【ハイキュー】天童覚の不遇な過去とは?ゲスモンスターの名前の由来も

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『ハイキュー!!』の天童覚は、明るくて人懐っこいキャラです。しかし、過去には辛い思いをしたこともあります。本記事では、ハイキュー!!の天童覚の過去や、ゲスモンスターと呼ばれている理由について解説します。天童覚の実力や、かっこいい名言も紹介します。

【ハイキュー】天童覚の不遇な過去とは?ゲスモンスターの名前の由来も

目次

  1. 【ハイキュー】天童覚とは?
  2. 【ハイキュー】天童覚の過去やゲスモンスターの名前の由来
  3. 【ハイキュー】天童覚の名言
  4. 【ハイキュー】天童覚の声優
  5. 【ハイキュー】天童覚に対する世間での評判や人気
  6. 【ハイキュー】天童覚には不遇な過去があった

【ハイキュー】天童覚とは?

天童覚のプロフィール

『ハイキュー!!』の天童覚は5月20日生まれで、白鳥沢学園高校の3年生です。身長は187.7cmで、体重は71.1kgです。「ゲスモンスター」という異名を持っており、ミドルブロッカーとして活躍しています。「周りがジャンプを読まなくなってきたことが悩み」というように、漫画を読むことが大好きなようです。ハイキュー!!のスピンオフである『ハイキュー部!!』では、自ら漫画を描く姿も見られました。

ハイキューの概要

ハイキュー!!は、週刊少年ジャンプで2012年から2020年まで連載されていた漫画です。高校の男子バレーボール部が舞台の漫画で、バレーボール部員たちの熱い青春が描かれています。コミックスは全部で45巻で、2022年8月時点で累計発行部数は5,500万部を超しています。テレビアニメや映画、小説や舞台など、さまざまなメディアに展開されています。

ハイキューのあらすじ

幼い頃から小柄だった日向翔陽は、テレビから流れてきた「小さな巨人」という声に反応します。テレビでは春高バレーの全国大会が行われており、170cmという低身長の選手が活躍していました。その姿に衝撃を受けた日向は、自分も小さな巨人になるべくバレーボールを始めます。日向は烏野高校のバレーボール部に入り、天才セッターの影山飛雄とコンビを組みます。そして、優れた身体能力を活かした「変人速攻」を生み出し、仲間たちと一緒に全国を目指すのでした。

『ハイキュー!!』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

【ハイキュー】天童覚の過去やゲスモンスターの名前の由来

天童覚の過去

ハイキュー!!の天童覚は、小学校の頃からバレーボールチームに所属していました。しかし、小学生のときはその見た目から、「妖怪」などと言われて仲間外れにされていました。中学時代はゲスブロックがチームメイトから受け入れられず、指導者からも怒られてばかりいました。天童は「今が気持ち良くなければ意味がない」とゲスブロックをやめることはありませんでしたが、チームメイトからは「気味が悪い」と疎まれてしまいます。

高校から推薦の声がかかったとき、天童は自分が望むプレーができなくなることを心配していました。しかし、白鳥学園バレーボール部の監督は、そんな天童のことを「点が取れればそれでいい」と受け入れます。不遇な過去で辛い思いをしてきた天童でしたが、高校で初めて自分の居場所を作ることができたのです。

天童覚のゲスモンスターの名前の由来

ハイキュー!!の天童覚は、「ゲスモンスター」というあだ名がついたブロッカーです。この「ゲス」とは「下衆」の意味ではなく、英語の「guess」のことです。自分の勘や推測に頼って跳ぶブロックのことを「ゲスブロック」と呼び、天童はこのゲスブロックを得意としていました。ゲスブロックはデメリットも多いですが、天童は鋭い勘によってゲスブロックを次々に決めます。相手チームは天童のゲスブロックに苦しめられた経験から、彼のことを「ゲスモンスター」と呼ぶようになったのでした。

天童覚の能力や実力

ハイキュー!!の天童覚の能力パラメーターを見ると、5段階評価でパワーとスタミナが2、バネとスピードが3、頭脳とテクニックが4です。パワーはありませんが、知的なプレーで相手を出し抜くことができます。また、ゲスモンスターと呼ばれるほど勘が鋭いため、相手側からすると非常に戦いづらいタイプの選手です。

天童の実力は、春高バレー宮城県大会の決勝戦でも発揮されていました。決勝戦で烏野高校と当たった白鳥沢学園でしたが、天童の実力で変人速攻を止めることに成功します。ゲスブロックが得意な天童の実力には、天才セッターである影山飛雄もかなり苦労させられていました。結局この試合で白鳥沢学園は負けてしまいましたが、天童が自分の実力を見せつけた試合でもあります。

天童覚の「バキバキの歌」

天童覚は試合中にいきなり歌を口ずさみ、チームメイトからも怪訝な視線を送られます。この歌の本当の曲名は不明ですが、その歌詞からファンの間では「バキバキの歌」と呼ばれています。その名の通り、「バキバキ」という歌詞が何度も繰り返される歌で、相手の心と精神をバキバキに折ってやるという決意が表れているようです。唐突に始まったこの歌は、結局誰にも理解されないまま終わりました。

天童覚の卒業後

ハイキュー!!の作中では、卒業後もそのままバレーの道に進んだキャラが何人もいます。しかし、天童は高校まででバレーはスパッと辞め、卒業後はショコラティエの道に進みました。特徴的な赤髪をばっさり丸坊主にして、パリへと渡って修行に励んだようです。その結果、テレビに出演するほどの有名なショコラティエとなり、友人の牛島若利と一緒に取材を受けている姿が描かれていました。

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【ハイキュー】天童覚の名言

天童覚の名言①「若利君を倒したければ...」

若利君を倒したければ俺を倒してから行け〜ってな〜

出典: renote.jp

白鳥沢学園には、牛島若利というウイングスパイカーがいます。全国三大エースの1人である牛島に、日向翔陽は敵愾心を燃やしていました。牛島に一泡吹かせようと意気込んでコートに入った日向でしたが、そんな日向のスパイクを天童覚がピシャリと止めてみせます。そこで天童が日向に向かって言い放ったセリフが、こちらの名言です。牛島の相手はまだ早いと言わんばかりに、さらにここから連続ブロックを決めてみせるのでした。

天童覚の名言②「ブロックはさ...」

ブロックはさ止める技術じゃないよ叩き落とす技術だよ

出典: frequ.jp

連続でブロックを決めた天童覚に、観客から「もう一本止めろ!」と声がかかります。その言葉を聞いた天童は誰ともなしにこのセリフをつぶやき、言葉通り影山飛雄のスパイクを叩き落としてみせたのでした。この名言は、自分のブロックで相手の精神を折ってやるという、天童の決意を感じることもできます。

天童覚の名言③「今日の俺...」

今日の俺120点ッ…!!!

出典: frequ.jp

烏野高校との試合で、天童覚は連続で相手のスパイクをブロックします。何本目かのブロックを止めた後、天童は天を仰ぎながらこのセリフを口にしたのでした。天童のこのブロックに、烏野高校はたまらずタイムを取ります。不遇な過去に耐え忍んできた天童にとって、思うままにプレーができる喜びは想像以上に大きいものでしょう。自由にプレーできる喜びと、完璧にブロックできた快感が伝わってくる名言です。

天童覚の名言「あいつわざと抜け道...」

あいつわざと抜け道作ってやがった

出典: renote.jp

烏野高校の月島蛍は、白鳥沢学園のエースである牛島若利のスパイクを止めてみせました。相手のセッターにわずかな綻びがあったことを見逃さなかった月島は、わざとブロックの隙間を作って牛島のスパイクを誘ったのです。この月島の一連の行動を、天童覚はすぐさま洞察してみせました。相手のブロックの戦略をすぐさま見抜けるのは、天童自身が優れたブロッカーである証拠だといえるでしょう。

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【ハイキュー】天童覚の声優

天童覚の声優は「木村昴」

「ゲスモンスター」の天童覚の声を担当したのは、声優の木村昴さんです。木村昴さんはジャイアンの2代目の声優としても有名で、しばらくはジャイアンの声だけで活動していました。しかし、次第に他の作品にも出演するようになり、ハイキュー!!に出演する頃にはすでにさまざまな役をこなしていました。ハイキュー!!の天童は癖のある役ですが、そんな天童を特徴のある声で上手に演じていました。

木村昴のプロフィール

声優の木村昴さんは、1990年6月29日生まれのO型です。ドイツのライプツィヒ出身で、ドイツ人の父親と日本人の母親の間に生まれました。7歳の頃に来日し、移住した後は劇団日本児童へ入ります。2005年に『ドラえもん』のジャイアン役のオーディションを受け、15歳にして2代目ジャイアンに選ばれました。2011年に『輪るピングドラム』で高倉冠葉役を演じたのをきっかけに、徐々にジャイアン以外のキャラも演じるようになりました。

木村昴の主な出演作品

木村昴さんといえばジャイアン役で有名ですが、その他にも『暗殺教室』の寺坂竜馬、『遊☆戯☆王VRAINS』の草薙翔一、『ななし怪談』の無患子紅などを担当しています。『パリピ孔明』ではラッパーとしての実力を活かして、赤兎馬カンフー役で見事なラップを披露していました。

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【ハイキュー】天童覚に対する世間での評判や人気

ハイキュー!!の天童覚の辛い過去には、衝撃を受けた読者もいたようです。しかし、現在の天童は辛い過去の体験など感じさせないほど、いつもにこにこと周りを明るくさせてくれます。そんな明るくて楽しい天童が好きだというコメントや、良い仲間に巡り会えて嬉しいというコメントが多く見られました。

実際にバレーボールをプレーしている人からすると、天童覚がブロックを決めたときの気持ちがよくわかるようです。確かに応援している側のブロックが決まると、観ている側でも気持ち良く感じるものです。プレーしている本人であれば、その気持ち良さは格別でしょう。

ハイキュー!!の天童覚に関しては、声優の木村昴さんが素晴らしかったというコメントもありました。配役が発表された際には反対する声も出たようですが、実際にアニメが放送されると、素晴らしい演技でファンを納得させてくれました。また、天童の声が木村昴さんだと知って、驚いたファンの人も多かったようです。

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【ハイキュー】天童覚には不遇な過去があった

ハイキュー!!の天童覚はいつでも明るいムードメーカー的な存在ですが、実は過去に辛い経験をしていました。ゲスブロックを受け入れてもらえず、チーム内で孤立してしまったのです。しかし、白鳥沢学園のバレー部に入ったことで実力を発揮し、相手校に恐れられる存在となりました。ゲスモンスターとして天童が活躍できるようになったのは、不遇な過去にめげずに努力し続けた結果だといえるでしょう。

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