲得してきました。

【ハンターハンター】暗黒大陸編を徹底解説!あらすじは?

会長選挙・アルカ編に続いて始まった暗黒大陸編は、2022年5月現在はハンターハンター32巻から36巻で確認できます。2022年以内に再開が期待されている暗黒大陸編の復習も兼ねて、巻ごとのあらすじをまとめました。

暗黒大陸編のあらすじ①32巻

ナニカの力で回復したゴンの投票で13代目会長がパリストンになるものの、パリストンはチードルを副会長に指名し会長辞任し、十ヵ条とハンター試験の改定を急ぐよう言い残し去って行きました。その頃、ナニカを利用しようと病院を訪れたイルミが、キルアに命令されたナニカによって家まで吹き飛ばされました。そしてキルアはナニカに“二度と出てくるな”と命令し、ナニカが消えアルカが目覚めると、アルカはナニカを悲しませた怒りをキルアにぶつけました。

自分の愚かさに気付いたキルアは、アルカに感謝しナニカに謝り改めて2人を守ると誓い、キルアの前に再びナニカは現れてくれました。一方、その様子をモニターで見ていたゾルディック家では、キルアの警戒令は解除されました。赤毛の少女に懺悔するコアラの元にゴンが現れ、赤毛の少女が生まれ変わったカイトだと判明します。謝るゴンにカイトは感謝し、ジンの元へ向かうよう促しコアラは心を入れ替えました。ゴンとキルアとアルカはジンの待つ世界樹へ向かいます。

木の元でキルアはゴンを救ったのがアルカ(ナニカ)であると告げ、お互いに感謝し合い別れます。キルアと別れた後ジンと対面したゴンは、多くの犠牲者の出たキメラアントは暗黒大陸からきた外来種だと知ります。その頃十二支んの部屋では、カキン帝国のホイコーロ国王が世界の禁忌である“暗黒大陸への進出”を宣言する動画が流れます。更に、ネテロ会長の息子と名乗る“ビヨンド=ネテロ”が、暗黒大陸探検隊の総責任者として現れます。暗黒大陸に向かうメンバーは10人おり、1人はパリストンでした。世界に災いが降り掛かると予想したV5は、ビヨンドを狩るよう十二支んに命じました。

暗黒大陸編のあらすじ②33巻

暗黒大陸に入らせない為に設立された機関“特別渡航課トッコー”の特務課には、カキンが招く“厄災(パンドラ)”の事実や“五大厄災”の資料が保管されていました。その頃、ネテロの残した動画を見ていた十二支んは、生前のネテロよりビヨンドより先に暗黒大陸を攻略する依頼を受けます。そこにビヨンドが姿を現し、わざと捕まります。一方V5の会話にて、人間が住んでいるのは暗黒大陸に囲まれた巨大なメビウス湖の中であることが判明します。

暗黒大陸へ行く方法は、“門番”と呼ばれる魔獣族に“案内人”となる亜人種を召喚してもらうしかありません。特務課はV5にカキンを入れて“V6”にすること等を提案しました。カキンは暗黒大陸へ向かう船“ブラックホエール号”という20万人乗れる船を20隻用意する予定です。十二支ん2人の欠員補充としてチードルはレオリオを勧誘し、ミザイストムがクラピカと交渉してレオリオとクラピカが十二支んに加入しました。

クラピカは交渉により最後の“緋の目”を持っているのが、権力を駆使し好き放題しているカキン第4王子ツェリードニヒだと知りました。ハンター協会と合流したクラピカは、協会内にビヨンド側の内通者の数を指摘します。クラピカの調査の結果、サイユウが内通者だと判明しました。その頃、ジンに思惑を当てられ不吉な笑みを浮かべるパリストンでしたが、他のビヨンドメンバーと揉めつつもジンを正式なNo.2として受け入れました。

ジンの発言により五大災厄を相手にして手に入れられるリターンと、300年以上前に無限海(メビウス)沿岸を探検し本「新大陸紀行」を書いた“ドン=フリークス”の存在が判明します。しかも本は東と西に分かれており、西はまだ見つかっていません。ジンはドンが現在も執筆中だと予想します。カキンの王子であるツェリードニヒとベンジャミンの電話にて、暗黒大陸の渡航で生き残った1名が次期国王になれることが判明します。

出港する者が行う“壺中卵の儀”によって特別な力を授かれ、この儀式は守護霊獣を生み出すためのものでもあります。カキンの王子達がボディガードを募集し始め、クラピカに潜入依頼された懐かしい5人のメンバーと共にそれぞれ王子の護衛に応募しますが、クラピカが就いたのはまだ赤子の14王子ワブルでした。その頃、ゴンはオーラが出ないことに気付きくじら島に帰りできる事を探すことにします。

暗黒大陸編のあらすじ③34巻

突如始まる天空闘技場でのヒソカとクロロのデスマッチは、シャルナークやコルトピなどの能力を駆使したクロロの勝利に終わりました。大爆発に巻き込まれ死亡したヒソカに、マチは損傷したヒソカの亡骸を綺麗にしようとします。その時、オーラが死体を包みヒソカの死後強まる念により、ヒソカが息を吹き返しました。念能力で損傷した身体を修復したヒソカはマチを捕らえ、今から出会った旅団員をその場で殺すと宣言します。

その頃、幻影旅団の次の活動がカキンの船に乗り込むことだとクロロと電話で話したシャルナークがコルトピの首を持ったヒソカに出会い、シャルナークはヒソカに殺されました。一方、ブラックホエール号の出航前夜祭で盛り上がるカキンでは、ホイコーロ国王と14人の王子たちが民の前に姿を現していました。ワブル王子の母・オイト王妃と情報共有するクラピカだが、突如ワブル王子から謎の気配が上がりますが変化はありません。

ついに船は出航し、約2ヶ月かけて暗黒大陸へ向かいます。出発してすぐにオイト王妃の護衛が、念によって全身の血を抜かれた死体となって発見されます。セレモニー終了後には同じような護衛の死体が4体見つかります。残りの護衛を問い詰めるクラピカでしたが、話半ばで大量の念獣が姿を現します。“壺中卵の儀”は寄生型の念能力を目覚めさせるための儀式だったのです。

しばらくすると念獣は消えましたが、サイードルという名のハンターの肩に乗った念獣は消えませんでした。ビルという名のハンターがオイト王妃を継承戦から脱出させる方法をクラピカに話そうとしますが、サイードルによって襲われた王族の護衛2人とハンター1名の悲鳴により中断されました。サイードルに襲われた3人は死亡しました。

暗黒大陸編のあらすじ④35巻

サイードルによって殺されたハンター・カートンは、オイト王妃の離脱に必要な人材でした。クラピカにも襲い掛かるサイードルでしたが、クラピカの能力“奪う人差し指の鎖”によって敗北しカキン軍に連行されました。わずか2時間でワブル王子の護衛は11人から2人になってしまいました。その頃、ハルケンブルグ王子は継承戦辞退を申し出て承諾されました。ツベッパ王子はツェリードニヒに共闘を持ちかけます。了承と思われる乾杯を交わしますが、ツェリードニヒは内心協力するつもりはありません。

タイソン王子、サレサレ王子は継承戦に興味が無く、ハルケンブルグ王子は護衛全員が自室で倒れているのを見つけます。実質上位5人の王子の争いとなる中、カミーラ王子とベンジャミン王子は互いの思想について衝突します。大量の念獣が出た際にクラピカが流した緊急放送により、念の存在を知った王子たちは情報収集を始め始めました。オイト王妃の従者はベンジャミンの私設兵・ビンセントにより殺され、クラピカはオイト王妃に鎖を刺して奪った能力“リトルアイ”を与えました。

ビルの応戦によりビンセントを捕らえますが、奥歯に仕込んだ毒で自害し任務はバビマイナに引き継がれました。ベンジャミン・チョウライ・ツベッパから同時に電話がかかりベンジャミンの電話に繋ぐよう従者であるシマノに指示しますが、シマノが繋げたのはチョウライでした。クラピカの有利にならない取引に応じベンジャミンに繋ぐも切れていました。ツベッパの電話の内容は、念獣について教えるなら休戦協定を結んでも良いという内容でした。シマノを問い詰めるクラピカですが、的確な判断だったと認めシマノの意見も取り入れるようになります。

念能力に目覚めたオイトとチョウライに、クラピカは“壺中卵の儀”により王子達が念能力を授けられたことを話します。そして、チョウライの私設兵2人がワブルの護衛として就きます。その頃、船の一室ではクロロが殺気を立てて座っていました。テータの指導により念の修行をするツェリードニヒはとても飲み込みが早く、異常な速さで上達していきます。オイトは念を使いゴキブリを操ると偵察に使いました。偵察によりモモゼが殺されかけているのを見つけますが、間に合いませんでした。クラピカはエンペラータイム使用の疲労により倒れました。

クラピカと能力を共有していたオイトも倒れており、目覚めた頃には出港から18時間経過していました。オイトにツェリードニヒの偵察を指示しますが、ゴキブリがツェリードニヒの守護霊獣に食べられてしまいます。一気に負担が戻ったクラピカの元には、多くの私設兵が念を学びに来ました。クラピカによる念修行が始まりますが、おかっぱ頭の少女は誰にも見えていません。しかし少女の存在に気づいた者が一瞬にして血を吸われ死亡しました。そこでクラピカは、教わりに来た者の中にその能力者がいると気付きました。

暗黒大陸編のあらすじ⑤36巻

私設兵たちが揉める間クラピカは犯人を探りますが、継承戦から一人でも離脱させられれば継承戦を止められるかもしれないと思い付きます。結局棄権者は出ずに念修行は再開します。その頃、幻影旅団が食堂に集結しますが、道を塞ぐチンピラからカキン系マフィアが各王子のケツ持ちであることと身長190cm以上の者の部屋番号を聞きます。その頃ホイコーロ国王は、14個あるカプセルの一つに死亡したモモゼを入れ、意味深な発言を残します。

ハンゾーはモモゼ殺しの犯人に報復しクラピカによる1日目の念修行を終えた頃、ハルケンブルク含む私設兵全員に手の甲に羽の絵が浮かび上がっていた事をハルケンブルクの私設兵がクラピカに問います。ベンジャミンの私設兵・ムッセにカミーラはベンジャミンを殺しに行くと宣言しますが、呆気なくカミーラはムッセに殺されます。しかし、突如現れた巨大な黒猫によってムッセは死亡し、黒猫がカミーラの能力だと判明するとカミーラは生き返りました。

手を出さないベンジャミンに容赦ないカミーラですが、全くダメージを与えられずに現行犯で確保されていきました。ベンジャミンの能力も判明し、その能力によりムッセの能力はベンジャミンに引き継がれました。謎の現象で部屋に戻れなくなったハンゾーはクラピカに相談し部屋に電話をかけると、第7王妃の護衛をしているウェルゲーが出ました。出港から37時間が経った頃、フウゲツの写真を見て泣くカチョウの元に扉が現れます。

チョウライの部屋にはコインが突如降ってきます。王子達の念獣の能力も判明し、ベンジャミンの警戒も高まります。ウェルゲー説得の為に本来の姿を見せたビスケに、ウェルゲーは念能力を教わろうとします。カミーラの裁判が始まりますが、証拠不十分で拘束を逃れます。カチョウは子供にしか聞こえない音でセンリツにモールス信号を送っていました。出航して4日経った頃、フウゲツの前には1日1回謎の扉が出現していました。

ツェリードニヒの配下が殺され、ツェリードニヒが特質系だと判明します。ついに全員集合した幻影旅団には、ヒソカの依頼で加入したイルミが加わってました。そこにマフィアが申し出をしに来ますが、クロロはヒソカを探している事だけ告げ去ります。幻影旅団は幾つかのグループに分かれて行動開始しました。幻影旅団が船に乗っていると知ったマイアのボス達は、各々企んでいます。

第3層で20人殺された調査のために来たミザイストムは女性に聞き込みしますが、女性はエイ=イー家の者で共犯者でした。ミザイストムは後々暴動が起き船が沈むとカキンの上層部に説明します。沈没を恐れたカキン上層部は国王軍800人を一般層へ送ります。連続殺人犯を捕まえようと探すミザイストムの前にイルミとカルトを見つけ焦ります。更にフウゲツが一般層にいるのを発見します。

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【ハンターハンター】暗黒大陸編のキャラと人間関係

暗黒大陸編に入りハンターハンターの登場人物がかなり増えて複雑になってきました。主に暗黒大陸探検隊、十二支ん、カキン王国の王子14人が重要になってくる3組のメンバーと、メンバーに変動があった幻影旅団のメンバーを紹介します。

暗黒大陸探検隊のメンバー

暗黒大陸編から登場した暗黒大陸探検隊の全体の構成人数は判明していません。探検隊実行部隊のメンバーは10人とされており、筆頭であるビヨンドを除いたメンバーで構成されています。探検隊はドンとメンバー以外にも、傭兵や協専ハンターらもいます。

暗黒大陸探検隊筆頭のビヨンド=ネテロとは?

カキン帝国の暗黒大陸探検隊の筆頭であるビヨンドは、渡航計画を立ち上げた人物でハンター協会元会長アイザック=ネテロの息子です。ネテロ会長が生前に残したビデオでも、ビヨンドが息子だと言っています。バツ印のような大きい傷跡が印象的な顔で、古代の中国武将を連想させる身なりをしています。

過去にクカンユ王国に同行して暗黒大陸に挑戦し錬金植物メタリオンを持ち帰りました。しかし未踏のルートにこだわった為、五大厄災の一つである不死の病ゾバエ病に捕まりメタリオンも枯れてしまいました。再挑戦を望むものの、父の存命中の再挑戦を父により禁じられていました。父の死をきっかけに動き出しますが、潜伏していた為殆どの者に知られていませんでした。

暗黒大陸探検隊のその他メンバー

前述しましたが、探検隊はドン、No.2、参謀、協専ハンター、実行部隊、傭兵らで構成されています。まだ登場していないメンバーも多く存在すると思われますが、判明している探検隊メンバーや関係者を簡単に紹介します。

No.2は当初パリストンが務めていました。しかし、突如現れたジンが金を使って一旦探検隊のNo.2として受け入れられました。後々、金を使ったことに反発したミュヘルと揉めますが、和解したことでジンは正式な探検隊No.2となり指揮を執ります。

No.2の座を降ろされたパリストンは、参謀として残っています。ドンに代わってメンバーに計画と秩序を与えており、協専ハンターたちを束ねる役割を担っています。協会員は200人前後いますが、大陸を目指すのは約25人だと考えられています。

実行部隊として確認されている9人を紹介します。

名前

特徴

ウサメーン

捻りはちまきをした男

マッシュル

マッシュルームのような髪型の男

マリオネ

ロボットのような少女

ゴレム

巨大なロボット、石壁の一人

クルリ

ぐるぐる眼鏡とカールした毛先の長髪男

ペコテロ

毒キノコのような帽子の子供

名前不明

髪で片目が隠れた男

名前不明

コックのような男

名前不明

和服姿の女性

傭兵のリーダーとして、耳の尖った白髪のミュヘルが登場します。傭兵達を仕切っており、ジンが傭兵になる条件で金を受け取った一人です。傭兵にはマッシュル、マリオネ、ゴレム、石壁の10人、ジンがいます。その他にはパリストン経由で送り込まれたビル、サイードル、カートンなどの協専ハンターもいます。

十二支んのメンバー

ハンター協会最高幹部である十二支んは、12人で構成されておりコードネームに干支を使用しています。しかし暗黒大陸編では、子であるパリストンと亥であるジンが十二支んから抜けた為10人となり2人の欠員が出ています。

クラピカとレオリオの加入

パリストンとジンが抜けたことで、チードルに推薦されたレオリオがある人物も加入させることを条件に十二支んに加入します。ある人物とはクラピカの事で、ミザイストムがクラピカと交渉し最後の緋の目の持ち主を教えることで、クラピカも十二支んに加入しました。また、ビヨンド側と接点が無さそうという理由も含めて2人は選ばれたのでした。

十二支んのその他メンバー

ビヨンドによる探検隊に加入し十二支んを抜けた2人によって欠員の出た十二支んでしたが、レオリオとクラピカが加入した事で12人揃いました。再編成された十二支んを表にまとめ、コードネームと名前を再確認できるようにしました。

コードネーム

名前

クラピカ

ミザイストム=ナナ

カンザイ

ピヨン

ボトバイ=ギガンテ

ゲル

サッチョウ=コバヤカワ

ギンタ

サイユウ

クルック

チードル=ヨークシャー

レオリオ=パラディナイト

カキン王国のキャラ

カキン帝国を統べる国王・ナスビー=ホイコーロには、8人の妻たちと14人の子供がいます。またホイコーロ国王には婚外子もいるらしく、暗黒大陸編から登場するマフィアのエイ=イー家の組長モレナが婚外子の1人だと判明しています。

第1王子 ベンジャミン

ベンジャミンは第1王妃ウンマの息子でカキン帝国の第1王子です。第4王子のツェリードニヒとは同じくウンマから生まれた兄弟で、ベンジャミンが兄となります。大柄で筋肉質なベンジャミンは壺中卵の儀以前から念を習得しており、ベンジャミンの私設兵も念能力者が揃っています。カキン王国の軍事最高副顧問でもあるベンジャミンは、他の王子よりも先に政治に関わっています。

次期国王は自分であると疑念を抱かないベンジャミンは、自身のことを“オレ様”と呼ぶ事からかなりの自信家だと分かります。ツェリードニヒとは仲が悪く直々に手を下そうとしていたり、継承戦での他の王子の抹殺にも積極的です。念能力は“星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)”という、ベンジャミンに忠誠を誓った者が死ぬとその者の能力を受け継ぐ能力です。ベンジャミンの亜人型の守護霊獣の能力は判明していません。

ベンジャミンの従者(判明済みのみ)

バルサミルコ=マイト(私設兵隊長)

ビンセント(私設兵)(死亡)

バビマイナ(私設兵)

ヒュリコフ(私設兵)

ムッセ(私設兵)(死亡)

コベントバ(私設兵)

ブッチ(私設兵)

オラーウ(私設兵)

カンジドル(私設兵)

リハン(私設兵)

シカク(私設兵)(死亡)

ビクト(私設兵)(安否不明)

ウショウヒ(私設兵)

ヴォルフ(ウンマ王妃所属兵)(死亡)

オルズニー(ウンマ王妃所属兵)

第2王子 カミーラ

妖艶で高貴さを纏うカミーラは、第2王妃ドゥアズルの娘で第5王子ツベッパ、第7王子ルズールス、第9王子ハルケンブルグと同じ母を持つ兄弟で、中でもハルケンブルグを嫌っています。カミーラは自身のことをカミィというあだ名で呼び、傲慢で我儘な性格をしておりカミーラに逆らう者には残酷無比な一面もあります。

カミーラは“100万回生きた猫(ネコノナマエ)”という念能力で念獣による攻撃を行います。カミーラが攻撃されて死亡すると発動し、相手が死亡するとカミーラが生き返ります。カミーラの守護霊獣は奇妙な実をつけた大樹の姿をしており、条件を満たしたものを操れます。カミーラの私設兵は、全員が念能力者でカキンの下級国民でした。ウマンマ以外の私設兵は呪詛師で呪殺を狙っています。

カミーラの従者(判明済みのみ)

サラヘル(私設兵隊長)

ウマンマ(私設兵)

モスワナ(私設兵)

バケット(私設兵)

ヒニョーリ(私設兵)

ジダル(私設兵)

ブルベーナ(私設兵)

リサムセッタ(私設兵)

ヌクオコン(私設兵)

カコ(私設兵)

モズベ(私設兵)

メシュシ(私設兵)

カビッチ(私設兵)

ターラー(私設兵)

フカタキ(執事長)

第3王子 チョウライ

チョウライは、ホイコーロ国王の異母兄弟であるマフィアのシュウ=ウー家組長オニオール=ロンポウと第3王妃トウチョウレイの息子です。坊主頭で肌の色が黒く小柄な姿をしています。必要であれば兄弟達の排除も躊躇わない冷酷さを持っていますが、犠牲を積極的には望んでいません。

高慢な一面もありますが、ベンジャミンよりも話が通じるチョウライは、クラピカと念の情報を引き換えに協定を結びました。チョウライの念能力はまだ判明していません。守護霊獣は太陽の円に顔のついたコインが合わさった車輪のような形をしています。複数の条件をコインの所有者が満たす事でさまざまな能力が発動します。

チョウライの従者(判明済みのみ)

サカタ(私設兵)

ハシトウ(私設兵)

テンフトリ(私設兵)

スラッカ(ドゥアズル所属兵)

第4王子 ツェリードニヒ

ベンジャミンと同じく、第1王妃ウンマを母に持つツェリードニヒは第4王子です。落ち着きのある青年の印象を受ける姿ですが、聡明な若い女性を虐殺するような残虐さで王子の中でも抜きん出た邪悪な人間性をしています。マフィアのエイ=イー家組長モレナのケツモチでもあります。継承戦には積極的で本性はベンジャミンなど一部の者にしか知られておらず、ハルケンブルグには認められています。ツベッパからの共闘要請に承諾もしています。

ツェリードニヒは船の中で私設兵に念を教わり異常な早さで習得し、特質系とだけ判明しています。クリーチャーのような見た目で腹部に666と刻まれている念能力による念獣が確認されており、10秒先を見られる予知夢のような能力があります。守護霊獣は女の顔をしたハイヒールを履く牝馬の姿で、能力の発動条件が判明しています。ツェリードニヒに嘘をつくと1回目は小さい傷をつけられ、2回目には傷が変化しながら拡大し警告を喋り、3回目は判明していませんが完全支配されると考えられています。

ツェリードニヒの従者(判明済みのみ)

テータ(私設兵)

サルコフ(私設兵)

ミュハン(私設兵)(死亡)

ダンジン(私設兵)

第5王子 ツべッパ

第2王妃ドゥアズルの娘でカミーラの妹となるツベッパは、眼鏡をかけた研究者のような姿が印象的です。現在の王政や上位3人の王子に批判的で、ツェリードニヒと手を組みます。知的な人が好みでクラピカをとても気に入っており、部下にクラピカを仲間に引き入れるよう命令するほどです。弟となるハルケンブルグのことは、姉のカミーラ同様に仲があまり良くないです。カエルの姿をした守護霊獣は、体内で楽品を生成できます。

ツベッパの従者(判明済みのみ)

ハイゼン(従事者)

マオール(私設兵)

ロンギ(私設兵)

第6王子 タイソン

第4王妃カットローノの娘であるタイソンは、愛を唱えるタイソン教の教祖をしてる女性です。小柄な体に合わない大きい頭が特徴的で、美形の男性ばかりを護衛につけています。守護霊獣は目玉ジャクシと呼ばれる一つ目の手足の生えた小さい姿をしています。一つ目のハート型に翼の生えた念獣から生まれ、タイソン教典を受け取った者に取り憑きます。目玉ジャクシの憑いた者はオーラを吸い取られる代わりにタイソン教典の熟読度により幸福感を与えられ、教典唯一の禁忌を犯すと厳罰が下ります。

タイソンの従者(判明済みのみ)

イズナビ(プロハンター)

ジュリアーノ(協専ハンター)

第7王子 ルズールス

ドゥアズル王妃の第3子となるルズールスは、アフロと無精髭が特徴的な男性です。見た目とは正反対な性格をしており、麻薬常習者の更生を真剣に考える真面目な性格です。しかしルズールスは頭が良くないことを自覚しているので、継承戦は半分諦めておりツベッパに付こうと考えています。守護霊獣は芋虫のような見た目をしており、相手の欲望を具現化した罠を張り相手が嵌ると発動します。

ルズールスの従者(判明済みのみ)

バショウ(プロハンター)

リッジ(プロハンター)

スカルト(プロハンター)

バラーテ(私設兵)

マクネ(私設兵)

サトビ(ドゥアズル所属兵)

ライス(ドゥアズル所属兵)

ファムール(ドゥアズル所属兵)

ハピエッチ(ドゥアズル所属兵)

ガドー(ドゥアズル所属兵)

オデッサ(ドゥアズル所属兵)

タハオ(軍事顧問)

第8王子 サレサレ

ふくよかな体をした第8王子サレサレは、第5王妃のスィンコスィンコの息子です。面倒事は全て母親任せで快楽にしか興味がないサレサレは、美しい女性を侍らせています。継承戦も全く興味を示さず晩餐会でラップを披露しようとしていましたが、ウショウヒによって危篤状態になります。守護霊獣は大量の口のついたボールの形をしており、サレサレへの好意が増す煙を吐きます。しかしサレサレの守護霊獣はリハンによって倒され、守護霊獣初の犠牲となりました。

サレサレの従者(判明済みのみ)

ムシャホ(スィンコスィンコ所属兵)

コロアブデ(トウチョウレイ所属兵)

第9王子 ハルケンブルグ

正義感が強く聡明なハルケンブルグは、第2王妃ドゥアズルの第4子で姉のカミーラとツベッパとは仲が悪いです。特にカミーラからは母を介して殺されそうになる程に嫌われています。継承戦には参加意欲はありませんが、国王にやり込められた上に守護霊獣に自殺を阻止され、仕方なく腹を括って継承戦に全力で挑む決意をしました。

ハルケンブルグは自身のオーラを弩(いしゆみ)に変化させ、臣下のオーラを束ねて鎧と矢に変化させます。放った矢はあらゆる防御を貫き肉体から意志を奪いますが、代わりにハルケンブルグの臣下1人が肉体を失い臣下の意志が相手の肉体に乗り移ります。守護霊獣は一つ目に2本のツノが生えた巨人の姿をしており、手の甲に羽毛のマークを刻印し、刻印のある者がハルケンブルグの元に集まるほど個々の能力が上がり、意志を統一することでより強力になります。

ハルケンブルグの従者(判明済みのみ)

シェジュール(私設兵)

ユヒライ(私設兵)

スミドリ(私設兵)

第10王子 カチョウ

第6王妃セイコの娘であるカチョウには双子の妹フウゲツがいます。我儘で横柄な態度で護衛から嫌われているカチョウですが、実際には悪役を買って間接的にフウゲツを救おうとする妹想いな性格をしています。思惑を知ったセンリツと共に姉妹で生き残る道を探りますが、継承戦からの脱出を試みた際に脱出を阻止する儀式の魔の手に襲われ死亡します。カチョウの死後現れた彼女と同じ姿をした守護霊獣は“2人セゾン(キミガイナイ)”という能力で、姉妹片方が死亡すると死亡した者の姿となり生き残った者を護ります。

カチョウの従者(判明済みのみ)

センリツ(プロハンター)

キーニ(プロハンター)

ロベリー(従事者)(逮捕)

ユウリ(従事者)

第11王子 フウゲツ

第10王子のカチョウとは双子で妹となるフウゲツは、第6王妃セイコの第2子です。気の弱いフウゲツですが、姉カチョウのことを“カーちん”と呼びカチョウを誰よりも理解し信頼しています。守護霊獣は“魔法の抜け道(マジックワーム)”という空間移動能力を持ちます。1日1回しか使用できませんが、行きの扉はフウゲツのみ開けられ、帰りの扉はカチョウしか開けられません。

フウゲツの従者(判明済みのみ)

リョウジ(セイコ所属兵)

バチャエム(セイコ所属兵)

イラルディア(従事者)

ラジオラス(従事者)

第12王子 モモゼ

マラヤームの姉であるモモゼは、第7王妃セヴァンチの第1子で編み物を好んでいます。控えめで上品な雰囲気を纏うモモゼですが、内心では王に相応しいのは自分であると思う自信家な一面もあります。守護霊獣はネズミの巨大なぬいぐるみの姿をしており、話すと小さなネズミのぬいぐるみに付き纏われ「暇か?」の問いに「暇だ」と答えてしまうと体内に蜘蛛のぬいぐるみが入り操られてしまいます。ワブルの護衛を操作したことで疲れ眠った隙に、モモゼはタフディーに絞殺されました。モモゼに冷たかったセヴァンチも、彼女の死を激しく嘆いていました。

モモゼの従者(判明済みのみ)

ハンゾー(プロハンター)

ニペイパー(ドゥアズル所属兵)

ブラッチ(トウチョウレイ所属兵)

ラロック(カットローノ所属兵)

タフディー(スィンコスィンコ所属兵)(死亡)

ナゴマム(セイコ所属兵)

第13王子 マラヤーム

母である第7王妃セヴァンチに溺愛されているマラヤームは、まだあどけなさのある少年でハムスターをいつも持ち歩いています。マラヤームの守護霊獣は龍の姿をしており、マラヤームのストレスに比例して巨大化します。巨大化と共に棘や触手の生えた禍々しい姿へと変化します。詳しい能力は不明ですが、守護霊獣は王室の中に別空間を作りマラヤームを隔離することで防衛しています。

マラヤームの従者(判明済みのみ)

ビスケット=クルーガー(プロハンター)

ベレレインテ(プロハンター)

バリゲン(セヴァンチ所属兵)(死亡)

ウェルゲー(セヴァンチ所属兵)

第14王子 ワブル

第8王妃オイトの娘であるワブルは、まだ生まれて間もない赤ん坊にも関わらず継承戦に巻き込まれてしまいました。ワブルに関しては謎が多く、守護霊獣もクラゲ姿と思われていますが判明していません。護衛となったクラピカにワブルは良く懐いています。母親オイトも念が使えませんでしたが、クラピカによって与えられたことにより念能力を会得しました。

ワブルの従者(判明済みのみ)

クラピカ(プロハンター)

ビル(プロハンター)

サイールド(プロハンター)(逮捕)

カートン(プロハンター)(死亡)

サンドラ(従事者)(死亡)

シマノ/シマヌ(従事者)

ウッディー他7人(他の母親からの監視)(死亡)

幻影旅団のメンバー

ハンターハンター34巻で、突如としてヒソカとクロロの一対一のデスマッチが始まりました。ヒソカが死亡しクロロの勝利に終わり、クロロの掲げた幻影旅団の次の活動は暗黒大陸へ向かうカキン帝国の船“ブラックホエール号”の財宝を手にすることでした。乗り込むことを団員に伝達するクロロでしたが、そこで事件が起きました。

ヒソカがメンバーを2人殺害

クロロとのデスマッチで死亡したヒソカでしたが、2つの能力と死後強まる念を利用して心臓マッサージをして生き返りました。生き返ったヒソカは、旅団員全員に対して殺意を抱いており出会ったその場で殺すと宣言しています。そしてヒソカが生き返ったことを知らないコルトピとシャルナークがヒソカと対面してしまい、2人は惨殺され公園のブランコにオブジェのように置かれていました。コルトピは頭のみでシャルナークは引き裂かれたお腹をカラスに啄まれており、幻影旅団のファンのみならず衝撃が走りました。

イルミ=ゾルディックの加入

ブラックホエール号第1層の食堂にて幻影旅団は全員集合しました。その時にイルミがウヴォーギンの後継として団員ナンバー11を引き継ぎ加入しました。イルミが幻影旅団に加入した理由は、ヒソカに頼まれたヒソカを標的とする殺しの依頼でイルミとヒソカの殺し合いを意味する内容となっています。ヒソカもイルミも本気でいるので、お互いの場所は知らないとイルミが発言しています。

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【ハンターハンター】暗黒大陸編の伏線

これまでのハンターハンターには不可解な伏線が4つ残されています。また、ハンターハンター最新章である暗黒大陸編にて、未知の生物や五大厄災など様々な存在が判明しました。キメラアント編や会長選挙・アルカ編などで残された伏線が暗黒大陸編と繋がるのではないかと、ハンターハンターの再開と共に多くのファンに期待されています。

伏線①キメラの女王蟻に関する謎

ハンターハンターのキメラアント編にて登場した女王蟻が、どのようにしてネオグリーンライフ自治国に来たのか未だ疑問が残ります。暗黒大陸編でのジンの発言により、キメラアントが暗黒大陸からの外来種だと判明します。しかしブラックホエール号が2ヶ月かけて向かう距離を流れ着いたとは考えにくく、女王蟻が多くの傷を負ってたことから何者かに捕まり戦って逃げたのではと推察されており、今後の展開の伏線ではないかと予想されています。

伏線②ナニカは暗黒大陸の出身?

暗殺一家ゾルディック家5人兄弟の1人であるアルカには、ナニカがついていることが会長選挙・アルカ編で判明しました。五大厄災の一つである“ガス生命体アイ”とナニカの被害者は非常に酷似しています。どちらの被害者も関係のない第3者で捻られて死亡することから、ナニカがアイである事は確定とされています。女王蟻同様に渡来方法は不明な為、明確な伏線として今後の暗黒大陸編の展開に期待されています。

伏線③センリツが探している「闇のソナタ」

センリツの探している“闇のソナタ”は、クラピカにセンリツが語ったシーンでのみ登場しました。魔王が作曲したとされる闇のソナタは、ピアノ、ハープ、バイオリン、フルートの4つの形で残されているソロ曲です。フルートによる闇のソナタを聴いたセンリツは災いの犠牲者となりますが、驚異的な聴力を手に入れました。独特な特性や登場シーンが少ないため、暗黒大陸編への伏線として注目されています。

伏線④カルトが幻影旅団に入った理由

幻影旅団の団員ナンバー4を務めるカルトは、兄を取り戻すために幻影旅団に加入しました。ゾルディック家5人兄弟の末っ子であるカイトが取り戻したい兄は誰なのか、ハンターハンターのファンによる様々な考察が飛び交っています。未だ判明していないカルトの目的である兄は、暗黒大陸編の伏線として残されているのではないかと推察する声も多く出ています。

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【ハンターハンター】暗黒大陸編の今後を予想

前述した未知の生物の伏線、五大厄災の伏線、闇のソナタの伏線、カルトの兄の伏線の他にも、暗黒大陸編に入ってから散りばめられた伏線もあります。再開間近と話題になっているハンターハンターですが、数多くの伏線により続きが期待されています。そこでファンの想像した暗黒大陸編の今後の展開を各項目ごとにまとめました。

今後①メンバーがほとんど全員全滅する

現在ブラックホエール号は2ヶ月かけて暗黒大陸へ進む中、2日しか経過していません。船の中はかなり複雑な人間関係となっていますが、暗黒大陸にはキメラアント以上の危険がある未知の生物がいるとされ五大厄災も存在します。過去に暗黒大陸へ挑戦したビヨンドなどを残した少数の主要メンバーしか、暗黒大陸で生き残れないのではと思われています。船上での人間関係は後々関係なく協力し合うと考えられています。

今後②ドン=フリークスはどうする?

ハンターハンター33巻のジンの会話にて明らかになったドン=フリークスは、暗黒大陸編にて重要な人物として注目されています。姿は確認されていませんが、ジンやゴンと同じファミリーネームのため2人の祖先と考えられています。暗黒大陸は五大厄災や巨大生物など危険が多く、探索から生きて帰った者は数えられるほどしかいません。そんな暗黒大陸をたった1人で探索し本にまとめた人物が、ドンとなります。

ドンが書いた本のタイトルは“新世界紀行”といい、暗黒大陸のメビウス湖の沿岸をドンが探検した内容で、現在発行されているのは東の本だけです。新世界紀行の東は300年以上前に記されておりドンは生存していないように捉えられますが、ジンの予想の一つとしてドンが現在新世界紀行の西を書いていると発言しています。300年以上も生きていると普通では考えにくいですが、五大厄災は人類の希望と言われるリターンを守る存在だと明らかになっています。

なので、ドンは五大厄災のリターンの恩恵により生きているとジンが推測したと思われます。今後の暗黒大陸編では、暗黒大陸に到着後にドンが登場し一緒に行動すると考察されています。更にはドンの教えによって上陸したメンバーが強くなり、ビヨンドの探検隊と十二支んが対決し勝者がリターンを持ち帰ると考察するファンもいます。

今後③ダイジェスト形式になる

ハンターハンター36巻は、暗黒大陸に2ヶ月かけて向かう船の上でまだ2日しか経っていません。それに加え過去最高の休載期間が続いているので、上陸後のストーリーは飛ばされ島に戻ったメンバーによって語られるダイジェスト形式になるのではないかと多くのファンが思っています。暗黒大陸は広大なのでダイジェスト形式の可能性が一番高いと予想され、五大厄災、リターン、ドンについての新情報が明かされると期待されています。

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【ハンターハンター】暗黒大陸から連れ帰った「五大厄災」

暗黒大陸編にて元々暗黒大陸のみに存在している、人類を滅亡しかねない現象や生物の存在が判明しました。過去に暗黒大陸を探検し生存した数少ない人間が、暗黒大陸からメビウス湖の島に持ち帰った現象や生物のことをまとめて“五大厄災”と呼んでいます。キメラアントの危険度がBなのに対し、五大厄災の危険度はB+かAとされています。また、五大厄災には人類発展に大きく貢献すると思われるリターンが攻略することで得られます。

五大厄災①双尾の蛇ヘルベル

殺意を伝染させる魔物と呼ばれるヘルベルは、名の如く尾に向かって二つに分かれた蛇の姿をしています。生息地はメビウス湖の南東付近にある沼地で、過去にオチマ連邦が大部隊を派遣しリターン求め辿り着きましたが、1%の隊員しか帰還できませんでした。ヘルベルのリターンは“長寿食ニトロ米”で、食べた人間の寿命を有り得ないほど伸ばせる古代米です。ドンも長寿食ニトロ米を食べているのではないかと噂されています。

五大厄災②植物兵器ブリオン

謎の古代遺跡を守る正体不明の球体と言われるブリオンは、人間の頭を覆うようにして存在しています。ブリオンは数十体で群れを成して行動しており、その群れはかなりの数だと言われています。五大厄災の中でも一番低いと見られるブロンですが、サヘルタ合衆国が特殊部隊を派遣して2名しか帰還できませんでした。ブリオンのリターンは“万病に効く香草”で、効能は名の通りです。メビウス湖の北にある樹海の400km先にある遺跡に存在します。

五大厄災③ガス生命体アイ

ナニカの正体と思われるアイは、欲望の共依存と呼ばれるガス生命体です。アイはメビウス湖の南東にて複数体の集団で生息しています。かつてミンボ共和国とハンター協会が辿り着いたものの、3人しか帰還できず全員錯乱状態に陥ってました。アイのリターンは“三原水(さんげんすい)”というあらゆる液体の元となる液体であり、真水や石油などが生成できると思われています。

五大厄災④人飼いの獣パプ

快楽と命の等価交換とも言われるパプの姿は不明ですが、触手を伸ばして人間の脳に直接差し込み人間を操ります。メビウス湖の北東部沿岸にある山脈一帯を縄張りとしており、ベゲロセ連合国が千人の調査団を向かわせるものの7人しか帰還できませんでした。アイ同等に五代厄災の上位となる危険度であるパプのリターンは“無尽石(むじんせき)”という、水に沈めるだけで発電する鉱石のことです。

五大厄災⑤不死の病ゾバエ病

希望を騙る底無しの絶望と言われるゾバエ病は、メビウス湖の南に存在します。かつてビヨンドがクカンユ王国の調査団と共にゾバエ病のリターン求め手に入れたものの、正規ルートから外れたことで6人以外がゾバエ病に侵されてしまいました。不死の病とも言われるゾバエ病のリターンは“錬金植物メタリオン”で、様々な金属に変化させられると考えられています。

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【ハンターハンター】暗黒大陸編に対する世間での評判や人気

暗黒大陸編は設定の細かさや構造が評価されていますが、複雑さと章の途中で長期休載となったので、ついていけない声が多数上がっています。期待も込めて面白いと評価するファンもいますが、カキンの継承戦へのファンの興味はかなり低い印象を受けます。

また暗黒大陸編は、日本の女性アイドルをネタとした要素が散りばめられていることでも話題になりました。暗黒大陸編に入りとてつもない人数のキャラクターが関わっており、その複雑さを面白いと感じるファンと分かりにくいと感じるファンの両極端に分かれているのも現状です。

冨樫先生が突如Twitterにて進捗状況を毎日投稿し始めたことにより、暗黒大陸編を読み直して再開に備えるファンが現在続出しています。何回も読むほど理解が深まり、暗黒大陸編の今後の展開の期待値が急激に高まっています。

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暗黒大陸編の内容と今後の展開を予想!主要人物も一覧で紹介【ハンターハンター】
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