【ハイキュー】3期のあらすじは?白鳥沢学園高校との試合結果まとめ
アニメ『ハイキュー!!』3期は白熱した試合や登場キャラの様々な心情が描かれ、多くの視聴者を魅了しました。ここでは『ハイキュー!!』3期の烏野高校対白鳥沢学園高校との試合結果までのあらすじを一覧でまとめると共に、作品を彩ったOPやEDについても紹介します。
目次
【ハイキュー】3期とは?
ハイキュー第3期とは、烏野(からすの)高校排球部が春高バレー宮城県代表決定戦決勝戦に進み、絶対王者の白鳥沢(しらとりざわ)学園高校排球部と対戦をする話がメインのシーズンです。原作の漫画では、17巻の第150話から21巻の第190話にあたります。
ハイキューのアニメ3期とは?
ハイキューのアニメ第3期は、全国大会出場の切符をかけた1試合のみの内容になります。烏野高校対白鳥沢学園高校の、迫力の5セットマッチです。白鳥沢学園高校は、スーパーエース牛島若利(うしじまわかとし)率いる、全国大会の常連チームです。格上の相手に、烏野高校が必死に立ち向かっていく姿を描いたシーズンとなっています。
ハイキューの概要
ハイキューは、作者古舘春一さんにより週刊少年ジャンプで大人気連載されました。コミックス累計発行部数は5500万部を超えており、全45巻になります。TVアニメは第4期まで放送され、第5期の放送も決定しています。男子高校生たちが、バレーボールで熱い戦いを繰り広げる漫画です。
ハイキューのあらすじ
主人公の日向翔陽(ひなたしょうよう)は、スポーツをする男子の中では身長が低い方ですが、憧れの「小さな巨人」が在籍していた、烏野高校排球部に入部します。そこには、中学の公式戦で大敗したセッター影山飛雄(かげやまとびお)の姿があり、二人は喧嘩ばかりしますが、「変人速攻」という必殺技で協力しながら、強豪相手の試合を勝ち進んでいきます。
【ハイキュー】3期あらすじ一覧!白鳥沢学園高校との試合結果は?
それではハイキュー第3期のあらすじを、1話ごとに紹介していきましょう。普段は3セットだった試合が、5セットマッチもある今回の試合内容はどうだったのか、烏野高校と白鳥沢学園高校のどちらが勝ったのかを説明していきます。
3期あらすじ①第1話「ごあいさつ」
決勝戦当日、友達や家族・学校のみんながたくさん応援に駆けつけてくれました。烏野高校女子排球部前キャプテンの道宮結(みちみやゆい)は、キャプテンの澤村大地(さわむらだいち)に必勝祈願のお守りをプレゼントします。澤村はそれを試合中ベンチに置くと約束しました。日向は相変わらず試合前に緊張していましたが、白鳥沢学園が入場した瞬間から集中して練習を始めます。TV撮影も入り、華やかに入場して試合が始まります。
3期あらすじ②第2話「左の脅威」
白鳥沢学園高校の牛島若利は、左利きを武器にしています。普段右利きばかり相手にしているので、慣れない左利きにみんなは戸惑います。MB(ミドルブロッカー)の月島蛍(つきしまけい)も、ブロックが上手くいきません。リベロの西谷夕(にしのやゆう)ですらレシーブに失敗してしまいますが、3本で慣れてみせますと言い、本当にレシーブを上げてみせました。しかしあっという間に点差は開き、16点対25点で、烏野高校は1セット目を落とします。
3期あらすじ③第3話「GUESS・MONSTER」
日向翔陽は、白鳥沢学園高校のMB天童覚(てんどうさとり)にブロックされてしまいます。 2セット目の点数は3対3になりました。天童覚は、「ゲスの怪物(ゲス・モンスター)」と呼ばれています。リード・ブロックは、トスがどこに上がるのか見てからブロックに跳びますが、ゲス・ブロックとは、推測でトスが上がる前に攻撃を読みブロックに跳びます。天童覚は読みが鋭くて、全部自分で止める個人技頼みなブロックをしてきます。
3期あらすじ④第4話「月の輪」
その中でもずっと冷静に、トータルディフェンスについて考え続けている月島蛍のブロックの効果が表れ、2セット目の点数は22対22と、同点でなんとか食らいついていきます。トータルディフェンスとは、ブロックで止められなくてもアタックのコースを誘導して的を絞り、レシーブを上げやすくすることです。両チーム24点を超えてデュースになりますが、とうとう月島蛍が牛島若利をブロックで止めて、31対29で烏野高校が2セット目を奪取します。
3期あらすじ⑤第5話「個vs数」
3セット目が始まり、白鳥沢学園高校のセッター白布賢二郎(しらぶけんじろう)は落ち着きを取り戻し、3セット目は20対25で白鳥沢学園高校が取り返します。4セット目に入り、白鳥沢学園高校の個人攻撃に対して、烏野高校は数の有利を作り出そうと作戦を立てます。月島はブロックの司令塔になりつつあり、牛島がアタックを打つ時にクロスのコースを締めて、ストレートに打たせてリベロがレシーブを上げやすくします。日向は身長が低いけれど、ジャンプ力でブロックに奮闘します。
3期あらすじ⑥第6話「出会いの化学変化」
ここで、3年生が烏野高校排球部に入部した頃を、キャプテンの澤村大地が回想します。ちゃんとしたコーチに教えてもらえず、負けて悔しい思いをしていた頃を思い出して、やる気を出します。月島蛍も合宿の成果を出し、新技の一人時間差を披露しました。しかし、試合中に一番ボールに触れるセッター、影山飛雄のスタミナが切れ始めます。4セット目もデュースになりますが、日向の活躍により29対27で烏野高校がもぎ取りました。
3期あらすじ⑦第7話「こだわり」
烏野高校のファイナルセットのセッターは、3年生の菅原考支(すがわらこうし)に代わります。副キャプテンでいつも落ち着いている菅原が、大場面で緊張してしまいますが、みんなに励まされ新しい作戦も成功します。ですが、月島が牛島のブロックに跳んだ際に、手を切り出血してしまい、医務室へ下がることになりました。いつも感情を表に出さない月島が、とても悔しそうな顔をします。5セット目は15点で勝ちが決まるので、展開が早く月島が戻るまで持ちこたえられるか心配です。
3期あらすじ⑧第8話「嫌な男」
5セット目の点数は4対8と、白鳥沢学園高校がリードしてコートチェンジします。菅原の新技は、天童のゲスブロックに阻まれますが、気持ちは折れません。そして牛島の調子も上がってきます。それでも菅原が考えた新技の、リベロがトスを上げて他の全員がアタックに走るという、同時多発位置差(シンクロ)攻撃を決めてから、影山がセッターに戻ります。両チームの応援合戦も白熱していきます。山口忠のピンチサーブで点数を稼ぎ、試合はまたデュースになりました。
3期あらすじ⑨第9話「バレー馬鹿たち」
白鳥沢学園高校のマッチポイントになった時、月島蛍がコートに戻ってきました。右手の小指が脱臼したまま、止血をして薬指に固定しているだけなので、痛みがあるままです。3連続、牛島のアタックをなんとかしのいで烏野高校がブレイクします。お互い攻撃の手を緩めずに、強烈なサーブを失敗します。ミスをしても勝負サーブは強いチームだから打つ物です。牛島のスタミナが切れないので「怪物」と言われますが、チームメイトは「超バレー馬鹿」と呼びます。
3期あらすじ⑩第10話「コンセプトの戦い」
長い長いラリーが続き、牛島の圧力に押し潰されそうになりながらも、烏野高校はみんなでボールを繋ぎます。最後は日向が速攻に飛び出さず、シンクロ攻撃にまぎれてアタックし、21対19で烏野高校が勝利を掴みました。青葉城西高校のセッター及川徹(おいかわとおる)も観戦していましたが、表彰式は見ないで悔しそうに帰っていきます。勝った方も負けた方も号泣です。コーチは月島蛍がMVPだと褒めました。
【ハイキュー】3期で活躍する白鳥沢学園高校のキャラ一覧
ハイキュー3期で烏野高校が対戦する強豪白鳥沢学園高校のメンバーたちも、かなり個性的です。その中でも特に活躍した選手を紹介していきましょう。エースの牛島若利、MB天童覚、1年生の五色工、セッターの白布賢二郎の4人です。
活躍するキャラ①牛島若利
白鳥沢学園高校のスーパーエース牛島若利は、小さい頃に父親からバレーボールを教えてもらいました。左利きの才能を伸ばせたのも父親のおかげです。現在は両親が離婚してしまい、父親は外国に住んでいるそうです。滅多に熱くならない性格の牛島若利ですが、日向翔陽にだけはとても熱くなります。試合中にも日向に、「高さもないのに技術も稚拙でどうするんだ」と声をかけてきます。得体の知れない日向に嫌だな、という感情を持ち気になっているようです。
活躍するキャラ②天童覚
ゲスブロックをする天童覚は、小さい頃から周りのみんなに気持ち悪いと思われていて、先生にもリードブロックをしなさい、と注意されていたほどでした。部活で陰口をたたかれているのにも気づいていたので、暗い性格になりそうだったけれど、白鳥沢学園高校の監督はゲスブロックを認めてくれました。試合中に相手の心を折るための、陰湿な歌を歌っている時もあります。牛島若利を気に入っているらしく、よく話しかけます。牛島が熱くなる烏野高校を面白いと感じています。
活躍するキャラ③五色工
1年生にして時期エースと呼ばれているのが五色工(ごしきつとむ)です。特徴的な前髪と素直な性格をしていて、落ち込みやすいけれど、おだてられるとすぐに立ち直ります。エースの牛島若利に認めてもらいたくて張り合っていますが、相手にはされていません。監督から期待されているので、試合中でも他の選手たちより怒られる回数は多いです。
活躍するキャラ④白布賢二郎
3年生にセッターがいるにもかかわらず、2年生でセッターを務めるのが白布賢二郎です。中学生の時に見た牛島若利に憧れて、強いチームに入ってトスを上げたいと思い白鳥沢学園高校に入学しました。セッターとして自己主張はしないと言っていますが、エースは牛島だという主張は強く持っていて、最後まで牛島にトスを上げ続けます。ツーアタックで攻撃をしたりと、牛島だけに負担がかからないように配慮(はいりょ)もしていました。
【ハイキュー】3期で烏野高校と戦った白鳥沢学園高校の声優一覧
白鳥沢学園高校で活躍した、4人の選手たちの声優も紹介します。中には国民的アニメにも出演している声優さんも入っています。声優だけではなく、多彩な活動をされている方が多いようです。
声優①牛島若利役/竹内良太
竹内良太(たけうちりょうた)は兵庫県出身の男性声優で、母子家庭で育ちましたが、テレビのスタッフロールに自分の名前が出れば父親を見返せるかと思い、劇に出演した際に、演じることの面白さを感じました。妻は声優の寺島愛です。青二プロダクションに所属しています。代表作はヴィンランド・サガのアスゲード、火ノ丸相撲の天王寺獅童、魔法使いの嫁のエリアス・エインズワースです。
声優②天童覚役/木村昴
木村昴(きむらすばる)は東ドイツ出身の男性声優で、子供の頃に日本へ移住して劇団日本児童へ所属します。ミュージカル「アニー」でタップダンサーとして出演したりと、多彩な芸歴を持っています。代表作はドラえもんのジャイアン(2005年4月15日から)、暗殺教室の寺坂竜馬、池袋ウエストゲートパークのヒロトです。
声優③五色工役/土屋神葉
土屋神葉(つちやしんば)は東京都出身の男性声優で、子役から活動して舞台にも出演していました。女優・土屋太鳳(つちやたお)の弟です。代表作はアンジェリークルミナライズのユエ、白い砂のアクアトープの仲村櫂、ディズニーツイステッドワンダーランドのエペル・フェルミエです。劇団ひまわりに所属していましたが、2022年4月30日に退団しています。
声優④白布賢二郎役/豊永利行
豊永利行(とよながとしゆき)は東京都出身の男性声優で、ヒーローに憧れて役者を目指すようになりました。子役からデビューし、ミュージカルにも出演しています。代表作は家庭教師ヒットマンREBORN!の入江正一・柿本千種、ドラゴンクエストーダイの大冒険ーのポップ、B-PROJECTの金城剛士です。
【ハイキュー】3期の主題歌
ハイキュー3期の主題歌は、以前のシーリーズも主題歌を担当した「BURNOUT SYNDROMES」と「NICO Touches the Walls」の2組が再び楽曲を提供しています。
3期のOP主題歌は「ヒカリアレ」
ハイキュー3期のテーマ、烏野高校の選手たちと白鳥沢学園高校の選手たちが戦うアニメーションに合わせて流れるのは「ヒカリアレ」です。烏野高校を表す真っ黒なカラスと、白鳥沢学園高校を表す真っ白な白ワシが対決する映像です。日向翔陽たちが、暗い闇の滑走路を抜けて明るいヒカリの元へ、より高いステージへ羽ばたいて行くというイメージの主題歌になっています。
3期のOP主題歌を歌うのはBURNOUT SYNDROMES
BURNOUT SYNDROMES(バーンアウト・シンドロームズ)は、2期のOP主題歌「FLY HIGH‼」でメジャーデビューし、3期、4期と連続でハイキューのOP主題歌を担当しています。大阪府出身のスリーピースロックバンドです。
3期のED主題歌は「マシ・マシ」
「後は君次第です」という印象的な歌詞が、サビに流れる「マシ・マシ」がED主題歌になっています。毎日頑張っている人たちに、優しくエールを贈る歌です。君しだいで明日が決まる、という気持ちが込められています。
3期のED主題歌を歌うのはNICO Touches the Walls
NICO Touches the Walls(ニコ・タッチズ・ザ・ウォールズ)は、2004年に結成された日本のロックバンドですが、2019年に活動を終了しています。ハイキュー1期のED主題歌である「天地ガエシ」も担当していました。「壁はなくなった!」とコメントしていますが、活動終了後のメンバーの個人的な活動については、まだ発表されていません。
【ハイキュー】3期に対する世間での評判や人気
ハイキュー3期の評判はとても高くて、テンポ良く進む試合の迫力が伝わってくる映像です。評判が良いので見てみました、という人も多いようです。そして面白いとコメントしています。
月島蛍は、登場した時に日向翔陽と影山飛雄とケンカをして、性格の悪いイメージがありました。ハイキュー3期では、合宿の成果もありとても熱い選手になっています。お兄さんのことでトラウマがあり、自分の感情を抑えていたけれど、バレーボールの楽しさに目覚めました。
ハイキュー3期では、負けられない戦いが描かれています。選手たちの過去の回想シーンも入り、見ている側もどんどん感情移入させられます。必死に頑張る男子高校生たちの姿に感涙したようです。最終話で烏野高校が勝つ瞬間は、とても感動的だと言う声が多かったです。
【ハイキュー】3期では白鳥沢学園との熱い戦いが描かれていた
ハイキュー3期では、負けたら後がない戦い、決勝戦が描かれました。3年生達もこの試合に全てを賭けています。宮城県では1番強い白鳥沢学園高校に対して、ボロボロになりながらも、烏野高校のみんなは全力で向かっていきました。デュースが続きラリーが続く試合、手に汗にぎる緊張感が伝わってきます。全国トップ3に入る牛島若利に、烏野高校は見事勝利しました。これから始まる全国大会は、4期で描かれているので注目です。
この記事のライター
haerichan
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