【ハイキュー】松川一静のプロフィールまとめ!人物像や担当声優を紹介
松川一静は、『ハイキュー』に登場する青葉城西高校バレー部の選手です。高身長で、大人っぽい見た目が魅力的なキャラとして読者から人気を集めています。本記事では、『ハイキュー』で活躍する松川一静の人物像や名言、登場人物との関係性について紹介していきます。
目次
【ハイキュー】松川とは?プロフィールを紹介
『ハイキュー』に登場する松川一静は、青葉城西高校でレギュラーを務める3年生選手です。高身長を活かしたブロックが得意でミドルブロッカーというポジションに就いています。クールで無表情ではありますが、存在感のある選手として人気があります。まずは、松川一静の基本プロフィールと『ハイキュー』の概要、あらすじを簡単におさらいしていきましょう。
松川一静のプロフィール
- 名前:松川一静(まつかわ いっせい)
- ポジション:ミドルブロッカー
- 背番号:2番
- クラス:青葉城西高校3年1組
- 誕生日:3月1日
- 身長:187.9cm
- 体重:73.8kg
- 最高到達点:331cm
- 好物:チーズINハンバーグ
松川一静は、青葉城西高校のミドルブロッカーで、チーム内ではブロックの要として活躍します。また、身長が高い為、高い打点からの強烈なスパイクも得意で、状況に応じて柔軟に使い分けることができます。試合中は、あまり表情を変えずセリフも多くない為、クールな印象があるキャラです。チームメイトの及川徹からは、「まっつん」の愛称で呼ばれています。
松川の所属する青葉城西とは?
松川一静が所属する青葉城西高校は、『ハイキュー』に登場する架空の高校です。宮城県内の私立高校で、『ハイキュー』の主人公の1人・影山飛雄の出身中学である北川第一中学校の生徒が多く進学しているという設定になっています。制服は白のブレザーにクリーム色のズボン又はスカートで爽やかなデザインです。作中では、県ベスト4の強豪校で烏野高校の強力なライバル校として登場します。
松川の名前の由来
『ハイキュー』に登場するキャラの多くは、地名や高校名から連想されるものが名前の由来となっています。青葉城西高校の選手達の苗字は、岩手県に実在する地名が由来となっていて、その多くは温泉地です。松川一静の苗字も、岩手県八幡平市にある松川温泉が由来とされています。260年程前から開湯しているという歴史ある温泉地が松川一静の名前の由来なのです。
ハイキューの概要
松川一静が活躍する『ハイキュー』は、古舘春一先生原作のバレーボールを題材にしたスポーツ漫画です。『週刊少年ジャンプ』で2012年2月から連載がスタートし、約8年間連載されていました。作品タイトルはバレーボールの和名である「排球」からきていて、「劇的青春」をキャッチコピーに掲げて描かれている作品です。物語の舞台が宮城県である為、実在する施設や地名が数多く登場し、ファンによる聖地巡礼も盛んに行われています。
ハイキューのあらすじ
身長が低いことにコンプレックスを持っていた主人公の日向翔陽は、小学6年の頃にたまたまテレビの中継で見た「小さな巨人」の活躍に目を奪われます。低身長ながら、大柄の選手に紛れて誰よりも高い跳躍で活躍する小さな巨人に憧れを持った日向翔陽は、中学校に進学すると共にバレーボールを始めました。そして、小さな巨人の出身校・烏野高校に進学し、天才セッターと呼び声高いもう1人の主人公・影山飛雄と出会います。個性的な仲間と共に、春高バレー出場を目指す青春ストーリーです。
【ハイキュー】松川の人物像や魅力
『ハイキュー』で、烏野高校のライバル校として練習試合や公式戦で何度も戦うことになる青葉城西高校。登場回数は多いものの、派手な活躍が少ない松川一静は、作中でどのような人物なのか知らないという人いることでしょう。ここからは、『ハイキュー』本編での活躍やセリフから松川一静の人物像と魅力について詳しく解説していきます。
松川のポジションや実力
松川一静のポジションはミドルブロッカーです。高身長の選手が務めることが多い為、青葉城西高校の3年生の中で1番背の高い松川一静にとってはまさにベストポジションです。また、打点も高いので、ネット前から強烈なスパイクも打つことができます。ブロックとスパイクを器用に使い分け、状況に応じて攻めにも守りにも入れる柔軟性が松川一静の武器となっています。主人公の日向翔陽は、今まで戦ったブロッカーの中で1番嫌だった選手として松川一静を挙げています。
松川のかっこいい魅力
背が高くて大人っぽい印象の松川一静は、作中での活躍はあまりなかったものの、読者からは「かっこいい」と非常に人気があります。松川一静の隠れた魅力とは、一体どのようなものなのでしょうか。ここからは、『ハイキュー』本編で見せた活躍のシーンを基に、松川一静のかっこいい魅力について4つ紹介していきます。
かっこいい魅力①老け顔
魅力その1は、高校生とは思えない程の大人っぽい容姿をしている点です。鋭い目つきと太い下がり眉毛が特徴の松川一静は、ファンの間では「17歳にしては老け顔」だと評価されています。最近の悩みに「制服が似合わないって言われる」と答える程、本人も老け顔であることを気にしているようです。身長も高い為、『ハイキュー』に登場する高校生キャラの中では、特に大人っぽく見えます。
かっこいい魅力②感情の起伏があまりない
魅力その2は、感情の起伏があまりない点です。表情豊かな青葉城西高校の他のメンバーと違い、松川一静はあまり表情を崩さない冷静な選手として描かれています。特に試合中は無表情で相手に自分の考えを悟らせない戦法を取っていて、相手にフェイントをかけて翻弄しています。
かっこいい魅力③意外と素直な性格
魅力その3は、性格が意外と素直である点です。無表情で物静かなキャラとして描かれることの多い松川一静ですが、思ったことを口に出すような素直な性格をしています。作中で発するセリフの中には、自分の思っていることを仲間に伝えているものがあります。表情を変えることは少ないですが、非常に素直な性格にファンは魅力を感じています。
かっこいい魅力④仲間との絆の深さ
魅力その4は、仲間との絆が非常に深い点です。『ハイキュー』に登場する高校の中で、特にチームワークが良い高校として挙げられるのが青葉城西高校です。お互いを信頼しているからこそできる連係プレーが武器で、ブロックもスパイクも非常に強いチームとされています。クールで無口な松川一静も、チームメイトの指示には素直に従っています。また、春高予選で負けて引退する際には、感極まって号泣するシーンもあります。
松川の登場シーン
松川一静の活躍は、主に烏野高校との試合がほとんどです。セリフも多くなく、主将の及川徹や副主将の岩泉一に比べるとあまり目立たないキャラではありますが、試合中にはチームの勝利に貢献する見事な活躍を見せています。ここからは、『ハイキュー』の本編で松川一静が活躍したシーンを詳しく解説していきます。
松川の登場シーン①初登場
松川一静が『ハイキュー』に初めて登場したのは、烏野高校との練習試合です。この時は、あまり目立たず、ブロックが得意な高身長の選手というだけの印象でした。セリフも、試合前に「何で烏野?」と影山飛雄が烏野高校にいることを不思議に思って発したものだけとなります。また、この時は苗字とポジション、身長のみが紹介されただけでした。
松川の登場シーン②インターハイ予選3回戦
次に松川一静が登場したのは、インターハイ予選の3回戦で烏野高校と試合をする時です。この試合でもあまり目立つシーンはなく、ミドルブロッカーとして烏野高校の攻撃をブロックする高身長の選手として描かれています。セッターが影山飛雄と菅原孝支に交代した際には、日向翔陽の攻撃に翻弄される場面もありました。1セット目後の休憩では、烏野高校の攻撃について副主将の岩泉一と話合うシーンも見られます。
松川の登場シーン③春高予選準決勝
春高予選の準決勝まで上がってきた烏野高校と青葉城西高校。この試合では、スパイクの打ち分けができるようになった日向翔陽をマークして、スパイクの軌道を限らせる活躍を見せています。大柄な体格と鋭い目力で、「打てないよね?」と日向翔陽に圧力をかけました。また、ブロック以外でも高い打点から強力なスパイクを打ち、着実に点を重ねることに貢献しています。
松川の卒業後の進路
『ハイキュー』は、主人公が高校1年生の時に春高で戦う姿が物語の大部分を占めます。しかし、ストーリーはそれから4年後も舞台となっていて、多くのキャラが成長した姿も描かれています。その中で、松川一静は宮城県内で葬儀会社に勤務している会社員になっています。アルゼンチンのバレー選手になった友人・及川徹の応援をする為、かつての仲間である花巻貴大、矢巾秀、渡親治とスポーツバーで観戦しているシーンが描かれています。
【ハイキュー】松川の声優
『ハイキュー』に登場する松川一静は、クールで大人っぽい見た目の選手です。作中では、セリフは少ないですが、相手を分析して仲間と共有する冷静なキャラとして描かれています。ここからは、『ハイキュー』のアニメ版で松川一静の声を演じた声優について紹介していきます。
松川の声優は「祐仙勇」
『ハイキュー』のアニメ版で、松川一静の声を演じた声優は、祐仙勇さんです。低めで穏やかな声が特徴の祐仙勇さんは、大人の男性役を演じることが多い声優です。高校生とは思えない程落ち着いている冷静な松川一静を落ち着いた口調で演じています。
祐仙勇のプロフィール
- 名前:祐仙勇(ゆうせん いさむ)
- 生年月日:1982年1月10日
- 血液型:不明
- 所属事務所:81プロデュース
松川一静の声を演じている祐仙勇さんは、大阪出身の声優です。アミューズメントメディア総合学院の声優学科を卒業後、81プロデュースに所属して声優活動をしています。落ち着いた低めの声の為、洋画の吹き替えやアニメで活躍する機会が多いです。
祐仙勇の主な出演作品
- 『ダンボール戦機W』ジャック・ジェラート
- 『ボールルームへようこそ』岩熊善徳
- 『怪盗ジョーカー シリーズ』キャプテンブラック
- 『ポケットモンスター ベストウイッシュ』プラズマ団部下
落ち着いた低い声である祐仙勇さんは、立場のある大人の男性役を多く演じています。また、はっきりとした滑舌で聞きやすい優しい声でもある為、ナレーションとしても活躍しています。『ハイキュー』では、松川一静役以外にも、伊達工業高校2年のウイングスパイカー・小原豊の声も担当しています。
【ハイキュー】松川の名言や名セリフ
松川一静が活躍するのは、ほとんどが烏野高校との試合の場面です。セリフも少なく無表情で目立たない印象ですが、作中では、松川一静の人間性がよく判る名言がいくつもあります。ここからは、『ハイキュー』の本編で松川一静が発した名言や名セリフを3つ紹介していきます。
松川の名言①「こっちには打たないで…」
こっちには打たないでね?打てないよね??
春高予選での試合で、日向翔陽に向かって圧力をかける際に松川一静が発した名言です。スパイクの打ち分けができるまでに成長した日向翔陽は、考えてスパイクを打つようになっていました。そんな日向翔陽に、松川一静は大きな体と目力でクロスを打たせないようにプレッシャーをかけます。このセリフは、松川一静の思考ではありますが、松川一静がいかに優秀なブロッカーか判る名言となっています。
松川の名言②「うまい事…」
うまい事コースを絞れれば拾えるな
春高予選での試合で、日向翔陽の攻撃を攻略した際に松川一静が発した名言です。強力なスパイクを打つが、まだまだ成長途中でコントロールが上手くできない日向翔陽の特徴を冷静に見抜く松川一静。あっさり攻略されてしまった日向翔陽は、松川一静の存在をこれまで戦ったミドルブロッカーの中で一番嫌な選手として認識するようになります。
松川の名言③「やっぱお前とは…」
やっぱお前とはトモダチになりたくねーなー
烏野高校の影山飛雄を観察して適格に弱点を指摘した主将の及川徹に対して、松川一静が発した名言です。相手の言動を観察して癖を見抜くことに長けている及川徹は、烏野高校とのインターハイ予選で、影山飛雄の弱点を見事に見抜きます。それをチームメイトに知らせる及川徹に対して、松川一静は下手に仲良くすると弱みを握られそうと真顔で上記のセリフを発しました。実際には仲が良い為、冗談で発したセリフですが、及川徹は傷ついたような反応を見せています。
【ハイキュー】松川と他キャラの関係
松川一静は、チームワークの良いことで有名な青葉城西高校の選手です。その為、チームメイトや監督とは非常に仲が良く、お互いに信頼を寄せ合っています。ここからは、松川一静とチームメイトとの関係について解説していきます。
松川と及川の関係
及川徹は、青葉城西高校の主将でポジションはセッターです。松川一静とは同級生で、3年間一緒にチームメイトとしてプレーしてきたことから、お互いに信頼し合っています。また、表情がコロコロ変わる明るい及川徹とは対照的な松川一静ですが、冗談を言い合える程仲が良いです。及川徹は、松川一静のことを「まっつん」の愛称で呼んでいます。
松川と金田一の関係
金田一勇太郎は、青葉城西高校の1年生で松川一静の後輩です。ポジションは松川一静と同じミドルブロッカーで、高身長を活かしたブロックとスパイクを武器としています。同じポジションであることから、金田一勇太郎は後輩達の中でも特に松川一静のこと尊敬しているようです。春高予選後のラーメン屋でのシーンでは、金田一勇太郎が涙を流しながらボールを松川一静まで繋げなかったことを悔やんでいます。
松川と花巻の関係
花巻貴大は、青葉城西高校の3年生でポジションはウイングスパイカーです。ネット際でのブロックを得意とする松川一静とは対照的に、相手のサーブやスパイクを素早い動きでレシーブすることが多い花巻貴大は、どちらもチーム内ではブロックの要として活躍しています。部活中は、2人で及川徹をいじる描写が多く、仲が良い関係であることが判ります。また、部活引退後や高校卒業後も一緒にいることが多いです。
松川と入畑伸照の関係
入畑伸照は、青葉城西高校バレー部の監督です。厳しいながらも、チームのことを思って熱心に指導する優秀な監督で、松川一静をはじめとする部員全員から慕われています。技術的な指導だけでなく、選手のメンタルにも気を遣った指導をしている為、松川一静は非常に信頼しています。
【ハイキュー】松川に対する世間での評判や人気
『ハイキュー』に登場する松川一静は、自分でも悩む程高校生離れした老け顔が特徴です。そんな中で、好きな食べ物はチーズINハンバーグで仲間同士で冗談を言い合うような年頃の男子らしい部分もありそのギャップが魅力となっています。特に、チームメイトの花巻貴大とのコンビが人気でした。
表情をあまり変えないクールなキャラですが、時々見せる様々な表情に魅力を感じるファンもいました。常に冷静で余裕があるように見える松川一静が、日向翔陽の攻撃に驚いて怒る表情は特に貴重でこの表情が大好きと声を挙げるファンもいました。
松川一静は見た目だけでなく性格も落ち着いていて非常に大人っぽいキャラです。その為、ファンの中には結婚したいと思えるぐらい好きという人が何人もいました。大人の色気がある松川一静は、クールで包容力のあるキャラが好きな女性にとっては、理想的なキャラということが判りました。
【ハイキュー】松川は老け顔で実力のある選手だった
『ハイキュー』に登場する松川一静は、本編ではあまり活躍していませんが、実力のあるミドルブロッカーでした。また、老け顔であり冷静なセリフが多いことから、大人の魅力を感じられると女性の読者から非常に人気があることも判りました。『ハイキュー』で青葉城西高校戦を見る際は、是非、背番号2番の松川一静にも注目してみてください。
この記事のライター
ルキナ
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